1週間前の話なのですが...(笑)
先週のブログでは、bjリーグのオールスター戦に先出し開催された日本スポーツマネジメント学会のセミナーについて、ご紹介しましたが、今回は、その翌日に行われたbjリーグのオールスター戦の模様を、写真を中心に!(笑)、ご紹介します。
bjリーグは、イースタン・カンファレンス7チームと、ウェスタン・カンファレンス9チームの合計16チームが参画し、日本バスケットボールリーグ(JBL)とは、一線を画す形で開催されているプロバスケットボールリーグです。
bjリーグは、リーグを1つの事業体とみなす「シングル・エンティティ(単一事業体)」を採用し、各チームの自律性以上にリーグ全体の繁栄を最優先に考えた運営が行われているユニークなプロリーグです。つまり、各チーム間の戦力の均衡化を図るために、選手全員の年俸総額の上限をリーグでコントロールするサラリーキャップ制度や、選手の移籍をリーグが管理しています。
ここでは、詳しく触れませんが、興味がある人は、bjリーグのホームページを参照してみてください。
http://www.bj-league.com/bj/Top.do
さて...今日の本題ですが...
やっぱり、スポーツ観戦は、最高です!
会場は、大阪エヴェッサのホームアリーナである大阪府立体育館で行われました。
テレビでもごくわずかしか、取り上げられていないので、bjリーグのオールスター戦の結果について、あまり知らない人が多いかもしれませんが、とにかく、おもしろい試合でした!
オールスターを観戦した人や、バスケットボールファンの人は、ご存じでしょうが、なんと!今回のオールスター戦は、残り0.5秒のところで、ウェスタン・カンファレンスのチームが奇跡の逆転勝利を収めました!表示している写真は、その逆転の瞬間のスコアを記したものです。
試合は、午後から行われるのですが、会場への入場は、9時!
なんで?と思われるのでしょうが、試合開始前までに、様々なアトラクションが行われます。
その1つが、ダンクコンテスト!これがまた、とにかくすごかった...。
オールスター戦には、イースタン、ウェスタンともに12名ずつの選手しか選出されないのですが、このダンクコンテストには、オールスター戦出場選手以外の選手が出場します。
昨年、仙台で開催されたオールスター戦でのダンクコンテストで、日本人で唯一選ばれ、そして優勝を勝ち取った仙台89ersの橘選手が、ディフェンディングチャンピオンとして会場に訪れました。
写真にあるように、大阪開催ということもあり、橘選手は、道頓堀の「グリコ」ならぬ?、「ダンク」の文字をあしらったウェアで入場し、会場を沸かせました。
また予選を勝ち抜いた橘選手は、決勝戦では、なんと!スパイダーマンの衣装を身にまとって、ダンク!見事、2年連続のチャンピオンに輝きました。
もちろん、彼のダンクシュートもすごいのですが、それ以上に、会場のお客さんの心をわしづかみにしていました(笑)。
ちなみに...本場NBAでも行われるダンクコンテストは、衣装などを身にまとうことは一切なく、ダンクのすごさのみを競い合うようですが...(笑)。
今回のオールスター戦のメインスポンサーは、お味噌汁で有名な「マルコメ」でした。
会場内では、液体みその試供品の配布、試飲などが行われると同時に、アリーナ内のコート中央やゴール付近には、「マルコメ君」のイラストやマルコメ君のマスコットが登場し、会場を楽しませてくれました。
また得点が入るたびに、「マルコメ~!」とDJ風の音声が流れて、スポンサー告知に対する配慮がなされている様子がうかがえました。
ハーフタイムを始め、作戦タイムやゲームの合間には、観客を飽きさせない様々な工夫が施され、チアリーダーが踊ったり、イス取りゲームを行ったり、また試合中もゲームの展開をわかりやすくさせるため、オフェンスとディフェンスとでは、会場に流れる音楽が違ったりするなど、「見せる」工夫が、随所になされていました。
ちなみに...
試合会場、選手やスタッフと同じ場所に座る特等席は、1席10万円で、コート付近の指定席は、1席1万円、私が観戦した2階指定席は、1席5,000円でしたが、自由席以外は、ほとんど満員でした...。
この様なイベントを支えているのがボランティア...
うちの大学院生たちも数名、イベントボランティアに参加し、会場案内や場内整理、チケットのチェックなどを行っていました。写真に写っているのは、龍谷大学の学生さんと、立命館大学の大学院生です!
イベント運営を実体験できるだけでなく、他大学の学生さんたちもボランティアに参加するため、大学間の学生交流にもつながるよい機会です。
ぜひ、みなさん、今度は、一緒に参加しましょう!
観戦者としてでも、ボランティアとしてでもいいので...