2015.10.25

スポ健な人 (18) サービスラーニング

すっかり紅葉も始まり秋めいた季節となりましたが、
皆様いかがお過ごしですか。

先週、みち先生が書かれていたように、
10/16 (金) に、秋晴れの快晴の空の下、
草津市の小学生が、BKC キャンパスに来て運動会を行う
「ジュニア・スポーツ・フェスティバル」という
草津市との連携のプログラムが行われました。

そこでスポーツ健康科学部の学生6名が、
「サービスラーニング」の授業の一貫として、
朝早くから参加していました。

今回の「スポ健な人」として、
そのなかの Jun 君 (写真右端) に話を聞くことが出来ました。



Q: 「サービスラーニングとは何ですか?」
A: 「サービスラーニングとは、地域社会のニーズに対応した
ボランティア活動を自身の学業上の「学び」とつなぐ多様な教育学です。」

Q: 「今回、どのような活動をしましたか?」
A: 「今回、サービスラーニングでは実際に草津市の小学校に行かせていただき、
授業の補助やジュニアスポーツフェスティバル(JSF)と呼ばれる
草津市の小学6年生約1200人を集めた大きな運動会に向けた、
長縄の指導をさせていただきました。
また、その集大成として教育委員会の方や、
各小学校の体育主任の先生方とジュニアスポーツフェスティバル当日の運営を行いました。」

Q: 「小学生と接してみて、どのような印象でしたか?」
A: 「ジュニアスポーツフェスティバル当日では、
これまで実際に行かせていただいた小学校の児童たちの成長する姿を
目にすることができました。子どもたちを関わることができたのは学校生活の一部分ではありますが、
子どもたちは一つのことから多くのことを学んでいくので、
小さい身体ながらも大きな力を持っているのだという印象をうけました。」

Q: 「今回の活動を経て、得たことは何ですか?」
A: 「今回の活動の中で、学生という立場ではなく
教員という立場からの子どもたちと接することで、
実際の教育現場での子どもとの接し方を学ぶことができました。
言葉づかいやこまめな声掛けなど、
小さな部分が変わるだけで子どもたちへの影響は大きく変わるので、
子どもたちの成長を考えた細かい配慮が必要なのだと感じました。」

Q: 「将来の目標について教えて下さい」
A: 「将来は小学校教員になり、今回のサービスラーニングで
得ることのできたことや学部での学業の中で得ることのできたことを生かしながら、
運動の楽しさや大切さを子どもたちに伝えていきたいと考えています。」

Q: 「後輩・受験生へのメッセージをお願いします」
A: 「スポーツ健康科学部は、大学ならではの専門的な学習に加え、
今回のような実際の現場での実践的な学習がとても充実しており、
「スポーツ健康科学」という視点から幅広い分野へとアプローチをすることができます。
自分から何かしてみようという気持ち一つで、
たくさん得られるものはあると思うので、ぜひ思い切って一歩踏み出してみてください。」

今回のジュニアフェスティバルでの活動から、
非常に大きな刺激を受けていることが分かりました。
ぜひ皆さんも、サービスラーニングを受講して、
貴重な現場の体験を積み重ねっていって下さい。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を