2019.12.05

滋賀の酒造を訪ねて

滋賀の郷土料理を日本酒で頂くのが大好きというK先生と私は喜多酒造を訪問してきました。
創業200年続く酒造で、喜多社長様に酒造の魅力について沢山のお話を聞かせて頂きました。
喜多酒造は、近江の弱軟水系の水によって造られる「優しい柔らかな味わい」「穏やかな香りと心地よい甘み」を追及された喜楽長を製造販売されています。

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またそこで働く宮林君(2013年本学部入学)に、お話を聞かせて頂きました。
宮林君の学生時代に、私は何度か京都駅周辺の立ち呑み屋ではしご酒をしました。

10件近く立ち呑み屋があるのですが、一軒あたり一合というルールを決めて、京都タワー横から出発し、京都駅をぐるっと回わり飲んだことが何度かあります。

結局全てのお店を制覇することができず、途中リタイアしたことを「残念だ」と言い合ったことを思い出します。


宮林君は、現在、杜氏になりたいという夢に向かって、様々な生産工程の勉強をしているそうです。今は出荷を担当し、日本国内ばかりでなく海外へ喜楽長を届けているそうです。

また彼は、利き酒の大会で、入賞するほどの実力(味覚の持ち主)を持っています。

先月、一緒に飲みに行ったのですが、知識の奥深さに感動しました。


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今回、宮林君と社長様に蔵を案内され、杜氏の方々の大変さをお聞きしました。

日本酒造りは芸術家のような感性が求められる繊細な世界だということを学びました。

宮林君は、そのような杜氏さんの苦労を理解しなければお酒をお客さんに届けられないと熱く語ってくれました。

(写真:出荷前のお酒が入ったタンクを点検する宮林君)



本学部は、お酒好きな先生方も多いことから、「お酒をなぜ飲むのか?」と素朴な意見を交換したいですね。


 

nao