2016.05.17

草津市小・中学校体力向上プロジェクト推進会議

暦は初夏となりました。
スポーツをするには最適の季節となっており、学校教育現場では運動会や体育祭をこの時期に開催するところが多くなっています(かつては秋に実施しているところがほとんどでしたが、昨今の暑さ対策のため多くの学校がこの時期に実施するようになっています)。先般訪問した九州のある小学校でも、今週末に運動会が開かれるとのことで、その練習の大詰めを迎えており、子供達と先生方が一体となって一生懸命練習に取り組んでいました。

さて、前回のエントリーで子供の体力・運動能力の向上のことを書きましたが、今回もその続編を書きたいと思います。
昨日、BKC(びわこくさつキャンパス)が位置する滋賀県草津市の教育委員会にて、「平成28年度第1回草津市小・中学校体力向上プロジェクト推進会議」が開催されました。この会議は、草津市が平成28年3月に策定した「草津市スポーツ推進計画」(平成28年度より5年間)の基本方針の1番目に掲げられている「子どもの体力向上とスポーツ活動の推進」に基づいて、草津市教育委員会と、草津市内の小中学校の教諭らによる体育連盟、そして立命館大学スポーツ健康科学部が連携して、5年間で草津市の子供たちの体力が全国平均を上回るようにするとともに、子供たちが積極的にスポーツ活動に取り組むようにすることを目標とし、昨年度より立ち上げられました。今年度スポーツ健康科学部からは、【智】先生、【T草】先生、【Summer Princess】先生、そして【ken】の4名がメンバーとして参画しています。




今年度の第1回目となった昨日の会議では、昨年度の総括と今年度の実施計画について審議がなされ、今年度は
  • 体力向上のための運動プログラムの開発
  • 指導者の資質向上のための研修等の充実
  • 教科体育の充実のための授業研究の推進
  • ケガの処置と予防のための講習会の徹底
の4つの取り組みについて進められることが確認されました。

【ken】は昨年度より参画させていただいておりますが、やはり学校教育現場の先生方が、日々の教育活動に加えてこうした全市的な取り組みに対して情熱を持ちつつ、現在の児童・生徒の発育発達の現状に応じた冷静できめ細かい配慮をされている様子や、教育現場への普及における斬新なアイディアの提示など、多くの実践知に触れることができ、私自身も大きく学ばせてもらっております。

行政のリードのもと、学校教育現場との連携を深めながら、今年度実り多き成果が得られるように他の先生方と一緒に頑張りたいと思います。


【ken】