2019.04.14

挑戦をもっと自由に

4/8(月)から前期授業が始まりました。

1回目の授業は概要を説明し、2回目以降の学びを受講生がイメージできるように努めます。また、成績の評価方法や授業を受けるにあたっての約束事などをスライドを用いて確認しました。ただし、受講生だけに約束を強いるのは不公平(?)ですので、私も受講生に約束をします。それは「手を抜かずに本気で授業をすること」「わかりやすい、面白い授業をすること(前年度の授業内容を超えること)」の2点です。授業を担当する立場としていずれも当たり前のことですが、初回の授業冒頭に200名弱の受講生を前にあえて宣言する教員は珍しいようです(笑)。今年度も自らハードルを高く設定し、2回目からの授業に臨みます。

学部生とともに大学院生も新生活が始まりました。大学院でも授業はありますが、学部生に比べると授業数は少なく、その分、多くの時間は研究活動に取り組みます。先行研究の調査、資料の読み込み、また、私のような自然科学系(実験系)の領域の大学院生は実験を行いデータを収集します。

大学院生は共通の大部屋に机があり、この机が日常の作業(研究活動)の拠点となります。本研究科の特徴の一つとしては、異なる研究室の大学院生の机を同じ部屋に配置していることです。他の大学では、各研究室(実験室)内に机を置くことも珍しくありません。この場合、普段から接する相手は同じ研究室の人間に偏る傾向にありますが、異なる専門性をもった大学院生が机を並べることで、自らの専門領域以外の視点からの議論や意見交換を日常的に行うことが可能となります(写真は暗いですが、明るい雰囲気だと聞いています)。

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本学の2030年に向けた学園ビジョンとして「挑戦をもっと自由に」という言葉が掲げられています。スポ健で学ぶ学生に目を向けると、学部生、大学院生ともに多くの学生が新しいことに挑戦し、失敗をしながらも着実に成長を続けています。学生のチャレンジ精神を大切にしたい・・・そのため教職員は、学生が失敗を恐れずに挑戦をできる土壌を整え、挑戦の後押しをしています。一方で、スポンジのように知識を吸収し数年間で急速に成長する学生と共に時間を過ごす中で、私も挑戦をしないといけないな・・・と学生から刺激を受けることも増えています。

さて、1年間にわたり日曜日のブログを担当してきましたが、私は今回が最終回となります。1年間おつきあい下さりありがとうございました。明日からは2019年度バージョンでの担当者となります(数名の先生方は2年目に突入します)。

ますますパワーアップする「あいコアの星」を引き続きお楽しみ下さい!

GOTO