野球の、特に指導者の皆さんが多く読んでいる「ベースボールクリニック」(ベースボールマガジン社刊)という雑誌に、毎月一つ、球児に向けたレシピを紹介しています。なんと、今年で10年目!
ありがたいことです。
掲載したレシピは、3年ごとにムックとしてまとめてご紹介してきました。
この3年間はお弁当レシピを、同じお弁当箱(球児が持ちそうなタイプの)に詰めてずっと使って毎月、連載しています。
写真は先月号の「ジャガイモニョッキ」。
嬬恋村からいただいたおいしいじゃがいもがあったので、副菜からも糖質を補給できる球児向けレシピとして紹介しました。
そして先日、次号のレシピを自宅で撮影しました。
今回は主食、ごはんもの、です。
滋賀に来て、石山寺で食べた、瀬田の「しじみ飯」に感動したことを思いだし、丁度、大きく美味しそうなあさりがスーパーでも安価で手に入るようになってきたので、大好きなあさりの酒蒸しでしょうがと一緒に炊き込みごはんを作ろう、と思い、いそいそと炊きあげて、春らしくサヤエンドウを添えました(写真)。
撮影後、一口食べると、あさりの旨みがじわ〜っと出てきて、ごはんの固さも絶妙で、手前みそですが、想像以上のおいしさ!
ホッとしかけたところ、この雑誌の撮影と紙面の構成を担当する家人が一言「レシピのタイトル、あさりめし、かな?」とつぶやいた瞬間、嫌な予感が・・・。
「あ、もしかして」と恐る恐る調べたところ、やっぱりありました・・・過去(8年位前)に同じようなレシピが。
全く同じではありませんが、見た目もかなり似ているので、却下(涙)。
なので、この写真が雑誌に掲載されることはなくなり、幻のレシピになりました。
これも、10年続けている実績がなせる技(?)でしょうか(笑)。【abc.】
<今週の別腹> 海老とパプリカのピラフ
このため、後日「海老とパプリカのピラフ」に変更して再度撮影。
こちらも春の花畑のような、鮮やかな色合いに仕上がりました。玉葱と海老とお米をオリーブオイルで炒めるので、こちらの方が球児好みの味かもしれません。
こうすると海老を一緒に炊き込んでも海老が固くならないので、お弁当にもおすすめです。