2015.01.31
[ 2015年01月 ] の記事一覧
2015.01.30
修士論文審査会
2015.01.29
博士学位本審査
2015.01.28
草津市の小学校での校内研究と卒業研究
こんばんは。Ma34です。
今日は午後から草津市の小学校の校内研究会に参加し、その後、そこで卒業研究(参与観察、アンケート調査による授業研究)を行った学生と合流し、お礼を伝えてきました。
この小学校との出会いは、スポーツ健康科学部と草津市教育委員会の連携で行っているJSF(ジュニアスポーツフェスティバル)の企画を通して、今研究主任をなさっているT先生とご一緒させていただくことから始まりました。今は、校内研究の柱の検討、研究授業の講評といろいろな側面でこちらも大変に学ばせていただいております。とくに私の専門とする教育学は、学校現場の実態を踏まえた議論にならねばならず、一方で現場の視点をより発展させる、あるいは解決する糸口を提言できなければなりません。「指導講評」という堅苦しい立場ではどうしても「上から」「理論の押し付け」になってしまうようで、いつも心苦しさ、力量不足を感じております(どの現場でもそうです)。そういう思いから、実は昨日は「一参加者として参加させてください」ということで、飛び込みで参加をお願いさせていただきました。先生方のグループに入れていただいて、同じ立場で議論ができて、算数の系統性の議論、子どもへの支援の方法など、必ずしも全体協議のなかでは取り上げられない、しかしながら実はとても大事な視点、ご意見を伺うことができました。
そして、卒業研究のお礼では、4回生のU村さんが「これを手渡し、コメントをいただくまでが卒論なのです」と素敵な言葉を胸に臨みました。授業をずっと見せていただいていたT先生のコメントを緊張しながら待っていると「よくここまでまとめてくれました。すごいですね。自分がいろいろな模索をしながら、あるいは無意識に声かけしているようなことを、整理して重要な軸として位置づけてくれることがとてもありががたいです。」というお褒めの言葉をいただき、わたしも、U村さんもほっと安心。そして校長先生が卒業して社会に出る学生への励ましの言葉もお話いただき、わたしも、U村さんにとっても大変充実した時間となりました。
卒業研究では、参与観察として三週間にわたって、週2回、登校して朝の会から全部の授業を観察、そして終わりの会、そして一日が終わってからの振り返りという子どもたちの学びの「全体」に貼り付き、メモを取らせていただきました。(学生がメモをとったノートはぎっしりと、先生の発言・板書、子どもの発言、表情、ノートへの記述・・・と溢れていました。これは私にもできないことです)
なによりも、学生の受け入れをしてくださり、貴重な時間を裂いて学生の気づきを共有してくださったり、コメントや考え方、教師としての思いや大切にしていらっしゃることをお話してくださったことが学生の研究でいちばんの軸となり、卒業研究が本当に実のあるものになりました。大変感謝しています。
そして、学部を通した企画で、このような縁に巡り会えたことも大変感謝しています。仕事というのは、「縁」であり、その「縁」を作り出しているのはやっぱりその人の「人間性」なんだ、というお話をちょうど校長先生もお話してくださりました。本当にそうだと思います。昨日はその「縁」を頂けたありがたさを噛み締めて一日を終えた、とても充実した日でした。
1月ももうあっという間に終わりますね。のこり2ヶ月の今年度も毎日が昨日のように充実した日々になるようにしたいと思います。
2015.01.27
オンライン講座撮影
2015.01.26
競争相手はロボット?
先日、新聞に標題の記事が載っていました。日本のロボット研究ならびに、ロボット産業は、世界をリードしています。これからは、政府としてこの日本のロボット産業をより強力に推し進めようということを打ち出しています。
ロボットが発達すると、今後は単純な事務作業は、ロボットに任せられるようになり、さらにはより専門的な分野にも、ロボットが入ってきて、就職、仕事の競争相手として、ロボットが浮上してくる、という記事内容です。
既に、受験の問題を解くロボットもできているようで、大手私大には合格できるレベルまできているようです。いずれにしても、時代とともに、イノベーションが起こると、それまでの既存の仕事の変更、雇用職種の変更の問題が発生します。いずれにしても、発想力、企画力、応用力を磨いておくことは、これからの時代を生き抜くには必要です。
ダーウィンの進化論ではありませんが、生き残るのは、強い種、最も知的な種ではなく、「環境に適応できた種」です。その意味では、今後の社会の発展と方向性も見据えた教育とキャリアについて、学生のみならず、教職員も常に意識しておく必要があります。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
いよいよ受験シーズン本番です。受験生のみなさん、体調管理にはくれぐれも注意ください。手洗い、うがいは基本です。この間、頑張ってきた成果が十分に発揮できるようコンディショニングを整えて、試験本番を迎えてください。
【忠】
2015.01.25
アメリカ便り (15): Prange Collection
皆様、体調は万全でしょうか?
今回は、メリーランド州立大学 College Park 校の図書館と
日本とのつながりについて書きたいと思います。
キャンパス内には、いくつも図書館があるのですが、
その内、Hornbake Library には、
写真のような異国情緒漂う巨大な垂れ幕がかかっています。
http://www.lib.umd.edu/hornbake
これは、日本が太平洋戦争でアメリカ合衆国に敗戦した後、
GHQ によって占領統治されていましたが、
その期間に日本で出版された印刷物を集めたのが
プランゲ文庫 (Gordon W. Prange Collection) が
所蔵されているためです。
終戦直後の日本の文化を研究する人にとっては、
非常に重要な資料を多数有している貴重な文庫です。
http://www.lib.umd.edu/prange
そこに行くと、タイムカプセルを開けたかのように
昔の日本が広がっています。
ぜひこちらに来られたときは、
昔懐かしい日本を見に来てください。
それでは、また。失礼いたします。
良い休日を
敦
<<街でよく見かける英語表現#15>>
"Our American Tradition of freedom and justice,
of respect for learning and each individual,
and of rule by law and reason,
demands that each generation learn these values anew."
(自由と正義、学びと個人の尊重、法と理性による秩序といった
アメリカの伝統は、各世代がこれらの価値観を改めて学ぶことが必要である)
Hornbake Library の名前の由来となった
Professor Hornbake の言葉です。
2015.01.24
ダイバーシティ・マネジメント
2015.01.23
知識と理解
2015.01.22