[ 2018年01月 ] の記事一覧

2018.01.31

幸福の使者

先々週のブログ(クリスマス・パレードの話)で、サッカーに少し触れました。気づけば、地元チームの試合が終わるまで携帯に速報が流れ続けていたり。そんなこんなを生活の中で触れていると、やっぱりここはサッカー大国だと思います。
さて今日は、「サッカーでみるスペイン(その1):バレンシアで幸福を呼ぶ動物とは?」です。

実は、試合を観るのは好きなのですが、サッカーチーム等のことはほとんど知りません(もし間違いに気づいた方がいたら知らせてください…)。

地元クラブチーム、Valencia CFのロゴマークの上には「コウモリ」が描かれています。日本ではそうお目にかからない動物です。さてはて、これが私の1つ目の謎。
◆なぜ、コウモリなのか?

バレンシアでは、コウモリは幸運の象徴として扱われていて、神聖な存在だそうです。
昔々、レコンキスタの戦い(複数のキリスト教国家で起きた、イスラム教途からの国土回復・再征服の運動)がバレンシアでも行われたらしく、その当時の王の肩にコウモリがとまり、戦いが勝利して終わったという言い伝えにちなんでいるらしいのです。例えば、バレンシアの市庁舎に行くときがあったら、(美しい)コウモリがどこにいるか見つけてみて下さい。

(この子たちの肩にも幸福のコウモリがとまりますように☆)

◆なぜ、ロゴマークの上にいるのか?

コウモリが、王冠と同じくらいの権威をもつから…という話も。
(市庁舎の上~のほうにコウモリがいます!)

いろんなところに、スポーツや地域の情報が詰まっていますね。

ippo

2018.01.30

新年情報交換&附属体育授業1

 寒い日が続きます。先日の寒波の際、側溝の水が凍結し、つららが各所でみられました。
 そのような中、インフルエンザが全国的に大流行しているようですね。先週、「滋賀県で警報が・・・」とブログに書かせて頂きましたが、その時点では西日本で大流行していました。関東地方も寒波と乾燥の影響でしょうか。
 現在はインフルエンザA型が流行していますが、2~3月B型も流行するかもという話もあります。高熱が出た際は病院で診察治療を受けましょう。

 定期テストもほぼ終わり、学生さんの顔にも安堵感が表れています。人生の中で、自由に動ける時期は限られているので、この間に目標を決めて自分のやりたい事を行ったり、見識を深めるために旅行をすることをお勧めします。因みに私は、大学生の時に「四国八十八か所」巡りに出かけました。(35年前ですね)

 先日、教授会第一委員会の先生方で情報交換会を行いました。【種D】先生のご紹介で京都上七軒の雅な食事を頂き、京の文化に触れる事の出来た有意義な時間でした。話はというと専ら現在第一委員会で検討している内容でしっかりと情報交換ができました。第一委員会の先生方有難うございました。


 今日は、立命館宇治中高等学校の体育授業参観に出向いていました。
 昨年10月に立命館附属学校の保健体育科の先生方を対象に【智】先生と一緒に研修会を開催しました。
 その後、各学校から代表の先生が集まり、各学校の実践を互いに参観し情報を深めようということになり、まず最初の学校として立命館宇治中学校の先生が授業をすることになりました。今日は、授業の様子を見せて頂き、2月6日の公開授業に向けてのアドバイスをさせて頂きました。

 生徒の皆さんは、先生や仲間との人間関係が良く、課題に対して一生懸命に取り組む事の出来る素晴らしい集団でした。バスケットボール(ゴール型)で戦術学習を通じてオフェンス(攻撃)の動きを学習する内容です。当日、多くの先生方が参観され、附属学校の体育授業が活性化する事を期待しています。

 
【司】

2018.01.29

草津リトルパンサーズ20周年

 みなさん、フラッグフットボールというスポーツはご存じでしょうか?
 タッチフットボールのように、腰にタグ、あるいは手ぬぐいをつけて、それを取られたらタックルされた、として攻撃が止まる、という安全な形でのフットボールです。今では、小学校の教材としても使われています。

 対人プレーの中での身のこなし、俊敏性、バランス、巧緻性なども高めながら、チームで作戦を考えたチームプレーなども学べる素晴らしいスポーツです。安全性にも配慮されているので、先ほど書いたように小学校でも導入されています。

 そのような素晴らしい、フラッグフットボールというスポーツを、草津市の小学校の先生がいち早く取り入れ、クラブチームとしてできたのが、「草津リトルパンサーズ」です。そのクラブチームが、20周年の“成人式”を迎えた記念のパーティに参加してきました。(写真は、代表の南さん。右に写っているのは立ち上げに協力した平井・元アメフト監督、左は米倉・現監督)

   

 今回は、息子、娘がお世話になった保護者の立場で参加させてもらいました。足かけ15年間お世話になり、こどもの身体と心の成長にとっても、非常に好影響を頂きました。指導いただいた関係者のみなさんの、「こどもの成長を1番に」という基本姿勢のおかげです。

 そのような暖かい、クラブチームで育った子どもたちは、まさにすくすく育ち、色んな大学、社会でしっかりと活躍していることを、記念パーティて確認できました。
三つ子の魂百まで、ではありませんが、こどもの時にどんな出会い、学びを受けるのは本当に大事です。

 <<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
 上記の記念パーティで、1期生の「まゆ」さんに会うことができました。

   

 彼女も草津リトルパンサーズ出身で、付属校から本学部にきてくれ、アメフトのマネージャーとして活躍し、当方のゼミ1期生としても優秀な卒論をまとめてくれました。真ん中の可愛い赤ちゃん「あっくん」にも会えました!可愛いですね。彼が二十歳になると、草津リトルパンサーズは、40周年、私は○○歳。元気で会えるように鍛えておきます。
【忠】


2018.01.28

Gaia Zoo

今日はマーストリヒトの隣街ヒールレンにある動物園に行ってきました。

オランダのマーストリヒトはコペンハーゲンと比較すると市内にある公園の数が限られています。充実した遊具を揃えた広い公園もあるのですが、それらは皆有料になっています。さらに秋から来た我々にとって運が悪かったのは、これらの屋外施設は冬になると凍結して滑ったりのケガの危険性などから、春まで閉鎖されてしまうことです。
その結果、子供が遊べる場所が冬の間は極端に少なくなってしまいます。

今回行ってきたGaia動物園は比較的近距離にあるのですが、これまで行くチャンスがありませんでした。

ホームページを見るとオランダ語、フランス語、ドイツ語、英語の4カ国語で情報を見ることができます。しかし事前にオンラインでチケットの購入方法を探すとそのリンクがあるのはドイツ語とオランダ語のみでした。オランダではオンラインで支払いをする場合、電車の切符の購入も含め多くの場合オランダの銀行で発行されるデビットカードを使用することが求められます。クレジットカードが使えない場合が多いので、現地の銀行口座持っていないととても不便です。

またデンマークでもそうでしたが、海外のクレジットカードがたとえ利用できたとしても、別途に手数料を請求されることが多く、後で請求額を見てびっくり、ということも旅行者には多々あるようです。

さて、動物園までは電車とバスを使ってマーストリヒト駅から1時間ちょっとで到着です。バス停の直ぐ目の前が動物園なので、徒歩での移動も全く苦になりません。

動物園内ではWi-Fiが無料でアクセスでき、動物園のアプリをスマホにダウンロードすることでGPSを使って自分の現在地や近くで見れる動物や動物の説明、そして子ども連れにとって何気にありがたいのが、レストランやトイレなどを自分の位置から直ぐに特定できることです。


特に敷地が広いこの動物園内ではこういったアプリで施設を回りやすくする環境はとても有効だと思いました。また子供が遊べる遊具もいたるところに設置されていて、動物を見飽きた子供も長い時間園内で遊ぶことが出来るような工夫もされています。

さて、肝心の動物ですが、、動物の種類は多いのですが、冬場だからなのか敷地が広い割にそれぞれの種類の動物は平均して少し少なめな感じがしました。

satoshi

2018.01.27

厳しい寒さの中で

1年のうちで最も寒さの厳しい頃とされる大寒、その名に違わず今季一番の寒さどころか、数年に一度の大雪とか。郷里の新潟市内では、例年なら10数センチ程度の積雪が、今年は80センチもあり、雪下ろしをしないといけない程の積雪で「大変だわね」との連絡がありました。此方では、帰宅時の冷え切った夜、見上げると澄み切った夜空にオリオン座の輝がすぐに目に入り、白い息を吐きながら頬をほてらせ、つい星座に見とれてしまったりしています。

早いもので冬至を過ぎて一月ほどですが、日が次第に長くなっていることを実感でき、確実に春が日に日に近づいて来ていると感じさせられ、立春が待ち遠しくなってきます。

先週金曜日で今年度の講義が終わり、今は後期試験のまっただ中。琵琶湖線の車内、シャトルバスの中はもちろんのこと、キャンパス内はいつもの賑わいとは異なり、試験教室や図書館等に皆黙々と向かって歩いている感じがします。セントラルアーク内でも、普段なら談笑の場となって賑やかなのに、この期間はテキストやノートパソコンを広げ、食い入るように見つめながら何かメモをとったりしており、その真剣さが、コーヒーとクレープを味わいつつ休んでいる此方にも伝わってくるような感じがします。学年末試験=今年度の最後のふんばり、がんばれ!

勉強でもスポーツでも真剣に打ち込んでいる姿には、人を魅了するものがあります。将来の限りない可能性への挑戦であり、自らの成長への努力でありますが、それはまた、社会の一員として我が国の将来に明るい希望をもたらしてくれるものと確信しています。期待せずにはおれません。(老ブロガー・ハル)


2018.01.26

逆に考えるんだ「緊張しちゃってもいいや」と考えるんだ

金曜日です。Hitomiです。後期の授業が終わったので、曜日感覚がおかしくなってきました(笑)

しかし、寒いですね。今季一番の強い寒気ということで、どこもかしこも気温の話題です。こうも寒いと気になるのは体調ですね。私の授業でも何人かインフルエンザで最終の確認テストを受けれなかった子がいましたので、くれぐれもお体にはお気を付けください。



さぁ、突然ですが、みなさん、マインドフルネスという言葉を耳にしたことはありますか?
マインドフルネスというのは、“今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、 評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること”だと言われています(日本マインドフルネス学会の定義より)。
仏教の座禅や瞑想をもとにした方法で、余分な思考を取り除いて、現実をあるがままに受け入れられるようになることだと思っていただければたぶん大丈夫です。

このマインドフルネスがスポーツ競技者のパフォーマンス低下に対して有効だという内容の面白い論文が心理学研究の最新号に掲載されていました。

雨宮 怜, 坂入 洋右(2017)「スポーツ競技者のパフォーマンス低下を抑制するマインドフルネスの役割」第88巻,p470―477

大学生のスポーツ競技者116名を対象とした調査で、ある時点(Time1)でのマインドフルネス傾向が、4~6カ月後(Time2)のパフォーマンス低下(尺度で測定)を抑制する効果が見られたとのことです。

たしかに「ネガティブなことを考えないように」とすればするほど、かえって考えてしまってどんどん悪い方向に向かっていく…というドツボにはまってしまった経験は、誰しも一度や二度あるんじゃないかと思います。マインドフルネスはこういった不安や緊張の状態にあえて注意を向け、今の状態がいい/悪いという評価をしないようにすることでその状態を受け入れパフォーマンスの低下を防ぐという面白い発想の方法です。

マインドフルネス自体は、当時最新の心理療法のひとつとして院生の時(10年近く前…)に専門の授業で習いましたし、少し前に一般でも流行った概念なので、「あぁ、やっぱりスポーツにも応用されるようになったんだなぁ」という感じです。企業などでも、近年、研修でマインドフルネスを取り入れているところが多いみたいですね。
ただ、流行ったがゆえに、概念のみが一人歩きしている印象もあったので、実証研究がこうしてきちんと積み重ねられてきたのはいいことだと思います。
ぜひトレーニング(介入)の効果を検討した続編が読んでみたいです。誰かうちのゼミでもやらないかなー。

「とはいえ、有効と言われても、私ってマインドフルネス傾向高いんだろうか低いんだろうか…?」という方は、以下の質問にYESかNOで答えてみてください。

1.私は、試合中、簡単に気がそれる(R)
2.私は、練習中に感じたことを、その場でチームメイトや指導者に表現するのは難しい(R)
3.私は、練習中に弱気な考えが浮かんだ時、自分が嫌になる(R)
4.私は、緊張している時でも、身体の感覚に気づきながらプレーする

大学生運動部員版マインドフルネス尺度(雨宮・遊佐・坂入,2015)の一部です。
あえて各因子から1項目ずつ取っているのでばらばらに見えますが、実際は21項目あり、5段階で評価するリッカート尺度ですのでご注意ください。

1~3(Rがついているもの)にYESと答えた人や、4にNOと答えた人はマインドフルネス傾向がもしかしたら低いかもしれません。マインドフルネストレーニングを取り入れてみてはいかがでしょうか?

以前、授業中に「来週試合があるので、緊張しない方法を教えてください!」という学生さんのコメントがあったのですが、その時これを教えてあげられたらよかったです。

ちなみに日本のマインドフルネス研究の第一人者である風呂上がりのスヌーピー杉浦義典先生(ホンマでっか!?にたまに出ている)は、私の大学時代の恩師の一人だったりします。苗字は一緒ですが血縁関係は一切ないです(当時の鉄板ネタ)。

Hitomi

P.S. HAD(Excelで動く統計ソフト)ユーザーに朗報です。
超・初心者向け(by著者)の本が本日発売です!
著:小宮 あすか,布井 雅人
講談社サイエンティフィク

心理統計を使いそうな来年度の卒論生は、ぜひお手元に一冊!

2018.01.25

超音波勉強会

こんにちは、shinoです。

今週は寒かったですね。
東日本では大雪だったので、こちらでも大雪になるかと覚悟していたのですが、
幸い大雪にはならず良かったです。

大学は今週、テスト期間となっています。
雪でうまく進行するかどうか心配していたのですが、本日までは順調に進んでいるようです。


さて、2週間ほど前になるのですが、1月中旬に勉強会に参加しました。

立命館のアスレチックトレーナーさん達が、行っているSPECという勉強会です。

本学のアスレチックトレーナーの方々を中心に、学生トレーナー、
近隣の他大学で活動しているトレーナーの方が集まり、年1~2回開催しています。

2年ほど前に私もこの勉強会でレクチャーをさせてもらったのですが、
今回は超音波のワークショップを企画させてもらいました。

最近、整形外科の分野では運動器に対する超音波の利用が注目されています。
超音波はレントゲンみたいに放射線を使うこともないですし、
MRIのような限られた施設でのみ使用することができないということもありません。
もちろん、高価な機器が必要なのですが、患者さんに対して侵襲もなく、
簡単に行うことができるので、整形外科の分野では必須のツールとなってきています。
医師だけでなく、理学療法士さんなどのコメディカルの方々にも当然のように使用するべき機器に超音波はなってきつつあります。

スポ健でも研究の評価として使用しているのですが、
私は、スポーツの現場で実際にフィールドワークをしているアスレチックトレーナーの方々にも、運動器の評価に是非とも超音波を使用してもらいたいと思っています。

ということで、
企業さんから機器をお借りし、超音波に慣れてもらおうとワークショップを企画しました。

今回の勉強会では、
まずPNF(Proprioceptive Neuromuscular Facilitation)施術に対する講義とワークショップを行ったのち、

超音波の基礎という題で私が講義を行い、少しデモンストレーションし、
参加者の皆さんが被験者と検者を交代しながら、超音波を触ってもらいました。




少ない時間だったので、一部分しかできませんでしたが、
みんなでワイワイ言いながら、楽しく行うことができました。

私も皆さんといろいろ話をしながら、一緒に勉強することができました。

アスレチックトレーナーの方々にも、超音波を使いこなせるようになってもらって、
実際のスポーツ現場に役立ててもらいたいと思います。

第2回もまた企画します。

2018.01.24

西の健康

1月も後半。今は試験期間中とあって、食事のときにも「明日の試験はどう?」「あぁ~、ストレス!」というやり取りが増えています。

今日のブログは、長いクリスマス休暇が明けた後の新聞にみるスペイン(西班牙)/バレンシアの健康の話。

大学に行くとき、金曜日の朝は「さぁ、あと1日だよ!行っておいで」と送り出され、午後になると、周囲は「もう週末の半分が過ぎていくよ」とそわそわし始めます。そして、月曜日になると「昨日の夜はちょっと憂鬱だった…(でも、月曜になってしまえば大丈夫だけどね)」と、冗談とも本気ともとれる会話は、バレンシアでも時々話されることです。

クリスマス・イベントを終えたときの新聞[2018.01.09]。
写真の上部(どうしても縦置きにならないので…左とも言いますね)に、クリスマスのときの食卓の写真。


この記事の見出しには、『バレンシアの人は、コレステロールが低いのに、クリスマスキャンディ(大~きなパンケーキ?! をみんなで食べましたが、それをキャンディと呼んでいたような…)や脂肪の多い食事はコレステロールを上昇させてしまったかもしれませんよ』と。楽しかった時間から、はっと目が覚めさせるような内容です。果物や野菜をしっかり摂って、できるだけ早く健康的な習慣を取り戻しましょうというアドバイス付き。


その次の次の日[2018.01.11]。
このクリスマスの時期を終えて、ストレスに関連したGoogle検索をした件数が、スペインでは52万になったという記事。この件数は、オーストラリアの2倍、香港の4倍、イギリスの6倍にあたるとのこと。


この傾向は、ここ数年間、毎年平均して約35%ずつ増加しているそうです。仕事のストレスとその対処法に関すること、仕事と家庭のバランスをとる方法に関することがその中心で、これらの問題に対応できるシステム構築の必要性をこの記事は伝えていました。

それとともに、”食” による(身体的な)健康の回復方法が新たな道だろうという内容も。そこには、スペインで急成長中の「デリバル―」という会社を例にして、スペインの人たちの傾向を紹介(ちなみに、この会社は、レストランの料理をあたたかいまま家庭や会社に配達しています)。その注文内容の傾向をみると、それぞれが健康食品だと思えるもの ー肉食主義、ヴィーガン(厳格な菜食)主義、タンパク質摂取やオーガニック食品ー に関心が高まっているようです。


その次の……日[2018.01.12]
さて、運動については?座りがちな生活をしているスペイン人が、18歳から65歳の57.5%(1,700万人超)を占めていると、この記事は伝えています。


歩こうと思ってはいても何もしないなぁという人は23%…。どっかでも似たような話があったような。

長期の休みが明けたときの健康回復は結構深刻な問題のようで、「食~運動~心理」の関連で健康の回復・維持・向上の啓発をしているようにみえます。が、実情は「頭でわかっちゃいるけど、体がついてこない…」といったところでしょうか。「楽しく食べて」「楽しく動き」「楽しく感じられる心」の三拍子を整えたいものです。

ippo



2018.01.23

教職自主ゼミの活動2

 滋賀県草津市では、昨日夕刻から結構多くの降雪がありましたが、夜半から雨に変わったために積もった雪はほとんど解けました。天候も回復して明るい日差しはありますが、北風が冷たく吹いています。夜間に路面凍結なども考えられますのでご注意を。
 定期テストが始まりまり、南草津駅からのバスに乗りますと、学生さんがノート片手に勉強している姿を見かけます。頑張ってくださいね。

 多くの先生のブログで紹介されてましたが、先週水曜日(1月17日)金森先生の最終講義があり、私も受講させて頂きました。自分が大学生の時の公衆衛生学の授業を思い出しながら先生の話を聞かせて頂きましたが、40年近く経過していますので、対応もずいぶんと進歩しており改めて大変勉強になりました。
 金森先生、有難うございました。
 そのような中、ふとインフルエンザの状況が気になり、国立感染症研究所のホームページを見てみました。2018年1月17日現在、前週と比較して流行が拡大傾向にあるとの事、特に西日本で流行している様ですね。滋賀県では、年末から「注意報」がだされ、年明けからは「警報」が出されています。注意をして下さい。

 本日の自主ゼミは、定期試験の影響でしょうか参加者が少なく、また試験の影響で教室が確保できないという状況もあり、個別面接の練習と振り返りを行いました。各自、教員への志望動機や受審する府県の教育課題について、また一般的に言われている教育課題に対して答える内容を準備しているので、面接試験形式で内容確認を行い、振り返りで回答を修正したり、別の視点を入れて考え直す作業を行いました。

 教育課題への共通した対応として、一人の先生として物事に対応するのではなく、管理職を含め教職員全体(チーム学校・組織全体)で課題に対応するという視点を持つ事、また地域や関係機関と連携協力することが大切だということを共有しました。
 
【司】

2018.01.22

成長を実感

 先週のブログにもたくさん取り上げられていますが、
 先週の火曜日と木曜日に、卒業論文の口頭試問がありました。

 まとめた卒業論文の内容を、5分のプレゼンテーションで、伝え、理解してもらい、かつその内容について、質問を受け、それに対して検証できた結果ならびに、自らの見解も含めて的確に答えることを求められます。

 発表、質疑応答から、ゼミ生が卒業論文をまとめ上げる過程の中で、しっかりと力をつけ、成長の証を示してくれました。教員として、その実感を得られたことは本当に嬉しい限りです。

 それと、自分の発表だけでなく、全ての発表を、集中して聴いていました。その集中と同級生のプレゼンを見守る眼差しと暖かさに、卒業間近の学生が、人間的にも成長しているのを感じさせてくれました。

    

 卒業論文は学部の学びの集大成です。卒業論文作成を通じて得たものをしっかりと持って、これからの未来を拓いて下さい。

    

   (こちらの写真は、3回生前期、ゼミが始まった頃のものです)

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
 今日は、修士論文の提出締め切り日です。来週は、修士の口頭試問です。しっかり準備して、「修士号」に相応しい質疑応答を楽しみにしています。
【忠】