2017.12.05

体育授業実践

 昨日の雨の後、グッと気温が下がってきました。南草津駅で電車を待っていると、琵琶湖を渡って吹く風が一段と冷たくなってきましたね。
 先日、家族を連れてインフルエンザの予防接種の為に病院に行きましたが、「ワクチンが不足」しているため予防接種が受けられませんでした。とりあえず帰宅後は、うがい手洗いをしっかりとしましょう。

 先週の水曜日、先日訪問させて頂いた大阪府の小学校の体育授業と研究協議会に参加しました。
 小学校6年生の器械運動(跳び箱)の授業実践では、色々と工夫された練習の場が設定されており、児童が自分の課題に応じた場所で練習が出来るようになっていました。


 また、掲示物を有効に使って「技のポイント」の説明があり、友だちの技を見る際の評価の視点が明確にされていました。授業中、友だち同士の教え合いの場面が多く見られ、練習を通じて課題が改善していく様子を見る事が出来ました。

 スポ健3回生の(教)保健体育科授業演習でも、受講生が頑張って体育指導に取り組んでいます。今週は「球技領域:ゴール型(サッカー)」の指導が行われました。球技では、「ボールを持っている者」と「ボールを持っていない者」を分けて動きを指導する事とされていますが、今回の授業では、「空いた空間に走り込む」動きを理解する事を目標として授業が展開され、ボールを持っていない者が空いた空間に走り込み、その動きを予測して正確にパスをする練習を行いました。

 教材や練習場所の設定、学習カードも工夫されていて、良い授業だったと思います。

 体育授業を通じて何を思考し、どのような場面でどのように判断し、仲間とコミニケションをとりながら戦術を表現していく。学習者にとって有意義な「学び」のある授業を展開していけるように頑張りましょう。

【司】