スポーツ教育学特殊講義において、7月13日(土曜日)~14日(日曜日)にキャンプ実習を実施しました。
学生らは4月から野外教育概論、野外教育の歴史的背景、野外教育の国内外の実態、研究動向、危機管理、評価法等の講義を受けた後、実習の準備をしてきました。
授業期間に実施しなければならないため、①テントでの宿泊、②コミュニケーション能力を高めるアクティビティー(一部・二部)、③食事づくりといったプログラムを1泊2日の中に詰め込んで実施しました。
キャンプ場を利用するのではなく、学内(BKC)のスポーツコモンズ前の芝広場で、道具を全てそろえて実施することを計画しました。
宿泊や食材や食事用品(飯盒や鍋)の準備を上田瑞乃さん(写真右 スポーツ健康科学部4回生)の協力を得ながら進めてきました。
上田さんは、これまで30名以上の食材準備等したことがなかったことから貴重な経験をしたようです。
また、梅雨時期の実施のため、雨対策も重要な課題でした。
朝は晴れていたのですが夜間に豪雨になるという予報が出されていたことから、学生らは不安な表情で集まってきました。
早速、雨対策用に準備していたプランに切り替え、テント張りとアクティビティ-プログラムはスポ-ツコモンズのアリ-ナでの実施に変更しました。
(スポ-ツコモンズ内で設営したテント)
食事作り(飯盒炊爨など)は、イベント用テントを建て実施することにしました。
学生らも、その素早い対応に驚き、不安も解消されたようでした。
21時ぐらいから横風の豪雨でしたので、屋外で実施しなくて良かったと思います。
雨の中、食事を調理する場所、火を炊く場所などの設営に全員で取り組みました。
村田有紀さん(写真左 スポ-ツ健康科学部4回生)は、上田さんを支え、女子学生らの不安を取り除いてくれました。
事前に寝袋もしくはタオルケットなどを持ってくるようにアナウンスをしていましたが、この時期は持ってこなくても大丈夫と判断した学生らが数名おり、寒くて寝られなかったというトラブルがありました。
彼らは、いい経験をしたようです。
上田さんや村田さんは、実習を通して多くの友人ができ、充実した授業だったと言ってくれました。
実習時期を2~3週早めて、グル-プで振り返り学習の時間を増やすと、仲間同士で夏休み期間中にキャンプをしようという意識がさらに高まるのではと提案してくれました。
来年は、授業の進め方を改善させて頂きますね~。
次回は、苦戦した食事作り(NO2)、次々回は盛り上がったアクティビティ-(NO3)を紹介します。
nao