去る2010年6月17日、第13回秩父宮記念スポーツ医・科学賞の表彰式が、東京都内のホテルで行われ、我らが愛する海老久美子先生が、以下の奨励賞を受賞されました。
第13回秩父宮記念スポーツ医・科学賞奨励賞
受賞者 「日本スポーツ栄養研究会・スポーツ栄養士グループ」
代表 田口 素子氏・日本女子体育大学体育学部准教授
鈴木志保子氏・神奈川県立保健福祉大学
木村 典代氏・高崎健康福祉大学
古旗 照美氏・株式会社しょくスポーツ
海老久美子氏・立命館大学
亀井 明子氏・国立スポーツ科学センター
小清水孝子氏・福岡大学
高田 和子氏・独立行政法人国立健康・栄養研究所
柳沢 香絵氏・聖徳大学
ちょっと長くなりますが、この受賞の内容を皆さんに正しく伝えるために、日本体育協会ニュースから、引用します。
以下が、引用です。*************
日本体育協会ニュース
2010年6月26日11:10
http://www.japan-sports.or.jp/news/newsDetail.asp?newsNo=554
 スポーツ選手における健康管理と競技力向上の観点から、スポーツ栄養の分野で数多くの研究や指導を行い、我が国の国際競技力向上に貢献するとともに、日本栄養士会の学術関連団体として日本体育協会との共同により「公認スポーツ栄養士」育成事業を立ち上げました。
  また、成長期のスポーツと食事という新しい観点から調査研究を行い、スポーツ活動への参加と栄養・食事指導を結びつけた指導法を「スポーツ食育プログラム」として開発し、その内容をまとめたガイドブックを出版しました。
  このガイドブックはスポーツを行う子どもたちはもとより、全ての子どもたちの健全な発育・発達に貢献するものと期待されています。
<※秩父宮記念スポーツ医・科学賞について>
  故秩父宮殿下は、生涯を通じてスポーツに関心をお寄せになり、スポーツの宮様として親しまれました。
  また、故秩父宮妃殿下におかれても、スポーツ界に対するご理解が深く、数多くの宮杯等をスポーツ団体へ御下賜くださいました。
  本会では、故秩父宮妃殿下からの御遺贈金をもとに、基金を設立し、スポーツの競技力向上と普及振興には欠くことのできないスポーツ医・科学の分野を対象に、我が国スポーツ界の更なる発展を期するため、平成9年度に「秩父宮記念スポーツ医・科学賞」を創設いたしました。
  本賞には、功労賞と奨励賞を設け、次の要件を満たす方(グループ)の中から受賞者が選考されます。
【功労賞】
  多年にわたりスポーツ医・科学分野において、その向上発展に貢献し、我が国スポーツ界の振興に特に功績が顕著な者。
【奨励賞】
  スポーツ医・科学についてよく研究し、その研究成果を十分にスポーツの現場に活かし、我が国スポーツの普及発展及び競技力の向上に顕著な実績をあげた者(又はグループ)。
主催:(財)日本体育協会
共催:読売新聞社
後援:文部科学省・(財)日本オリンピック委員会 
ここまで引用です。(写真も同URLからの引用です)**********
この賞が、どのように凄いことなのかと言えば、過去の受賞者等について知れば、想像できるかなと思いますので、過去の受賞者等について、見てみたいと思います。
ここから引用です。************
引用元は、日本体育協会の以下のURLです。
http://www.japan-sports.or.jp/medal/memory_chichibu.html
| 第13回(2010年) | 福永哲夫 
 | 日本スポーツ栄養研究会・ 
 スポーツ栄養士グループ | 
| 第12回(2009年) | 青木純一郎 
 (順天堂大学名誉教授) | ソフトボール女子日本代表チームへの医・科学サポートチーム | 
| 第11回(2008年) | 宮下充正 
 | 中高年者の運動プログラムに関する総合的研究班 | 
| 第10回(2007年) | 加賀谷淳子 
 | 健康づくりと行動変容プログラム研究開発グループ | 
| 第9回(2006年) | 村山正博 
 | 関東労災病院スポーツ整形外科診療班 | 
| 第8回(2005年) | 中嶋 寛之 
 | 高地トレーニング医・科学サポート研究班 | 
| 北島選手を中心とした競泳選手への医・科学サポートチーム | ||
| 第7回(2004年) | 浅見 俊雄 | スポーツの振興に関する社会学的研究グループ | 
| 第6回(2003年) | 山川 純 | ドーピング検査法に関する研究グループ | 
| 第5回(2002年) | 粂野 豊 | スポーツ活動中における熱中症事故予防に関する研究班 | 
| 第4回(2001年) | 小野 三嗣 | スポーツ栄養研究プロジェクトグループ | 
| 第3回(2000年) | 石河 利寛 | 国体選手の医・科学サポートに関する研究班 | 
| 松井 秀治 | ||
| 第2回(1999年) | 高澤 晴夫 | 財団法人日本スケート連盟 スピードスケート医科学サポート班 | 
| 第1回(1998年) | 黒田 善雄 | 財団法人日本陸上競技連盟 
 | 
ここまで引用です。************
皆さんは、過去の受賞者の中に、知っている方がいたり、知っているグループがあるのではないでしょうか。
例えば、ソフトボール女子日本代表チームや水泳の北島選手等は知っていると思いますし、素晴らしい成績を残したことも記憶に新しいと思います。また、大学院生の皆さんは、功労賞を受賞された先生方を知っているのではないでしょうか。
世界的に活躍している選手に対して、スポーツ医・科学は、大変大きく貢献していることが、一目で分かるなあ、そんな感想を持ちました。
その中にあって、我らが愛する海老久美子先生が、当該の賞を受賞されたのは、本当に凄いこと,嬉しいことと思います。
皆さんご存じのように、とっても温かい海老先生、人格的に優れた先生が、私たちのスポーツ健康科学部にいて、そして、その先生が他者から認められた、本当に嬉しいね。
海老先生、受賞、本当におめでとうございます。
その2に続く。
【 智 】


 
                             
                             
                             
                             
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                        






