2015.10.31
[ 2015年10月 ] の記事一覧
2015.10.30
スポーツ工学・ヒューマンダイナミクス
●10/30 18:30~
特別講演 (市民公開講座)
会場:メイン(エポックホール)
『2020東京オリンピック アスリートから高齢者支援を目指すGEヘルスケアの挑戦』
伊藤久美先生
司会:中谷吉彦先生
●10/31 16:50~
フォーラム (市民公開講座)
会場:メイン(エポックホール)
『関西発の世界標準(スポーツ・人間・健康)』
原野健一先生、佐藤博則先生、鳴尾丈司先生、千波孝之先生
コーディネーター:伊坂忠夫先生
全体のプログラムはこちら
これまで準備してきて下さった実行委員の先生方、ご苦労様でした。
写真は会場準備中の学生さん達です。会期中現地スタッフの果たす役割は限りなく大きいですが、頼りにしていますので良い仕事をしてください。とはいえ解らないこと・困ったことがあったら速やかに教員に相談するように。
それでは今日から3日間、参加者の方々に「さすが立命館」と言って頂けるよう励みましょう。
2015.10.29
日本女子体育大学 開学50周年記念祝賀会
女子体育のパイオニアである日本女子体育大学の開学50周年記念祝賀会に参加してきました。日本女子体育大学は、,我が国の女子体育のパイオニアである二階堂トクヨ女史が、「女子体育の研究と女子体育の指導者の養成は官学(当時、大学は男性中心)には任せておけない」との強い思いを抱いて、「一切の官公職を棄て、一切の収入から離れて」、ほとんど独力で1922年に創設した二階堂体操塾を起源としており、その歴史は90年以上にさかのぼります。 “つよく 優しく 美しく”もモットーとし、これまで多くの女子指導者や競技者を輩出してきました。また1989年には基礎体力研究所を開設され、研究活動を活発に行ってこられました。特に2代目の所長である故加賀谷淳子教授は運動時の循環系の研究において世界ををリードされました。
写真は、右から、同校2期生で現学長のStone崎教授、開学から30年間、日本女子体育大学の教学・研究を牽引し、It's meの研究室の先輩でもある山river同校名誉教授、It’s me、現同校研究科長の定book教授です。
懇親会後の学生パフォーマンスでは、同校の総勢200名以上の学生さんが多種のパフォーマンスを行った。その中でも、歴史の深い新体操部の演技は、本当に“一糸乱れぬ”演技で感動しました。また、校歌斉唱など、女子大だな!と改めて思いました。
2015.10.28
華麗なる5連覇。
既に皆様ご存知の通り、
10月25日(日)に仙台市で行われた第33回全日本大学女子駅伝対校選手権大会にて、女子陸上競技部が史上初となる5年連続10回目の優勝!
(↓2015年10月26日 京都新聞朝刊の記事 左は1面記事)
abゼミ3回生、大森 菜月さんの1区大会史上初の3年連続区間賞から始まり、2区の関 紅葉さん(経済1回生)、3区、加賀山 恵奈さん(スポ健1回生)、が4区、池本 愛さん(スポ健3回生)と区間賞が続き、5区、太田 琴菜さん(スポ健2回生)は区間新記録! 最終6区、和田 優香里さん(スポ健2回生)もプレッシャーに負けずに区間賞。スポ健生大活躍!
史上初となる全区間区間賞獲得での5年連続、大会新記録での見事な通算10回目の優勝でした。
キャプテンの菅野さんを始めとする、チームの皆さんの笑顔と、ヘッドコーチ十倉さんの「チームみんなが成長してくれて、いい顔で走ってくれました」と選手に負けない笑顔のコメントも印象的でした。
おめでとうございます!
記録等、詳しくは、大学HPのPICK UPをご覧下さい。
<今週の別腹>
今年も、うんしゅうみかんの季節となりました!
クエン酸、ビタミンC、機能性が注目されるβクリプトキサンチンを含む、冬の頼もしい存在。
携帯のしやすさから、アスリートの必需品でもあります。
今年もたっぷり味わいたいですね。
写真ですが、6人の選手を前に、後ろに支えるたくさんの皆さんを表そうと、並べてみたのですが・・・おいしく食べた後で、数が全然足りませんでした。
すみません・・・ごちそうさまでした。
ab
2015.10.27
「タバタ」トレーニングが大注目!
昨日、Yahoo のトップニュース田畑先生が研究されたトレーニング方法:「タバタ」トレーニングに関する記事が京都新聞に掲載されましたが、それがなんとYahoo のトップニュースで取り上げられました(http://news.yahoo.co.jp/pickup/6178764)!!
もともとはアスリートのトレーニング方法として開発(高強度の運動20秒と休息10秒×8セットのインターバルトレーニング)されたですが、運動としては非常にキツイ運動(写真)です。しかし、1回の運動がわずか4分間、しかも4~6週間程度という短期間で体力が向上するという効果が話題を呼び、イギリスのUniversal Pictures International Entertainment社(ユニバーサル社)が一般の人にもできる「タバタ」トレーニングを!ということで、田畑先生監修の下、2013年に12月にイギリスで「tabata™ 4 minute fitness-scientifically proven」のDVDが発売されていました(詳細:https://www.ritsumei.ac.jp/rs/category/r_na_hito/entry/?param=546)。欧米ではすでに多くの売り上げがあり、国内では「タバタ式トレーニング」という本(写真)が発売され、Amazonでも売り上げが伸びているようです!
スポ健の学部長が長年研究された内容をまとめ、さらに、実践的なトレーニング方法も掲載された素晴らしい成果で、「スポ健ブランド」を高められればと思います!これを機会に、是非興味のある人は購入してみてください!
Moto
2015.10.26
大学院ウィーク
学問を深める、極めるに、限界はありません。大学院では、自らの研究テーマに基づいて、常に謙虚でかつ科学的な視点・論理を持ち続けて追求していく必要があります。そのプロセスを通じて得た知識、スキル、論理的思考、学問の進め方は、これからの変化が多く、予想が難しい未来社会においても、自らのキャリアを磨き、仕事の中でイノベーションを起こせる土台となると確信しています。
大学院ウィークの取り組みは、HPで詳しく掲載しています。スポーツ健康科学研究科では、学部生のみならず、保護者への説明会も企画しています。是非、この機会にキャンパスにもお越し下さい。同時に、BKCで開催している学会(スポーツ工学)では、10月30日、31日に市民公開講座もあります。こちらも足を運んで下さい。
スポーツ健康科学研究科・大学院ウィークの取り組み
大学院ウィーク特設HP
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週、今年の3月に学部を卒業したゼミ生(2期生)のSHIP木君が研究室に来てくれました。卒業後、本学公務研究科へ進学しました。先頃、ある独立行政法人から内定をもらったと報告してくれました。4回生のときに就活で随分、頑張り、悩みましたが、大学院への進学で、自分自身の方向性を確立でき、安定した就活ができたようです。公務研究科も1年修了できる見込みと聞きました。充実した、そして大きな1年となったといえるでしょう
【忠】
2015.10.25
スポ健な人 (18) サービスラーニング
皆様いかがお過ごしですか。
先週、みち先生が書かれていたように、
10/16 (金) に、秋晴れの快晴の空の下、
草津市の小学生が、BKC キャンパスに来て運動会を行う
「ジュニア・スポーツ・フェスティバル」という
草津市との連携のプログラムが行われました。
そこでスポーツ健康科学部の学生6名が、
「サービスラーニング」の授業の一貫として、
朝早くから参加していました。
今回の「スポ健な人」として、
そのなかの Jun 君 (写真右端) に話を聞くことが出来ました。
Q: 「サービスラーニングとは何ですか?」
A: 「サービスラーニングとは、地域社会のニーズに対応した
ボランティア活動を自身の学業上の「学び」とつなぐ多様な教育学です。」
Q: 「今回、どのような活動をしましたか?」
A: 「今回、サービスラーニングでは実際に草津市の小学校に行かせていただき、
授業の補助やジュニアスポーツフェスティバル(JSF)と呼ばれる
草津市の小学6年生約1200人を集めた大きな運動会に向けた、
長縄の指導をさせていただきました。
また、その集大成として教育委員会の方や、
各小学校の体育主任の先生方とジュニアスポーツフェスティバル当日の運営を行いました。」
Q: 「小学生と接してみて、どのような印象でしたか?」
A: 「ジュニアスポーツフェスティバル当日では、
これまで実際に行かせていただいた小学校の児童たちの成長する姿を
目にすることができました。子どもたちを関わることができたのは学校生活の一部分ではありますが、
子どもたちは一つのことから多くのことを学んでいくので、
小さい身体ながらも大きな力を持っているのだという印象をうけました。」
Q: 「今回の活動を経て、得たことは何ですか?」
A: 「今回の活動の中で、学生という立場ではなく
教員という立場からの子どもたちと接することで、
実際の教育現場での子どもとの接し方を学ぶことができました。
言葉づかいやこまめな声掛けなど、
小さな部分が変わるだけで子どもたちへの影響は大きく変わるので、
子どもたちの成長を考えた細かい配慮が必要なのだと感じました。」
Q: 「将来の目標について教えて下さい」
A: 「将来は小学校教員になり、今回のサービスラーニングで
得ることのできたことや学部での学業の中で得ることのできたことを生かしながら、
運動の楽しさや大切さを子どもたちに伝えていきたいと考えています。」
Q: 「後輩・受験生へのメッセージをお願いします」
A: 「スポーツ健康科学部は、大学ならではの専門的な学習に加え、
今回のような実際の現場での実践的な学習がとても充実しており、
「スポーツ健康科学」という視点から幅広い分野へとアプローチをすることができます。
自分から何かしてみようという気持ち一つで、
たくさん得られるものはあると思うので、ぜひ思い切って一歩踏み出してみてください。」
今回のジュニアフェスティバルでの活動から、
非常に大きな刺激を受けていることが分かりました。
ぜひ皆さんも、サービスラーニングを受講して、
貴重な現場の体験を積み重ねっていって下さい。
それでは、また。失礼致します。
良い休日を
敦
2015.10.24
知識と行動
2015.10.23
筋骨格シミュレーション
人体では筋がアクチュエーターとなり、力を発揮したり収縮したりして身体を動かします。そのメカニズムは概ね解っていて、例えば筋電図を使うと筋の活動レベルを電気的に計測することができます。また超音波画像診断装置等を使うと、運動中の筋束の動態をリアルタイムに観測することが可能です。
ですがこれらの手法では同時計測できる筋の数も限られますし、計測器を装着すること自体が動作の外乱になったりします。そのため運動中の筋活動の様子を考察する目的で、筋骨格シミュレーションの手法が用いられるようになりました。筋骨格シミュレーションではモーションキャプチャーのデータ等を入力として、関節で発揮されるトルクを計算し、更に各々の筋が発生する張力を推定することが可能です。つまりスポーツ等の動作から、どの時点でどの筋がどれくらい力発揮をしていたか、を知ることができるのです。
もちろんこれはある仮定・前提に基づいて、ある条件の基に成り立つ推定です。そしてその仮定・前提・条件を理解するためには、手法の背景にある基礎的な理屈を理解することが必要です。近年では筋骨格シミュレーションのためのソフトウェアが広く出回り、多くの研究者が手軽に使える様になりました。その一方でソフトウェアの内部で行われている計算がユーザーに見えにくくなっている側面もあると思います。そこで今回は筋骨格シミュレーションを行う際のキーとなるポイントについてまとめた内容を講演させていただく事としました。
学会当日まであと1週間。スポ健の教員・学生さんの発表も何件かあり楽しみです。関係者の皆さん、事前準備と当日の運営、よろしくお願いいたします。
2015.10.22
山田ウオーキング
10月18日(日)に草津市の山田学区の山田ウオーキングに参加してきました。山田学区はJR南草津駅と草津駅の中間の琵琶湖に近い地区で、美しい緑の田園地区です。
主催の山田学区まちづくり協議会によりますと、この学区は草津市内で、住民の高齢化率が最も高く、将来の学区の振興のためには、お年寄りが、より元気である必要があり、そのためには健康寿命の延伸効果のあるウオーキングを学区の皆様に導入していきたいということでした。
そのためにまずはウオーキングの良さの理解と適切なウオーキング方法を習得してもらうことが大切ということでIt’s meが、健康寿命に対するウオーキングの効果とウオーキング法の指導を行ったのです。
50歳から81歳の住民61名がご参加され、1時間の講義を熱心に聴講され、さらに開催地(草津市立山田幼稚園)の周辺を2.5km歩きました。思いの外、日差しが強かったので、ウオーキングの前に帽子等の用意をしていただいたり、意識して水を飲んでいただきました。最後に整理体操を行い気持ちのいい汗を感じました。このように草津市が健康になっていくような試みが増えていくことを祈っています。
もう一つの話題
10月21日開催の常任理事会で、学長報告としてボート部 女子 舵なしペア 日本選手権優勝(スポーツ健康科学部 藤井香菜さん(2回生)、奥田悠子さん(3回生))がありました。インカレで負けた 早稲田ペアを破って優勝!とのことです。