2019.08.26

佐川美術館

 みなさん夏休みは如何お過ごしでしたでしょうか?
 災害級の猛暑があり、台風がありました。
 元気に、充実された休暇であったと願っております。

 私の方もおかげさまで、しっかりと充電することができた夏休みでした。
 諸々ありましたが、ひとつ紹介しますと、

 守山市にある佐川美術館に行って参りました。落ち着いた美術館です。今回は、特別企画展示として、
『名刀は語る 美しき鑑賞の歴史』 がありました。
   
   [aikoa]20190826

日本刀は武器でもありますが、それを持つ武士にとっての精神のよりどころにもなっており、ひいては日本の精神文化にも影響を与えているものと考えられています。さらには、その見事な美しさは、美術品としても高く評価されています。
「鎬(しのぎ)を削る」 「鐔(つば)ぜり合い」「付け焼き刃(やきば)」 など刀にまつわる言葉も多くあります。

各国に、刀はありますが、その形状、製造過程、仕上げなどにはそれぞれの特徴があります。そのあたりは、各国の歴史的背景の影響があるのかもしれません。比べてみても面白いところです。

 いずれにしても、刀は武器としてこれから使われることはなく、美術品、文化を伝えるものとして受け継がれることを願っています。

 常設展示として、平山郁夫さんの絵、佐藤忠良さんの彫刻、樂吉左衛門の陶器があります。平山郁夫さんのシルクロード、平和への祈りの風景を描いた作品もとても素晴らしく、いつも情感を刺激してもらえます。
 芸術はありがたいものです。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>> 
いよいよ本年度の後半となります。多方面の課題もありますが、引き続きしっかりと進めて参ります。
【忠】