<RecOだより41>
以前からお伝えしているように、教養ゼミ「食とスポーツ」は「日本のアスリートのエネルギー源、おにぎりにこだわる!」がテーマ。
自分とお米の関係を調べるところから始め、料理研究家、土井善晴先生直々に「お米と仲良くなる方法」を教えていただきながら、各自のテーマに合わせてそれぞれ一品ずつおにぎりレシピを提案、試作、その中から各班の代表を決め、皆さんに食べて頂くことのできる(質、量、衛生管理等々)おにぎりの作成を目指しました。
先週、最終2班の作成が行われ、召し上がって下さった方々から、想像以上の好評を得て、無事終了しました。ご協力、並びにご感想をお寄せ頂いた皆様、本当にありがとうございました。ゼミ生たちもとても貴重な経験だったようです。
今日は、それぞれのおにぎりの栄養価も計算して、レシピカードにし、合わせてそれぞれのおにぎりについてのレポートを完成させて、冊子にまとめる作業をします。
冊子のデザイン、文章校正、印刷会社の方との打ち合わせも「文集係」を中心にゼミ生自身が行い、表紙の絵もゼミ生の手書きにする予定です。
また、密かにおにぎりに並ぶ、日本のアスリートのエネルギー源が、同じお米(もち米ですが)から作るお餅。
そこでゼミ生のお正月の宿題は「それぞれのおうちのお雑煮っを調査する!」でした。
出席を取る代わりに、各自に書き出してもらったところ、なかなか興味深いので、そのままご紹介します。
*みんなのお雑煮*
ゼミ生の出身地別に日本列島を北から
<北海道>だし、しょうゆ、かまぼこ、高野豆腐、みつば、餅
<富山>だし、しょうゆ、酒、砂糖、みりん、にんじん、ごぼう、牛肉、こんにゃく、餅(丸・角両方)
<愛知>鰹だし、餅菜、かまぼこ、鰹節、餅(角)
<滋賀>合わせ味噌(白味噌)、にんじん、大根、里芋、鰹節、餅(丸)
<京都>白味噌、海老芋、金時にんじん、大根、餅(丸)
<京都>白味噌、里芋、金時にんじん、大根、餅(丸)
<京都>白味噌、里芋、にんじん、大根、餅(丸)
<奈良>白味噌、里芋、にんじん、大根、餅(丸)
<大阪>自家製味噌、金時にんじん、大根、お家で作ったお米の餅(丸)
<大阪>白味噌、餅(丸) 以上!
<大阪>白味噌、厚揚げ、里芋、にんじん、餅
<大阪>白味噌、厚揚げ、里芋、にんじん(餅なし)
<広島>鰹だし、はまぐり、かまぼこ、ねぎ、餅(丸)
<広島>合わせ味噌、里芋、にんじん、大根、餅(丸)
<大分>白味噌、里芋、にんじん、大根、餅(丸)
地域が、京都、大阪、広島と西日本に実家のある学生が多いためか、丸餅、白味噌が優勢なのは、関東出身の私にとっては新鮮でしたが、同時に、北海道の高野豆腐、大阪の厚揚げも、とても新鮮でした。
「初めて、お雑煮の中身を意識した!」という感想から「具の意味をおばあちゃんに教えてもらった」という学生まで。
中には「お雑煮は食べない」という声もありましたが、ほとんどの学生のおうちでは、おうちのお雑煮がありました。
みんなのお雑煮、大切にしましょうね。【abc.】
PS ↓【忠】先生から原宿のお土産にいただいたTシャツ。ゼミ生も感動。ありがとうございます。