[ 2015年03月 ] の記事一覧

2015.03.01

アメリカ便り (20): Visitors#1

今日から三月ですね。
いよいよスポーツ健康科学部の今年度の受験も
後期分割方式 (3/5) を残すのみとなりました。
受験生の皆さん、悔いの無いよう全力を出し切って下さいね。

今週は、日本から嬉しいお客様が二人も来て下さいました。
お二人とも、カリフォルニア州で用事を済ませた後に
わざわざ東海岸まで足を運んで下さいました。



(前列、左が Toshi 先生、後列が、Syuhei 先生です)
こちらに来るまでは、西海岸で昼間は T シャツで過ごされていたのが、
東海岸に来ると、雪が30cm 近く積もっていて、
分厚いコートという別世界に驚かれていました。
お二人とは、ワシントン D.C. で、ロブスターロールを食べながら、
色々と情報交換に花が咲きました。

スポ健の Toshi 先生からは、南カリフォルニア大学での
大学院について、話を聞かせてもらいました。
以前、この欄でも書かせて頂きましたが、
アメリカの大学・大学院では、同じ科目が週2回あるのが
基本となっています。そのため同じ15週と言っても、
30コマの授業があり、日本よりもかなり深く学ぶ事が特長です。

Toshi 先生は、南カリフォルニア大学で、
大学院の MRI に関する授業に参加されていた際、
週二回の授業を二人の先生が担当していて、
1回目の授業では、臨床担当の先生が、
2回目の授業では、理論担当の先生が
「同じ論文を、異なった視点から読み解いていく」
という授業についてお聞きしました。

論文というのは、英語の読解力はもちろんですが、
背景知識の有無、読む人の問題意識の在り方によって、
読まれ方がかなり異なってきます。
そのため別々の先生が同じ論文を読むことで、
「この論文にはこういう読み方もある」ということを示すことが
非常に学生にとっても、ためになり、
また教える側にとっても、色々気づきがあって興味深いと感じました。
(私が、Hassy 先生と一緒に行った学部の専門英語も
1つの授業でしたが、Hassy 先生の発想や視点が聞けて
非常に楽しかったのを覚えています)

学部で、週2回の授業を取り入れるのは、
システム上色々と難しい点があると思うのですが、
大学院なら、すぐにでも取り入れられるのではと思いました。
スポ健をさらに良くするためにも、
色々と情報を集めることが重要ですね。

Syuhei 先生からお聞きした話については
次回に書かせて頂きます。
それでは、また。失礼いたします。
良い休日を

<<街でよく見かける英語表現#19>>
今回、昼食を食べたお店は "China Town" にあります。
残念ながら D.C. には、"Japanese Town" はないのですが、
メリーランド州の北西部の Rockville に、日本人が沢山住んでいて、
"Japanese Village" と呼ばれる地域があります。
(私も、スポ健の F 本 先生に教えて頂いて、そこの近くに住んでいます)