[ 2014年03月 ] の記事一覧

2014.03.03

大学調査(アメリカ)その2

大学調査の2つめの訪問都市は、ケンタッキー州にあるレキシントン市。大学は、ジョージタウン大学でした。ここの大学のモットーは写真にあるように、

Live  Learn  Believe

 クリスチャン系の私立大学で、学生数は1500名とこぢんまりとした大学でした。キャンパスも美しく落ち着いた環境でした。周囲には寮がありほとんどの学生が寮生活を行っています。

 

この大学でも、Athletic Trainingのプログラムがあり、ATCの資格を取ることができます。本学の卒業生の松野君が、Assistant Trainerとして勤務しています。


今回の訪問では、GATプログラムを有する本学部とのコラボについて懇談してきました。ジョージタウン大学の学長、学生部長にもお会いでき、是非、相互交流したいとお話しできました。この大学には日本人学生が現在はいないようです。日本人のスタッフも松野君ともう一人と聞いています。圧倒的に数が少ない分、大事にしてもらっているとのこと。


 

 関係のない話ですが、ここのマスコットは、Tiger(虎)でした。寅年には馴染みがあるので写真を撮らせてもらいました。

 


<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

今回の訪問で、学部・研究科紹介のビデオクリップ、パンフレットを作成して持って行きました。非常に好評でした。施設・設備については、羨ましがられています。今後の教育・研究交流のきっかけにもなります。今後、海外を訪問される先生方も是非お使いください。

 

 

【忠】

2014.03.02

断想「3月1日・ 永遠の0」!?

3月1日(土曜日)、妻と小学校5年生の双子の孫と一緒に「永遠の0」を観てきた。

 

健太郎(三浦春馬)が、祖母・松乃の葬儀の日に、祖父・賢一郎(夏八木勲)とは別に「血縁上の祖父」がいることを知らされるところから物語は始まった。本当の祖父は宮部久蔵(岡田准一)。「太平洋戦争」で零戦パイロットとして戦い、終戦直前に特攻出撃で不帰の客となっていた。本当の祖父のことを知りたいと、かつての戦友を訪ね歩く健太郎に返ってくる宮部評は「海軍一の臆病者」。仲間から「臆病者」と蔑まれ、天才的な操縦技術を持ちながら生還することにのみ執着した本当の意味はどこにあったのか。そして、「家族のもとへ必ず還って来る」と誓った宮部がなぜ特攻を選んだのか。

 

賢一郎が松乃を見送りながら「大仰過ぎる」程に泣き崩れる最初の火葬場でのシーン。数多くの同様の場面を経験してきている者にとって共感を呼ぶものではあっても、その真の意味合いについて思いを巡らせるまでには至らなかった。しかし、それは、健太郎が祖父の最期を知る人物に辿り着いて知ることになった「衝撃の事実」によって、実に「暗示的」なものだったのだと気付かされる。

 

一緒の孫たちにはかなり難しい映画だったと思う。本人たちが「観たい」と言ったものだったが、「戦争の時代」と「平和な時代」とを行き来しながらの「深い思いや意味」について、子どもたちの感性として、どれだけのことを受け止めてくれたのだろうか。

 

そう言えば、孫たちがまだ低学年だった頃、静岡県・焼津市を訪ねて、「民俗資料館」で「第五福竜丸」の資料展示を一緒に観たことがある。「"永遠の0"の時代」から僅かの時期の、「衝撃の事件」だったビキニ環礁水爆実験でのこと。幼い2人は、その時、どれだけのことを感じ取ってくれたのだったか。そんなことも思い出していた。

 

3月1日は、「ビキニ・死の灰」事件から60年目の日。焼津市では「被災60年3・1ビキニデー集会」(原水爆禁止世界大会など主催)が例年にない参加者のもとで開かれたようだ。そして、「今まであまりしゃべらなかったが、自分の生きている間に」との思いで元乗組員の池田正穂さん(81)も、当時のことを話し始めたと言う。 

「死の灰」を浴びるという「過酷な経験」をした池田さんが重い口を開いて語りだすことと、「永遠の0」の中で、健太郎の訪問を受けて宮部を語るかつての戦友たちの姿とが重なって、「平和な時代」に「核廃絶」はもちろんのこと、「平和であればこそ」の意味を噛み締めることの大切さを感じることになった。   mm生

2014.03.01

FDプログラム

先週はFDプログラムで朝から夕方まで教員の研修会がありました。

毎回教員が集まって熱いディスカッションを実施します。

 

今月はもう一つ別のFDプログラムが実施されます。

 

国際テニス連盟のコンサルタントでLawn Tennis AssociationのMark Tennant氏に本学に来て頂き、コーチングにおける「コーチと保護者の関係性」について講義とディスカッションを実施します。

 

2020年の東京オリンピックに向けて、コーチ教育はとても重要です。

是非海外の情報もしっかりと収集して、ジュニア選手の育成に繋げたいです。


satoshi