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2019.09.28

US Open Tennis 2019

ニューヨークの滞在中は、世界規模のスポーツイベントであるテニスのUSオープンも開催中でした。
女子の準決勝を観戦してきました。
準決勝が2試合行われるため、第二試合の試合は何時に始まるかわかりません。
また、観戦した試合は真夜中まで決着がつかないという厳しい条件下にありました。
そんな中、参加した大学生達と同じ世代の19歳、ビアンカ・アンドレスクが勝利した試合は大変すばらしいものでした。
試合が終わった会場は両選手の健闘と新しいヒロインの誕生にあたたかい拍手が送られました。

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USオープンの観戦の目的は、大会を支えるスポンサー企業の関わり方です。
ここ数年、実務、学術ともにスポンサーシップのアクティベーションの注目度が高まっています。
USオープンには、アメリカンエキスプレスな複数の企業がついています。
スポーンサーのアクティベーションの一つは、これらの企業がUSオープンの会場で観戦者に試合以外の楽しみやホスピタリティを提供し、企業の認知度や好感度を高めることにあります。
このような取り組みには、デジタル化が進む昨今、マーケティングで注目されている「Wow!」と言える経験を数多く演出しているという特徴もあるように思います。

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中でもわかりやすい形で力を入れていたのがアメリカンエキスプレスです。
アメリカンエキスプレスのカードホルダーには、USオープンの試合の解説が聞けるラジオの無料配布、
ラウンジの提供などがありました。カードをホルダーでなくても、
写真でご覧いただくような「テニス」を題材にした楽しめるアトラクションが用意されいました。
日本でも随分とみられるようになってきましたが、スポーツイベントにおけるデジタル化の勢いは止まりません。

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スポーツイベントの演出やかつての看板がデジタル化されていることはもちろんですが
エンタテインメントやその場で得られる「体験」を豊かなものにするにはデジタルが中心となっています。
滞在中、他のエンタテイメントはどうなのかと有名な美術館も覗いてみましたが、やはりデジタル化が進んでおりメールアドレスを入力すると後から記念写真を送ってくるような、USオープンと似たような仕掛けもみられました。
これらの体験はほぼ個人情報との引き換えです。
NYスポーツビジネスプログラム2019における鈴木さんのご講義の中にもありましたが、
USオープンの観戦者はプロ野球やアメリカンフットボールの観戦者よりも高学歴、高世帯収入層が観戦に訪れます。
高所得者層をターゲットにした企業がスポンサードしているという特徴も見られ、
スマートフォンを用いて、観戦者をうまく周回させる仕組みも取り入れられていました。

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その一方で、予想に反してスマートフォンを用いてUSオープンの会場を楽しむ観戦者は少なかったように思います。
自ら現地に足を運ぶことで得られた収穫は大きいものでした。


写真はUSオープンの会場
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください
#久々にテニスをしました、10球程度打つ
#やや遅めに腕が筋肉痛
#ニューヨークについてはこれで終わり
#NYスポーツビジネスプログラム2019

2019.09.25

ISNC-IBRO-JSPFSM

Hassyです。
先週末はつくばでInternational  Sport Neuroscience ConferenceとInternational Brain Organization、さらには日本体力医学会のジョイント学会に参加して参りました。
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ISNC-IBROでは、学部4回生のTK4君と学部2回生のK5君がポスター発表です。
その前の1分間ピッチをスライド発表。
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もちろん国際学会なので英語です。
その後はpartyです。
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音楽♫とともにリズミカル♬に運動すると認知機能向上にいいということで、皆ダンス♪

私は日本体力医学会で電通大の安藤先生とシンポジウムを開催しました。
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夕方のセッションで、ラグビーW杯日本ーロシア開幕戦でありましたが、
多くの聴講者にご来場いただきました。
ありがとうございました。
時間どおりにマネジメントできませんでしたが、大変興味深い内容でありました。

実験の関係で、[忠]先生のブログにあった「スポ健同窓会 in Tokyo」には参加できませんでしたが、来年10周年記念式典(9/19開催)では会えることを楽しみにしています。

2019.09.21

スポーツビジネス & スタジアム in NY

9月の初めにニューヨークでスポーツビジネスツアーに参加してきました。
今週は、ニューヨークのスポーツビジネスに関してご紹介します。
今回はとても多くのプロスポーツの観戦の機会に恵まれました。
スタジアムに行くこと=「試合を観戦する」ということが多くの人にとっての目的です。
私の場合は観戦よりも、多くの観戦者がスタジアムで得られるエクスペリエンス(経験)を確認(体験)すること、それを生み出すスポーツチームの戦略やスタジアムの在り方を学ぶことが目的です。

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ニューヨーク州にあるニューヨーク市は、アメリカを代表するいくつかのスポーツチームの本拠地です。
いくつか挙げるとまずアメリカ4大スポーツとして、野球(MLB)、アメリカンフットボール(NFL)、バスケットボール(NBA)、アイスホッケー(NHL)が挙げられます。
この中からMLBは、ヤンキースの本拠地ヤンキー・スタジアムとメッツの本拠地であるシティ・フィールドでのスタジアム視察と試合観戦をしてきました。

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NFLは、ジャイアンツとネッツの本拠地であるメットライフスタジアム視察、
NBAとNHLは、ニックス(NBA)とレンジャーズ(NHL)の本拠地であるマディソン・スクエア・ガーデンの視察に参加してきました。

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少し話がそれますが、国内外のスタジアムで一般に向けた有料のスタジアムツアーが実施されています。
是非観戦だけではなく、スタジアムツアーにも参加してみてください。
スタッフの方々とのお話もとても学びになります。

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4大スポーツ以外として、ニューヨーク・シティFCの試合の観戦もしてきました。
ニューヨーク・シティFCは、MLBのヤンキースと同じヤンキースタジアムです。
野球のフィールドがサッカーのフィールドに変更されていました。
4大スポーツに比べ、アメリカでは歴史の浅いサッカーですが、2万人近い観客が入ります。
なぜそれほど集客できるのかか、というところにたどり着きませんでしたが、非常に興味深い現象です。

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同じ街にあり、「試合」という同様のプロダクトをスタジアムで提供しているスポーツチームですが、
「試合」の他に「スタジアムでどのような経験を提供するのか」、はそれぞれのチームで異なります。
それを体験できたことは私にとって大きい出来事でした。

日本と全く異なるの点を挙げると、スタジアムへの荷物の持ち込みが極めて制限されていることです。
テロ対策もあるのでしょうが、約40cm×40㎝×20㎝のカバンが一つしか持ち込めません。
リュックサックのような背中に背負うタイプのものはダメです。
パソコン、ipadの持ち込みも禁止されており、通信機器で持ち込めるのはスマートフォンだけと捉えて問題ないでしょう。
アメリカではスタジアム観戦はほぼ手荷物のない状態で来るのが常識になっているようです。
持ち込めない荷物を持ってきた場合、近くのコインロッカーに荷物を預けるか、コインロッカーが場合は捨てるという選択しかありません。
常に大きな荷物を持ってスタジアムに通ってきた私にとっては慣れないため、不便さも感じました。
その一方で、テロが起こるかもしれないという心配からは解放されたように思います。

決定的に日本と違うのは、飲食物の持ち込みが一切禁止ということです。
その割に、スタジアムでの飲食物は値段が高めの設定でした。
ハンバーガーは15ドル以上、飲み物は5ドル以上、普通のアイスクリームが6ドルが一般的でした。
ですので、スタジアムでは飲食に30ドル近くの出費が必要です。
スポーツマーケティング領域では、欧米の事例を学ぶことが多いです。
その際、日本のスタジアムの飲食物に関して、「スタジアムの名物フードを」「スタジアムの飲食物の充実を」という意見が出がちですが、そもそも前提条件が異なることを体感することができました。
では、日本もスタジアムで飲食物の持ち込みを一切禁止するとどうなるのか?
それでも2万人、4万人、8万人観客をスタジアムに呼び込むプロスポーツイベントの在り方とは?
大学に持ち帰って、学生たちとディスカッションをしていきたいと思います。

写真はNYのスタジアム
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください
#「エクスペリエンス」を体験する
#ともかく夜の観戦が寒い
#一日の平均歩数が15,000歩ぐらいになっています
#NYスポーツビジネスプログラム2019

2019.09.14

スポーツビジネスツアーin NY

9月のはじめ、スポーツビジネスの勉強に、ニューヨークに行ってきました。
学会への参加ではありませんでした。
Apollo先生やJin先生からご紹介いただいた大学生を対象にしたツアーへの参加です。

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企画をされているのは、NY在住のスポーツマーケティングのコンサルタントである鈴木友也さんです。
日本のスポーツマネジメントであれば実務者、研究者の中でとても有名な方です。
私は、今回はじめてお目にかかったのですが、これまで多方面で鈴木さんのお名前を伺いしてきました。
このツアーは、単に観戦等を通じてNYのスポーツビジネスに触れるだけではありません。
午前中は、鈴木さんによるスポーツビジネスの講義やニューヨーク大学でも講義が組み込まれています。
直接ニューヨーク大学のHollander教授とコミュニケーションをとらせていただく機会にもなりました。
そのほかニューヨークで活躍される日本人の方々の講義もあり、非常に内容の濃いものでした。
それらの講義を受けた後、午後はスタジアムへの訪問や観戦を通じて、現場から学ぶという経験ができました。
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参加者は33人、そのうちオトナ4人で、学生は29人です。
全員がスポーツマネジメント系の学会で名を連ねる大学から参加してきています。
立命館大学からは3人の学部生が参加していました。
お土産を買う時間どころか、お昼ご飯や寝る時間を確保するのも大変な過密なスケジュールの5日間でした。
その間、参加者に加え企画サイドである鈴木さんたちスタッフのオトナが4人とともにほぼすべての行動を共にをしてきました。
学生のみならず、オトナ達も含め、全員で感じたことや学びを共有する時間が設けられていたこともあり、これからの授業に向けてアイディアも浮かぶ滞在でした。

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写真はNYのシンボルと講義の様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください

#短くて長かった5日間
#物価が高くてびっくり
#来週はNYのスポーツビジネスをご紹介します
#NYスポーツビジネスプログラム2019

2019.09.07

カップヌードルミュージアム大阪池田

8月28日から国際学会GAICSが大阪で開催されました。
GAICS1は、スポーツだけではなく、5つの学会の合同学会で、様々な領域の研究者が一堂に集います。
今年の春ごろから、私のもとに理事会から学会ツアーを担当するようにリクエストがあり、
バスをチャーターして、「カップヌードルミュージアム大阪池田」と「大阪企業家ミュージアム」をご案内してきました。

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カップヌードルミュージアムは、安藤百福発明記念館とも言います。
安藤百福は日清食品の創業者というイメージでしたが、ミュージアムに訪れると「発明家」であったことが良く理解できます。
安藤百福は、1934年に立命館大学の専門学部経済科を修了され、立命館大学の名誉博士でもあります。
そのため、予約の時からとても丁寧にご対応いただいきました。
ご訪問当日も、受付で「ゆかりのある大学からお越しいたただき、ありがとうございます」とお声をかけていただきました。
学会ツアーには私以外に
台湾5人、オーストラリア2人、マレーシア1人、アメリカ1人、カナダ1人、
フランス1人、フィンランド1人、トルコ1人、マルタ島1人、日本1人の研究者が参加されました。
大人も楽しめる体験型ミュージアムとなっています。
世界で一つだけのオリジナルカップヌードルを作ることから始めました。
カップヌードルのカップを自分でデザインし、オリジナル、シーフード、カレー、トマトの4種類のスープから一種類12種類の具材の中から4つのトッピングを選び、5,460通りから自分だけのカップヌードルを作ります。

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消費期限は1か月です。
参加された研究者たちが、日本滞在中に毎ヌードルを召し上がるのかどうかわかりませんが、終始子どものようにはしゃぎ、写真や動画を取り、とても大事そうに「マイカップヌードル」を持って帰っていらっしゃいました。
また、安藤百福が記したた書をみながら、どのような意味があるのか、と繰り返し質問を受けました。
漢字に強い台湾の研究者たちも交えて楽しいディスカッションをしてきました。

カップヌードルミュージアムの後には「大阪企業家ミュージアム」に訪問してきました。
ミュージアムでは、英語のスライドを用いて日本語で講義もしていただきました。
両方のミュージアムで強調されていたのは困難を乗り越えること、忍耐力なしにしてイノベーション起こりえない」ということです。

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講義はすぐに終わる予定でしたが、そこは研究者たち、スライドに書かれた言葉の定義を質問したり、
スライドはもっとこうしたほうが良いとアドバイスしたりとディスカッションが尽きませんでした。
今回の学会ツアーは一人ですべて請け負っていたため、準備や手配は大変でしたが、参加者の皆さんと理事会のメンバーがとてもが満足してくださったとのことで、無事に終わって一安心しています。

写真は学会ツアーの様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください
#カップヌードルミュージアム、楽しいです。
#大人が子どものようにはしゃぐ
#シーフード味の人気が高い

2019.09.04

夏の研究活動

Hassyです。
夏と春にまとまった時間が取れるので、例年この時期は様々な実験を実施することが多いです。
ここ数年はデンマークに行くことが多かったのですが、今年は東洋大教授Dr. Ogohらと一緒にテキサス大学アーリントン校(UTA)へ行って、春にディスカッションした実験を実施して参りました。
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循環や栄養が脳機能に及ぼす影響をみるものです。
まだpreliminaryな段階ですので、詳細はまたまとまった時にご報告できればと思います。

一週間という限られた期間ですが、その間スケジューリングをUTAのBrothers博士がしっかりとしてくれ、
充実した実験ができました。
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実験後はエナジー補給です。
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テキサスは循環生理が強く、日本人研究者も多く留学、
あるいはそこでテニュアを目指して頑張っています。
UTSWのDr. Mizunoや名大のDr. Katayamaも集ってのテキサス会も開催しました。

最終日、実験終了後はMLB観戦に行ってきました。
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来年完成予定の新スタジアムも隣で建設中でした。
また、途中でみえるアメフトの競技場(AT&Tスタジアム)はその迫力たるや圧巻でした。
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滞在時期にプレシーズンマッチがあり、プレシーズンにも関わらず大盛況で、
お蔭で周辺は大渋滞でした。
私の専門ではございませんが、スタジアム経営や競技マネジメントの参考になりそうだと感じました。


2019.09.01

GAT 夏季インターンシップ

今日から九月ですね。
今週は大雨で大変なことになってしまいましたが、
みなさまの所は大丈夫でしょうか?

大学自体はまだ夏期休暇中ですが、
頑張っている学生達を紹介したいと思います。

このブログでも何度か紹介したのですが、
スポーツ健康科学部では、GAT プログラムを実施しています。
 
GAT プログラムでは、ATC 取得に向けて幅広くサポートするための
様々なプログラムが実施されていますが、
そのプログラムの一環として、来週からGAT 受講者が
ハワイ大学で行われる「海外インターンシップ」に参加します。

このインターンシップは、夏季と春季に実施され、
今回行われる夏季インターンシップは、ハワイでの
コリジョンスポーツ・コンタクトスポーツ現場での研修を中心としたものです。
https://ct.ritsumei.ac.jp/syllabuspage/b5/ba/24/00_pc_ja.html

参加に当たって、事前講義が行われており、
学生達は、ATC の Yuka 先生や Masa 先生による講義を聴いた後、
人形を使ったり、お互いを使っての実習を行っていました。

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彼らが、今回のインターンシップにおいて、
米国のスポーツ現場での経験を積み、
異文化の中でもまれることを通じて、
英語力が向上することも願っています。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を
Atsushi

2019.08.11

MAPLL+TCP+TL 2019

台風が続けてやってきていますが、
みなさまの所は大丈夫でしょうか?

先日、甲南大学で MAPLL+TCP+TL 2019 が
開催されたので参加してきました。

この研究会は、人がどうやって言葉を理解したり、
発話したりできるのかを研究する
心理言語学の発表が多数行われる研究会です。

今年は、サバティカルでお世話になった
メリーランド大学の Colin Phillips 先生も参加されていました。

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(写真は、Colin の HP (http://www.colinphillips.net/about/) より)

今回の研究会では、現在、研究を進めている内容について、
コメントをもらい、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

また、メリーランド大学の言語学科が、
2019 の QS 大学ランキングで
言語学(linguistics) 分野で世界三位!
になったことも教えてもらいました。
https://www.topuniversities.com/university-rankings/university-subject-rankings/2019/linguistics

大学経営陣の的確な判断と人的ならびに経済的サポートにより、
優秀な研究者や学生を集め、また研究施設を整えて、
研究成果を輩出していくことで、好循環を生み出し、
着実にランキングを上げていっているので、
素晴らしいと感じました。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を
Atsushi

2019.08.10

アジアスポーツマネジメント学会 in Tokyo

8月7日から9日まで、アジアスポーツマネジメント学会が開催されました。
開催地は東京で、ホスト大学は順天堂大学でした。
東京で国際学会が開催されることもあり、スポーツ健康科学部からは、1回生から3回生までの学部生6人が参加しました。
発表こそしないものの、一人を除き初めての学会参加者ばかりで、「一日3回、英語で参加者の方々とコミュニケーションをとる」ということを課題にして国際学会に臨みました。

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学会は、「Tokyo2020 Olympic & Paralympic Venue Bus Tour」からスタートし、
来年開催されるTokyo2020の会場をまわりました。
Olympic Stadium(新国立競技場)をはじめまだまだ工事中のとこが多かったですが
来年の今頃は、世界最大のスポーツの祭典が開催されます

2日目からは複数の基調講演が用意されていました。
スポーツ庁の鈴木長官からスポーツとSDG's、
国際オリンピック委員会における男女平等プロジェクトの紹介と提言、
アジアにおける女性のスポーツ参加、
メガスポーツイベントとスポーツツーリズム、
メガ大会後のスポーツスポンサーシップ、
ロンドンオリンピックのレガシー等々、
国内外の著名な研究者からスポーツマネジメント領域における重要かつ最新の動向を学ぶ素晴らしい機会となりました。

今回も、学会に集った世界中の研究者が尊敬の眼差しで見つめる中、Dr.Chelladuraiの基調講演がありました。
90歳を超えて、今もなお研究や学生の指導に携われており、スポーツマネジメントの父と呼ばれています。
私の博士課程の指導教員である早稲田大学の松岡教授はDr.Chelladuraiの研究室でPh.D.を取得されています。
そんなこともあり、私もご挨拶にお伺いし、しばらく談笑させていただきました。

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学会のテーマは「Contribution to the SDG's through Spot Management in ASIA」です。
スポーツ健康科学部でもSDG'sの取り組みが本格化していきます。
今回学会に参加した学部生の皆さんが、学会で得たことを大学に持ち帰り活用してくれることでしょう。

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立命館大学の学部生たちと参加することで、いつもとは違う楽しみを得た学会でもありました。
何よりも日ごろからご一緒させていている日本を代表するスポーツマネジメント領域の先生方があたたかく学部生を受け入れて下さり、また大学院生たちも気にかけてくれていました。
皆様に心より御礼申し上げます。


#東京タワーにも訪問
#最後はみんなでEXILE
#来年はThailandで開催


2019.08.07

スポーツ国際交流

Hassyです。
隣国との関係悪化から五輪ボイコットなどといった可能性もあるとか・・・
今一度、オリンピズムを思い起こしたいものです。。。

さて、先週末、夏真っ盛り、息子の野球チームに米国ワシントンDCより野球チームがやって来ました。
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子どもたちも興奮気味に出迎え、早速キャッチボールから。

そしてバッティング練習
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ちなみに投げているのは、大阪の超有名校でこの前までレギュラーだったチームOBです。
球のスピードにUS teamも驚いていました。
子どもたちは、言葉のやり取りはスムーズでなくとも、プレーを通して打ち解け、意思疎通していました。

そして日米混合チームでミニゲームを行いました。
やっぱりバッティングはパワーがあります。
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熱中症の危険も高い暑さだったので、ゲームも程々に、その日の裏のメインイベント、
スイカ割りです。
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アメリカの子どもたちが次々に失敗するので、遂にアメリカのコーチが登場。
しかし、この後惜しくもチップで、あまりの叩きつけの強さから棒が真っ二つに折れ・・・
結局最後はアメリカの子どもに目隠し無しで割ってもらいました(笑)。

午後の数時間の交流でしたが、とても楽しい時間を過ごしました。
やっぱりスポーツって国際交流のベストなツールですね。