2016.12.20

サービスラーニング報告会

卒業論文の提出を終えて、束の間のホッとした空気が流れているスポーツ健康科学部ですが、下回生もこれまでの学びを総括する時期を迎えています。2回生以上を対象に開講されているキャリア形成科目である、サービスラーニングも、ほぼ1年をかけて行ってきた地域における学びをまとめ、それを報告する会が、主に実習を行った草津市教育委員会にて行われました。

サービスラーニングとは 「教室での学習と地域社会での実践的課題への貢献を結びつけた経験学習の一つ」であり、これによって、学生が地域の活動に興味をもち、地域貢献活動に積極的に携わることを期待しています。さらには、この学習を発展させていくことで、 新たな地域のリーダーを育成していくことも期待されています。

なかでも、将来スポーツの指導者を目指す学生が指導の現場を知ることは自らのキャリアの意識を涵養させるとともに、地域のスポーツにおいても、将来のリーダーを育成することにつながるため、地元の草津市教育委員会様と立命館大学スポーツ健康科学部の連携をもとに、小学校教育現場での指導補助や教育委員会主催のジュニアスポーツフェスティバルの運営補助を行うこと等のプログラムが準備され、実施されています。

今年度の受講生も、予定されたプログラムをすべて終え、連携先である草津市教育委員会にて学びの成果を報告しました。当日は、教育委員会理事や教育部副部長らの先生方を前に緊張の面持ちのなか、これまで【Hitomi】先生のご指導のもと、準備してきたプレゼンテーションに基づき報告を行いました。

しっかりとした準備のおかげか、受講生は落ち着いて発表ができていました。また、発表後には草津市教育委員会の理事、副部長、スポーツ振興課の課長、グループ長よりコメントをいただき、次の学びに向けたアドバイスを受けるなど、有意義な時間となりました。







発表中は緊張していた面持ちの受講生でしたが、発表後はリラックスし、お世話になった草津市教育委員会スポーツ保健課の宅間様とも談笑する姿が見られるなど、この間の交流で新たなつながりも構築できていることに改めて本プログラムの意義を認識させていただきました。

是非、今回の学びを、それぞれの将来のキャリアにつなげて欲しいと思います。






【ken】