[ 2013年08月 ] の記事一覧

2013.08.11

一味違う「成績評価」への思い?!

 何とか、Webでの成績報告を終えて、暫し「充電」の夏季休暇に入れた。何時もながら、成績評価をする時には、担当した学生の内の何人かの顔が浮かんできて、そこで交わした言葉や具体的な指導方法などについて、大いに反省させられる。一方で、交わした言葉や具体的な指導の甲斐があって技術的に上達したり、思考や論述において向上したことを確かめることにもなる。成績評価は、自らの「教育的な営み」がどれ程充実したものであったのかが突きつけられる問題だ。  

日常的な活動振りを思い起こしながら、出席簿に記載された○◎△×を頼りに総合点を弾き出し、A+、ABCFの評価を行う。何時もながらのことではあるが、この夏は、何処か特別の思いを抱いているのかも知れない。

その大きな理由は、4回生の「専門演習」にあると思う。スポーツ健康科学部一期生の彼らが、いよいよ卒業の年度を迎えている。そして、目下、「卒業論文」の作成に精力を傾けている。もちろん、それと平行して「就職活動」にも精を出し、将来の進路を開拓しつつある。

サークル活動や学外でのボランティア活動に加えアルバイトと、今時の学生も結構忙しい。毎回の授業に全員が揃うことはなかったものの、「肝心な」時には皆が「結集」してくれた。比較的「緩い」と評される専門演習担当者の下で、良く辛抱して学んでくれたと思う。今年前期の彼らなりの「卒業研究」活動には、目を見張るものがあった。この夏をどのように乗り切って、後期に、どのような「成果物」を提示してくれるのか。大いに楽しみにしているところだ。

そんな思いも乗せて、「暫し充電」の大きな行動は、家族皆での帰省だ。あの3.11から2年5ヵ月が過ぎる郷里の復旧・復興振りを確認するのが大きな目的。5月の連休にも皆で足を運んだところだが、3ヵ月の間には何かと変化はあるものだ。「卒業研究」に勤しんでいる「ゼミ生」に負けじと、「新しい発見」と行きたいところだ。 mm

2013.08.10

全日本ジュニアテニス選手権

今週から大阪の靱テニスセンターで全日本ジュニア選手権が開催されています。

ナショナルチームのコーチ・監督も来られるので、このタイミングに合わせて会議室でミーティングを行いました。S級エリートコーチの検定の内容や新指導教本など、話し合っているうちにあっという間に6時間が経過(^^;

ほとんど試合は見れませんでしたが、会場にいるだけでトップ選手達の気迫が伝わってきました。
暑い日が続きますが、熱中症などのアクシデントが無いことを祈っています。

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satoshi

2013.08.09

高校の先生方の研究会の講師を務めさせていただきました。

こんにちは。

暑い毎日、みなさん、元気にお過ごしですか。

大学は夏期休暇に入り、キャンパスは静かです。。

 

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さて、先日、大阪初芝学園の教職員合同研究会の講師を務めさせていただきました。

大学に生徒の皆さんを送って下さる先生方との交流は、私たちにとってもたいへん勉強になります。

ありがとうございました。

これからも頑張ります!!

 

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BULLCO

 

 

 

 

 

 

2013.08.08

いきいきストレッチ講座 その1

いよいよ試験期間も終了し、夏休みに突入しました。採点答案の山に囲まれながら見て見ぬふりをしている今日この頃です。夏休みは運動不足に陥りがちですね。今回は家で座ってできるストレッチングを紹介いたします。下記の原稿は、日産ディーゼル社の社員向け雑誌に、年6回掲載しているものの1つです。今年でもう5年目となります。運動不足解消に是非ご活用ください!sana

 

mi04_p19.pdf
 

 

 

 

 

2013.08.07

今年も「平和への誓い」から。

こんにちは。
昨年も書きましたが、8月6日に行われた広島平和記念式典の「平和への誓い」について今年も書きたいと思います。

今年は(去年もでしたが)朝の予定が無かったため、出勤時間を遅らせ、黙とうをし、平和への誓いを聞いてから出勤しました。
今年は、傍らに、夏休み中の息子がおり、同年代(少し上)の子どものスピーチを食い入るように見つめていました。

毎年、子どもたちのスピーチには心を動かされ、そして私はまた何ができるのか、と思いを巡らせます。

少し、スピーチから引用させていただきます。

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平和とは、安心して生活できること。
平和とは、一人一人が輝いていること。
平和とは、みんなが幸せを感じること。

平和は、わたしたち自らがつくりだすものです。
そのために、
友達や家族など、身近にいる人に感謝の気持ちを伝えます。
多くの人と話し合う中で、いろいろな考えがあることを学びます。
スポーツや音楽など、自分の得意なことを通して世界の人々と交流します。

方法は違っていてもいいのです。
大切なのは、わたしたち一人一人の行動なのです。
さあ、一緒に平和をつくりましょう。
大切なバトンをつなぐために。

  広島市HP「平和への誓い」より(http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1374108253266/index.html)

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息子は、「周りの人に感謝することがどうして平和につながるの?戦争とどんな関係があるの?」と言いました。
その質問に的確に答えられなかった私ですが、彼が、「実感を持って」「彼なりの」答えを出せるように一緒に考えていきたいと思いました。

今回「スポーツ」を通した交流も言及されています。

子どもたちの未来が明るく、輝かしいものでありますように。

大人として出来ることを小さなことでもやってきたいと改めて思いました。

ma34.



2013.08.06

現場の先生方と講習会

 8月に入ってすぐの3日間、保健体育をご担当の先生方の講習会(教員免許状更新講習)があり、私もご一緒させていただきました。小学校の教員免許のゴールド・ペーパードライバーの私なので、現場の先生方の雰囲気を味わうのは、教育実習以来で楽しみやら、緊張するやらでした。

朝から夕方までの受講、本当にお疲れ様でした。また、いろいろな形でご縁がありますように...。【ippo


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3日目の朝1番の講義が終わって、ほっと一息のみなさん。無理を言って、集合写真。はいポーズ!









2013.08.05

第1回立命館大学スポーツ健康科学部 夏季体験セミナー

Sana先生からも報告がありましたように、730日(水)インテグレーションコアにおいて、第1回夏季体験セミナーを開催しました。午前中は、宇宙飛行士であり、スポーツ健康科学部客員教授でもある山崎直子さんによるセミナーでした。

「宇宙飛行士 × スポーツ健康科学」

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の問いかけから始まりました。両方に共通することは何でしょうか? 参加した高校生から回答をもらいながら、その考え方として、「人」が共通項である、ということで話が始まり、宇宙飛行士に選抜されるためには、閉鎖空間で数多くのミッションを実行するために、①体調管理、②リーダーシップ、③フォロワーシップ、④状況把握が求められます。これらはまさにスポーツ健康科学部で養成される能力です。

お話は、宇宙を目指しての訓練の様子や宇宙での生活について、画像をふんだんに使用しながら紹介しながら、「人が未知なるものへチャレンジする喜び」を語っていただきました。山崎さんの好きな言葉の一つが、「wonderful」です。これはwonder(未知なるもの)+full(一杯)ということで、未知なるものが満ちあふれている状態=それを明らかにする喜びがあふれている=素晴らしい、楽しい、という意味だそうです。その意味をこめて高校へ次のメッセージを頂きました。

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午後は、『自分の身体』について様々な実験機器を用いてアプローチし、スポーツ健康科学の理系の学びを体験する4つのワークショップを行いました。

「こころとからだの関係を探り、君もトップアスリートに!」(佐久間春夫教授)

「合理的な筋力トレーニング&有酸素トレーニング」(後藤一成准教授)

「優れた競技パフォーマンスの秘密を知る~モーションキャプチャシステムを用いた動作測定・解析~」(大塚光雄特任助教)」

「心臓の動きを計測る装置を作ろう」(塩澤准教授)

 

3時間のワークショップを終えた高校生たちから、スポーツや人間の身体ついて、これまで思ってもいなかった科学的な視点からアプローチし、実際にそれを体験できたことについての新鮮な喜びと感動が口々に語られ、主催者側としても充実したセミナーとなりました。

 来年の夏も第2回目を行いますので、是非、高校生の方は参加ください。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

 8/4からの国際バイオメカニクス学会に、本学部の先生(栗HO塚、福T)、院生(福H)、学部生(T鳥)と一緒に参加しています。場所は、ブラジルのナタールに来ています。乗り継ぎの時間をいれる、丸2日かかります。長旅の分、充実した参加となるよう全員張り切っています。

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【忠】










2013.08.04

「ひと夏の思い出?!」として

先週の日曜日(728)は、地域の「うたごえ祭典」に家族総出で参加した。「テルーの唄(ジブリ作品の1つ「ゲド戦記」の主題曲)」を合奏した。不安が的中して、問題の私が何度も音を狂わせてしまった。次女のピアノ・ギターの長女・リコーダの孫2人と私たち夫婦の並びだ。途中で、長女のボーカルと私たち夫婦の低音部を入れることが先日の音合わせの時に決まっていた。

リハーサルの時には、私もそうだが、左隣の妻も音を外していて、思わず「吹き出し」そうになるのを抑えていたりした。しかし、本番では、右隣の孫たちの音はよく整っているようだし、妻にもそれがない。私だけが低音部で何度も音を外してしまった。隣の妻は、「吹き出す」のを抑えるのに懸命だったと思う。目の前には、りっぱな集音マイクが置かれているので、乱れたハーモニーは全部拾われていたことだろう。

「俄仕立てではいけない」ことを痛感させられた。一生懸命練習していた孫たちにも申し訳ない気持ちで一杯だった。

 全部で19組の出演があって、中にはプロ顔負けの「二胡」の演奏やギター・ボーカル(振り付けあり)などもあって、皆さんかなりの実力の持ち主だった。「私たちが参加して良かったのだろうか。」と思ってしまうほどのものだった。

只、その中で、家族ぐるみの参加が私たち1組だけ。3人の「審査委員」の中の1人が、講評の中で、「個人的には、三世代の家族で演奏したMファミリーにグランプリを差し上げたい気持ちだ。」と言っていただいたことには、「リップサービス」であろうことは解りつつも、悪い気持ちはしなかったし、「ミス連発」でハーモニーの足を引っ張った私にとっては、大変救われる思いもしたものだ。

実は、前日(727)の土曜日には家で「前夜のリハーサル」をするはずだったのをすっかり失念してしまっていて、「授業終了の懇親会」を入れてしまっていた。授業援助をしてもらっている若い人たちに混じっての「暑気払い」の宴席は、大いに盛り上がり、ついついアルコールの量も増えてしまっていた。まさか「二日酔い」と言うほどのことではなかったが、「一糸乱れぬハーモニー」を演出するための努力不足の感は免れなかった審査員の講評に対して、家族みんなが大喜びの中にあって、私は、ほっと「胸を撫で下ろす」のだった。

まったく私的なことになってしまったが、「ひと夏の思い出」として。 mm

 

 

2013.08.04

現場の方々との交流

2013.08.03

食と健康セミナー

 今日は仙台で味の素(株)が主催する「食と健康セミナー」の講師としてサルコペニア予防に向けた運動と栄養摂取に関して話をしてきました。

セミナーは2部構成で僕は後半担当でしたが、前半には東京大学大学院の佐々木 敏先生のお話を聴く機会に恵まれました。

 

 佐々木先生は我々が日常的な食生活の調査に用いるBDHQ(簡易型自式食事質問票)を作成された先生です。

佐々木先生の話題は「減塩」ではなく「節塩」をテーマに講演され、食生活における塩分摂取と健康リスクについて疫学的観点からも分かりやすく講義されました。


食塩無しでは人間は生きていけません。重要な栄養素であることもしっかり知らしめながら、日本人の食生活の問題点をデータを基に、時には笑いをとり、時には聴講者にデータを「読み解く」質問定義をすることで、参加型の講義がテンポ良く進んでいき、、あっという間に80分が過ぎました!

 

 今日は僕が一番勉強したのではないかと思うくらい、しっかりノート取りました(笑)

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テンションあがり過ぎて、思わず講義中の写真を一枚撮ってしまいました!