2012年度の学年度も本日がいよいよ最終日となりました。先週の金曜日(29日)の会議終了後学内を少し歩きまわりました。今週の月曜日が新年度の4月初日で、入学式を控えています。それをひっそりと静かに待ち構えている学内の様子を、あちこちで感じました。新年度に対する教員や事務局の慌ただしさは表面には見えず、キャンパスの落ち着きに隠れているようでした。
ここ2~3ヶ月続いていたクウィンススタジアムのトラック・8コースのタータン敷き変え工
事が終了し、白色のコースラインと赤茶色のサーフェスそれに緑のフィールドが美しいコントラストを示していました。ここの桜はまだつぼみで、一気に今週開花するかもしれません。
キャンパスのセントラル・サーカス辺りに来ると、入学式当日の学生主催行事のための軽量鉄骨組み立て式の舞台が、早々と準備されていました。ちょうど噴水の西側、後方の建物はメディアセンター、その前にある桜木は、7分咲きというところでした。
その舞台のプリズム側にあるのが、もう一枚の写真です。「嵐の中の母子像」(本郷新氏作)は、人目に触れる、数少ない芸術作品、それに棚から拡がるしざれ桜の満開が近いと思われました。さらに奥へ進みBKCジムに入れば、トレーニング・ルームのトレッド・ミルやステッピング・マシンが新しいものとそっくり入れ替わっていました。
明日からは初日が弾ける新学期です。急に賑やかさを取り戻すでしょう。それを迎えるかのような学内の待ち様子を、ほんの少しばかり伝えることができれば幸いです。
【善】