2013.10.31
[ 2013年10月 ] の記事一覧
2013.10.30
若手とベテランの協同
先日、福井県のとある高校に研究授業参観、授業後の研究協議会に参加してきました。
英語科の授業です。
以前にも訪問した際どんどん伸びそうな様子だった1年生が2年生となり、
かなり高度な内容(英語ディベート)を行っていたことに感激。
即興での英語力を鍛えられていました。
一方で、英語がどちらかといえば苦手な子たちのクラス。
一番印象に残ったのは、高校生でも英語の歌を大声でノリノリで歌い、
苦手でもとても楽しそうに英語に取り組んでいたことです。
苦手な領域が嫌、というのはよくありますが、苦手でも「楽しめる」というのはなかなか難しいこと。
日々の教師と子どもの関わりのなかで、教師が英語が出来たらこんなに素敵だね、
異文化に触れることって楽しいね、というメッセージが伝えられているのだと感じました。
何より、若手の先生方自身が、英語が大好きで、授業が大好き、生徒とのコミュニケーションが楽しくてたまらない、そんなオーラをにじみ出していました。
私も専門領域を語るときには、少々熱くなる人ですが、
私自身が教育学が大好き!、授業を考えることって面白い!という思いを持っていると
ありのままに示すことが大事なのだと思いました。
もうひとつ、若手の先生が増えてきた昨今、研究授業をベテランの先生が行い、しかも自分のこれまでのスタイルを超えて、新たな挑戦として公開したことに、私は心の底から感激をしました。
自分のスタイルを崩し、新たなスタイルを模索し、創造することは並大抵ではないと思いますし、
労力のいることだと思います。
(私も一度作ったレジュメを、全面改訂するには勇気と労力が要りますし・・・)
若手の熱意と、ベテランの挑戦、そうした両者が相まって、英語科教員、ひいては教職員全体の同僚性が強固で豊かなものとなるのでしょう。
・・・
スポ健でも、FD研究会が定期的に行われ、若手教員とベテラン教員、そして事務の方といったスポ健全体で、教学を高めていく試みが行われています。
改めて、年代やキャリアを超えた協同作業としてのFD研修の意義を理解し、さすがスポ健だなあと思ったのでした。
私も「若手」ではなくなってきたお年頃。精進していきたいと思います。
ma34.
2013.10.29
スポ健学生、駆け抜ける
第1区を走ったNaちゃんは、1回生の小集団クラスで一緒に勉強しています。いつも本当に明るくて、芯の強い学生です。そんながんばり屋のNaちゃんがしっかりと杜の都を駆け抜けてくれて、1位で襷をつなぐことができました。本当によかったと、ほっとしています。
関西Aリーグ第4節、京都産業大との全勝対決。見事、この試合に勝って4連勝!
スタンドは、びっくりするほどの人数の観客でした。マネージャーたち裏方を含めて、スポ健の学生たちが頑張っています。
何よりも、この日うれしかったのは、昨年の小集団クラスで一緒だったMinaくん。ずっとバーンアウト気味で、なかなか調子が上がりきれずにいたのですが、この日、リザーブで登場。鶴見緑地のフィールドを駆け抜けて、なんとトライまで決めてくれました。
選手みんなが駆け寄って、Minaくんの頭をくしゃくしゃにして褒め称えている様子に、最後まで本当にうれしい連携プレイを見せてもらいました。
そして、翌日の授業で...ロシアで開かれていた、第2回スポーツアコードワールドコンバットゲームズに出場していたMikuちゃんが、見事優勝・世界一になったとのこと。おめでとう!
学生たちの活躍が光るシーズン到来です。 【ippo】
前半24-0...後半で京産大が、この試合で初トライした瞬間、自分の周りは京産大応援者ばかりだということに気づきました。アウェイ感いっぱいでした。座る席はよくよく選ばなければ。。。
試合にみはまっていたので、写真は、先週行われた立同戦のもの。
やっと怪我から復帰した学生、挑戦してみて思うように成績が伸びなかった学生も、それぞれのシーズンに向けて邁進中です。
2013.10.28
道に迷ったとき、壁に当たったとき
先週末、関係している財団の「チャレンジ助成」の中間報告会がありました。各チャレンジャー(スポーツチャレンジャー、研究チャレンジャー)が、採択されたテーマの中間報告を行い、審査委員の先生方、チャレンジャー同士で意見交換し、さらに次へのチャレンジのアイデア、励みにしてもらいます。
各自の報告の後、表題のタイトルでの座談会で、それぞれ感じているところ、あるいはそのときの対処方法などを述べながら、次へどう進めるのか、その考え方、アプローチを議論しました。
答えはでませんでしたが、もし壁を感じたときは、「環境」か「自己」の問題なのかを明らかにしつつ、一度、遠目近目、上から下からアプローチを考えてみては、という議論になりました。
まだ誰も明らかにしていない未踏の領域へ踏み込むには、地図はなく磁石も使えず道に迷い、壁に当たるけれども、それまでに培ったツール(先行研究、研究手法など)に磨きをかけて、工夫を凝らして前進するしかありません。道があるわけではないので、進むルート、アプローチも自らのアイデア次第です。アイデアを高めるためにも、意見交換、議論できる仲間が必要です。もちろん、分野を越えた仲間との議論は、視野を開かせてくれます。それぞれの分野でチャレンジする仲間がいることは心強いですね。まさに切磋琢磨できる仲間の存在が、新たなチャレンジへの動機づけにもなります。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
・大学女子駅伝3連覇見事でした! 元気をもらいました。
・チャレンジャーの一人、O笠原君に報告会で会いました。立命館大学で2年間ポスドクを務めて、今年10月から東京大学の助教として着任しています。元気そうで何よりでした。スポ健ファミリーの発展は嬉しいものです。
・帰りに同行してくれたチャレンジャーのM島君は、サービスインス出身(善先生のゼミ)で、社会学研究科で博士号を取得した若手研究者。卒業生の活躍も非常に嬉しいですね。
【忠】
2013.10.27
「学校保健」こんなところにも?
金曜日3時限目の「学校保健」は、「子どもの発育発達」がテーマだった。学校保健の健康づくりで主たる対象となるのが児童生徒。その「健康の主人公」たる子どもたちの発育発達とその特徴について理解を深めるのが課題だった。
・・・身体各部の臓器重量の変化をもとに、0~20歳までの発育の相対的変化量を表しているのが「スキャモンの発育曲線」だということは、よく知られている。そして、誕生から成熟期までの発育量を100%とした割合でみた時に、身長や体重に典型的にみられる「一般型」は比較的緩やかなS字曲線を示すことになる。同じS字曲線でも「生殖型」では思春期前の10%程から一気に100%に達する。「リンパ型」だと12歳頃に190%程にも達し、その後低減して行く。「神経型」では4~5歳で80%に達し、その後は穏やかな変化を示す。
要は、発育の仕方は身体各部で決して一様でないことを示しているし、当然個人差が生じる。また、身体の発育が順調な経過を辿るとは限らない。発育を妨げる要因には、極端なダイエットなどによる妊娠中の母親の栄養不良などの「一次的要因」もあれば、運動・栄養・睡眠などの生活環境や保護者による虐待や育児放棄などの「二次的要因」もある・・・・
こうした講義を終えて家に帰り夕食の場でのこと。家族皆で、食べた物を吹き出すほどの大笑いとなった。事の発端は、小学校5年生の双子の孫の内の1人が、家庭科の授業でアイロンを使っていた際、軽い火傷をしたということ。すぐ保健室に行って応急の手当をしてもらって全く問題はなかったのだが、授業中に火傷した子どもを気遣った家庭科担当のT先生が、休み時間に5年1組の教室に遣って来たところで話が面白くなる。
T先生: 三浦君、さっきのやけどの具合はどう?
孫: えっ? 僕、やけどなんかしませんけど?
T先生: さっき、やけどしたでしょ!! (少し慌てた風に)
孫: いえ! やけどなんかしていません! (周りにいる友だちに向かって) ぼく、やけどなんかしてないよな・・・
双子の孫は「一卵性双生児」。体の大きさは随分とちがうものの、顔は
よく似ているし、ふとした仕草もやはり似ている。家の中でも「輝流(ひ
かる)! あっ、違った那朔希(なつき)だった」といったことが度々。学校で
も、友だちはよく間違うようだ。家庭科で火傷したのは、5年3組の那朔
希の方だったということ。
T先生は、学校保健を担う1人の教師として機敏な行動をとったものと思
われるが、よく似た双子の兄弟の存在は十分把握していなかったよう
だ。 mm生
2013.10.26
玉川ハートプロジェクト
立命館大学スポーツ健康科学部の先生方と学部・大学院生のご協力のもと、健康バンドのリーダー養成事業を7〜9月にかけて実施しました。健康バンドの指導法と筋力トレーニングに関わる栄養摂取に関する指導です。
satoshi
2013.10.25
本日、USF特別協力講座・NFL協定科目の日です。
こんにちは。
後期の毎週金曜日3限めは、「USF特別協力講座・NFL協定科目」が開催されています。
今日は、町田光客員教授によるこの講義の総論の4回め。総論の最後です。
本日も教室は満員!!
来週からは、さまざまなスポーツビジネスのケーススタディーが続きます。
魅力的な内容が盛りだくさん!!
おって毎週、ご紹介していきます。お楽しみに・・・
BULLCO
2013.10.24
2回生オープンゼミDAY開催!!
2013.10.23
ゼミ紹介PARTY
昨日の午後は、来年度ゼミ選択に向けて、2回生対象のゼミ紹介PARTYでした。
うちのゼミは3回生しかいませんので、紹介する側は何とか都合のついた3名のみ。
ですが、当日参加できなかったゼミ生も色々と手伝ってくれて、素敵な15分間のプレゼンテーションが出来ました。
1回目よりも2回目、そして3回目と、だんだん話す内容・話し方も上手になってきて、
短期間での学習能力はさすがっ!と感心してみていました。
活動的な部分を入れたので、2回生にとってもただ受動的に聞くだけでなく、楽しめる部分もあったのではないか、と思っています。
後期のゼミ活動が、この機会をきっかけにますます充実したものとなるよう、期待したいところです。
ma34.
2013.10.22
不思議な出会い
この講座の休憩時間、「折戸なす」の話になりました。折戸は、サッカーの町・清水区、三保あたりの地域です。徳川家康が愛したナスらしく、今では縁起の良い「幻の茄子」と言われているようです。「一富士、二鷹、三茄子」のナスという話、京都の賀茂ナなすの先祖(?)、という話も・・・。どうも、関西と深いつながりがあるようです。そのうち一度、会ってみたいものです。
帰り道、たまたまご一緒することになった女性の方がいらっしゃって、不思議なくらいすぐに打ち解けて、とても仲良くなりました。その方は、いまは静岡で暮らしておられるようですが、膳所のご出身だとか。たくさんの人がいる中で、すごい確率です。縁、つながりというものを感じてしまいます。
近いうちに再会する予定です・・・ 人との出会いはおもしろくて不思議ですね。 【ippo】