2015.10.19

『学然後知不足』

写真は、週末に行った立命館宇治中・高等学校からの眺めです。素晴らしい秋晴れの天気でした。正門をくぐり、校舎への階段を上ったところに、学祖西園寺公望の扁額のレプリカが掲げられています。

そこに書かれているのが、『学然後知不足』です。中国の『礼記(らいき)』の一節から引用で、『学然後知不足』(学びて然る後に足らざるを知る)とあります。学んではじめて、学習が足りないことに思い至ることを示しています。この言葉の続きは、『教然後知困』(教えて然るのちに苦しむを知る)。人に教えてはじめて、自分が十分に理解していないことを知り、さらに深い学修が必要であること意味しています。

この扁額の説明には、西園寺は、この言葉を座右の銘として、自らを戒め常に高い志を持って学問に励んだ、とあります。学祖を見習い本学関係者も常に意識すべき言葉です。

『少年老い易く学成り難し』、の心境ですが、ゆっくりでも少しずつ、『スポーツ健康科学』の学問・研究を前進させたいと心より願っています.そのためにも、学部生、院生、先生方と協力して、これからも研究発信していきます。注目しておいて下さい。

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10/23金 17:30− アカデミックラウンジでNS研究会α(兼Five stars 連続ワークショップ)を開催します。どなたでも参加可能です。もちろん無料です。今回は次の内容です。詳しくはPDFをご覧下さい。
岡本 尚子 先生(産業社会学部 准教授)
テーマ: 数学教育研究における生理学的アプローチ
【忠】