おはようございます。ma34です。
先週土日と、母校である京大・教育学研究科が主催している
「E.FORUM全国スクール・リーダー育成研修」という研修会に参加してきました。
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E.FORUMのHPはこちらこの研修会は、全国の小・中・高等学校の先生方が集まり、
カリキュラム開発・授業改善をめざした実践交流や、
「パフォーマンス評価」の研究についての講義が行われます。
※パフォーマンス評価とは、わかりやすくいうと、
いわゆる普通の「テスト」といわれる選択式のテストなどの「客観テスト」でのみ能力を測るのではなく、
より真正性の高い(現実的な文脈の中での)課題を児童生徒に与えて総合的な力を測ろう、
というものです。(わかりやすく言えていない!?)
たとえば、数学では。
企業の商品開発担当者になったと仮定して、
「商品(チョコなど)がなるべく沢山入り、
かつ展開したときに表面積が一番小さくてすむ、箱の形を考えましょう」
という課題に挑戦したりします。
そうした総合的な課題を解決しようとするなかで、
テストで測られる基礎的な知識やスキルが
しっかりと活用できているのかどうかも測ることができるというわけです。
この研修会には、院生の時からスタッフとして関わっておりますが、
毎回、全国の熱心な現場の先生方が集まってこられるので
私も沢山勉強になる機会として毎年楽しみにしています。
今回は国語、算数・数学、理科、社会、英語、総論(体育、家庭科など)で各分科会を開き、
私は英語科の司会・コーディネーターを務めさせていただきました。
英語科ではスピーチやディスカッションなど、
パフォーマンス課題に近い活動は多く行われている方だとは思います。
けれども、現場ではなかなかそうした課題に取り組むことが難しいという声も聞きます。
その中で、この研修会に集まった先生方は先進的に、そしてパワフルに理論を学び、
実践を行っていらっしゃいます。
議論の中身は書くとまた長くなるので、またの機会に。。。
でも、現場の先生は夏休みだからといって休んでいるのではなく、
本当に常に学び続けているのだなあ!と感動した私でした。
私も負けないように日々勉強をしていきたいと思います!
ma34.