[ 2013年05月 ] の記事一覧

2013.05.22

基礎演習にて。

おはようございます。ma34です。

今日の基礎演習は1時間目はブレインストーミング+KJ法の紹介、そして2限目のサブゼミは「ペーパータワー」のチャレンジ、といったように、グループでの活動がメインとなりました。

アイディアを広げ、そして整理する方法としてブレインストーミングやKJ法を知っておくと、
たとえばプレゼン、企画の提案をするときなどにも役立ちますし、
私は煮詰まった論文やレポート書きのときにも、付箋を用いてKJ法をしたりしています。

今回は手法の紹介ということで、「生協の食堂、こんな風だったら行ってみたい!というのはどんな食堂?」というテーマをまず提示しました。普段身近な存在であるからか、グループによってはたくさんの付箋が出ていました。
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そしてスポ健の学びに近付けたテーマ、たとえば「幅広い年代の人にスポーツを楽しいと思ってもらえるようにするには?」といったテーマを3つ提示し、それぞれの班で選んでもらいました。
ゼミナール大会のテーマ設定も視野に(というのは教員・AAサイドの思惑)、面白いアイディアも出ていたように思います。
地域を巻き込み、それぞれの年代層がうまく交流できるような在り方が求められているのかなあと思いながら聞いていました。
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2限目は、ペーパータワー大会。一番高く紙で作ったタワーを作れたチームの勝ちです。ただし、「自立していること」というルールですが、どこからが「逸脱」となるのか。天井にテープで張り付けた班もありました。その発想力はすごいとも思いましたが、タワーではないですよね。。。
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前期授業の折り返し地点を迎えています。
後期から本格的に始まるゼミナール大会への準備を視野に、
基礎演習でも学びを広げ、関係をさらに築いていければよいなあとと思っています。

★★★前回の答え★★★
前回の「バット回し対決」は、「てこの原理」の教材として挙げました。
太い方を持った方が、細い方を持った方よりも、バットを輪切りにしてみたときに、
中心(支点)から持っている部分までが長く、同じ力を加えたとしても、結果として働く力は大きくなるからです。
(説明が拙くてすみません。。)

楽しく活動できて、かつ、学ぶべき内容もストンと納得できる、そんな教材・教具が開発できるように、
私も精進したいと思います。

ma34.


2013.05.21

外の空気を吸って

 久々に外部の研究会にJin先生と出席しました。この日は、産業・組織心理学会の部門別研究会(消費者行動部門)でした。

 産業・組織心理は、ミュンスターベルクという人が掲げた3つのテーマを踏まえて部門が構成されています。その彼が掲げたテーマとは、「the best possible man(最適の人」「the best possible work(最良の仕事)」「the possible effect(最高の効果)」。どれも、今の社会や私たちの生活に直結する問題として残っています。その中で、今回の研究会は、最高の効果を狙った"販売・広告、購買・消費"の問題を考える会でした。

 その報告の中には、"自分らしい、自分に合っている!"という感情を抱いたときは、"便利だ!"と機能面を評価したときよりも、その商品の悪い口コミをたとえ見聞きしても、他の商品に目移りしにくいという内容がありました。みなさんにとって、自分だからこそ選んだと思えるものや他の人が何と言おうと私は好きなの!と言うものはなんでしょうか?
 また、主婦は広告チラシのどこに注目して、購買行動に移るのか...?という研究報告も。商品の合計金額を計算すると高いはずなのに、その中に割引率の大きい(半額!)情報が入っていると、そちらに目がいってしまう...といった、実験結果が紹介されました。

 心理学は、人の行動を科学する分野です。みなさんの日々の活動や好みも、心理学で少し理解できるところもあるかもしれませんね。 【ippo】

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  雨の中、京都大学との定期戦。左写真、3番はスポ健の3回生Yudaiくん。がんばっています!
 選手がほっとする瞬間かもしれません(上の写真)。ドリンクを持って選手を迎え入れるマネージャーさんたち。
 最後まで見られなかったのですが、結果は116対0で立命の勝利だったようです。とにかく怪我なく、悔いのないシーズンを願うばかり...。










2013.05.20

コアトレーニング

先週の土曜日に、第12回びわこスポーツ傷害フォーラム「コアトレーニング」について、世話人をさせてもらいました。

 早稲田大学 金岡先生 

 奈良県立医科大学 熊井先生

 立命館大学スポーツ健康科学部 栗原先生

 にこの間のデータを中心にお話ししてもらいました。金岡先生は、JOCのスポーツ医学担当者としてオリンピックにも帯同され、この間の体幹筋の強化トレーニングにより、腰痛予防、改善に取り組まれてきて、選手のパフォーマンス向上にもコアトレーニングが効果的であることをデータからも示してもらいました。

 熊井先生は、本学の非常勤でもお世話になっています。シマノのロードレーサーチームのサポートもされており、「足」の専門家です。我々が、筋で発揮した力を地面などに発揮することで、身体を運動させますが、「足」はその最終作用点(身体外力の発揮点)であり、その重要性とともに、傷害事例についてお話しをしてもらいました。

 栗原先生は、体幹と足部のMR画像解析とパフォーマンスについて興味深いテーマを披露してもらいました。短距離選手は、大腰筋が発達しているのはよく知られているが、長距離選手は?このテーマについて、大腰筋だけではなく体幹の筋がバランスよく発達することが重要であることを示してくれました。

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 体幹と足、を中心としながらも、「身体運動」の制御に関して、固有受容器、脳神経まで幅広い議論ができました。フォーラムの後のシンポジウムではさらに多くのアイデアが生まれ、プロジェクトに発展することになりそうです。

 



<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

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先週のセミナーⅡでは、インターシップ経験者である笠井君(海外インターン)、宇野さん(介護サービス)、西尾君(サービスラーニング、高校)に、インターンシップでまなんだもの、学部の学びとの連動について話してもらい、パネルディスカッションを行いました。受講生の感想から、「知識だけじゃなく実践力」「視野を広く持つ」「夢を明確にしてそれに向かって行動する」「自ら行動し多くの人に会う」という気づきを与えてくれました。一期生の成長と後輩への伝承に感謝です。

【忠】






2013.05.19

「創立記念日」に「記念碑」の話?!

 5月の連休に、家族共々自動車にて郷里・石巻方面に行ってきた。3日の未明に出発して5日の夜には帰ってくるという結構な「強行軍」だったが、大変意味深い旅行となった。

今回の目的の1つは、石巻に隣接する女川訪問にあった。3月27日にも1人で女川を訪問したのだが、その時に、ある「慰霊碑」に長女たちが作った「千羽鶴」を供えたのだったが、その「慰霊碑」を家族にも見てもらいたいと言う思いだった。

この「慰霊碑」は、第二次世界大戦におけるカナダ空軍最後の戦死者グレー大尉を鎮魂するものだ。194589日、女川を空襲した際に撃墜され湾内に沈んだという。このグレー大尉との「因縁」は、ずいぶん古い話になるが、199512月から翌年3月までブリティッシュ・コロンビア大学に客員教授としてお世話になった時に遡る。無名の日本人研究者を温かく迎え入れてくれた研究所長のW.グリーン博士を訪ねた初日だった。たまたま博士を訪ねていたカナダ人研究者を紹介された。その時に、彼女たちが家族・親族揃って女川に行ったことがあるということを知った。彼女にとっては叔父のグレー大尉の「慰霊碑」建立式典がかなり盛大に行われたようである。

そのカナダ人研究者との交流はその後も続いて現在に至っているが、グレー大尉を巡る詳しい事情をより正確に理解することになったのは、2007年度の海外研修の際に、彼の研究者がバンクーバーに来た時に滞在するという、彼女のご母堂(グレー大尉の姉)のアパートメントを訪ねた時だった。当時すでに91歳だったが矍鑠としていた。現在もご存命のようではある。

ところで、彼の「慰霊碑」。女川湾の岬上の「崎山公園」にあったものだが、今回の大震災・津波で崖崩れが発生し危険だということで、移設されたのだった。高台にある町立病院の駐車場や施設内に「仮設店舗」が営業を始めていたが、その一角、女川湾が一望出来る小公園内にしっかりと佇んでいる。「移設式典」も行なわれたと言う。町の広報誌にも記載されて小学生の教材にもなっているようだ。327日に「慰霊碑」に供えた「千羽鶴」は、間近の「仮設喫茶店」の「若女将」に託して来たのだったが、その喫茶店の壁にきちんと飾ってあった。家族共々満足な思いで帰って来る事ができた。立命館大学の「創立記念日」に、我が家にとっては「因縁の記念碑」である「慰霊碑」のことに触れさせていただいた。  mm

2013.05.18

おやこで体操

  スポ研には様々なサークル活動が存在しますが、特に団体として認められなくても活発に活動しているグループがあります。元々はチームゼロと呼ばれていましたが、最近は改名したらしく、FP+1(??)か何か、そんな名前だったかな?(^^;

  健康バンド(http://band.fitness-lab.net/)の教本や、
被災地に向けたダイエットプログラムの一環として作成した「美ボディ」運動プログラム(http://exercise.fitness-lab.net/)も彼らの貢献が無ければ完成しなかったと思います。

  現在彼らが取り組んでいるのが、子供の体力改善に向けた運動プログラムです。
これまでと違うのは、単に基本運動を通じた体力改善ではなく、親子がペアになって取り組むことで、お父さんやお母さんも元気になれる!!という運動プログラム。
先週末に近隣のスポーツ少年団にご協力を頂き、現時点でのプログラムを実際に試してもらいました。親子でワイワイと笑顔で取り組んでいただけたのが印象的でした。色々なご意見を頂きましたので、そのフィードバックを基にさらにバージョンアップしたプログラムを作成中です。

  完成した暁にはここでもアナウンスします。
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satoshi



2013.05.17

2013FCI近畿インターナショナルドッグショー

こんにちは。

5月12日は竜王町のドラゴンハットで2013FCI近畿インターナショナルドッグショーが開催されました。

 

お転婆の妹犬、Pearlと二人五脚で頑張ってきました!!

普段はほんとにお転婆娘でみんなに手を焼かせていますが、ショー会場ではご覧のとおり。

なんてお利口なんでしょう。。

 

結果はまずまずでしたが、主観的にはこれまでで最高のコンビネーションでした!!

今後が期待できる結果でした。

 

このようにドッグショーは採点競技です。

細いショー用チョークとショー用リード。

マナーが入っていなければ使えません。

性格的には馬術に近い。

 

終わった後は、爽快感とパートナー、Pearlに対する愛情をひしひしと感じます!!

やっぱりドッグショーはスポーツですね。

 

ドッグショーはイベントでもあります。

インターナショナルドッグショーのような大きなショーにはたくさんの店が出店します。

これはこの間買ったピンバッジです。

 

みなさんも一度、観戦にお越しください。

BULLCO

 

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2013.05.16

独)国立病院機構京都医療センターとの共同研究

いきなり30度を超す真夏日となりました。南草津駅から歩いてくると、汗で着替えがいる季節となりました。

 

昨日、京都の藤森にある京都医療センターのメタボ外来へ出向いてきました。患者としてではなく、共同研究の打ち合わせです。京都医療センターのA先生と同志社大学のI先生との共同研究となります。「ラーメンやめた!?」「カレーやめた!?」。メタボ外来を取り仕切っていらっしゃるA先生は、ちょっと厳しく、でも親身になって診察をされていました。この日は、9名の肥満者の診察があり、BMIが30を超す患者さんも来られていました。平均すると1日10~15人程度になり、1か月から2カ月おきに再診察があるそうです。こちらに我がラボの大学院生のNさんとIさんが定期的に通わせていただき、患者さんの筋形態と筋機能測定を行います。いずれも学部は同志社大学のI先生のゼミ生です。新しいサルコペニア肥満の評価指標とその改善プログラムを開発したいと思っています。先生方、よろしくご協力のほど、お願い申し上げます。 sana

 

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2013.05.15

教材を見つける、楽しむ

おはようございます。Ma34です。

今日は昨日の専門演習の一コマ紹介です。(※実際の場面では写真を撮り忘れたので、少々ヤラセ写真です。)

ウォーミングアップを兼ねて、面白い教材例の紹介をちょこちょことしていきたいと考えています。

(いずれは、ゼミ生が見つけてきた教材例を共有し、みんなの引き出しを増やせるようにしていきたいものです。)

 

写真は、「バットまわし対決」(出典:今泉博『集中がうまれる授業』学陽書房、2002年)の様子。

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バットを二人で持って、どちらも右回しにひねっていきます(つまり、バットは逆方向にひねられることになる)。

バットのどちらの方(太い方、細い方)を持った方が有利なのでしょうか?

 

そして、この教材は、一体何の教科・単元の教材なのでしょうか。

(ヒント:体育ではありません)

 

教育内容(教えたいこと)を子どもの「学びたいこと」に変えるための「仕掛け」。

そうした「仕掛け」としての教師の教材開発や「発問」を学び、授業づくりの技を身につけていってほしいと思います。

 

将来は体育教員をめざすゼミ生だけではなく、就職して何かを誰かに「指導する」立場になる人にとっても、大切な技になると思っています。

 

答えは次週に発表します★考えてみてください。

また、こんな面白い教材があったよ!という人は、是非教えてくださいね。 Ma34.

2013.05.14

将来に向けて

 この季節、大学の新入生や企業の新人さんが、環境に慣れようとしている時期です(そろそろ暑さも増してきて、体調を崩しやすくなる頃でもありますが...)。私が通っている、草津の場所にも新人さんがヘアスタイリストになろうと頑張っています。
 中学生の頃から「格好いいなぁ」とあこがれていたのが、美容師という仕事だったらしいのです。でも、なぜか農業高校に通い、「髪を切ることをイメージしながら、木を伐ってました」と。今は、美容師の仕事をしながら、専門学校に通っているらしく、「成長を見ていてください」とのこと。
 舞台裏では、四苦八苦している様子が、鏡越しに見えて先輩から「おいおい!」と指導を受けているのですが、半年、1年、3年後・・・どうなっていくでしょうか。毎回毎回会うごとに、成長していく姿をみせてもらうのが楽しみになりました。

 研究科から巣立った学生たちも、一生懸命やっているようです。将来に向けて、取り組んでいる(いく)学生もいます。自分が熱中できそうな場所、環境にめぐり会ってもらいたいものです。

 昨日でスポ健の事務室最後を迎えられた、林さん。ありがとうございました。林さんのこれからのキャリア、新天地でのご活躍ぶり、BKCにいながらも楽しみにしています! 

 スポーツに関わり続けている学生たちも、いろんな場所で活躍しています。彼らの今シーズンとその後も楽しみです。  【ippo】

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関西インカレ5000mで2位に入ったNagu(左) いい試合でした!!
怪我を乗り越えての表彰台、おめでとう。

大会運営をお手伝い、部のマネージャーをして選手を支えてくれているスポ健の3人娘さん。いろんな経験をしながらも、明るく笑顔で映ってくれました。まさに縁の下の力持ち!感謝!

アメフトPANTHERSも、ラグビーAチームも勝利!
これからのシーズン戦、怪我なく、悔いなく闘ってもらいたいものです。












2013.05.13

龍さん、ありがとうございました。

スポーツ健康科学部設置の立役者である職員の 龍さん が、
本日付で、京都の大学の連具組織である
大学コンソーシアム京都 の担当に異動しました。

彼は、持ち前の 積極性 とあふれ出る アイデア で、
スポーツ健康科学部の学生・職員・教員を
引っ張っていってくれてきました。

そこで感謝の気持ちを伝えようと学生から
メッセージカードの贈呈と感謝の胴上げが行われました。

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これだけ学生に愛された職員さんも珍しいと思います。
また、こういったイベントを行うのもスポ健の学生ならではと思います。
今回、自発的に企画したスポーツ健康科学部の
学生についても、私は、誇らしい気持ち一杯です。

今後は、立命館代表 として、
大学コンソーシアム京都を盛り上げていって下さい。
龍さんの未来が輝かれんことを願っています。
頑張れ、龍徳!

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