2012.06.30
理論と実践
そもそも、スポーツ健康科学という学問自体が応用領域で、その中でも私が関わるトレーニング科学はきわめて実践的な分野です。したがって、知識だけでなくて、「実践する」というプロセスが必要になります。ただ難しいことに、「実践する」ためには、確かな理論と知識を身につけることが求められます。
さて、「エクササイズプログラミング論」の授業も残りわずかです。これからは「実践する」点を強調し、授業内でどんどんトレーニングプログラムを作成してもらいます。また、それと併せて、まさに今、現場でストレングスコーチやコンディショニングコーチとして体力トレーニングの計画をたてていらっしゃる方々から生の情報を提供していただければと考えています。このことに関して1つ残念だったのは、プロ野球の某球団でストレングスコーチとして選手の指導にあたっていらっしゃった方にお話を依頼し、授業の主旨にもご賛同いただいたのですが、今年からメジャーリーグで勝負をしているダルビッシュ投手のサポートとしてアメリカに滞在しておられるとのことでした。
アメリカに移り明らかに身体も大きくなったダルビッシュ投手、どのようなトレーニングを取り入れているのか・・・、シーズン中のウエイトトレーニングの取り入れ方は・・・など非常に興味のあるところです。シーズンが終わり帰国された後に、授業とは別の形でお越しいただき、お話を伺う機会をセッティングしたいと思います。その時にはごのブログ内でアナウンスしますので、ぜひご参加下さい。
GOTO