2017.03.20

Sports Analytics Conference 2017

3月3-4日、ボストンで開催された、Sports Analytics Conference 2017 に行ってきました。

ボストンにある有名な大学といえば、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)です。
そのMITのビジネススクール(経営学大学院)が、この学会を主催しています。今回で11回目で
すが、なんと参加者は約6000名です。

どのような参加者かといえば、スポーツに関わる研究者、解析技術者、
企業(ハード、ソフトの開発)、ベンチャーキャピタル、メディアなど、
非常に幅広い層からなっています。

そのため、プログラムも多岐にわたっていて、最新の研究成果から、
ベンチャーアイデアを練るハッカソンまであります。上の写真は、
アスリートと睡眠の最先端研究の発表です。下の写真はチェスのチャンピオンが、
同時に10人を相手に戦っているセッションです。チェスもスポーツに入れています。
隣のブースでは、対戦型ゲームのブースもありました。さらには、学生の就職に関
するブースがあり、面接も行われています。スポーツ分野への就職というと、本学部
の学生も「スポーツメーカー」というところに目がいきがちですが、今回の学会に
参加してみて、アメリカでは、かなり大きな分野に広がっていて、さらにはより多くの
企業が参入しているのが分かります。この流れはおそらく、今後の日本にも広がって
いくことでしょう。「スポーツ」に関わる分野、企業、キャリアがさらに注目されます。


<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
明後日は、BKCでの学位授与式、卒業式です。
キャンパスに、Beyond Boarders、の大きなパネルが掲示されています。
多くのBeyond Boardersたちの写真がちりばめてあります。その一人に小生の
ゼミ生が写ってます。
https://www.ritsumei.ac.jp/bb/episodes/no_046.html/

 卒業生、修了生たちが、大学の枠から飛び出して、社会の大きな器の中で、
さらに大きく活躍することでしょう。彼ら・彼女らの未来が輝くことでしょう!
 【忠】