[ 2012年04月 ] の記事一覧

2012.04.30

スポーツ健康科学セミナーⅡ

急激に暑くなってきました。水分補給にも気をつけなければならない季節です。

 

さて、本学部のキャリア形成科目として、スポーツ健康科学セミナーⅠとⅡを配置しています。2回生前期に行われるスポーツ健康科学セミナーⅡは、想定される職業域からゲストスピーカをお招きして、それぞれの分野で求められる人材像、能力などについて学び取ってもらう科目です。

 

20120430-1.JPG先週の木曜日には、国立スポーツ科学センター スポーツ科学研究部 部長の平野裕一先生にお越し頂きました。『スポーツ科学を志す人へ ~する・みる・ささえる~』というテーマで講演してもらいました。冒頭のご自身の自己紹介から、野球漬けの高校・大学時代から、大学院では、野球の科学(Science in Baseball)を研究、そしてその後、大学教員としてつとめる中で、教育、研究、野球の指導とバランスを取りながら過ごしてきて、現在のJISSの仕事へと、これまでの経歴をご紹介され、その中で、ご自身の指導者としての売り(強み)について、これまでの研究者、教育者そして長年の指導現場に携わってこられた実績と経験から、1.練習・トレーニング内容に常に疑り深く(注意深く)、本当にそうか!と繰り返し考えること(選手は信頼している)。2.チーム独自、選手個別のトレーニングで取り組む(オリジナリティ、個別性)。

 

20120430-2.JPG国立スポーツ科学センター(2001設立)の仕事内容については、①国際競技力向上への科学・医学・情報からの支援(サポート)、②国際競技力向上のための研究、③スポーツ情報の中核機関の役割、について説明されました。国のトップレベル(非常に少数)のパフォーマンスを高めることが使命であるが、この少数のパフォーマンス向上によって、国民全体が影響を受けて身体を動かす人の増加する、そしてこのことが活力ある社会・国へつながる、という理念があります。

 

今後、国立スポーツ科学センター(JISS)でも、「ささえる人材」が益々求められます。研究分野は先端へ進むに従って細分化されます。ただし、JISSが求める人材は、総体としてのスポーツを理解できる人、そして研究が理解できる人、さらには適切にコミュニケーションが取れる人、課題抽出ができ、解決方法を立案・実施出来る人材、が求める人材であることもお話し頂いた。

 

講義の中では、「大学」の役割について、『より質の高い生活を営むために必要な能力を身につけるところ』であり、学問を深めることで可能性を広げることができることを学生へ伝えて頂きました。平野裕一先生、ありがとうございました。

 

本学部で『スポーツ科学』を志す学生が、将来、JISSをはじめ各所で日本のトップパ20120430-e.jpgフォーマンス向上に寄与することを願っています。

 

 <<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

東京の出張で、利用した「はち公バス」。渋谷区内を走るコミュニティバスで100円でした。バス停の待ち時間で、地元のご婦人たちとも楽しくコミュニケーションでき、コミュニティ形成に一役買っているのを実感しました。利用料金もリーズナブルです。

 

【忠】

 

 

 

 

2012.04.29

BKCジム・トレーニングルーム

週日の3~4日、午後5時30分~6時30分ぐらいにBKCジムのトレーニング・ルームに行くことを日課にしています。トレッド・ミルかステッピング・マシンを使った有酸素運動とレジスタンス・トレーニングで、自分の身体に多様な刺激を与えてやることに励んでいます。そんなに頑張ろうという気ははありませんが、行かないと何かイジイジ感が湧きあがってきて気持ちが悪くなるから不思議です。
同じ時気持なのかどうかわかりませんが、スポ健学部で英語担当されているK先生とは、本当に毎回のように出会います。K先生の方が一回りも二まわりも若いので馬力がありますし、創意・工夫のある活動をしておられると、いつも感心しています。

この時間帯によく出会うのは、いくつかの体育会クラブメンバーやサークルの常連です。その他で特筆すべきなのは、留学生の人たちです。最初にトレッド・ミルやバイスクル・エルゴの操作方法が分からずにボタンを押しまくっている姿と母国語で話ししまくっている様子などから、一目でわかります。トレッドや自転車で隣になったとき、時々話しかけてみます。もちろん中国語、マレー語、韓国語などは出来ないので、片言の英語です。
彼(彼女)等は食べ物と健康について、本当に人一倍気を使っています。体の調子が悪ければ、勉強に励んだり、日本での見聞を広めるどころではありません。私たちが留学していた時のことを思い起こせば、彼らの真剣さも頷けるところです。

IMG_7655.jpg彼らは実によく身体を動かします。マシンの操作にも慣れ、運動の強度と持続時間にも、自分なりのルーティーン・ワークが出来上がりつつあります。それにしてもよく口も動くので、またまたお隣の誼で「楽しそうな話ですね!?」と、突っ込んで聞いてみました。

彼(彼女)等は院生、理工、情報理工、経営の研究科であるとのこと、向こうにいる複数は学部生だということでした。彼らは次のことを話してくれました。トレーニングは楽しくて意義のあることですが、一番うれしいことは、ここ(BKCジムのトレーニング・ルーム)に来れば、友人・知人に会えることです。
中国からの留学といっても、北部と南部や奥地の出身者がいます。それらの人の間では、言葉も文化・気候・風土も相当異なっているようです。だからいくら話ししても話す中身は尽きないようです。このような自然発生的で緩やかな交流サークルは、出会うだけでも複数ある、と感じます。
トレーニング・ルームはまさに身体を鍛える場、トレーニング「する」空間です。おしゃべりをする所ではないかもしれません。でも、留学生の人たちにも、私にとっても、そこへ行って体を鍛え、人びとと交流する楽しさを与えてくれるものです。でも今となっては、BKCジムやトレーニング・ルームは「する」ことのみに重点を置いた時代の施設になっています。

スポーツするときは、私たちは日常の生活、学業、仕事から、虚構の空間に移行します。ジムの玄関ドアをくぐり、更衣室での身支度と気持ちの高揚を経て、ジムでの運動に入っていきます。そして、クーリング・ダウンの後、更衣室・ミーティングルーム・ティールーム等々で、その日の虚構空間での諸活動の仕上げを行って、玄関ドアを帰り方向にくぐります。この中のどこに重点を置くか、人によっても、シーズンによっても、さらに曜日、時間帯によってさえも変化していくものです。
このような人びとのスポーツへの参加の仕方にもっと注目した施設とその運用の在り方が提案されるよう、スポ健の若い叡智に期待するところ大です。

【善】

 

 

 

2012.04.28

理論と実践

最近、ジャージ姿の3回生の姿を頻繁に目にします。話を聞くと、ゼミ、資格取得に関わる実習授業、スポーツ指導実習の授業などで運動をする必要があるので、ジャージで登校しているとのことです。
(個人的にはこういった光景に全く違和感はありませんが・・・)


スポーツ健康科学部では様々な授業が開講されていますが、原則として、上回生になるにつれて徐々に専門性の高い内容になるようカリキュラムが工夫されています。ただし、スポーツ健康科学自体がきわめて応用的な領域ということもあり、講義で学んだ「理論」を「実践」する経験や能力も重要となります。


学部一期生が3回生となった今年度は、幾つかの実習・実技形式の授業が展開されています。そのため、朝1時限目の水泳の授業で泳ぎ、別の授業で、最大挙上重量(1RM)を測定した後に本格的に筋力トレーニングを行ったり、最大酸素摂取量を測定したり・・・授業を通して連日体力トレーニングを行うことになっている学生もいるようです。講義形式の授業とはまた違った大変さがあるでしょうが、これらの経験を通して実践力を身につけてくれることを願っています。


という私の授業でも・・・先週のゼミでは今後、実験で用いるであろう体力・運動能力の測定方法を実習形式で教えました。例えば、下肢筋群の爆発的な筋パワーの発揮能力を評価するためのテストでは、実際に、リバウンドジャンプ(その場で5回連続ジャンプをして、跳躍高や接地時間を計測)やボックスジャンプ(約40cmの台高から着地をして即座に跳躍するテスト)を体験してもらいました。偶然にも、翌日の講義(エクササイズプログラミング論)で同じ内容を取り上げましたので、前日にこれらのテストを体験したゼミ生にとってはわかりやすい講義になったと思います。


私が担当する授業では、最新のトレーニング科学やトレーニングプログラムの作成理論などを教えていますが、大教室での講義(授業によっては受講生は400名に達します)では、理論を紹介することしかできません。もちろん、講義で取り上げたトレーニング法を体験してもらうことは不可能です。そんな時に活躍するのが動画です。私の授業を受講した経験のある学生はわかると思いますが、講義内でたくさんの動画が登場します。これは、「スライドだけでは充分に伝えきれない部分を、動画を通してイメージして欲しい」という考えによるものです。そして、この動画の作成に関して、モデルになってくれているのが研究室の大学院生です。彼らの協力に感謝しながら、今後も動画を一つの有効な教材として講義で活用していきたいと考えています。


GOTO

2012.04.27

新歓祭から

 今年も恒例の新入生歓迎祭典が行われました。昨年はあいにくの雨で時間をかけて準備した成果を出せずに終わってしまい、残念な思いが残っていました。

1回生は上回生のオリターのサポートを受け、模擬店ではしっかり営業活動を行っていました(おかげで、お団子や名称を忘れましたがハイカラなお菓子など5種類買うことになってしまいました)。このような学生が主体となって行う様々な行事では、普段の講義室等ではうかがいしれない、全く異なった学生の頼もしい一面を知ることができ、教員と学生との関係にまた新たな発展がみられ、その"意義大なり"と思っています。

 模擬店ばかりでは

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なく、各サークルの発表会も行われており、日頃疎遠にしている衣笠キャンパスからも多数の学生が参加し、大変な盛り上がりようでした。このような場に身を置くと新入生のみならず、伝統ある立命館大学の一員であることの昂揚感と共に"覇気"(実力で人の上に出てまねのできないことをしてやろうという自負、積極的に立ち向かおうとする意気込み)を感じます。初心忘るべからず!(老ブロガー・ハル)

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2012.04.26

今、行っている研究の背景

Hama】です。

もう少し、分かりやすく今の研究のテーマをお話しします。

まずは、研究の背景から。。。


私たちは常に「快適な生活」を追い求めてきました。「快適な生活」は,「楽な生活,体を動かさない生活」と裏腹で,近年のIT化がこの傾向に拍車をかけています。自宅に居ながらにして,インターネットを通じ,仕事,買い物,銀行取引までできるようになり,体を動かす機会は極度に減りました。このような運動不足を長年続けると,いわゆる「メタボリック症候群」を発症する危険が高まるのです。


「快適な生活」の追求の結果,高血圧,糖尿病,脂質異常症,肥満などの生活習慣病,メタボリック症候群が蔓延し,社会問題となっています。生活習慣病の予防の場合には,食事と運動に関する環境(習慣)ということになるでしょう(ストレスの軽減も重要です)。最近は「生活の質の向上」が重要視され,生活習慣病の予防については「身体活動の増加」を目指した取り組みが鍵となっています。


体を長い間動かさないと,極端な場合には,「廃用症候群」という回復困難な状態になります。高齢者の寝たきりは,このような状態の一例です。また最近の研究では,体を動かさない場合の変化は,実は老化と同じような特徴があることが分かってきました。つまり,体を動かさないとは老化が早まる可能性があるわけです。

そこで私たちは,身体機能の中でも筋肉の代謝と血管の健康に注目してきました。運動をしない時の筋肉の弱り具合および血管の老化と,運動トレーニングがその悪くなった働きを回復させるかどうかを調べています。


この続きはまた来週に。。。


【今週の1 shot!!

2011年上半期に人気のあった本ですが、最近、読みました。

とても面白いので是非、読んでみて下さい。

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【Hama】









2012.04.25

朝食実習が始まりました。

おはようございます。ma34です。

今日は水曜日、基礎演習(1回生小集団クラス)の日です。
今週から「朝食実習」が始まりました。
(その前には、一階のトレーニング指導実習室で「チームZERO」がありました。
 O塚先生から、各トレーニング機器の説明をしていただき、
 体験をさせてもらいました。)

昨日は、エポックでクラス合宿をしていたクラスの皆さん。
「ちゃんと睡眠をとってくださいね!」と釘をさしていたにもかかわらず、
まあ、案の定、みんな寝ぼけ眼のお顔。

朝ごはんの準備(ちゃぶ台、座布団の用意から配膳まで)がちゃんとできるかな。。。と
少し不安に思っておりましたが、そこはAクラス。
みんながそれぞれに状況を見て、できることをやっている姿が見られました。
(田畑学部長が見守っていらっしゃいます。)
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豚汁はどっち?ご飯がこっち?と迷いながらのメンバーもいましたが、
そして、「盛り付けにはセンスが問われますよ!」との海老先生のプレッシャー(笑)にも負けず、
みんな上手にできたのではないでしょうか。
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(写真、よく見てみると、箸置きが裏返しですね^^)

田畑学部長を囲んで、わいわいと楽しく朝ごはんタイムが始まりました。






途中、私のお隣の男子が、朝食実習というこの機会だからこそ、のチャレンジをしていました。
それは、保育園児だったころに食べて以来の「ミニトマト」に挑戦するということ。
彼は大好きだったミニトマトを沢山食べ過ぎてしまったことで、
ある時から食べられなくなってしまったそうです。
けれども、みんなで朝食を食べるこの機会に、15年ぶりくらいでしょうか、
勇気をもって食べてみたのです。

「ああ、懐かしい。こんな味だったなあ。おいしいなあ。」との笑顔。

彼にとってはきっと、大きな一歩。一つまた成長できましたね。
今日をきっかけに、これからも食べ物をおいしく、ありがたく頂いてほしいなと思います。

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さて。
後片付けもみんなで分担。すみずみまできれいにしています。
何も言われなくても、すすんでできるメンバーが多いのがAクラスの特徴です。
教員の私の方が、助けられている場面が多いほどです。



朝ごはんを食べた後は、SATシステムを使って、日頃摂取している食事のバランスを考えます。
体重や身長、身体活動のレベルに応じて、
自分自身が日ごろ選んでいるメニューの栄養的バランスは十分にとれているのか、
考える良い機会になっていたようです。
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これからは自分自身で栄養バランスを考えた食事を摂取していくことが求められます。
まずは「しっかり朝食を摂ること」を心がけて、健康な体(+頭)をつくっていきましょう。

ma34






2012.04.24

ゼミが開講して3週間経ちました

さて、一期生のゼミが開講して、3週間が経ちました。
火曜日の1限目が私の担当するゼミ。
今年度は、1ゼミ12人で、なかなか盛り上がりつつあるような気がしています。
まだまだ先は長いですが、とりあえず「見学に行きたい!」ということで、
見学に行く先は決まり、今後日程にはめ込んでいきます。

そういえば、OB会もそろそろしたいなぁ。
スポ健は一期生ですが、これまでにも色々とゼミ生を持ってきていますので、
そんな中でつながりを作れたらな、と思っています。
やるとしたら、盆の直前のあたりかなぁ。
社会人が移動しやすい頃合い。

さてさて、話を戻して、ゼミの中ですることの大きな一つの柱が「実践」です。




実践と言うと、どんなことを思い浮かべるでしょうか?

私のゼミは、マーケティング。
そこで、実践では、実際に商品開発なり、販売をしてもらいます。
今、取り組んでもらっているのは、大学の生協で、
同じ学生相手に何が売れるのか、
またどんな人が買ってくれるのか、
というあたりです。

「学生」と一言で言っても、
所属するサークルや部によっても違いますし、
学部によっても違います。
当然、自宅・下宿によっても違いますし、
男性・女性、はたまた回生によっても違います。
そしてまた、季節や気温によっても違います。
こんな違いを思って、誰が買ってくれそうかな、
と思い浮かべつつ、商品を作る、売り場を作る、
そんな活動をしていきます。

さてさて、前期中には成果を出すはずですが、どうなることやら。
とりあえず、スケジュールを組み立てられて、その通りに動ければ、
おそらく成果は出るのですが。

ではでは、今日はこの辺で。


PS:マニアックなファンのいた小さい字コーナー?を復活させようと思いつつ、
ネタがないな。。。と悩んでいます。
小さい字コーナーで取り上げて欲しいテーマを募集中!

2012.04.23

bjリーグ 滋賀レイクスターズの応援

春のスポーシーズンが盛んに行われています。

スポーツ健康科学部の学生の大半は、体育会、サークルに入ってスポーツ活動を実践しています。スポーツ選手として、サポーターとして、広報者として、またはマネジメント、プロモーションの立場で活躍しています。

 

20120423-1.jpg先日、滋賀県立体育館で行われたバスケットボールのbjリーグを今年高校に入学した息子と観戦してきました。もちろん、地元・滋賀レイクスターズの応援です。試合は、点を取ったり取られたりと見応えのある者でしたが、最後はレイクスターズが突き放して見事に勝利しました。

bjリーグ  http://www.bj-league.com/bj/Top.do

滋賀レイクスターズ http://www.lakestars.net/

 

 

 

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このレイクスターズには、「レイクスチアリーダー」があり、応援をリードするとともに、会場全体を盛り上げくれています。会場に入ったときのお出迎えのときに、本学部の学生で、レイクスチアリーダーの[Misako]さんに出会いました。もちろん、ハーフタイム、タイムアウトのときは、素晴らしいダンスパフォーマンスを繰り広げて応援を盛り上げていました。

 レイクスチアリーダー  http://lakescheerleaders.com/

 

レイクスチアリーダーとブースター(ファン)が一体となった応援のせいか、今年のレイクスターズは、好調です。プレイオフ・進出も確実な状況です。是非、足を運んで観てください。ちなみに、滋賀レイクスターズとは、インターンシップの協定を結んでいますので、関心のある学生は募集時期には注意しておいてください。

 

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<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

先週の金土曜日は、東京に出張してきました。写真は、東京・世田谷・桜新町付近で見かけた遅咲きの八重桜です。ぼってりとした花がたわわになって、華やかでした。ここは、長谷川町子美術館のある「サザエさん」の町でもあります。そのサザエさん通りを歩いていたら、ばったり[聡]先生と今年からPDできた小笠原先生と遭遇。言葉を交わしていたところで、大学院同期の体操で活躍した弥生先生ともバッタリ!おそらく数十年ぶり。遭遇の多い出張でした。

【忠】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012.04.22

キャンパス・ツアー

少し早い昼食時にユニオン生協学食で、濃紺色のブレザーと斜めストライブのネクタイに灰色スラックス、一目で高校生とわかる若者達に出会いました。先ほどキャンパスの案内を受けていた一行のうちの何名かだ、とすぐに気づきました。

 

偶々隣に座ったので話を聞くと、愛知県A大学附属高校1年生、遠足行事で何手かに分かれて大学の見学訪問、午後には京都市内で自由時間もあるとのことでした。感想を聞いてみたら、どの建物も大きくてすごい、広いと一言。面白いと思ったのは何処、と突っ込むと、生協コンビニと食堂です、と素直に返ってきました。建物の中に入っても、部屋や装置のなかでの人びとの動きまでは見ていないので、このような感想も仕方ないのかなと思いました。

「スポーツ健康科学部の建物には、行ったの?」

「あの三次元撮影装置のあるところがすごかったです」

「おっと、きっちり見て、感じて、覚えているんだな」と感心したところもありました。


これは、今では当たり前の光景ですが、キャンパス・ツアーの一幕です。立命館大学では入試広報課というところが窓口となって、全国からの様々な、「大学を知りたい」というご要望に応えています。その部署のお一人Oさんに、少し尋ねてみました。

RitsGoods.JPG昨年の例ですと、BKCキャンパスだけでも全国から102校、6663名(内、父兄や先生が730名)の参加があったそうです。案内するのはキャンパス・ナビゲーターと呼ばれる、入試広報の学生ボランティア・スタッフです。

BKCだけで110名が登録、建物の名称・由来だけでなく、教学内容との結びつきや歴史的背景など、学生達相互が切磋琢磨して力量を高めているそうです。


通常は、理系あるいは文系のどちらかを中心にして1時間程度ですが、学校やグループによっては特別に研究室や実験・実習室の見学を要望されることもあるそうです。週日の教育・研究時間の真っ只中での学部・学科・研究室等とのアレンジが大変難しいとのことです。


理工系を中心とするこのような要望は、当然、我がスポーツ健康科学部にも及んでくることが必定です。私たちは大歓迎です。来て、観て、触って、動いて、人と交わり、感じ・考える、この共通のスタイルをぜひ体験してみてください。そして、ぜひフレッシュな若い息吹をもってそれに参画してやろうと決意してください。


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オープンキャンパスは8月4日(土)が予定されています。この時には学部基本棟(インテグレーション・コア)にある、4~5か所の研究室・実験実習室を同時に公開しています。実験実習のデモンストレーションや観察・測定の体験などが可能です。また、先生だけでなく大学院生や学部の専門ゼミ生に、興味関心あるところを直に質問できます。BKCキャンパス全体の計画とともに学部での詳しい内容が最終的に決定すれば、学部のHPでもまた案内する予定です。


 

スポーツ健康科学部って、何やるところだろうと興味と疑問が入り混じっている人たちには、ぜひ来ていただきたいと思います。今から言っていたのでは鬼が笑うかも知れませんが、8月4日の日程だけは空けておいてください。また、遠くの方は、京都または滋賀で1~2泊の旅程に拡張して計画をお立てください。


写真は、高校生にも、ホーム・カミングデーでキャンパスに戻ってくるOB・OGの方々にも人気の高い、生協コンビニ内にある立命館グッズ売り場の様子です。他の1枚は、毎回ではありませんが時々ツアーに組み込まれる、アクロスウィング(経済・経営学部中心の研究室棟)の屋上です。琵琶湖を北西方向に一望できる絶景ポイントとして、隠れた人気のあるところだと伺いました。ブログの読者にお知らせしておきます。

 

 

 

2012.04.21

エクササイズプログラミング論

ブログ担当2回目のGOTOです。

ブログの担当者になって以来、「何か良いネタはないか・・」と日々考えながら
生活するようになりました(過去に担当された先生方から伺っていた通りです・・)。前回、学部で担当する授業の中で【専門演習】について話をしましたが、
その続きです。1回目の授業では黒板に自分の具体的な目標を書き出して
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もらいました。今週行った2回目の授業では、大学院生に協力をしてもらい、
研究室で現在行っている研究内容をプレゼンしてもらいました。
私の専門は【トレーニング科学】ですが、競技力向上に関わる内容から
健康増進に関わる内容まで様々な
研究を行っています。そこでそれらを大学院生に解説してもらい、学部ゼミ生に自分の興味ある領域について考えてもらうことがねらいです。ただ実際には、
まだ十分な専門知識のない学部生に対し、自分の研究をいかにわかりやすく
説明するか・・・という大学院生へのトレーニングも兼ねています。結果は
私の期待通り(期待以上に?)、わかりやすく丁寧に説明をしてくれました。
これも授業や演習、学会で数多くのプレゼンを経験してきた成果でしょう。


さて、今日は今年度から私が新たに担当している【エクササイズプログラミング論】という授業を紹介します。実はこの授業、本学に赴任する前から最も楽しみ にしていた授業の一つです。スポ健では【トレーニング科学】や【スポーツトレーニング論】という授業も担当していますが、これらの授業には基礎的、理論的な内容も含まれます。一方、【エクササイズプログラミング論】はその名が示す通り、トレーニング科学の知識を応用し、具体的な運動プログラム(トレーニングメニュー)を考えるという実践的な内容です。授業では、実際のトレーニング現場や運動処方の現場で用いられているメニュー、現場で活躍されるコーチの方々から伺った経験・実例などを紹介していきます。毎週の授業の準備は大変ですが(学生の皆さん、教員は90分の授業の何倍もの時間をかけて授業を準備し ているのですよ!)、私自身楽しみながら授業を展開していければと考えています。


BKCでは今日は新歓祭が行われています。
これは1回生が基礎演習のクラス単位で模擬店などを開くイベントです(スポ健だけでなく、他学部からも出店されます)。幸い、天候も問題なく、賑やかな土曜日のキャンパスになりました。私も何枚か模擬店の前売り券を購入していたのですが、先ほど2回生の学生が研究室まで配達をしてくれました(パ ニーニ美味しかったです)。1回生の皆さん、そして、準備をサポートした2回生以上のオリター、AAの皆さんお疲れさまでした!
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GOTO