2019.08.11
[ 2019年08月 ] の記事一覧
2019.08.10
アジアスポーツマネジメント学会 in Tokyo
8月7日から9日まで、アジアスポーツマネジメント学会が開催されました。
開催地は東京で、ホスト大学は順天堂大学でした。
東京で国際学会が開催されることもあり、スポーツ健康科学部からは、1回生から3回生までの学部生6人が参加しました。
発表こそしないものの、一人を除き初めての学会参加者ばかりで、「一日3回、英語で参加者の方々とコミュニケーションをとる」ということを課題にして国際学会に臨みました。
学会は、「Tokyo2020 Olympic & Paralympic Venue Bus Tour」からスタートし、
来年開催されるTokyo2020の会場をまわりました。
Olympic Stadium(新国立競技場)をはじめまだまだ工事中のとこが多かったですが
来年の今頃は、世界最大のスポーツの祭典が開催されます
2日目からは複数の基調講演が用意されていました。
スポーツ庁の鈴木長官からスポーツとSDG's、
国際オリンピック委員会における男女平等プロジェクトの紹介と提言、
アジアにおける女性のスポーツ参加、
メガスポーツイベントとスポーツツーリズム、
メガ大会後のスポーツスポンサーシップ、
ロンドンオリンピックのレガシー等々、
国内外の著名な研究者からスポーツマネジメント領域における重要かつ最新の動向を学ぶ素晴らしい機会となりました。
今回も、学会に集った世界中の研究者が尊敬の眼差しで見つめる中、Dr.Chelladuraiの基調講演がありました。
90歳を超えて、今もなお研究や学生の指導に携われており、スポーツマネジメントの父と呼ばれています。
私の博士課程の指導教員である早稲田大学の松岡教授はDr.Chelladuraiの研究室でPh.D.を取得されています。
そんなこともあり、私もご挨拶にお伺いし、しばらく談笑させていただきました。
学会のテーマは「Contribution to the SDG's through Spot Management in ASIA」です。
スポーツ健康科学部でもSDG'sの取り組みが本格化していきます。
今回学会に参加した学部生の皆さんが、学会で得たことを大学に持ち帰り活用してくれることでしょう。
立命館大学の学部生たちと参加することで、いつもとは違う楽しみを得た学会でもありました。
何よりも日ごろからご一緒させていている日本を代表するスポーツマネジメント領域の先生方があたたかく学部生を受け入れて下さり、また大学院生たちも気にかけてくれていました。
皆様に心より御礼申し上げます。
#東京タワーにも訪問
#最後はみんなでEXILE
#来年はThailandで開催
2019.08.09
韓国出張
みなさん、こんにちは、嶋村です。いつもネタがないとボヤいているわたしですが、今日はネタがあります。先日学会に行ってきました。GLOW in Asia という僕の専門のアジア圏ではかなり大きな学会で、アジアの国をいろいろ回っているのですが、今回は韓国で開催されました。今のところいろいろ政治的にはある国ですが、僕個人としては「仲が悪いな~」的なことは何も感じませんでした。地下鉄の広告に日本製品の不買運動を訴えるものはありましたが、それくらいですかね。。。出会った人はみんな親切でしたし、楽しく過ごしてきました。結局報道されているところって断片的な情報で、実際のことってのは自分で体験してみないとわからないですよね。もちろん、今回は僕が嫌なことを経験しなかっただけの話かもしれませんが。。。
さて、韓国の滞在は3日間で、6日の「文埋め込み((non-)complementation)」のワークショップに発表者として参加してきました。なんかこのブログを読むだけでは、嶋村ってやつは適当そうで本当に研究しているのかって疑問を持つ人もいると思いますので、発表している写真を載せておきますね(笑)。
まあ学会以外は食べて飲みまくっていたわけですが、さすがに3日も走らないと罪悪感を覚えるので、靴とウェアを現地調達してソウルの街を12キロほど走りました。滞在していたのが明洞で、近くにナイキショップがあったのでそこで靴とウェアを買いました。店員さんたちがとてもいい人で明洞近くのオススメのジョギングコースを教えてくれました。とても走りやすくてよかったです。
というわけで、とても楽しく過ごしたわけですが、最後に韓国を出国する際、保安検査場で荷物をチェックされるときにいつも使っているポマード(ヘアワックスみたいなもん)を没収されてしましました。。。サロンで使われるような結構高級なやつだったのに(しかも割と最近買ったばかり)。。。日本を出るときは大丈夫だったのに。。。というわけで、これが唯一今回の韓国出張で残念な出来事でした。
まあ今日はこの辺で。
2019.08.08
オープンキャンパスで活躍する学生たち
8月3日、4日とオープンキャンパスが開催されました。
受験生や受験生を迎える在校生らは、猛暑の中ご苦労様でした。
スポーツ健康科学部は、去年よりも来場者が多かったように感じます。
各大学が取り組んでいるオープンキャンパスで、受験生を迎える学生スタッフ制度を全国で最初に導入したのは、立命館大学です。
現在では、その制度を多くの大学が導入するようになってきました。
本学は、お手伝いの学生というよりは、大学の顔として彼らの存在を受験生に伝えています。
大学四年間で、このような素晴らしい人に成長するというメッセージなのです。
ところで、スポーツ健康科学部は、もう一つ新たなサークルが頑張ってくれました。
「スポーツ健康科学部広報部」の仲間たちです。
普段は、学部での学び、学部の企画などを全国の受験生や卒業生に様々なツールを使って情報を発信してくれています。
今回は、彼らも学部広報業務以外にオープンキャンパススタッフらと共同で企画を実践してくれています。
北田さん(3回生 左側)の素敵な笑顔で受験生と接している姿を見て、成長したな~と目頭が少し熱くなりました(一回生時の担任として笑)。
楠君(3回生 右側)と一緒に、ご父母へ「おはようございます」と明るく挨拶している姿が印象的でした。
彼らは、スポーツ健康科学部のサークルとして活動していますが、彼らの尽力によって本学部を第一希望している受験生が少しずつ増えていると聞いています。
また、びわこくさつキャンパスSDGs実行委員会のメンバーらが、参加者の荷物を追従運搬ロボットに載せてキャンパスツアーをサポートしていました。
立命館大学って、本当に面白い。
頑張っている仲間が沢山いるな~と、改めて実感した2日間でした。
バスターミナル近くで、「おっちゃん、スポーツ健康科学部はどこなん?」聞かれ、「おっちゃんが、案内してあげるわ~」と教室棟まで案内しました。
なんと、私の模擬講義を聞いてくれていました。
その高校生から「高校で学ぶ保健体育科の講義よりも面白かったわ!」と褒めて頂き、感謝しております。
入学して、「おっちゃん!来たよ!」と訪ねてくれることを楽しみにしています。
nao
2019.08.07
スポーツ国際交流
2019.08.06
スーパースポーツプログラム
こんにちは、かわいです。
6月のことになりますが、スポーツ健康科学部が展開する高校生向けのプログラムの1つ(スーパースポーツプログラム)で講師を務めました。このプログラムは、立命館のスポーツ健康科学部と早稲田塾さんが一緒に進めるものです。
プログラム全体の初日で、高校3年生より1・2年生が多いということもあり、
大学での学びとは何かを問いかけました。
立命館大学が、「未来」を大事にする大学だということを説明しました。
高校生の彼らが思う大学での学びは、
「自分のやりたいことを探求できる」
「学びたい関心や研究テーマに沿って、学ぶことができる」
「自分で問題を発見して、解決していく」
「学んできた知識を応用して発揮する」
「様々な人と出会い、多様な人間関係の中で学ぶ」
といったものでした。
大学での学びは彼らの期待に応えられているだろうかと背筋が伸びる思いです。
高校生の不安と期待が共存する場で、どれだけ彼らを触発できるかはこちらも
緊張感があります。
スポーツ健康科学についても触れつつ、初回でもあったので、
自分の目的・目標を考えるセッションとし、
最後には1人ずつ、語ってもらいました。
「楽しみたい」
「人生に悔いなく生きたい」
「誰かに影響を与えられる人になりたい」といった将来を見通した目標から、
「日本サッカーを強化したい」
「バスケットボールを世界レベルにしたい」
「ラクロスでオリンピックメダルが取れるように」
「障害者水泳プログラムをつくりたい」
といった社会貢献する意識の高いものまで、多様な目的が語られました。
彼らは今週、BKCにやってきて、充実した実習プログラムに参加すること
になります。スポーツ健康科学部の施設とそこで取り組まれている研究に
驚く経験が待っているはずです。
今回のセッションの時点では、
彼らの思いがまだまだ言葉になっていないとフィードバックしました。
もっと自分の経験をふりかえって、自分の思いと向き合って、目標を深く深く
考え抜いて欲しいと思います。
未来を拓いていってほしいと期待を伝え、どんな未来を創っていくのかと問いかけ
てセッションを終えました。
かわい
2019.08.05
大縄跳び
2019.08.04
2019 オープンキャンパス!
2019.08.03
ラグビー日本代表観戦者調査 in 釜石
釜石市は9月20日から始まる2019年ラグビーワールドカップの試合会場でもあり、公認キャンプ地でもあります。
フィジーは、ワールドカップの参加にあたって岩手県でキャンプを行い、9月25日に釜石鵜住居復興スタジアムで試合を行います。
釜石鵜住居復興スタジアムについては昨年8月の杮落しの際にあいコアの星に紹介させていただきました。
もとは、釜石東中学校と鵜住居小学校があった場所で、復興のシンボルと次世代への希望として設立されたスタジアムです。
常設の座席では、収容人数は6,000人ですが、現在は仮設の10,000席を設け、16,000人が収容できるスタジアムとなっています。
今回のフィジー戦はスタジアム建設後、初の代表戦であり、いよいよ開催されるワールドカップ前の最後の試合です。
昨年の杮落し、今回の日本代表戦、そしてワールドカップと、スタジアムの建設とラグビーを通じてまちの復興に携われてきた関係者の皆様はご自身たちも被災にあいながら今日を迎えていらっしゃいます。
この日本代表戦では、早稲田大学の松岡先生と、松岡先生の研究室の大学院生6人(国籍は日本、中国、ロシア、韓国)、博士課程修了生の研究者とともに、観戦者調査の調査員として参加してきました。
調査員は私も含めて合計8人と、通常の観戦者調査の半分の人数で行いましたが、
このような観戦者調査に対して知識と十分な経験を持った者ばかりが集まりましたので、適切な手法でデータの収集ができました。
日経新聞の朝刊にもまた、釜石鵜住居復興スタジアムの建設やワールドカップの試合を誘致するまでのプロセスが紹介されていました。
東京から移動するにしても、スタジアムは決してアクセスのよいところではありません。
スタジアムに向かう道には、いまだ仮設住宅も残されています。
それでも翌日の日本経済新聞の記事に書かれているように、「ラグビーを通じて多くの人が釜石に訪れ、交流する場」になるように関係者は願っていらっしゃると思います。
今回の調査データが少しでもお役に立てばと願います。
このような調査の場を作ってくださっている(公財)日本ラグビーフットボール協会のマーケティングの皆様に御礼申し上げます。
#WE ARE BRAVE BLOSSOMS釜石
#盛岡経由で釜石に入りました
#ものすごく暑い日でした
#しばらく観戦者調査が続きます
2019.08.02
三重大学に行ってきます
みなさん、こんにちは。嶋村です。さて今日はいつもより早めの更新ですが、それというのも今日は出張で三重大に行くからです。研究会がありまして、来週学会で発表するんですが、その予行練習的なものをやってきます。
予行演習と言えば、小・中学校の運動会(体育祭)を思い出しますが、僕は毎回それがあるたび憂鬱でした(高校の時の体育祭は全ておやすみしました 笑)。特に小学校の運動会の予行練習は嫌な思い出の一つとして今でも自分の中に残っています。まあ僕は運動音痴なので、中学校の時にやらされた障害物競走ではハードルで盛大に転んでしまいました。あとプールの授業があった時は、家のトイレに逃げ込んで断固学校に行くのを拒否したこともありました(笑)。もし自分の娘がそんな感じの子に育ったら、多分僕は「お休みし~」って言っちゃいますね。
結局のところ人には向き不向きがあるわけですから、仕方ないですよね。けど運動会や体育の時間は無駄に体育教師に怒られたりしたんで、ますます体育嫌いになっていましたが、大人になってマラソンに参加したりロードバイクに乗って琵琶湖を一周したりするようになって初めて運動することの楽しさを知ったので、結果オーライですね。だけどもうちょっと体育の先生も僕に優しくしてくれていたら、もっと早くに運動するようになっていたかも知れないですね(笑)。
それで話を研究に戻すと、今日の発表のトピックは「太郎は花子がかわいいと思っている」のような日本語の引用文を持つ表現には目に見えない(音では聞こえない)動詞があるって話で、「と」と「思っている」の間に「いう」に相当する動詞があるのだと主張してきます(「言う」ではないことに注意してください!)。「なんじゃそれ?」と思われることと思いますが、実は世界の言語をいろいろみてみるとそういう言語って多いんですよね。「いう」を立てることで、文法的にも意味的にもいろいろいいことがあるんです。ま、スポ健のブログでこんな話をしても、多分あんまり興味を持たれないと思いますので、この辺でやめます(苦笑)。
ところで今日の発表のために新しいポインターを買いました。ちょっと奮発していいやつを買いました(研究費で落とすんですけどね、あはは。。。)。ポインターからレーザーが出るやつじゃなく、パソコンの画面にカーソルが出るタイプのやつです。しかもなんとそのカーソルをカスタマイズできる!1分充電しただけで3時間も使える!などといろいろ優れているポインターですが、僕は発表のクオリティが上がるかは保証されていないようですので、グダグダな発表にならないように頑張ってきます。
ではでは。