[ 2012年07月 ] の記事一覧

2012.07.11

教養ゼミの授業ご紹介。

おはようございます。ma34です。
 
前期の授業も今週で14週目。
残すところまとめの一週間を残すのみとなってきました。

今日は衣笠で開講している教養ゼミでの授業をご紹介します。
9日は、同じ時限に開講されている「教育課程論」(荒木寿友先生、文学部)の授業に参加させてもらい、「ワールドカフェ」を体験しました。
world cafe.jpg



(実は荒木先生は私の大学院時代の先輩で、
 同じ時限に同じ建物で授業があるんだったら、合同でやってみない?というお誘いを
 いただいたのでした。ありがとうございました!)

ワールド・カフェというのは、1回生の基礎演習の後の時間のサブゼミで
AAさんも企画されてやっていましたが、
堅苦しい雰囲気ではなく、カフェのようなくつろいだ、リラックスした雰囲気のなかでこそ、
「対話」がうまれ、そこから創造的なアイディアが生まれてくる・・・という実践です。

今回は教職をめざす学生さんの集まりであったので、
「10年後、こうなっていて欲しいという未来のために、学校教育が貢献できることは何か」
というテーマで、和やかなムードのなか、話し合いが進められました。

普通、このような難しいテーマを授業であつかっても、
あまりアイディアはでてきませんよね。

でも、難しいテーマだよね、、、とつぶやきが聞こえつつも、
例えば私が加わっていた班では、
「ちょっとくらい変わった経歴の先生がいてもいいよね」
「先生が輝いて、楽しそうに生きていたら、子どもたちも学校が楽しくなって、生きることが楽しくなるよね」
という意見だったり、
「お父さんが頑張って働いている姿を見せられるような、そんな授業があってもよいね」
「普通科でも、自分たちで野菜を育てて販売したり、ジャムを作って販売したりできたら
 社会に出る前に社会の仕組みを体験できてよいよね」
という意見も出ていました。

受講生の感想を見ると、
これまでゼミや授業で習ってきたことや、自分自身の体験を踏まえて、
色々な人と考えを交流できたことがとても楽しかったようです。

私自身、授業方法として得るものも多かったうえ、参加していて楽しかった貴重な時間となりました。
後期の教養ゼミ(BKC)でも、やってみようかなあ。。

【追記】
先週の基礎演習では平和ミュージアム見学の感想について、一人ひとりに語ってもらう時間(1-2分でしたが)をとりました。それぞれが自分の目で見たことを自分の言葉で語っていました。
友人の感想に、みな、耳を傾けていた様子が印象的でした。
私は、「まずは平和ミュージアムを知ってもらいたい」と話したのですが、
ある一人が「ミュージアムに行っただけでは意味がない。」「何か行動しなくては何も変わらない」と発言してくれたことに、嬉しく思いました。

「スポーツと平和って、ぜんぜんつながらんやん...」と最初につぶやいた人も、
「つながりを探していくことが大事」と話していました。

思った以上に皆が自分の身近な問題として感じてくれたようでした。
今後も考えつづけていってほしいテーマだと思います。

ma34.



2012.07.10

草津市教育委員会とのサービスラーニング

さて、先週ドラッカーを、といっていた覚えもありますが、
今日の話題は、サービスラーニング。

サービスラーニングは聞きなれない言葉かと思いますが、
最近特に重視されています。

インターンシップと言う企業での業体験と似たようなものなのですが、
内容が大きく違っています。

インターンは、企業と関わるのですが、
サービスラーニングは地域と関わっていきます。
そして地域で自分がんでいくことによって、
学んできたことや、学びそのものを深めていきます。
一種のボランティアに似たようなものでしょうか。





実際にスポーツ健康科学部では、サービスラーニングに取り組んでいて、
そのもっとも規模の大きなものが草津市教育委員会とのサービスラーニングです。

このサービスラーニングのプログラムでは、
小学校の教育現場に実際に行って、先生方のサポートをします。
例えば水泳授業のサポートや新体力テストのサポートなど、
色んな実際の現場での取り組みを行います。

ただし、それだけではありません。
昨年より始まったのですが、草津市では、小学校6年生のスポーツ大会をしています。
ジュニアスポーツフェスティバルKUSATSUというのが正式名称ですが、
およそ1200名あまりの小学校6年生が、立命館大学のグランド(クインススタジアム)まで来て、
実際に長縄大会をして、大学生と一緒に体験して、すごさを見る、いったことも行います。

この大会に向けたサポートもサービスラーニングの重要な一つです。
動好きのこどもになっていくように、スポーツって楽しい!という実感を、
サービスラーニングの受講生が作って行きます。
長縄も、すごいんだ!という気持ちになってもらうために、
昼休みに受講生が一所懸命練習をしています。

今年も10月に大会をしますが、それに向けて、がんばれ!というところでしょうか。

では今週はこのへんで。

PS:今年は小さい字コーナーのネタがないなぁ。
ある時だけにしようかなぁ。。。

2012.07.09

ISBS

 

20120709-2.JPG国際スポーツバイオメカニクス学会が、メルボルンで先週開かれました。

バイオメカニクスは、生物から人まで、臓器から全身までを対象にした幅広い分野ですが、ISBSは「スポーツ」にフォーカスを当てています。

 

20120709-1.JPG立命館大学スポーツ健康科学部の関係者では、助手の大塚先生、栗原先生、R-GIROの客員研究員の野澤さん、それから今年の3月に修士課程を修了した橋本君が社会人として参加して、国際学会のデビューを果たしました。 緊張していたようですが、海外の研究者との議論、意見交換も頑張ってやり取りしていました。学会後の食事の時には、「来年もまた発表したくなりました」と嬉しい感想を述べてくれました。来年は、台湾で、7月7-11日の予定で開催されます。次回も立命館大学スポーツ健康科学部から多くの関係者が発表することになるでしょう。

http://isbs2013.org/aboutconference.php

 

20120709-3.JPG

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

標記の学会で、助手の大塚先生が若手研究者に贈られるNWEW INVESTIGATOR AWARDのファイナリストに選ばれ、最終日のバンケットで第3位に入賞しました。
おめでとうございました!

 

【忠】

 

 

 

2012.07.08

エラー修正

先週のこと、いつもより少し遅めの午前8時半過ぎ、いつもの高速道路インターチェンジから登り車線に続く、大きくカーブする進入路を走っていると、何と、前方から車が1台ジグザグにバック走行してくるではありませんか。

 私と続く3台位の車は何とかすり抜けましたが、次の車は急停車、結局バック走行車は左後部をガードに接触させ、停止した模様でした。一瞬の出来事で、詳しいことはあまり記憶にありませんが、その後の通勤途中に頭に浮かんでいたのが標題の「エラー修正」ということがらでした。

 その車は、目的地が「大阪、西宮方面」にあったのでしょう。名古屋方面への進入路を通過中に何処かで間違いに気づき、時間的にひとつ手前の分岐点に遡ってエラー修正を試みていたのだ、と思われます。日常生活場面での移動では、道を間違えれば元に引き返すか、回り道をして目的地に達します。

 目的を達成する(目的地に着く)ためには、それにつながるいくつもの下位目標を通過する(分岐点での選択、決定)必要があります。歩いている時や自転車に乗っている時には、ある時点での分岐点での決定に誤りが生じると、一つ手前の分岐点に引き返し、そこから修正することは、人びとの自然な行動であると思われます。とりわけ新奇な事態への対応を十分リハーサルしていない人が「少しの危機場面」に接すると、エラー修正の方向が「通常の慣れた手段」をとっさに適用する、という傾向が見られます。

SIMG_7740.jpg

写真は、私の居住地近くのインタに設けられた「逆走警告」の看板です。逆走は、元々の間違い、バック走行はエラー修正の方向間違いの問題です。

 

 一般に高速道路は、目的地への人やモノの高速移動が目的となる、特殊な環境である、と考えられます。みんな同じ方向を向いて移動する、対面や逆走は無い、だから車間距離が十分で並走しなければ極めて安全な環境だ、と仮定されています。だからドライバーは、その特殊な環境への適応を準備して、そこへ立ち入ることが求められます。一般街路から高速道に入るインターチェンジ内は、特に両者の移行空間です。向かう目的地とのずれに気づき、エラーを修正しようとしても、周囲はすでに新たな環境への適応を自らに求めているのだ、と瞬時に近い将来での自らの姿をイメージしていくことが重要なのです。

 

目的を追求するシステムは、一般に、①目的・目標があること、②エラー検出を行う働き、③エラー修正を行う働き、④フィードバックを働かせること、等の4つを大きな構成要素にしています。歩きや自転車による日常での移動や一般街路での自動車運転による移動とは、かなり質的に異なったレベルで下位目標群の統合を行わなければなりません。

2つの運転環境間の移行段階に生じる、人びとのエラー修正に関する研修プログラムはどうなっているのか、興味がわく問題です。急斜面におけるスキー滑降技術と緩斜面での技術は、身体運動・動作の全体的な統合という意味では相対的に独自な体系をもって教えられますが、総合滑降ではまさに移行段階での安全、楽しさがテーマとなっています。それと同型の問題が運転技術学習にもあると推察されます。

 

【善】

 

 

2012.07.07

順調に研究が進んでいます

今日は現在取り組んでいる研究の話です。

以前のブログで、研究室内で複数の研究プロジェクトが進行しているという話をしました。特にここ数週間はもの凄い勢いで研究を行っており、2つのトレーニ ング実験(実際に数種類のトレーニングを数週間行ってもらいその効果をグループ間で比較する実験)が並行して実施されています。そのため、インテグレー ションコア3Fの応用スポーツ科学実験室では連日、朝から晩までトレーニングが行われています。


photo4.jpg
写真は連日大活躍の3台のハイパワー式自転車エルゴメーターです。大学院のHaseくんが行っている実験では、30秒間の全力ペダリング(スプリントト レーニング)を2〜4セット行い、その際の発揮パワーを0.1秒毎にパソコンに取り込んで解析しています。今朝も8時半から中間測定を行い、その後引 き続いてトレーニングが始まっています。今日1日で15名近くの被験者さんがトレーニングのために来室されます。そしてトレーニングは明日も続きます・・


11時からは、隣の部屋で同じく大学院生のSasaくんが行っている実験のトレーニングが始まりました。彼の研究では4週間の有酸素トレーニングによっ て、成長ホルモンの分泌反応が変化するかどうかを検討するという、健康増進の観点から実験を行っています。Haseくんの実験とは異なり有酸素運動ですので、全力ペダリングは行わず一定の回転数で自転車ペダリングを行います。隣同士の部屋で行っていても、トレーニングの内容は随分違います。


そして、来週からは体育会陸上部の短距離選手の低酸素トレーニングが始まり、3週間にわたり約20名がスプリントトレーニングを行います。再来週からは、 今度は長距離選手の低酸素トレーニングも始まります。各々の研究、体育会の選手のトレーニングをあわせると1週間で50名以上が並行して、タイプの異なる トレーニングを行うことになります。


そんなことができるのか??と思われるかもしれませんが、幸いうちには自慢の大学院生、学部生がたくさんいますので、お互いに協力してこの数週間を乗り 切ってみせます。また、こういった実践的な研究やトレーニングサポートに積極的に関わることで、通常の授業のみではなかなか身につけることの出来ない(教えることが難しい)、応用力を身につけて欲しい・・教育者としてはそのように願っています。

GOTO


2012.07.06

高校訪問を終えて

 一年のうちでも雨の多いこの時期、やや鬱陶しい気分になる中でも、キャンパスの一角に雨に打たれながらも咲き誇る紫陽花、そして大きく広げたその葉っぱの上のカタツムリの通った銀色の道などを目にすると、前期の講義がもうすぐ終わり、試験が近い、頑張らないと!といったン十年前の学生時代が蘇って来ます。

 こんな中、先週は高校訪問に行ってきました。来年度の入試、大学・学部紹介等の説明の中でも最も喜ばれたのが、同封した資料集の中にあった事務室作成の各高校出身学生のポスターでした。進路指導担当の先生は勿論のこと、保健体育科の先生方、クラス担任であった先生、皆さん教え子の成長と高校生時代を対比させながら嬉しそうに話され、予定時間をオーバーすることがありました。また、多くの高校で直接説明を受けて良かったと言われたことは、本学のスポーツ健康科学部と同名の他大学のそれとの違い、体育学部やスポーツ科学部等との違い等々についての説明でした。改めて"会って話しをする"ことの大切さと、先方が何を聞きたがっているのかをしっかりと把握しておくことの重要性を学んだ週でした。(老ブロガー・ハル)
P1020403.JPG

2012.07.05

トライアスロン競技中のエネルギー消費量

Hamaです。

先週フルトライアスロン競技中のエネルギー消費量について、「約8,000kcalとお話をしました。

 

でも、トライアスロンレース中のエネルギー消費量は、個人の体格、運動強度(スピード)や、トレーニング状態、運動の効率、気象条件、地形条件等に左右されますね。

それと、そもそもどのようにしてレース中のエネルギー消費量を測定するのでしょうか??

 

実験室の中であれば、エネルギー消費量を正確に算出するために運動時の酸素摂取量を直接測定します。技術的な問題等によりこの方法を複数の選手に同時に適用することは困難です。

なので、研究室内で測定した酸素摂取量を基にしたレース中のエネルギー消費の算出を試みてみました。

 

●トライアスロンレース中のエネルギー消費

でもさらに、フィールドでは、酸素摂取量を直接測定することは難しいので、心拍数から酸素摂取量を予測します。1994年に琵琶湖周辺で行われたアイアンマンレース(水泳3.9 km、自転車180 km、マラソン42.195 km)に参加した男性30名を対象にした結果を紹介します。

 

対象者の平均年齢は36才、平均身長170.9cm、平均体重65.6kgで、体脂肪率は10.9%でした。これらの選手の平均競技時間は水泳(3.9km1時間8分、自転車(180km5時間32分、マラソン(42km)は4時間2分で、合計競技時間は10時間41分でした。

 

計算の結果、水泳中のエネルギー消費は平均で721kcal、自転車競技中は3,984kcalマラソン中は2,983kcal、合計で7,689kcal0.18kcal/kg/min)でした。

この値は、30才代の男性が通常の11時間程度の生活で消費するエネルギー量の10倍以上となります。

すごい数値ですね!!

 

→ 引用 岩根久夫, 浜岡隆文 「運動とエネルギーの科学. スポーツにおけるエネルギーの出納」21章 トライアスロンにおけるエネルギーの出納 杏林書院 より抜粋




2012.07.04

国際平和ミュージアムの教材キット

おはようございます。ma34です。

今日は、先週の1回生基礎演習で訪れた「国際平和ミュージアム」についてのお話。
といっても、展示品や催し物ではないのですが、
面白い取り組みがありますので、宣伝させてください。

実は、立命館大学教員、ミュージアムの学芸員の方、
そして立命館大学付属の先生方を中心としたチームによって、
平和教育のための「教材キット」が開発されています。
(赤沢も一応チームに入っております・・・・が、実質なにもできていないのですが)

この教材キットは昨年度から開発がすすめられ、
今のところ、
1.「現代(さいころくん)キット」、
2.「15年戦争(慰問袋)キット」、
3.貸出パネル「原子力と私たちの生活」

の3種類が完成、貸出可能となっています。

いままで、資料集の中の写真でしか見られなかったもの、
あるいはミュージアムを訪れ、展示品として見るしかなかったものを、
授業のなかで実際に触れたり、見たりすることができます。

また、授業の中で先生方にどのように活用してもらうのか、を示すために、
指導案例も一緒にセットされています。
今は社会科を中心とした授業が想定されていますが、
赤沢が研究対象としている英語科の指導案も将来的にセットできたらよいのでは、と
思っています。

もちろん、小・中・高だけでなく、大学でも活用できる内容です。
まだ完成して間もないのですが、
今後、学校現場で広く活用されることを期待しています。

もしお近くに興味・関心をお持ちの方、興味を持ちそうな方がいらっしゃいましたら、
ぜひ教えてあげてくださいね

平和ミュージアム「教材キット」、詳しくはコチラをクリック!

ma34.

2012.07.03

最近の勉強(たぶんその1)

最近の勉強について、ちらほらと。
前に最近の興味あること、について何か書いた覚えがありますが、
みなさんは覚えているでしょうか。

たぶん・・・

それはさておき、最近の勉強している内容について、
ちょっと伝えておこうと思います。

が、その前に・・・

大人になると勉強しなくても良いのでは、と思っている人はいるかな。
勉強は嫌いだから、受験勉強が終わったら・・・とかやらなくてすむならやらない方が・・・とか。

でも、実際には、大人になってからの方が勉強が必要です!

社会は変わるし、それに応じて必要な知識も変わりますし、
勉強しなければ世の中についていけません。
そのため、みんな一生懸命勉強をしています。

そうそう、最近の勉強だった・・・



ここしばらくは、大学院生と一緒に、ドラッカーの『マネジメント』という本を勉強しています。
ドラッカーについては、ここ数年でとても有名になりましたので、
知っている人も多いと思います。

でも、『マネジメント』の全部を読破した人は多くないはず。

なぜならば、翻訳で3巻セットか4巻セットという量が多く、
内容が濃いため、途中で挫折する人が多い、というものだからです。

内容が決して面白くないわけではなく、むしろ役に立つのですが、
難しくて読むのに時間がかかって・・・で、続かない、ということです。

でも、今読んでいるように、お互いに読むことをノルマにすると、
みんなでがんばって最後まで読み切るはず!という勉強の方法です。
ものすごい途中で挫折前提のネガティブな方法ですが・・・(笑)

そうそう、それで、4巻セットのうち、ほぼ半分まで4月から始めてきました。
あと半分です。
この後は、前期中に終わらせるために、
どこかで丸一日ドラッカー!
いや、丸二日ドラッカー!
という嫌になるぐらいのドラッカー漬をして、読み終えます。

そうそう、その中で私にとって面白いのは、
ドラッカーの企業の捉え方。
社会を構成する重要な機構として、国家にはない役割を企業は持っている、
というところです。

長くなったので、この解説は、また今度かな。
それはおいておき、ドラッカーは、いろんな読み方ができるので、
一度、チャレンジしてみてくださいね。

ではでは。

#うーん・・・長くなってまた今度、が多いような気もする・・・

PS:小さい字コーナー。
今日は院生を・・・
ゼミのNくん、時間をやりくりして、しっかり読んできてね、ドラッカー。

2012.07.02

ロンドン・オリンピック代表選手(我孫子智美さん)来室

201200702-1.jpg先週、女子・棒高跳のロンドンオリンピック代表選手の我孫子さんが研究室に来てくれました。ご存じのように、先日の大阪・長居での日本選手権で、4m40cmを跳んで、日本新記録を樹立、参加標準記録Bを見事に突破して、代表に選ばれました。

 

なぜ、彼女が私の研究室に?と疑問を持っている人も多いでしょう。実は、我孫子さんは、Bjリーグ滋賀レイクスターズの所属です。レイクスターズの仕事をしながら競技を続けています。昨年の春頃、オリンピックを見据えて、さらにパフォーマンスを高めるためには、筋力強化、身体強化を図りたいと考えて、当方を訪ねてこられました。立命館大学スポーツ健康科学部とスポーツ強化オフィースのサポート体制を確立して、現場では湯浅ストレングスコーチ、東アスレティックトレーナーのサポート、そして栄養面ではスポーツ健康科学部の【AB】先生のサポートを受けていました。そのおかげか、肘のけが、靱帯を痛めたことも難なくクリアして、見事に代表を勝ち取りました。

我孫子さんのブログ

http://abikotomomi.shiga-saku.net/

本人曰く、「リオデジャネイロ・オリンピック」を大目標においていて、ロンドンでは、再度日本記録更新をして決勝へ、と考えています。是非、応援してください! 皆さん、是非応援してあげてください。

 

20120702-2.jpg<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

先週は教え子の結婚式が会ったばかりですが、2008年卒のゼミ生同士のカップルが結納して、結婚する報告に来てくれました。"Save the date"(結婚式の日を予定に入れてください)のカードを持って。おめでた続きでこちらも嬉しくなります。素敵なカップルで、明るい家庭を築いてくれるでしょう。

 

【忠】