2018.10.10

「オフサイドはなぜ反則か」

こんにちは。

「オフサイドはなぜ反則か」

みなさん、なぜだと思いますか。

ラグビー、サッカーなど、フットボールのルールによれば、オフサイドは
反則です。
それはみなさん、知っているでしょう。

オフサイドが反則であるとされるのには、フットボールの発祥からその
発展のプロセスに理由があるのです。

みなさん、その理由に興味はありませんか。

この本には、その理由が詳細な資料の検証に基づいて記されています。



オフサイドが反則であると定められた経緯は、スポーツが社会を円滑に
機能させるうえでの文化であることを示しています。

スポーツ健康科学部で学生たちは、いろんな視点からスポーツを学びますが、
表面的にスポーツを学ぶのではなく、スポーツを歴史的に、あるいは
社会的背景の中で深く学ぶことはとても大切なことです。

そうしてこそ、スポーツの意義、社会的貢献のあり様を理解することが
できます。

ここで、この本の内容を紹介することは止めておきましょう。
それは、みなさん自身が興味津々で探ってください。

ところで、この本は、東京・田原町の書店、「Readin' Writen'」で求めました。

この本屋さんの店主は、元毎日新聞社で運動部長、編集委員、論説委員を
務めた落合博さんです。

落合さんとは、彼が東京から大阪本社の運動部長に赴任された時からの
ご縁です。
毎日新聞在籍中から、単なるスポーツの結果報道にと止まらず、落合さんの
書く文章は、教育的であり、哲学的であり、、常に歴史の中で、あるいは
社会とのかかわりの中でスポーツを描いて来られました。

私は、東京出張のたびに、時間があるとここへ必ず立ち寄ることにしています。
直接的に仕事に役立つ本ではなく、知識を深めたり、時には心の凝りをほぐして
くれる本を求めるためです。
Readin' Writen'の書架に並ぶ書物は、すべて落合さんの目で選んで仕入れたもの。
必ず「いい本」に巡り合えます。

そして、「本屋の親父」の落合さんとの語らいも楽しみです。

みなさんも機会があれば、ぜひ一度お訪ねください。
行ってみてハズレはありません。

Apollo