日本では大雨が続いているようですが、
皆様いかがお過ごしですか。
先日、メリーランド州立大学カレッジパーク校の言語学科では、
895 Defense が行われたので、紹介したいと思います。
アメリカの授業は、頭にナンバーが付いています (Number System)。
それを見ると大体のレベルが分かるようになっています。
例えば、学部の入門クラスは100番台、専門だと300-400番台、
大学院だと600番台以降になります。
895 Defense とは、LING 845 Doctoral Research Paper という科目の
公聴会 (Defense) で、博士論文を執筆する前に
50ページ程度のペーパーを執筆し、発表をする感じといったら
イメージを掴んで頂けるでしょうか?
日本でも、博士課程の学生は中間発表という形で、
研究の進捗状況を毎年報告しますが、比較的短い場合が多いと思います。
こちらの場合、30分の発表の後、主査と副査からの質問があり、
フロアからも質問が出ます。この質問タイムは、
合わせて1時間ほどありますので、なかなかタフな時間です。
この発表を審査して、博士論文の執筆にゴーサインが出るかが決まります。
今回は、いつもお世話になっている Rachel が発表をしました。
Rachel は、New York University (NYU) 出身の D3 の学生です。
公聴会が終わった後はすぐにアメリカらしい砂糖たっぷりのケーキで
お祝いのパーティが開かれるのも新鮮で、楽しかったです。
こういうアットホームな感じがアメリカらしいですね。
(写真で、派手な色のケーキをカットしているのが Rachel です)

それでは、また。失礼いたします。
良い休日を
敦
<<街でよく見かける英語表現#36>>
今週アメリカでは、同性愛者の結婚に関する最高裁判決があり、
同性愛者の結婚が認められる判決が出ました。
"historic decision/victory" 「歴史的な決断/勝利」として、
ニュースでも盛んに取り上げられていました。
以下は、例です。
"A deeply divided Supreme Court on Friday delivered
a historic victory
for gay rights, ruling 5 to 4
that the Constitution requires that
same-sex couples
be allowed to marry no matter where they live."
「金曜日、真っ二つに割れた連邦裁判所は、同性愛者の権利にとって
歴史的な勝利をもたらした。5対4で、どの地域に住んでいようと、
合衆国憲法は、同性愛カップルが結婚することを認めることを
言い渡した。」
http://www.washingtonpost.com/politics/gay-marriage-and-other-major-rulings-at-the-supreme-court/2015/06/25/ef75a120-1b6d-11e5-bd7f-4611a60dd8e5_story.html