午後は草津市に戻ってこの夏に健康バンドのリーダーとして認定された方々が新しく立ち上げた運動教室に参加しました。リーダーの方々以外にも新しく17名の方が運動教室に参加され、筋力トレーニングの意義と健康バンドの実践に取り組みました。今日はゼミ生のM君がトレーナーになってしっかり運動していただきました。
筋力トレーニングの輪が少しずつ広がっていくことを期待し、今後も指導者養成に携わっていきたいです。
satoshi
[ 2013年11月 ] の記事一覧
2013.11.30
2013.11.29
こんにちは。
今日のUSF特別協力講座・NFL協定科目「現代社会の要請・変貌するスポーツビジネスの展望」はUnited Sports Foundation代表理事、諸橋寛子さんのご講義でした。
「USF─日本のスポーツにおける非営利団体の必要性と役割、活動」
講義ではUSFの設立経緯、これまでの活動、今後の展望、今日の社会でスポーツを通じて貢献する意義、そこでの非営利団体の活動について語られました。
この講義への特別協力もUSFの社会貢献活動です。
今後、USFとスポーツ健康科学部は、学術交流協定をさらにいろいろな形で具体化していきます。
ご期待下さい!!
BULLCO
2013.11.28
2013.11.27
2013.11.26
2013.11.25
4回生の卒業論文が佳境になっていることは多くの先生のブログにあるとおりです。かなり急ピッチで研究を進めている4回生もいます。無事に4年間の集大成がまとまることを願っています。
3回生は1年後の卒業論文作成に向けて、総合実験を始めています。バイオメカニクスの実験は、ひとりではできません。また、機器操作、解析方法も事前にしっかり学んでおかないと卒論の実験ができません。そこで、総合実験を企画して、それぞれが計測する側、被験者に分かれながらデータを取ります。ただし、データ解析はグループ(チーム)ではなく、それぞれが見たい(明らかにしたい)テーマで解析して、その結果をプレゼンするようにしています。そのような実習、演習を繰り返しながら、個人でテーマを設定して、卒業論文に取り組んでもらうようにしています。
3回生ゼミ生は、前日ならびに早朝から積極的に準備を進め、1時限の90分で効率よくデータを取得できるまでになりました。実際に本実験をするには、多くの協力のもとにチームとして詳細なデータを取得する必要があります。このまま順調に、実験技術を磨いて、自らが明らかにしたいテーマに切り込んで欲しいと願っています。
いよいよ3回生の就活が来月から本格的に始まります。他学部に比べて少し動きがゆっくりしているような気がしています。こちらも準備が間違いなく必要です。それぞれのキャリアを見据えて、しっかり活動を進めて欲しいです。写
真は、先日、日本テレビへキャリアの相談に行ったときのものです。色んなキャリアの可能性を見据えて、業界、業種をしっかりと学んで突き進んでください。
【忠】
2013.11.24
『辺境からはじまる 東京/東北論』(赤坂憲雄・小熊英二編著、明石書店)が刺激的で面白い。「東日本大震災」と原発事故後に東北ゆかりの若手研究者が集まって研究会を開き、その毎月の報告者たちが書いた論文をまとめたものだ。その「まえがき」には次のようにある。
・・・共通した問題意識がある。それは、「東京」と「東北」、「中央」と「辺境」の関係に象徴される近代日本、現代社会のありように対する問いかけと、それを変えようとする模索である。もちろん、ここでいう「東京」も「東北」も、「中央」も「辺境」も、実体ではない。それはある関係の中で作られた概念である。逆にいえば、問われるべきはその関係である。それゆえ「辺境」の問題は、地理的な意味での「東京」にも存在する。・・・「辺境」からはじめるとは、幻想の中央にむかって憐れみを乞うことでもなければ、遠くの誰かの災害を思いやることでもない。それは、自分の足元から、現代を問うことにほかならない。
こうした厳しい言説に到底敵うものではないが、私にも同じような問題関心があったのを思い起こしている。共同研究「日本における中山間地域の活性化に関する地域マネジメント研究~経営学・マーケティング・ケアの視点から~」で、健康づくり支援の「教育的な営み」を拠り所とした「ケア」の問題に迫ったことがあった。京都市内や丹後地域のいわゆる「僻地校」での教育実践をめぐる問題は、「中山間地(僻地)」と「都市部」との関係の中で作られた問題ではないかというものだった。そして、3月11日の「東日本大震災」のことは、丹後半島付け根の伊根町に調査に行っていた時に知ることとなったのだが、それ自体が何かしらの縁であるのかも知れない。
「中山間地」での問題は、地理的な意味での「都市部」にも存在するのではないか。健康づくりの「教育的な営み」の実践にもとづく検証がなされなければならない。そのような元々もっていた問題関心に加えて、「東日本大震災」の災害の状況に直面することとなった。そこでは、法的拠り所である「学校保健安全法」の枠組みの下で健康づくりがどのように保証され、その土台にある安全がどのように確保されていたのかについての検証こそが重要になってくる。問題関心の拡大・深化といったところだろうか。
郷里・石巻やその周辺を襲った巨大津波被害を目の当りにしたのは、共同研究作業の最終盤でのことだった。少なからず精神的な動揺があって、十分吟味することなく書き連ねた論文となってしまっていた。それだけに、健康づくりの分野から現代を問う研究作業が改めて準備される必要があったし、その進展も求められるものだった。
『辺境からはじまる 東京/東北論』は、まだまだ漠然とした問題関心に対して大きな刺激を与えてくれるものだったし、やはり漠然とした課題意識に対してはかなり明確な針路を示してくれるものだった。「辺境」からはじめることに学びながら、研究作業を少しはまとまったものにして行きたいものだ。 mm生
2013.11.23
2013.11.22
こんにちは。
今日のUSF特別協力講座・NFL協定科目は、
「3×3─日本の新しいスポーツ市場に戦略的に挑む」
ゼビオ株式会社常務執行役員・クロススポーツマーケティング代表取締役、中村考昭さんのご講義でした。
ゼビオグループがなぜスポーツの普及に取り組むのか、なぜバスケットボール、なぜ3×3なのか、それがどのように新しいスポーツ市場の創出に繋がるのか、そして、どのようにビジネスに結び付け、収益を得るのか、きわめて戦略的なグループとしてのレバレッジについて、詳細にご講義いただきました。
今日も教室に満員の学生諸君が熱心にご講義に聞き入りました。
来週は、United Sports Foundation代表理事の諸橋寛子さんのご講義です。
お楽しみに!!
BULLCO
2013.11.21