[ 2014年07月 ] の記事一覧

2014.07.21

ゼミ3回生の発表

【A】 先生のブログで、「3回生にミニ論文作成という野心的なチャレンジ」を紹介されていました。私のゼミでは、3回生が前期中に動作解析装置を使った計測と解析を一定程度マスターすることを目標にゼミを進めてきました。後半は、「歩行」を解析対象として、毎日おなじように歩けているのか? 何かの刺激(トレーニング、ストレッチング)を入れると歩行動作は変わるのか?ということを明らかにするために、3つの班に分けて、実験、解析、発表を行うことにしました。

4回生、PDの本Jさんの手も借りながらではありましたが、実験から解析までを自立して行えるまでになりました。もちろん、ゼミの時間だけでは足りないので、時間を工夫して解析、プレゼン資料の作成を授業時間外でも進めていました。感想を聞いていみるとやはり思った以上に解析に時間がかかることを思い知らされたようでした。論文に載っているデータが、どのようなプロセスを経て示せるようになるかを実感できただけでも大きな成果です。

信頼性の高いデータを出すためには計測技術、ねらいとする客観データをだすには解析技術、そして得られたデータを理解してもらうためのプレゼン技術が、必要であることを改めて実感できた最終発表となりました。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

・週末の運動生理学会のアウォード表彰、大学院生の部、M1藤江くん、39歳以下の部 佐藤助教 みごと受賞。詳細は学部・研究科HPに近々アップされます。

1回生の小集団「基礎演習」の授業補助、学生支援に、「オリター」の活躍は無くてはなりません。1期生のときは他学部からオリターを派遣してもらっていましたが、今では伝統を受け継いだ学部の先輩のオリターたちがしっかりと1回生をサポートしてくれています。そのオリター団の前期最後の集まりで一言お礼を言わせてもらいました。スポ健の学生文化の一翼を担ってくれています。

・JISSの稲葉先生の講演がありました。終わってから、「知っていれば参加したかった!」の声も多数ありました。Campus Web、エレベータ前の張り紙でも広報していました。情報が多すぎると感度が鈍るので、いつもアンテナ高くしておいてください。概要は、HPに載せておきました。

http://www.ritsumei.ac.jp/shs/news/article.html/?id=83

【忠】

 


 

2014.07.20

定期試験勉強会

暑い日が続いていますが、
皆様いかがお過ごしですか。

立命では、前期も終わりに近づいてきました。
学期が終わるということは、そう定期試験の季節です!

スポーツ健康科学部では、今回が定期試験を
初めて受ける新入生を対象に、上回生 (AA: Academic Adviser) が
質問や疑問に答えてくれる「定期試験勉強会」を行っています。



今回は、勉強会に参加していた Mio さんと Rina さんに
インタビューです。



Q: 「なぜ勉強会に参加しようと思いましたか?」
R: 「大学生になって初めてのテストを迎えるに当たって、
勉強の方法や質問の傾向を知りたいと思ったからです」
M: 「私も同じです。大学のテストの傾向が分からず、
何をどのように勉強すればいいのか分からなかったので、
AAさんにアドバイスを貰いたいと思ったので参加しました」

Q: 「スポ健の勉強で大変な点はありますか?」
R: 「スポーツ科学の専門用語を覚えなければならない点です。」
M: 「専門的な学びが増えたので、新しく覚えることが多い点です。」

Q: 「勉強会に参加した感想、良かった点を教えて下さい」
R: 「AAさんが各科目についてとても丁寧に教えてくださり、
テストに対する不安が解消された。アドバイスを参考に、テストに備えたいです。」
M: 「参加したことで、テストに対する緊張感が高まりました。
大学のテストは得点が単位に関係しているので、
しっかり計画的に勉強しようと思いました。
勉強法やテストの傾向など知りたかったことについての
具体的なアドバイスを貰えてとても良かったです」

大学での学びは、自分で学習するのが基本となりますが、
スポーツ健康科学部では、新入生が大学での学びに付いていくための
仕組みを色々と用意していますので、安心して飛び込んできて下さい。
AA については、WEB を見てみて下さい。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を



2014.07.19

スポーツが最適化する成熟国家「日本」

キャリア形成科目「スポーツ健康科学セミナーⅡ」において、アンダーアーマーのライセンシーで、近年、成長著しい株式会社ドーム取締役マーケティング本部長の高下泰幸氏に、「スポーツが最適化する成熟国家『日本』」と題する特別講義をしていただいきました。

株式会社ドームの社名は、"Dedicated Organization Motivated to Excel"(自らの意志に基づいて、最上を目指し献身する組織)というフレーズの頭文字に由来し、企業理念として掲げられている「社会価値の創造」には、「スポーツを通じて社会を豊かにする」という想いが込められています。
高下さんのお話は、私たちが株式会社ドームに対して抱く「アンダーアーマーの製品を取り扱うスポーツ用品メーカー」というイメージを刷新するような内容で、「スポーツが最適化する成熟国家『日本』」という演題のように、企業価値を創造するために、既存事業にとらわれることなく、ビジョンを描き、それを実現するための戦略と事業化が重要であること、また想いを抱く企業の可能性は無限大であることを感じさせてくれるような内容でした。

高下さんは、成熟国家におけるスポーツの意義として、「内需拡大」「人材育成」「健康増進」の3つのキーワードを挙げ、具体的なデータや事例に基づき、話を進められました。

例えば、「内需拡大」では、日米の産業規模を事例に取り上げられ、自動車大国アメリカに対して、我が国の自動車メーカーは、企業努力の末、産業規模をアメリカの2.5分の1にまでその差を縮めたにもかかわらず、スポーツ産業は、プロスポーツビジネス、スポーツ用品などを合わせてもわずか4兆円程度で、アメリカの10分の1の市場規模に留まっており、この分野の事業化はまだまだ未開拓であることを指摘されました。

また「人材育成」に関しては、アメリカのCEO(Chief Executive Officer:最高経営責任者)の95%が高校時代にアスリートとして、日々、競技スポーツに励んでいたことを事例に取り上げられ、「文武」のいずれか一方ではなく、「文武両道」に手掛けることが、日本社会を再生する手がかりであると述べられました。



そして、「健康増進」というキーワードでは、消費税をはじめとした増税の焦点でもある「社会保障」に着目し、30兆円を上回る医療費を削減することがスポーツによって可能になると述べられました。特に、この医療費のうちの4兆円が生活習慣病に起因していることと、またアメリカの肥満に関するデータを示し、運動習慣のある子どもと運動習慣のない子どもとでは、年間30万円の医療費格差が生じていることなどを事例に取り上げ、スポーツを通じて健康増進に手掛けることは、人々の日々の暮らしを豊かにするだけでなく、日本が健全な国家を維持するためにも重要な問題であると指摘されました。

講演では、このような3つのキーワードを実現する具体的なアクションプランについても紹介されました。例えば、都市規模が比較的類似しているオハイオ州クリーブランドの事例を徳島に、またアリゾナ州フェニックスの事例を沖縄に当てはめ、「スタジアム運営を通じた都市再開発」についてお話しされました。
またJOC(日本オリンピック委員会)、日本体育協会、日本スポーツ振興センターといったスポーツ組織の一元化や、USOC(全米オリンピック委員会)の全収入の約6割が事業収入であるのに対し、JOCの全収入の約4割が国費による補助金であることを事例に取り上げ、「スポーツ行政の大胆な改革」、つまり、スポーツ行政の民営化が必要であることを主張されました。


高下さんは、まだまだ未開拓であるスポーツ産業の発展のためには、日本人の強みをもっと活かす必要があると主張されました。その強みとは、本質を捉えた上で、それを実現し、カタチに変えるための「勇気」を持ち備えていること、つまり、日本人がこれまで成し遂げてきた成果は、"Copy and Paste"ではなく、進化と価値の創造を前提とした"Copy and Improve"という優れた能力に裏づけられていたことを忘れてはならないと述べられました。


Jin


2014.07.18

3年生のミニ論文

今年は、3年生の専門演習の形式を少し変更して、「実践」でモチベーションをあげる(あげたい)ことにしました。
具体的には、今もっとも知りたいことを知るために、自分たちで答えを探す。そのプロセスを文章にまとめる、「ミニ論文」作成を前期の課題としました。
どうかな~?と思っていたのですが、嬉しい裏切りで、結構楽しそうに真面目に取り組んでいます。テーマはとくかく知りたいこと。誰かがすでにやっていても、「こんなんでいいの?」も関係なし。少しでもわくわくする題材でプロセスを学ぶことに主眼をおいています。前期は、全員でテーマについて討論し、質問項目を何度も何度も全員で行ってみて修正を重ね、実施までこぎつけました。

いくつか、そのテーマをご紹介したいと思います。
【なぜ、今、競馬場にカップルが増えているのか?女性は競馬をどう捉えているのか?】
すでに、競馬場に足を運び、カップルに突撃インタビューを行い、30組近くから回答を得てきました。どうやら、女性は競馬をスポーツと捉えているらしい・・・という回答を得たようです。また、芝生の青さや馬の美しさと回答する女性も多いようです。次は、その馬と寝食を共にする調教師さんにお話しを伺うべくアポ取りの最中です。

【交際期間が1年以上と1年未満のカップルは何が違うのか?長続きする秘訣を探る】
男子学生二人のテーマです。彼らも何度も調査内容を練り直し、いざ突撃調査へ出て行きました。50人以上の人に回答してもらえたようです。なかなか面白い内容の答えが多く、現在のところ見えてきたものは・・・「長続きするカップルにはあまりルールがない」ということらしい?さらに人数を追加するようです。

こんな風に書いていると、真面目なテーマ(本人たちは全員真面目で真剣であることを確認し)はないの?とご指摘を受けそうですが、あります。
【障がいのある人との関わり経験の有無とボランティア参加への積極性】
【傷害からの回復期間におけるメンタルトレーニングの重要性】
【インテグレーション・コアおよびラルカディアにおける電波速度と改善策】

などなど。全部は紹介できないので一部ですが。

4年生と同じタイミングだったせいもあり、3年生も同じようにミニ論文概要をA4用紙1枚にまとめ提出してもらい、進めたところまでの発表会を7月12日(土)に実施しました。一人(1組)持ち時間20分。いろいろ質問も出て、結局4時間の長丁場となりましたが有意義な時間でした。今週が最後の授業でしたが、次のステップとして、何を言いたいのか、集めたデータをどうすれば言いたいことが言えるのか、統計?質的分析?それらを学ぶことにしました。私からではなく、『自分たちで・・・』。統計学習グループは、授業内で本を1冊決定。同じものを購入して自主グループ学習。質的手法グループは、「質って何?」の状態をまず打破するために、図書館で分かりやすい本をそれぞれが選び持ちよって1冊を決めるところから出発。それぞれの内容を夏休み中に自分たちで学ぶ+調査の結果を12~15枚程度の論文の体をした形にまとめる。

この課題、どれほどのブーイングの嵐になるかと少し不安でしたが、思ったほどでもなくホッと一安心。競馬とカップルについての先行研究はありませんが、恋愛に関する論文は結構出ていて、なかなか楽しそうです。今回は、計画をしっかり立て、研究の枠組みを作ってスタートしてはいませんが、一通り研究のプロセスを踏めたらいいかと思っています。まずまず生き生きしながら実施している姿を見ると、やはり「やりたい」テーマを早く見つけることが卒論への近道だと改めて思います。

2014.07.17

新しいスタート

4月以降数回にわたり、昨年度学部を卒業した1期生が研究室を訪問してくれる機会がありました。卒業式は約4ヶ月前、まだ半年も経過していないのですが、現在の仕事の様子などを聞くと時間は確実に経過していることを実感します。

さて、先週から今週にかけて、私のゼミ出身のTomoくんが研究室を訪ねてくれました。私は彼の基礎演習(学部1回生の小集団科目)の担任だったのですが、入学直後から「卒業後はアメリカに留学して、将来はアスレティックトレーナーになります」と宣言していたことを今でも覚えています。けれども宣言だけでは夢は叶いません、、、「先生、具体的にまず何をすれば良いいでしょう?」という相談を受け、当時、女子陸上部でアスレティックトレーナーをされていた方を紹介し、彼の夢に向けての道のりが始まったのです。その後は、学生トレーナー団体(RAM)に所属し、4年間様々な勉強・経験をしてきました。

そのTomoくん、4年前の宣言通り今週から渡米します。まずは半年間、語学学校に入学し、その後の大学院への入学を目指します。夢の達成までまだ長い年月を要するでしょう。けれでも、その道を本格的に歩み始めたTomoくんを心から応援したいと思います。

彼の素晴らしいところは、「4年間、気持ちがぶれなかったこと」「夢の実現に向けて実際に行動を起こしたこと」の2点に尽きます。多くの学生は学部入学時に「私は将来●●になりたい」「将来は●●になり活躍したいです」とそれぞれ夢を語ります。けれでもその後、夢の実現に向け実際に1歩を踏み出すことのできる学生は僅かです。1歩踏み出すだけで僅かでも夢に近づくのですが、、、、行動を起こすことのできない学生を数多く目にしてきました。Tomoくんのような例は稀であるかもしれませんが、教員としては、未知の世界に足を踏み出そうとする学生の背中をそっと押してあげたいと考えています(あまり強く押すと前のめりで転倒しますので。。。)。

彼とは、「アスレティックトレーナーとして成功した後には、エクササイズプログラミング論(私が担当)の授業でゲストスピーカーとして招聘する」という約束をしています。数年後、その日が現実となることを楽しみにしています。頑張れTomoくん!!

2014.07.16

オリターさん感謝祭

こんにちは。
ma34です。

今日は基礎演習の前期の最終の授業でした。
1限めの授業の時間では、後期に開かれるゼミナール大会にむけてのグループわけと、
メンバーのやりたいテーマを探っていく時間となりました。

班わけは少し時間がかかりましたが、
最終的にはみんなが納得できる形になったのかと思います。
テーマを挙げていくときには、紙製のホワイトボードが大活躍。
何度も消せるというのが大事で、ああではないこうではない、とアイディアを出しやすいのでしょうか。
ホワイトボードのまわりに頭が集まって、真剣に話している姿が見られました。


そして、2限目のサブゼミ。
1回生が、前期の間にとてもお世話になった2回生のオリターさんに感謝の気持ちを込めて、
90分の企画をしたそうです。

ロシアンルーレット、なんでもバスケットなどのゲームに、
最後にはムービーもつくるなど、テスト・レポート前の忙しいときにも
オリターさんへの思いを伝えるために、素敵な企画を計画・実施していました。

2回生のオリターのなかには、私が1回生のときに担当した学生がおり、
その学生の最後の涙ながらのスピーチに、こちらも涙腺がゆるむ一場面も。
ただ、湿っぽくおわらないのが、スポ健の文化なのでしょうか。
最後には、こんな姿になった2回生がおりました。。。


テスト・レポートの週がやってきて、それが終わると夏休み。
怪我や病気のないように、気をつけながら、夏休みを満喫してほしいと思います。

ma34

2014.07.15

敢えて取りこぼす

Hassyです。

本日からM1の構想発表会が始まりました。


学部生の皆さん、来週までアイコア1Fに貼っているので積極的に見て回り、
疑問が湧いたらM1の発表者に聞いてみましょう。
本番発表は今週木曜の祇園祭の日(私がいよいよアラフォーに突入します・・・)の5限です。
学部生は聴講可能ですので、ゼミ選択や卒研の参考のために是非参加下さい。

さて、先週末、私がトイレで小用を足した後、息子が入り
「さっきお父さんトイレした?なんかいつもと違うニオイで臭い」と。。。
「ええ!?」と尿が脱水でニオったのか、、、焦りました。
しばらくすると息子同様鼻の利く妻が「あっ、このトイレットペーパー臭い!」と、
真犯人を突き止めたのでした。

何と左の白いペーパーは粘土の匂いというか、大そのものの匂い(すみません;)というか、がするのです・・・
目には目を、同じニオイには同じニオイを・・・ではないでしょうが、びっくりしました。
そこで急遽アロマの香りがするもの(右のピンク)を購入し、何とか相殺させました。

この話を強引に繋げさせて頂きます。

今、卒研生が手がけている実験では、ある食物の成分が脂肪を吸着し、脂肪が腸から吸収される前に大便として排泄させることを狙いとして実施しています。
市販の物では、某ウーロン茶で同様の効果を狙ったものがあります。
これは脂っこい食事と一緒に某ウーロン茶を飲用すると、余分な脂の体内吸収を未然に防ぎ、大便で排泄するものです。
どのような結果となるか、1か月後が楽しみです。

2014.07.14

WBC2014 in Boston

76日から12日にかけて、アメリカ・マサチューセッツ州・ボストンで開催されたWorld Congress of Biomechanics 2014に参加してきました。この学会は、「バイオメカニクス」に関する世界最大の学会で、4年に1回開催されます。スポーツ健康科学部では、「スポーツバイオメカニクス論」、大学院スポーツ科学研究科では、「バイオメカニクス特論」が専門の講義としておかれていますが、あくまでも対象は人間の動作、その動きのメカニズム解明に焦点が当てられています。

このWBCでは、動物の動きを扱うバイオメカニクスはもちろんのこと、機械材料系の物性を扱うバイオメカニクス、細胞の動き、挙動をあつかる分子レベルのバイオメカニクスまであり、まさに分子レベルから個体までを対象に扱われていました。発表演題数も4000題目以上となり、質量とも世界最大のバイオメカニクス学会でした。そのおかげで、普段はあまり馴染みのない、骨、血管の物性特性を扱った研究、動物のロコモーション研究、進化からみた二足歩行研究などにも触れることができました。

スポーツ健康科学部・大学院同研究科からは、助教のK原先生(現在、USCで在外研究中)、F本先生、ポスドクの本Jさん、F谷さん(現在、カルガリー在外研究中)、大学院博士後期・JR丸君、大学院博士前期の伊T君の発表がありました。大学院生は初めての国際学会でしたが、助教の先生方の深夜までの予演会で無事発表を乗り切っていました。研究発表、研究情報収集、研究者交流を含めて収穫の多い学会でした。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

ボストンといえば、東海岸を代表するハーバード大学、MITがあります。世界のトップの大学のキャンパスにも足を踏み入れて来ました。ハーバード大学では、学生によるビジターツアーがひっきりなしに行われていました。案内係のハーバード大学生の自信にみちた案内ぶりが印象でした。また、自然史博物館の充実した収蔵にも驚かされました。「前足接地」のNatureにのったリーバーマン先生の写真が、遺跡発掘調査のところで写っていて、人類考古学をベースにしたバイオメカニクス的アプローチの強みを感じました。

 


(案内) ひらめき☆ときめきサイエンス 「立命館大学 身体のミクロからマクロの世界へ  

高校生対象 申し込み締め切り 7/18 Webで 是非、関心のある高校生へご案内ください。

https://www.youtube.com/watch?v=SEbyVIIO9VQ

http://www.ritsumei.ac.jp/~isaka/hiratoki/hiratoki.html

【忠】







2014.07.13

第二回理系女子シンポジウム

今週は台風のせいで毎日雨のニュースが続いていますが、
皆様、いかがお過ごしですか。

今回は、夏に行われるスポーツ健康科学部が参加する
シンポジウムを紹介したいと思います。

今回、紹介したいシンポジウムは、
「理系女子的学び方、働き方、暮らし方」です。

このシンポジウムは昨年の12月に第一回目を行い、
パナソニック株式会社R&D本部先端研究所グループマネージャーで、
人工光合成を研究なさっている 山田 由佳 先生 にご講演頂きました。
その模様は、web で。

第二回目今回は、インターネットのブラウザ開発を
されている 瀧田 佐登子先生 にお越し頂きます。
(ブラウザって何?という方は、このページを見るために
開いたソフトこそがブラウザです!)

今、女性研究者を増やす必要があると強く言われていますが、
特に IT 系での研究者が不足しています。
総務省の「我が国の科学技術を支える女性研究者 - 総務省統計局」によると
大学の女性研究者の割合の平均が 25% に対して、
情報分野の女性研究者の割合は10.0% とかなり低いと言わざるをえません。

今回の瀧田先生に触発されて、情報分野に進む
女性研究者が生まれることを願っています。
また「理系に興味があるけれど、キャリアはどうなんだろう?」とか
「娘が文理の選択時期だけど、理系に行かせて大丈夫だろうか?」という
疑問や悩みをお持ちの学生さん、保護者の方にもぜひ参加してもらって、
理系にどんどん進んで行ってもらえたらと考えています。

シンポジウムの詳細や申し込みは、web から。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を。







2014.07.12

“スポーツ用品メーカー”で働く…

学生の中でも、スポーツ用品メーカーで働きたいと思っている人は多いと思います。部活動で競技を続けていた学生は、自ら使う用具・用品への思い入れやこだわりも持っているでしょうし、その用具・用品に改良を加えて、アスリートのパフォーマンス向上や人々のスポーツ・シーンがより充実してほしいという願いを持って、スポーツ用品メーカーへと就職を希望することでしょう。

一般的にスポーツ用品メーカーは、“スポーツ用品製造・流通業”と呼ばれ、日本標準産業分類によれば、「スポーツ用衣服製造業」「運動用具製造業」「スポーツ用品・娯楽用品・玩具卸売業」「スポーツ用品小売業」に分けられます。

ミズノやアシックス、またデサントといった企業は、自社ブランド製品の製造・卸売・小売業向けの販売の他、OEM(他社ブランドの製造)にも手掛ける総合メーカーといえるでしょう。またヨネックスやモルテン、ミカサといった特定のジャンルの製造・卸売・販売に手掛ける企業は、専門メーカーと捉えられています。

また多くの学生が憧れているナイキジャパンやアディダスジャパンは、それぞれアメリカ本社、そしてドイツ本社が100%出資する外資系企業で、日本では非上場であるため、証券取引はされておらず、社内の公用語も主に英語のようです。両企業は、本社のブランド製品の輸入・販売を請け負い、その製品の広報や宣伝、また販売促進を行っています。

そして、ゼビオ、アルペン、ヒマラヤ、つるやゴルフといった本学部の1期生の幾人か就職している小売業は、海外ブランドと国内ブランドの製品を、一般消費者に店頭販売したり、学校を中心とした法人向けの販売をしたりしています。

意外と学生たちが気づいていない企業が、海外ブランドや国内ブランドの製品を、国内小売企業向けに販売するZETTやSSK、またXanaxなどの卸売企業です。ZETTやSSKは、主軸は野球用品ですが、バスケットボールやフットサルといった種目の用具・用品も取り扱っています。SSKには、私の大学時代の先輩や親友が勤めていますが、その親友は、社員の福利厚生事業としてマンネリ化し、低調な活動となっている社内運動会をプロデュースし、社員の健康増進だけでなく、チームワークや一体感、また興奮を生むような運動会の演出に手掛けています。またXanaxは、500万アイテム、40万もの製品を取り扱うスポーツ総合商社といえます。

このようなスポーツ用品製造・流通業の取り組みや課題、また可能性は、どのようなところにあるのでしょうか?
来週のキャリア形成科目「スポーツ健康科学セミナーⅡ」では、最近、学生たちがよく着用しているアンダーアーマーの用品を取り扱う株式会社ドームの担当者の方に来ていただいて、ご講演いただきます。株式会社ドームは、ウェアやサプリメント、またメディカル商品の販売やアスリートのパフォーマンス向上にかかわる情報提供といったアスリートを支援するための「パフォーマンスサポート事業」と、アスリートや競技団体へとスポンサードし、スポーツ産業をより成長へと導こうとする「マーケティングパートナーシップ事業」といった大きく2つの事業を展開しています。

「スポーツを通じて社会を豊かにする…」という企業理念を掲げ、急成長を遂げている株式会社ドームの取り組みと可能性について、次回は紹介したいと思います。


Jin