[ 2017年04月 ] の記事一覧

2017.04.30

最初のプレゼンテーション

コペンハーゲンに住んでほぼ1ヶ月になりました。現在、お邪魔しているInstitute of Sports Medicine Copenhagen (コペンハーゲンスポーツ医学研究所;ISMC)はコペンハーゲン大学と提携するBispebjerg Hospital(ビスペビア病院)の中にあります。

 (ISMCの研究棟)

 

 

コペンハーゲン市内と違って緑が多く、とても気持ちの良い気分にしてくれる敷地です。

病院と行っても一つの建物に全てがまとまっているわけではなく、それぞれの専門医療が別々の棟で提供されているそうです。しかし、冬は寒いデンマークだけあって、全ての建物同士が何と地下で繋がっていて、寒い外気に触れることなく敷地内を移動できます。


 

 (Bispebjerg Hospitalの敷地)


今週は研究所のチームメンバーの前で、僕の研究について発表しました。

まだ研究所の皆さんと会話する機会が少なく、自分のデスクで黙々と仕事していることが多いので、自己紹介できる機会に恵まれたのはとても良かったです。

ただ、こちらに来て初めてのプレゼンテーションだったので、、久しぶりに緊張しました。

「少なくとも2回の笑いが取れるようにプレゼンしろ」、という忠先生の日頃の指示どおり、笑いをとる準備だけは怠らず、30分間のプレゼンでほとんど不発もなく5回は笑ってもらえたと思います。

 プレゼンテーションでは自分のアメリカ留学での経験や、大学院・研究員生活について触れ、国ごとの教育・研究システムの違いなどを説明しました。もちろん、自分の研究についても時折触れながら、最後に立命館大学での取り組みと、今回の訪問で達成したいことを共有しました。

研究所の所長であるMichael Kajar先生にもとても良かったよ!院生たちにも良い刺激になった” と褒めてもらえたので、先ずはほっとしました。

今後の大学間での協定にも是非協力したい、とのお言葉も。本当に感謝です。

ただ、緊張のあまり、写真を撮るのを忘れました。。

 

コペンハーゲンは今年は異例の寒さのようで、昨日も帰宅時に雹が降ってくるくらい。日中も10度を超えることがありません。

でも、、何故か桜が咲いています。

今年は日本の桜を見ることができませんでしたが、まさかデンマークで桜が見れるとは、ちょっと驚きです。 

 satoshi


 

 

 

2017.04.29

新歓コンパ=斯界の明日を担う若手研究者の集い!

 先日(20日)大学院の新入生歓迎コンパが開かれ、教員を含め多くの上回生との交流がなされました。おそらく、大学院生活という、これまでとは違った専門性を極めることの楽しさと、その成果をなかなか形(論文)にすることのできないもどかしさ、苦しさといったある種の競争社会の厳しさについて、諸先輩から多くの教訓が語られたのではないかと思います。

 

 

 

 人生は時間であると言われますが、大学院といった人生の中の限られた時間を如何に有効に使うかは、スポーツ同様、集中力との戦いであると言えるのではないでしょうか。集中すれば、時間はその密度を増すことができ、1日24時間を30時間にも40時間に相当するような使い方もできるように、短い時間を長く使うこともできます。さらに、友人や教員とともに協力し、行動すれば重層的にも使えます。

 もう30年以上も前に、ある本の一節をメモしたものを手元に持っており、自身への励ましと戒めの言葉としているものがあります。それは「新しいことに専門家はいない」ということで、誰でもがあたらしいことに熱心に取り組むことによって新たな専門家になり得る。世に言う専門家は過去についての専門家であって、その人が将来にわたって専門家で有り続けるとは限らない。最新の諸科学のエッセンスを学んできた若い人ほど優秀であると思っています。活躍を期待しています。(老ブロガーはる)

2017.04.28

さすがスポ健ッ!

そこにシビれる!あこがれるゥ!

というわけで、Hitomiです。先週の投稿でタイトルのお遊びに気付いてくれた方が増えたみたいです。一緒に笑ってくれるのでいい職場です。本気で怒られるかネタ切れするまで続けます。

さて今週は1回生のMR実習に付き添いで参加いたしました。
MRI(磁器共鳴画像装置)とは、筋肉の大きさや量など体内の内部の情報を画像化できる装置のことを指します。これを使えば、どんな筋肉や脂肪がパフォーマンスや健康状態に影響をしているのかを分析することができます。

MRIを使って実験する時は研究所や病院でお金を払って貸してもらうのが一般的ですが、ここスポ健にはなんとこの装置が1台あるので他所に頼らずに測定することができます!着任した時に「MRIがある」と言われて一瞬聞き間違いかと思いました。そのくらい医学部以外の学部にあるのが珍しいものなのです。

この日の講師は、スポ健特戦隊☆バイメカピンクことKuri原先生、生化学ワインレッドことSG先生、そして特に肩書のない男・ARMT先生の3人です。(ARMT先生に怒られそう)

左上)まず、はじめに講義を受けます。MRの事だけではなく、昔の人がどのように人の体に興味を持ち、その中身を明らかにしようとしたのか、そんな背景を含めて分かりやすくご説明していただきました。ちょうどもうすぐGWですし、紹介されていた本を読んでみようかな。感想はまた後日。

左下)そして測定準備室へ。学生1名が代表してMRIの中に入ります。ただしMR室は強い磁場が発生しているので、スマホ、携帯電話、ICカードはもちろんのこと、チャックがついているズボンなども入れることはできません。用意されている着替えが恐ろしくダサいピンクなのでなぜなのか聞いてみたところ、「着たまま持っていかれないように」とのことでした(笑)

右)いよいよ測定です。分厚い扉が閉ざされます。測定中は大きな音が流れるそうですが、中に入った学生の感想いわく「サカナクションが流れていたので気にならなかった」とのことでした。それ以外のメンバーは、外で測定画面を見ながら人の体の断面を観察します。

百聞は一見にしかずと言いますが、やはり実際に体験してみると、聞いたり読んだりして理解したものとは別の発見があります。1回生にとってもよい経験になったことだと思います。

ちなみにMRIを使って脳内の活動を測定することも可能で、こちらはfMRIと呼ばれています。
今月から【敦】先生、Kuri原先生が有志を募ってfMRIの勉強会が始まりました。心理学や行動経済学等の分野でも近年ではfMRIを使って脳画像を撮影することは珍しくありませんので、私もちゃっかり便乗して勉強中です(金曜日開催なので、今頃頭をフル回転させて説明を聞いていることでしょう)。

人も機械も揃った恵まれた環境に感謝しなければなりません。ただし、MRIはあくまでも「測定法」。どれだけ機械が発達しても、意義のある研究に使われなければ宝の持ち腐れです。技術の進歩に置いて行かれないように、己の知識と発想力も日々磨いていかなければいけないなぁ…と改めて確認した一日でした。

Hitomi


2017.04.27

先週土曜日の講習会

こんにちは、shinoです。

早いもので、もう4月も終わりますね。
新緑がきれいな季節ですなんが、最近、花粉症で目が痒いのが辛いです。

花粉症も蕁麻疹と同じくI型アレルギーなので、花粉にさらさないようにするのが一番ですが、
花粉に全くさらされない生活を送るなんてことは無理ですよね。
仕方がないので、この時期は、点眼、点鼻薬を使用しながら、何とか乗り切ろうと思っています。

先週の土曜日に、2017年度の放射線業務従事者教育訓練講習会が行われましたので、参加してきました。
スポ健には、研究用にDXA(Dual-energy X-ray Absorptiometry:デキサ) と呼ばれる身体組成を計測する機器があります。
DXAとは、体の中の骨や筋肉、脂肪の量を、極微量のX線(放射線)を使用して計測するものです。
一般的なのは、病院での計測で、骨粗しょう症の診断をするために主に使われています。

スポ健の研究は、身体組成の評価をすることが結構あるのですが、DXAの測定は誰でも行えるわけではなくて、放射線業務従事者の申請をしないといけません。
その教育訓練講習会がありました。

講習会はBKCキャンパス ローム記念館 5Fの大会議室で行われ、放射線を扱った研究を行う予定をしている職員、院生、学生達が多数受講していました。





内容は放射線の人体に対する影響と、放射線障害防止に関する法令についてでした。
私は午前中のみでしたが、午後からはさらに専門的な取り扱いについて行われていました。

ちなみに、放射線は『radiation』と英語で表記するのですが、
この『radiation』はやさいの『大根=radish』が語源だそうです。
放射線が放射状に広がる様子を、大根が地中に根を張る様子に例えられているかららしいです。

・・・なるほど。

普段あまり耳にするような内容では無かったので、なかなか難しかったですが、非常に新鮮で興味深かったです。

2017.04.26

紫式部と滋賀

週末、ほっかほかの陽気に誘われて、外をふらふらとしてみました。朝、いつもと違うところでコーヒーを飲もう!と思い立って、琵琶湖畔へ。

(打出浜から眺めた琵琶湖) 

湖畔を散歩していて見つけた「紫式部」の看板。このあたり大津市打出浜は、紫式部が船に乗って父の赴任先(福井県武生市)へともに旅立った場所だそうです。当時、どんな思いで船に揺られていたのでしょう?

さて、もう少し紫式部のことが知りたくなって、近場でゆかりのあるところを調べてみると、出てきたのは「石山寺」。
車を走らせること20分ちょっと(案の定、ナビを使っても、最初に到着したのは坂道に囲まれた住宅地・・・)。しばらく右往左往した後、無事に石山寺の東大門をくぐると、今の時期、そこは新緑いっぱいでした。


国宝の本堂は、硅灰石(天然記念物)の上に建てられていて、その本堂内に「源氏の間」がありました。この部屋の窓から十五夜の月を眺めたときに、霊感をうけて源氏物語の構想を得たという言い伝えがあるようです。
歩みを進めるほど、とにかく美しい境内に「おぉ~」と思わず声が漏れるほどでした。


(写真では伝わりきれない硅灰(けいかい)石の圧巻の大きさ!本堂で、初めての御朱印をいただきました!)

予想以上に広い境内ですし、見どころが多いので、知らない間にかなりの距離を歩いてしまいます。
花の寺と言われるだけあって、目も喜びそうなくらいいろいろな花がありますし、自然の中で過ごす時間は、気持ちもすっきり健康になる実感があります(休日の過ごし方は、その後の日の仕事パフォーマンスに影響するそうですよ: Fnitz & Sonnentag, 2005)。

(自然の音も十分に楽しめました)

ここのキャンパスBKCの行き帰り、近づくゴールデンウィークなど、滋賀に足をのばしてリフレッシュを!

ippo

2017.04.25

実ほど頭を垂れる稲穂かな

 寒かった今年の冬から一気に温かくなり、学内を彩った桜も風と共に潔く散り、葉を大きく広げようとしています。本年度も前期セメスターが始まり3週間が経過しましたので、各講義ともより深い内容へと入っているのではないでしょうか。

 私の出身地である高知は、春が駆け足で過ぎ去り、ゴールデンウィーク前後には初夏を感じさせる日々が始まります。昔は米の「二期作」で知られておりましたが(我々が小学校時代は社会の教科書には必ず掲載されていました)、減反政策等により現在は二期作を行う農家はほぼ見られなくなりました。それでも台風襲来に備えて8月収穫を目標に、3月末には田を耕し整地して、4月中には田植えを完了するところが多いです。


 私の前職の学校(高知県中部の中学校)では、校区の水田を借りて米づくりを行い、収穫した米を地域のお祭りや地元の量販店で販売する体験学習プログラムをキャリア教育の一環として行っています。4月初めに地域の協力者の方々と稲作の流れを確認し、地域の農家の方に「特別授業」をお願いし、田植えや収穫までの作業を学習します。4月中旬、地域の幼稚園児や小学生と共に中学生が中心となり田植えを行います(教員も校長を筆頭に率先して水田に入ります)。水温む水田に素足で入る時の泥の感触。足の指の間を泥が「にゅるっ」っと通り抜けるなんともこそばゆい感覚があります。


 生徒全員が水田に入り、苗を片手に植えていくのですが、みんなで協力して横のラインを合わせ、一歩ずつ足場を確認して慎重に田植えをします。全身泥だらけになりますが、熱心に、そして楽しそうに作業を進めていきます。2時間程度で田植えが終わると、水田近くの用水路で泥を落とすのですが、この用水路の水は近くを流れる「仁淀川」から引かれており、江戸時代の土佐藩家老・野中兼山の指揮のもと造られた歴史遺産です。

 季節が進み、7月頃には稲の穂が大きくなり、8月には黄金色になり稲の穂は大きく頭(こうべ)を垂れますので、夏休み、生徒総出で鎌を持ち、一束一束汗を流しながら刈っていきます。乾燥、脱穀、精米と生徒が地域の協力者と一緒に作業を行い、5Kgの袋に詰めていきます。
なぜ、この話を書いたのかと言いますと、私の座右の銘は「実(みのる)ほど、頭を垂れる稲穂かな」です。生徒にも全校集会で稲作の体験を通じてこの格言の意味を話します。成長するにつれ、自分の足りないものを自覚し、他者に敬意を払いつつ、足りないものを身に付ける謙虚な姿勢で人と接しなければならない。私自身そうあらねばならないと、常に言い聞かせている言葉です。
学校や社会で多くの事を学び、多くの人との出会いがありますが、自分を冷静に客観的に見る事を怠らず、自分自身を向上させるために真摯な態度で人と接する人間でありたいと思っています

2017.04.24

1期生の来訪

先週、1期生の卒業生が研究室に来てくれました。
写真はその時に持ってきてくれた手土産です。



可愛いので写真を取りました。ようやく暖かい春が来たと思ったら、もうすぐ端午の節句、こどもの日ですね。青空に鯉のぼりが泳ぐ時期が近くなりました。

卒業生はいたって元気でした。教え子の来訪は本当に嬉しくなります。結婚式もよんでくれた卒業生に、新婚生活どない? などと聞かせてもらい、お茶を飲みながら楽しい時間を頂きました。今回の来訪で、『おめでた』 であることも教えてくれました。嬉しいニュースです。次回は、赤ちゃんを連れてきてくれるとのこと。今から楽しみです。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
 大学院生(博士前期)も就職活動が本格化しています。そんなM2たちと話していて、企業名がポロッと出てきた先が、先輩の修了生がいるところでした。医療、スポーツ、ヘルスケアを中心とした優良な会社で、バリバリ働いています。当のM2はそんな先輩が研究室にいたとも知らなかったので、すぐに連絡をお互いに取らせました。先日、東京までOB訪問したようで、修了生から「非常に優秀でしっかりとした院生でした」と嬉しいメールをもらいました。
 【忠】

2017.04.23

自転車通勤

コペンハーゲン大での生活が始まりました。
 
アパートから大学まで自転車で約20分の距離です。
自転車?そうです、自転車通勤です。

 

コペンハーゲンの街を歩いていてまず最初に目につくのが自転車です。
多くの人が自転車で走り回っていて、通勤も自転車の人が多いです。自転車専用のレーンが車道と歩行の間に設置されてあり、専用のレーンなので車や歩行者を気にすることなく、自分のペースで走行できます。
 
デンマークのデータでは、一人が自転車で5マイル(約8km)走ると、約1.6kgの二酸化炭素の排出と10円の保険料の削減に繋がるそうです。
(Commuters Pedal to Work on Their Very Own Superhighway http://www.nytimes.com/2012/07/18/world/europe/in-denmark-pedaling-to-work-on-a-superhighway.html?smid=tw-share 最終検索日:2017418日)
 
しかし、実際のところ、環境問題や医療経済より別の理由がありそうです。
 
コペンハーゲンの町中では車やバスで移動するよりも自転車の方が圧倒的に早い、と実感しました。信号で止まることも少ないし、車のような渋滞がないので、スムーズに移動できます。
実際にグーグルマップで勤務先から自宅までのルートで所要時間を検索すると、車より自転車の方が早く着くと表示されます(そうです、デンマークのグーグルマップではナビの選択肢に”自転車”が出るんです!)


 
勤務先のスタッフもほとんど皆自転車で来てます(郊外から来る先生方は駅から病院まで自転車)。
ということで、僕も早速自転車を手に入れました。デンマークは物価(と税金)が高いので、自転車もとんでもなく高級品です。自転車屋さんを渡り歩いて、良い中古の自転車を見つけました。

自転車通勤についてはまた追加の報告をしたいと思います。

satoshi

先週添付できなかった、アパートから1分の景色の写真です。







 

2017.04.22

スポーツ経験が教えるもの

新年度を迎え、多くのクラブでリーグ戦が始まっています。
昨年のシーズンオフから春合宿での努力の成果を披露する絶好の機会であり、自分自身に、そしてチームにどれだけの力がついたのか、あるいは潜んでいるのかを確かめる機会と捉えてもらったらと思っています。

競技で成果をあげるには、どれだけ練習を積み重ね努力してきたか(克己)につきると思っています。
先週の日曜日に、桜が満開でまさに春爛漫といったなか、皇子山球場に応援に行ってきました。



初回早々に1点を取られ、それ以後は再三のピンチを迎えながらも投手自らの長打力を皮切りに反撃にで、3点を守り抜き、関西学院大学に勝利しました。

よく、“ピンチの後にチャンスあり”といいますが、ピンチの時は心理的に張りつめ、意外と集中力が高まっているものですし、危機に直面すると状況がかえってよく見えてくる場合もあります。何度か走者1、3塁の危機的な場面を迎えながらも、その都度チームお互いの励まし、ベンチに戻った時のねぎらいなど気持ちを一つにすることによって堪え忍び、得た勝利であったと思います。

全力を出し合う者同士が知る連帯感と挑む勇気か。スポーツを通して学ぶことできるものの大きさについては想像に難くないのではないでしょうか。

2017.04.21

ふるえるぞハート!

燃え尽きるほどヒート!!
Hitomiです。

今、気がついたのですが、今年のブロガーで基礎演習の担当は私だけのようですね。
ということは、「無事お子さんを大学に入れて一安心しつつも、どんな生活を送っているのか少し気になる」そんな保護者の皆様のためにも、私が1回生の様子をご報告していかなければなりません。というわけで、使命感に燃えて今回は「おりスポ」の様子をレポートしていきたいと思います。

「”おりスポ”とは何ぞや?」という方が多いと思いますが、今年からの新企画です。例年、この時期には新歓祭が行われ、クラスごとに1回生が模擬店を出すことで団結を図っていたのですが、今年は残念ながら新歓祭が行われないことになってしまいました。
そこで、その代わりとして実施されたのが「おりスポ」です。全3回の授業を通して、様々なゲーム・企画を実施し、1回生にスポ健を知り、クラスのメンバーを知り、一致団結してもらおうというイベントです。

まずは1日目。
この日は全員健康コモンズに集まって「オリエンテーション」と「ペンタゴン」の2つのゲームが行われました。私はオリエンテーションの出題者としてローム記念館の大会議室でオリターさんと待機しておりました。オリエンテーションは、BKCキャンパスの様々な場所に行き、そこに設置されたクイズに答えていくというものです。

ローム記念館はなかなかスポ健の学生にはわかりにくい場所にあるので、高得点が設定されています。みんなワーキャー言いながら、クイズに答えておりました。


ちなみに私のクイズは? 
 
「スポ健の先生(初日の教員紹介で前に出てきた先生の中とする)で一番若い人は、平成生まれである。○か、×か」

分かりますか?「分かるわけないよー!」と言われてしまいましたが、難しかったかな?
答えは… × です!でもみんな心は20代です!

さて2日目。
この日はクラスごとの自由企画です。私の受け持つAクラスは、オリター&AAさんが全部考えてくれました。好きなものを熱くプレゼンする!という企画です。


十分な準備期間もなかったと思うのですが、みんなプレゼンが上手でした!最近の学生さんは入学時点ですでにpower pointを使いこなしていることが多くて驚きです。
柔道、サッカー、自分の好きな国といったものもあれば、枝豆と貝ひれ、マイクロブタについて熱く語る学生も…
個性が出ますね。かなり盛り上がっていて、クラスの雰囲気もいい感じでした。

さぁ、いよいよ最終日、綱引き大会です!各クラス、チームワークのみせどころ。
これはもう語る必要はありません。写真をご覧ください。

随所で白熱の戦いが繰り広げられておりました。

そして総合優勝は…


Eクラス!おめでとう!!
最後に企画・運営をしてくれたオリター&AAさんたちに拍手をして終幕となりました。

私も勝負事は燃える性なので1戦参加させてもらったのですが、今腕がプルプルしています(※この記事は綱引き直後に書きました)。マウスが暴走する…閉じる気のないフォルダを閉じまくってしまう…。やはり体は30代でした。

最後のご挨拶でも言っておられましたが、スポ健では、ただ勉強するだけではなく、こうした授業を通じてチームワークを身に着け、様々な人を受け入れる柔軟性を養っていってほしいと願ってます。そんな意図が1回生にも伝われば幸いです。

すみません、長くなりました。1日ずつ分けて書いたことを若干後悔しています。1年に1回のイベントということでご容赦ください。

来週はコンパクトに!
お付き合いいただきありがとうございました。

Hitomi