[ 2010年05月 ] の記事一覧

2010.05.31

関西インカレ2連覇!

5月に5日間の日程で陸上競技の関西インカレ(対校戦)が開催されました。最終日は、521日(金)でした。男子陸上競技部は、総合優勝し昨年とあわせて二連覇!を達成しました。同時に、女子部も総合優勝を達成し、初のアベック優勝を飾ることができました。

 

 

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今年は、京都インカレで総合優勝しました。そのとき、部員たちが事前に掲げた目標設定を見事なまでに着実に達成していました。今回の関西インカレでも各種目、各パートごとに、しっかりとした目標水準を掲げ、みごとに目標を成就しました。目標点数と実際の点数の差は、+6点でした。

 

目標が漠然としている間は、大きな目標を設定することを良しとする傾向も見られますが、実力が伴うにしたがって、目標水準、要求水準、達成水準がかなり接近することが見て取れます。そのためには、自己分析、トレーニング効果、コンディショニングなどを徹底的に精査する必要と目標実現のための集中が必要なのはいうまでもありません。

 

学生スポーツの華、"インカレ"はクラブ全体のみならず、大学、校友、地域、保護者へも大きな影響と刺激を与えてくれます。そこで繰り広げるプロセスが部員の人間力を高めるとともに、全員一丸となって目標成就を目指す貴重な営みが、周囲の人へ感動を与えるのでしょう。

 

【忠】

 

 

2010.05.30

外国語新任教員歓迎会 BBQ に参加しました

もうすぐ 5月も終わりですね。
暖かな日が続いていますが、
皆さん、いかがお過ごしですか?

私は、25 日 (火) に、学内のカフェで行われた
外国語新任教員歓迎会バーベキューに、
木村修平先生と共に、参加してきました。

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立命館大学のびわこ・くさつキャンパスでは、
英語・中国語・韓国語・スペイン語・ドイツ語・フランス語
担当の先生がおられます。

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外国語を修得するというのは、
非常に時間のかかるものです。
一般的には、1000時間勉強して、
何とか話せるようになるかなと言われます。

皆さんも、大学生活を活用して、英語だけでなく、
様々な言葉に挑戦してみて下さいね。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を。
              敦

2010.05.28

"おとうさんの甲子園"全日本生涯野球大会に参加して...

"おとうさんの甲子園"...

 

bb1.JPG第22回全日本生涯野球大会に参加してきました。スポーツドクターの吉松先生が推進し、40歳以上の人による"寿野球"は、予防医学として発展しつつあったものの、50歳以上となればどうなの?という問いかけを検証すべく、試行錯誤の上、1986年に千曲川河川敷球場に長野県内各地から50歳以上の人たちによって編成された12チームが参加し、大会を開催したことが生涯野球大会の発端となったとのことです。当時は、医師や看護師などの救護班を常駐させ、万全の?体制で大会を開催したとのことでした。

 

そして、"生涯現役・生涯健康・生涯球友"を合い言葉に、長野県上田市を中心に、1989年に62チームが参加した第1回大会を皮切りに、以降、20年以上の時を経て、現在、全国から170チーム、35歳以上から85歳までの"現役"野球選手約4,000人が集い、50を超える会場に分かれて、年齢を問わず、2日間で各チームが3試合の熱闘を繰り広げるという日本一の生涯野球イベントです。

 

 土曜日は、速報版としてここまでお伝えして、その後、私は、上田市の地域経済に貢献するため(笑)、夜のまちへと繰り出しましたので、大会の様子を、ほんの少しだけ!お伝えします。

 

 




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とにかく、ユニークであり、かつ日本一の参加者数を誇るこの野球イベント...。

参加者の中には、元広島カープの往年の監督である古葉さんや、私の青春にとって欠かせない"ドカベン"の作者である水島新二さんが自身がつくられた"あぶさん"のチームを率いて、参加されています。

 

開会式は、既に1試合を終えた16時30分から始まります。ただ、この開会式には、様々な工夫がなされています。

まず、全チームが外野の芝生グラウンドからセンターライン(センター→2塁ベース→マウンド→ホームベース)の動線にしたがって入場行進し、ホームベース付近に待ち構える古葉さんや水島さんに手を振りながら、そのままバックネット裏の観客席へと移動します。

 

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なぜ?と思われる方もいらっしゃると思いますが、大会参加者は、35歳以上といっても、その半数以上は、50歳を超える方ばかりで、写真にもあるように、70歳を超えるような方々で編成したチームで参加される方もいらっしゃいます。写真にもあるように、前列右端の方は、84歳で(志願兵として戦争に行ったと、私に当時の話を語ってくださいました)、その左隣の方が83歳...。今年は、涼しく、いや少し寒いぐらいだったのですが、炎天下のグラウンドで立ったまま開会式に臨めば、どんなことになるかは、ご想像されるとおりです。

 

しかもこの開会式の祝辞がユニークで、上田市長を皮切りに、約15名ほどの人たちが祝辞のスピーチをされます。15人も長~い!と思いきや、名物司会の方の運営で、「大会の運営上、お一人様1分以内でお願いします!」というプレッシャーのもと、スピーチをされる方々は、参加者を飽きさせないように、工夫を凝らしながら、笑いとスピーチの短さを競い合います(笑)。上田市が真田幸村のゆかりの地であることもあって、スピーチの前には、「○○様、いざ、ご出陣でございます!」と紹介され、壇上へと向かいます。

 

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大会スポンサーの佐川急便とサッポロビールを持ち上げるように、「今夜は、上田のまちで、おいしいサッポロビールで祝杯をあげてください!」だとか、「物流は佐川、ビールはサッポロ!」などなど...本当に45分間の開会式があっという間に過ぎてしまいます。水島新二さんは、毎年、ちょっと話が長く、かつ面白味がない(笑)のですが、今年は、「物流は佐川?ビールはサッポロ?マンガは水島新二!」とおっしゃって、あっという間に終わられて、会場から大きな拍手と歓声が上がりました。開会式がマンネリ化しているイベントなどは、この大会の開会式を見て、工夫と創造性を働かせてほしいなと思います。

またこのようなユニークなイベントなどをご紹介しながら、私のブログも見習って、「短く!おもしろく!」をめざして、がんばります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2010.05.28

スポ健でどんな測定実習ができるの?part2

今週火曜日、独立行政法人国立健康・栄養研究所の村上先生が立命館大学で、「予防医学における遺伝子テーラーメイドヘルスケア」についてお話をして頂きました(写真)。

 

20100528-1.jpgなぜ、自分は親に似ているのか?と思ったことはありませんか?それは、自分のからだを作っている設計図(DNA)はお父さん・お母さんから半分ずつ受け取っているからなんです!

では、次に、なぜ、友達と同じ練習メニューを行っているのにトレーニング効果が違うのか?と思ったことはありませんか?それは、自分の設計図(DNA)と友達の設計図(DNA)に0.1%程度の違いがあるからなんです!そんな設計図の違いを配慮して個人に対応した運動療法や食事療法を開発しようというのが、村上先生や私の行っている研究です。スポーツ健康科学部では、自分のからだの特性だけでなく、遺伝的な特性、組織や細胞レベルでの観察なども測定評価することができます。また、みんなと一緒に測定実験や研究ができる日を楽しみにしています!

写真は、【Moto】の遺伝解析風景と【橋】先生の組織観察の実習風景です。

 

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by Moto

 

 

2010.05.27

立同戦に行ってきました!

火曜日、念願かなって立同戦(わかさスタジアム京都)に行ってきました。

 

心配だった天気も、(自称)晴れ男【Jin】先生の力のおかげだったのか、試合途中までは晴れてくれました。ただ、その後は力尽きたのでしょうか、あるいは、雨男という【忠】先生が試合後の飲み会に向けて力を発揮し始めたのか、試合終盤は雨宿りしなければなりませんでしたが・・・。

 

試合は、といえば・・・・・・・・・・・・・・・・・・、応援むなしく8対0で負けてしまいました・・・。

 

今度は、立命館がホームベースを踏むところを、そしてアイコアの星が出場した姿をぜひとも見たい!ものです。学生、教職員が一緒に野球観戦へ出かけたり、試合後もしっかり楽しめるのはいい感じですし、また応援に行こうと思います。

 

それにしても、試合が終わる頃にはお腹ぺこぺこでした。試合直前にいただいたab先生手作りの美味しいおにぎり(赤飯!)がなかったら、もっとヨレヨレだったと思います。【ab】先生、ごちそうさまでした!   ippo

 

 

2010.05.26

土佐訪問 その1

RIMG0015.JPG5月10日(月)から5月14日(金)まで、今、旬の「土佐」に滞在した。

土佐は今、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」、「土佐・龍馬であい博(2010年1月16日(土)~2011年1月10日(月)」で、盛り上がっている。GW中の土佐は、本当に多くの人で賑わっていたようです。

 

高さが10m以上もあるかと思われる坂本龍馬像が桂浜に鎮座しているが、期間限定で、龍馬像のすぐ隣に、架設の足場が組まれ、龍馬と同じ目の高さから、太平洋を一望することができる。

 

この像は、昭和の初めに、龍馬を敬愛する土佐の若者達が立てたとのこと。

 

彼らは、「龍馬の像を建てよう」とまず考え、そして、「場所は桂浜のこの土地だ!」と決めたそうな。その時は、その土地を買っていた訳でなかった。後から地主さんに、お願いしたのであろう。

 

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まず決める、そして、実行する。あっぱれ、である。

 

通常、像を建立した場合、誰が立てたのか、誰が支援したのか、等、人名が刻まれるが、この雑煮は、「土佐の若者」と刻まれているとのことであった。

 

土佐の若者の心意気、嬉しくなりますね。

 

 

 

 

 

【 智 】 (写真上は「坂本龍馬像」、下は「坂本龍馬記念館 龍馬が暗殺された近江屋(京都)の復元」。20100510)

 

 

2010.05.25

おかわりの勢い。


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<RecO便り6>
先週の朝ご飯実習はCクラス【Moto】先生のクラスでした。今回もみんな元気に集合。
 この日は撮影も入り、さらに賑やかでしたが、かっこ良かったのは、ごはんのおかわりの勢い。特に女子が率先しておかわりしていたのは、素敵でした。
 ごはん(米飯)は世界中が注目する糖質源。中でも日本の食べ方の基本は、ごはんを主食として、一口一口色々なおかずの味で楽しんで食べる食べ方。この日本型の食べ方はごはんがしっかり食べられます。「ごはんが大好き」という人の食べ方をよく見てみましょう。ごはんとおかずの残り方のバランスが絶妙ですよね。
例えば「あ、この人はのこり2口のごはんを、漬物とお味噌汁で楽しむんだろうな」って、傍から見ていても想像できるようなきれいな食べ方です。
 この日本型のごはんの食べ方ですが、できなくなっている人も多いようです。そして、40年前に比べ、日本人のお米を食べる量は約半分になってしまいました。お米のごはんが、とても優れた糖質源であることは、既に授業でいっぱい触れてきましたよね。とても残念なことです。
 皆さんはどうでしょう? この朝ご飯実習をきっかけに、みんなの朝食にお米のご飯が登場する頻度が増えてくれたらいいな、と思っています。滋賀には近江米というおいしいお米がありますから。そんな中【Moto】組のおかわりの勢い、とても頼もしく感じました。
 さあ、今週はE【キヨシ】先生のクラス。お待ちしています。
【abc.】
今回の朝ご飯:ごはん、わかめとお麩と貝割れ菜のみそ汁、鰆の西京焼(プチトマトと貝割れ添え)、いんげんのごま和え、きんぴらごぼう、フルーツヨーグルト。
(写真:【Moto】先生撮影)
 
 

2010.05.24

教員お薦め本コーナー

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BKCには2つの図書館があります。メディアセンター(理工系)とアクロスウイングにあるメディアライブラリー(人文社会系)です。スポーツ健康科学部は、総合的・学際的な学びですので、関連の図書は両方においてありますが、メディアライブラリーの方が多いと思います。

 

メディアライブラリーの入り口はアクロスウイングの2Fにあります。その入館ゲートを入ってすぐ左手に、「教員のお薦め本コーナー」が学部ごとに設置されています。スポーツ健康科学部のコーナーも新設され、トップバッターとして私の推薦する本が並んでいます。是非、学生・院生の皆さん、ならびに教職員の皆さんもご覧頂き、手にとってもらえれば嬉しいです。下記のHPでも情報はご覧頂けます。

https://www.ritsumei.ac.jp/acd/mr/lib/libraryriyou/mdl/isaka.html

 

もちろん、『スポーツ健康科学部のコーナー』となっておりますので、先生方にはリレー方式で順番が回りますので、予め「これぞ!」というお薦めの本をまとめておいて下さい。ちなみに、わたしの次は、【道】先生ですので、おねがいします。

 

【忠】

 

 

2010.05.23

玉川大学に行ってきました

 今日は、全国的に雨模様のようですが、
みなさん、いかがお過ごしですか?

私は、一昨日の金曜日から、fMRIの準備のため、
真夏のような暑さの中、東京出張に行ってきました。

訪問先の一つである、玉川大学には、
脳科学研究所があり、fMRIが設置されています。

今回は、生憎、実験が行われていなかったのですが、
技官の先生に、施設の運営方法、実験設備、撮像プロセスを
見せて頂くことが出来て、大変参考になりました。

私たちの fMRIも、先行する大学・研究所に
追いつき、追い越せの気持ちで
頑張っていきたいですね!

それでは、また。失礼します。
良い休日を〜
            敦

 

 

2010.05.22

草津未来研究所

2000年に「地方分権一括法」が施行され、"中央集権"の対義語として、都道府県を始めとした地方自治体に国・政府の役割や仕事を移管する、"地方分権"という言葉が頻繁に用いられるようになりました。大阪府の橋下知事や、現在、口蹄疫の対応で奔走している宮崎県の東国原知事を始め、多くの首長が記者会見などで度々、"地方分権"や"地域主権"と発言していることは、皆さんも耳にしたことがあるでしょう。といっても地方分権のシステムは、新しい考え方ではありません。遡れば、江戸時代に「幕府」という中央政府に対して、「藩」という地方政府に権限が委譲されていたのは、歴史の授業で習ったことと思います。

 

小泉政権の時に、"三位一体構造改革"によって地方分権を進めようとしましたが、地方自治体への財源の保障と権限の委譲が曖昧であったため、結局、政治や行政の「主権」が中央から地方に十分委ねられたとは言い難いのが現状です。しかしながら、地方自治体は、これまで以上に「地方政府」という認識を高め、それぞれの地域の実情に応じた課題解決能力と自律的な都市経営が迫られていることには間違いありません。

 

ほとんどの地方自治体が少子・高齢化社会、さらには、人口減少社会の到来によって、税収による財源確保の問題や地域の衰退にかかわる様々な問題に直面する中、滋賀県草津市は、他地域からの流入や新生児の出生によって、現在でも人口が増加傾向にある日本でも数少ない都市の1つです。

どの地方自治体においても、魅力的で、持続可能なまちづくりを実現するために、「総合計画(マスタープラン)」を策定していますが、草津市でも2010年度から10年間を見据えた第5次総合計画が策定されました(策定された総合計画は、以下のURLを参照してください)。

http://www.city.kusatsu.shiga.jp/www/contents/1222684138124/activesqr/common/other/4b00dd26002.pdf

 

 

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草津市では、総合計画の実現をめざし、将来、訪れるかもしれない様々な社会問題や財政問題に対応するため、また草津市が"地方政府"としてふさわしい都市経営を進めるために、それを支援するシンクタンク機能として、"草津未来研究所"を発足させました。

この研究所は、「立命館大学の知の集積との連携」を図るために、所長、副所長、総括研究員(私...)として立命館大学から3名が参画しています。この研究所は、主に草津市の未来を見据えた政策形成に寄与するための調査研究や人材育成といった活動に取り組むのですが、その会議の様子を、ほんの少しだけご紹介します。

毎回、ブログが長すぎる!と周りの先生方にお叱りを受けているので、ほんの少しだけ...もう既に長い?あれ?この方式、どこかで見たことがあるような...。

 




草津未来研究所の会議は、年間6回予定されており、ちょうど2回目の会議が21日に開催されました。今回の会議では、この研究所の目的や方向性についてのコンセンサスが図られ、調査研究と人材育成の柱となる2つの活動のうち、調査研究テーマについての議論が交わされました。第5次総合計画の実現に向けて、地域資源を活用した観光のあり方、持続可能な都市経営における行政システムのあり方、また行政と市民が一体となった協働型のまちづくりを進めるための市民自治のあり方、さらには、歴史的な意味合いを持つ草津川廃川敷地の土地活用など、研究テーマはバラエティに富んでいます。

 

全ての研究テーマに共通するのは、"魅力的なまちづくり"と"持続可能なまちづくり"。つまり、草津市民が"このまちが大好き!このまちにずっと住みたい!"という感情を抱くようになること、また草津市以外の人たちが"このまちに住みたい!"と思うような魅力づくりをするには、どのような工夫や仕掛け、仕組みづくりが必要であるかを考えるということです。

 

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中でも砂礫の堆積によって川床が周辺の平面地よりも高くなった「天井川」といわれる旧草津川の土地活用は、河川の氾濫による水害問題などを乗り越え、現在では、草津市の中心部を貫くシンボルでもあり、ランドスケープ(景観)、アメニティ空間の創造、地域住民の交流を促進する"遊"空間、さらには、商業施設の誘致や観光資源の活用による経済活性化などといった多様な視点から検討されるべき問題です。

 

左に掲載した画像は、国土交通省琵琶湖河川事務所のホームページから引用させていただいたものなのですが、写真の中央に写っているのが、琵琶湖から草津市内の中心部を貫く旧草津川です。この写真からも豊かな緑と、その存在感を感じ取ることができるでしょう。

 

草津市だけに限ったことではなく、皆さんの住むまちにも、地域社会が直面する問題や地域の魅力づくりをどのように進めるべきかという課題が山積しています。このような問題に手掛けてきたのは、行政なのですが、我々の住むまちをよりよいまちに、そしてそのまちに住む住民が誇れるような魅力的なまちづくりを進めるために、"市民参画型まちづくり"や"協働型まちづくり"という言葉が用いられるようになりました。

 

立命館大学では、2009年に草津市と教育研究の連携を図ることを目的とした"サービスラーニング"という協定を結びました。サービスラーニングとは、大学生のみならず、草津市民が大学で学んだ知識や技術を、地域社会で直面する様々な問題や課題解決に役立てる実践的かつ経験的な学習方法のことで、先に示した市民参画型や協働型のまちづくりを進めるために必要な市民の社会参加や主体的な活動を促進するには適した学習方法といえます。

 

草津市とのサービスラーニングを進めるために、スポーツ健康科学部は、立命館大学で重要な役割を果たすことが期待されています。今後、草津市民や草津市内で活動する様々な市民団体と学生との交流を促進する研究会やワークショップなどの機会を設けたいと思っています。

先週のブログでも触れましたが、素敵なまちには、素敵な人々が集います。そしてそのような人々は、さらに高い生産性を発揮し、まちの魅力を高めます。もちろん、大学も同じ...。健康的で、魅力的な草津市のまちづくりに、皆さんも我々教職員と一緒に参画しませんか?皆さんの強い志と、積極的な行動を期待します。