こんにちは。ma34です。
本日から試験期間となります。
インフルエンザも流行がまだ続いておりますが、体調管理もしながら、後期の学びの集大成として力を出し切って欲しいと思います。
今週月曜日は、忠先生も書かれていたように、2回生の研究入門の時間に専門演習(ゼミ)の配属先の教員とゼミ生との懇談ができる時間が設定されました。配属先に別れる前の全体ガイダンスで、O友先生が話されたお話が私の心にも強く響いたので紹介させていただきます。
O友先生は、ゼミの配属において、希望が叶えられた人もいれば、叶えられなかった人もいるかもしれない、とおっしゃったあとで、あと2年間をどう過ごすのか、自分自身の心構えと姿勢をもう一度考えて欲しい、と学生に伝えました。そして、そのゼミで「なくてはならない人」になって欲しい、と強いメッセージを語られました。「居てもいなくても変わらない人」は、どこにいってもそのような人であり、「なくてはならない人」はどこに行っても活躍でき、どの場でも「なくてはならない人」になるのだ、と話されました。
このお話を聞いて、一時期注目された、渡辺和子(ノートルダム清心学園理事長)氏の著書『置かれた場所で咲きなさい』(幻冬舎、2014年第56刷!、初版は2012年)を思い出しました。「境遇を選ぶことはできないが、生き方を選ぶことはできる。『現在』というかけがえのない時間を精一杯生きよう」(p.15)とも書かれています。先生は、同じメッセージを、さらに学生に響く言葉に乗せて語ってくださったのだと思います。
O友先生は続けてこのようなことを伝えてくれました。
スポ健の学生は、どの学生もみな、とても可能性に満ちた学生で、教員はどの学生にも同じように豊かな学びの機会を与えようとしていること。けれども、それを受け取るのは学生の皆さんであり、その受け取り方の違いがそれぞれの未来を形作っているのかもしれない、と。
聞いていた2回生はじっと耳を傾けていたと感じました。もちろん2回生に限らず、どの学年の皆さんも、この強い、そして温かなメッセージをしっかりと受け止め、ぜひ改めて、来年度の自分のあるべき姿や目標を心に描いて欲しいと思います。
何より、私自身の心にとても強く響きました。ありがとうございました。