2016.10.13

運動フェスティバル会場の下見

本日は,先週もこのブログでお知らせした「挑戦したいを応援する」運動フェスティバルの会場の下見に行ってきました.開催日(10/22)もいよいよ来週に迫ってきました.

会場はもちろん立命館大学びわこ・くさつキャンパスにできた新しい施設「スポーツ健康コモンズ」です.

先週,ブログで書いた通り,この運動フェスティバルでは,様々な運動を体験することができますが,我々が開発している「スマートウェア」もお披露目します.まだ参加者の皆さまに着てもらえるだけの数量がないため,代表として私の研究室の院生が着て,運動のイベントに参加します.コモンズ1階のアリーナで開催する運動イベントにスマートウェアを着て参加する予定です.今日はそのための会場の確認を行いました.

1階アリーナでは,スマートウェアだけではなく,超音波スピーカーが図のように何台も設置されています.このスピーカーも運動イベントで使用します.超音波スピーカーの体験もお勧めです.普通のスピーカーはスピーカーを中心に音が広がりますので,スピーカーの周囲にいれば音が聞こえます.アリーナに設置している超音波スピーカーはスピーカーの向いている方向のみに音を伝えます.ですので一人や特定の範囲だけに音を伝えることができます.この不思議なスピーカーも是非一度体験してみてください.





また,下見ついでに近々プールを利用した実験を行う予定ですので,プールの下見も行いました.昨年は学内にプールがないため外部のプールを借りて実験を行いました.学内にプールがあると本当にありがたいです.





またプール実験の場所の候補としてもう一つ,スイムミルの見学も行いました.このスイムミルは,水流を起こし,それに逆らうように泳ぐことで同じ場所で泳動作を行うことができます.一定速度で泳ぐ,定点で動作を観察するなど色々な使い方ができます.本日は時間がありませんでしたが,他にも色々なことができそうです.新しい機器をみると色々と想像が膨らみます.




スイムミルは,運動フェスタで公開はしないと思いますが,その他にも見どころ満載の施設です.運動フェスタにお越しの際には,そんな施設にも注目してください.


naru

2016.10.12

鹿児島の地で“想う”

今月はじめにさかのぼって… 鹿児島に出かけてきました。もう10月で、関西は涼しくなってきたというのに、鹿児島はまだ真夏の気温を記録中でした。

九州出身の私ですが、鹿児島大学は初めての訪問でした。大学の中には、稲盛通りがまっすぐにのびていました。あの、京セラやKDDIの創業者である稲森和夫氏のご出身ということだからでしょう。

稲盛通り

出かけたのも、その稲盛和夫氏の基調講演を含めたシンポジウムが、鹿児島大学稲盛アカデミー主催で行われたからでした。2009年以来の母校での講演という、稲盛和夫氏の基調講演の後、日本の著名な先生方によるパネルディスカッションが行われました。

学部学生や院生、教職員がホールを埋め尽くしている中で、「“考える”よりも、自分が心にどのようなことを“想う”かが非常に重要だ」というお話をされました。それが、人間性を養うことにもつながると。これが、生き方、考え方なのだと。

講演後は予定時間を超えて学生の質問を受けられ、なかなかいい味の掛け合いに、会場も盛り上がりました。

(稲盛経営哲学研究センターの紹介とともに、センター長から「何を研究し教育するか」の話題提供中)

いま、立命館にも稲盛経営哲学研究センターが20156月に開設され、稲盛経営哲学を学際的、国際的に研究し、その成果を発信しようとして取り組んでいます。私も、周囲の方の支えのもとでそのメンバーに加わらせて頂いており、いろいろな分野・大学・企業の方々と一緒に活動することができています。学生にも、リーダーシップや組織について、もっともっと研究レベルでも関心をもってもらえることを願っているところです。

今回鹿児島に出かけたことで、稲盛氏ともほんの少しでしたがお話しをさせて頂く機会に恵まれ、「心理を勉強している」とお伝えすると、すぐに握手をしてくださいました。これまでの稲盛氏の取り組みを重ねると、どれほど人の心というものが重要で、そこに人々の関心が寄せられることを願っておられるか、その握手の一部始終に反映されているような気がしました。このような反応をされた経営者/リーダーの方は、私は初めてでした。

社会の中で、短期的な成果を求めれば求めるほど、なぜか心理は地味な分野になっていきます(成果にすぐには結びつきにくそうな印象だからでしょう…)。そういうときでも、心が健やかな状態で居続けることができるように土壌をつくり、大学にいる人間だからこそできることを地道にやっていきたいなと、鹿児島の地で桜島を見ながら思いました。

ippo

2016.10.11

Treffpunkt

実りの秋を迎え、空が一段と高く感じられるようになってきました。
週に一度、OIC(大阪茨木キャンパス)で授業を担当していますが、OICキャンパスに併設されている市民公園では学生や近隣市民の方が、ウォーキングやストレッチなど、それぞれが運動に取り組んでいる様子をよく見かけます。
(撮影した日は早朝だった為まだ誰もいませんでしたが・・・)


OICには、経営学部、政策科学部、総合心理学部などが設置されていますが、他のキャンパスと違って、大学構内への入構についての関門などがなく、市民の方々が気軽に大学構内に入ることができます。そこで、小さなお子様を連れてこられ、市民公園で遊んでいる様子を見かけることも少なくありません。地域社会に広く開かれたキャンパスづくりをコンセプトとして「地域とつながる、地域と育つ」を推進してきたことによるキャンパスの雰囲気が醸成されていることがよくわかります。



また、公園の外周路には、スタートからの距離が記されており、ジョギングやウォーキングをする際の目安とすることができるようになっています。これらを用いて、学生対象にスポーツ方法実習として、ウォーキングの授業も開講されています。



さらに、公園横には、コーヒーショップやレストランも設置されており、運動後に食事や休憩ができるようになっています。OICのフロントゾーンは、いつも(学生だけではなく地域などの)多様な人がいる「Treffpunkt:たまり場」となっています。こうしたたまり場からいろいろなアイディアや連携が生み出されているのだと思います。
前回のエントリーで紹介したBKCスポーツ健康コモンズも、OICの併設市民公園のような Treffpunkt となり、地域と大学を結ぶ役割を果たすことができるように大きく期待したいと思います。



【ken】

2016.10.10

高大連携のセミナー

 清々しく、空が抜けるような青空が広がる季節になりました。


  さて、先週の金曜日に、京都府立北嵯峨高等学校に行かせてもらい、スポーツ科学コースの2年生、3年生約80名の前でお話しする機会を頂きました。大学院スポーツ健康科学研究科を修了して、保健体育教員として活躍しているWest先生から依頼を受けました。West先生は、学部卒業するときに、京都府の教員採用試験に合格し、より高い研究力と実践力を身につけるために、本研究科修士課程で学んだ後に、教員の現場に立たれました。京都府は、このような採用試験合格者が、大学院へ進学して学ぶ間の猶予期間を与える制度があるようです。素晴らしいことです。

  話しがそれましたが、今回は、「高大連携」の一貫という観点で依頼されましたので、
    1.大学で学ぶとは
    2.スポーツ健康科学とは
    3.これから求められる人財
 という内容で、日頃考えていることを中心に話しました。そして、最後のところで、グループワークをしてもらいました。テーマは「10年後の社会のイメージと課題、そして皆さんの貢献」。


 「大学で学ぶとは」の冒頭で、「なんで大学へ行くの?」と生徒へ質問させてもらいました。それぞれにしっかりとした回答、専門性を身につけたい、将来の夢のため、国際的な視野を身につけたいなどをもらいました。どれも素晴らしい考えです。
私が説明したのは、『未来の応用問題を解けるようにすること』です。高校までは、基礎問題(正解がある問題)を解き基礎学力をみにつけ、大学では、正解はないかもしれないが、「これを解きたい!」という課題(応用問題)を自らが設定し、それを論理的な思考で解くこと。また解けるまで諦めない人間力をつけることが、大学の学びです、と説明しました。

 「これから求められる人財」のところでは、いわゆる社会人基礎力といわれている、
     ・前に踏み出す力
     ・考え抜く力
     ・チームで働く力
について、卒業生やアスリートの例を引きながら話しをさせてもらいました。これらの力は特別な時に身につくのではなく、日々の日常においても少しの気づきと工夫で実践できることも話しをさせてもらいました。


 話しに熱が入り休憩時間をとることができず、2時間通しのセミナーとなりましたが、生徒の皆さんは本当に集中して、熱心に聴いてくれ、おかげで秋空のように清々しい気分で教室を出ることができました。先生方の日頃の教育の賜物と感激・感心しました。

 今回のセミナーをきっかけに、大学進学も含めて自らのキャリア形成を考えるきっかけとなれば嬉しい限りです。また、その中で「スポーツ健康科学」への興味・関心を深めて、本学部の教育・研究への理解を深めてもらえれば何よりです。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
  今日は体育の日。先の東京オリンピックの開会式の日です。各地で運動会が行われていることでしょう。たまにしか運動されていない方、しばらく全力で運動 したことがない方は、くれぐれも無理のないように。私の同僚で、陸上の元日本選手権出場経験を持つ40代のコーチが、先日地域の運動会で両太腿肉離れ、と なりましたので、「昔取った杵柄」は一番用心すべきのようです。
【忠】



2016.10.09

日本肥満学会でハワイでの研究を発表しました

第37回日本肥満学会が東京ファッションタウンで開催されました。
今回は2日目のシンポジウム7「骨格筋からみた肥満症の病態と治療」
にて「サルコペニア肥満の診断と体力及び生活習慣病発症リスク」をテーマに発表しました。

サルコペニア肥満は筋量低下と肥満が合併した状態で
サルコペニアや肥満単独よりも生活習慣病発症リスクを高める可能性があります。
しかし、これまでの研究では、サルコペニア肥満が生活習慣病発症リスクを高める
という報告と関連性がみられないという報告があり見解が一致していません。
これは、サルコペニア肥満の評価方法が統一されておらず
診断基準にコンセンサスが得られていないことが原因と考えられます。
また、75歳以上の高齢者では肥満は死亡リスクに対してむしろプラスに影響する
オベシティパラドックスも確認されています。
つまり高齢者では太っているほうが長生きするということです。



今回、ハワイ大学との共同研究で行った研究結果においては
BMIで規定した肥満では死亡リスクとの関連性は見られませんでしたが
体脂肪率と腹囲で規定した肥満は、死亡リスクを減少させる
つまり、肥満の方が長生きするという結果でした。
これまでは、オベシティパラドックスの原因は高齢期の体重減少が
関係すると考えられていましたが、
今回の結果を見るとBMIで規定した肥満に関連性がみられなかったことから
オベシティパラドックスは体重減少が原因ではなく、
体脂肪そのものに死亡リスクを減少させる要因を持っている可能性が考えられます。

さらに、被験者をノーマル、サルコペニア、肥満、サルコペニア肥満の4群に分類し
死亡リスクを比較した場合、サルコペニアはどの肥満基準においても
死亡リスクを増加させましたが、サルコペニア肥満は腹囲で規定した場合のみ
有意に死亡リスクを増加させました。
この結果から、高齢者でサルコペニア肥満を評価する場合は、
肥満の評価指標として腹囲が最も重要であると考えられました。
この結果は、Journal of Gerontology Series Aに投稿する予定です。

Good day !

sana

2016.10.08

【 智 】ゼミでの学び:その3


【 智 】ゼミでの学びシリーズは、第3回です。

第1回は、「【 智 】ゼミでの学び:その1」と題して、2016年6月4日(土)に、
エポックでの学び、ドッジビーを使ったスポーツ指導について、記事にしました。

第2回は、「鍛えの夏! ゼミ学部生編」と題して、2016年8月27日(土)に、
オリンピック・パラリンピックについて、
スポーツ教育学、スポーツマネジメント、
健康運動科学、スポーツ科学の観点から、
前期の学びの発表の様子を記事にしました。

そして、第3回ですが、第1回と第2回とは、主人公が異なります。

お気づきでしょうか。

第1回も、第2回も、3回生が主人公でした。
今回は、4回生が主人公です。

4回生は、前期から今まで、就活、教育実習、教員採用試験等、
学生生活仕上げの内容について、励んできました。

【 智 】ゼミでは、自分が望む企業に就職が決まった人が沢山います。

〇〇製薬、〇〇食品、〇〇バン、〇〇ム等、皆さんよく知っている名前の企業です。
本当に良かったと思います。
また、これからの進路を真剣に考えている人も、沢山います。
嬉しいことです。
教員を目指す人もいます。
今年は、京都府小学校、滋賀県小学校、富山県中学校、広島県中学校、群馬県中学校と
5名もの人が、ゼミから現役で合格しました。

Friend草先生のご尽力、そして、Summer Princess先生のお陰です。
ありがとうございました。

ゼミ生、みんな本当に、よく頑張ったんだなぁと改めて、ゼミ生の頑張りに脱帽です。

さて、ippo先生のブログにもありましたが、さあ、4回生は、学生としての集大成、卒業論文への挑戦です。

いくつかの「関門」がありますが、後期授業開始早々に行われる「中間発表」も大きな関門の一つです。

写真をご覧ください。

写真1 発表の様子



こんな感じで発表しましたが、1限から行っており、3回生も参加していました。
写真は、4回生のみの時の発表会です。

タイトルは、いくつかをあげますと、以下のようです。

小学生から大学生を対象とした研究では。。。
 〇 小学校高学年における持久走の指導方法の検討
 〇 短時間運動プログラムが中学生の体力に与える効果の検証について
 〇 高校生の水球指導に関する研究
 〇 パーソナリティ特性が大学生の運動学習プロセスに及ぼす影響

スポーツ体験に関する研究では。。。
 〇 自然体験活動が子供に及ぼす効果に関する研究
 〇 ハンドボールの指導方法に関する研究
 〇 サッカー指導における予備運動が主運動への意欲に及ぼす効果の検討

広く社会に焦点を当てようとする研究では。。。
 〇 リーダーに関する研究

運動などのデータを得て行う研究、文献を整理して行う研究等、様々です。
面白そうですね。

教育実習等に行っている人は、別の開催ですが、やっと終わった~、という写真が下の写真です。
実は、まだまだ、これからですがね~。

写真2 やっと「中間発表」終わった~ (まだ、「中間発表」だよ)



それで、これから頑張るぞー、という写真も撮っておきました。
写真3は女子編、写真4は男子編、です。

写真3 頑張るぞ~ 女子編



写4 頑張るぞ~ 男子編



さあ、これから、取得したデータの解析、文献を主とする人は、文献の読み込み、が始まります。

ですが、なんだか、3回生と違い、4回生は、余裕がありますね~。どうしてだろう?
就活等のビッグイベントを乗り越えたからでしょうか?

4回生は、これから、卒論まっしぐらです。

最後まで、諦めずに、最後まで、熱心に、取り組んで欲しい、
と強く願っています。


それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.10.07

立命スポーツ編集局の活躍

naoです

体育会のリーグ戦(秋季)が中盤を迎え、各チ-ムとも必死で練習し、目標に向かって頑張っています。
既に大会を終えて、全国大会(インカレ)に入っているチ-ムもあります。
球技は、今が一番の頑張りどこかと思います。
特にリーグ戦の場合、勝っていると選手らの顔も明るく次の試合も波に乗れていい結果を出すことができます。

しかし逆に負けが続くとチ-ムの雰囲気が暗く、何をしても上手くいきません。
それによって、選手同士のぶつかりや、場合によっては敗戦の責任を仲間に押し付けてしまうこともあります。
時にはOBらがやってきて「気合が足りない」といった小言を言いに来る場合もあります。
選手にとっては、まずは敗戦の原因を分析しなければなりません。
でも負けた試合の録画画像を見て反省会をする雰囲気にはなりません。
選手らは、負けに向き合い、チ-ムの状況を丁寧に分析しなければ、次の勝利を勝ち取ることはできないと分かっているのですが・・・。
こんな、厳しい状況のチ-ムを引っ張るのが主将や副主将なのです。
不眠症になる仲間もいれば、胃が痛くて胃薬を飲み続けている仲間も大勢います。



このように、勝ち進んでいるチームの主将やコ-チ、負けが続き暗い表情の主将やコ-チに毎試合後に感想など聞き、記事を書くメンバ-たちがいます。
それは、「立命スポ-ツ編集局」の記者たちです。
大学スポ-ツ新聞の記者です・・・という軽いノリで取材すると、負けたことから「話したくない」と怒られることもあると言います。
やはり、取材するうえでチ-ムの戦績の状態、日頃の練習実態等を把握しておく必要があるそうです。

写真の成澤郁美記者(国際関係 3回生)にお話を聞くと、記者の数が少ないので12種目を担当しているそうです。
ル-ルを覚えることだけでも大変ですね。
成澤さんはヨット、ボ-ト、カヌ-といった湖上スポ-ツをはじめボクシングやバドミントン、そしてバスケット男女を担当しているそうです。
そしてアメリカンフットボ-ルやアイスホッケ-なども応援部隊として関わっているそうです。



男子バスケットボ-ル部の部員たちは、成澤さんの姿を見て、アメリカンやラグビ-といった大学メジャ-スポ-ツは4新聞(読売、朝日、毎日、日経)に結果が出るけど、バスケットは試合結果すら記事にしてもらえないことから「立命スポ-ツで、記事にしてもらえる~」と喜んでいました。

お話を聞き残念なのは、スポ-ツ健康科学部の学生が「立命スポ-ツ」の記者にいないという現状です。
スポ-ツ健康科学部1期生の先輩には、ラグビ-やアメリカンの取材で活躍された方がおられます(現在デイリ-スポ-ツで記者として走り回っておられます)。
その先輩は、スポ-ツ健康科学部で学んだ視点で取材してみると、チ-ムの様子を上手く引き出すことが出来るんだと語っておられたことを思い出します。



スポ-ツ健康科学部の方々は、選手やトレ-ナ-といったポジションで活躍されていますが、私は大学スポ-ツの様子を学内に発信する広報の役割でも活躍してほしいと願っています。

努力したけど負けてしまう選手ら沢山います。
また沢山の回り道をしていている選手らもいます。
大学スポ-ツを応援するということは、そんな選手らの汗や涙を理解することです。

そんなことを熱く語っていたスポ-ツ健康科学部の先輩方が、TBS、関西テレビ、東海テレビはじめ新聞社の様々な部門でスポ-ツ報道や企画に関わっておられます。
また少子高齢化時代「スポ-ツをする」ばかりでなく、「スポ-ツを見る」ことも大切だと・・・。


2016.10.06

運動フェスティバル その2

以前もこのブログでお知らせしましたが,立命館大学COI拠点の関連行事として


10月22日(土)に
スポーツ健康コモンズ竣工記念
「挑戦したいを応援する」運動フェスティバル



を開催します.

家族で,一人で,友達同士で,子供から高齢者の方まで
様々な運動が体験できるイベントになっています.

開催日も近づき,色々なイベントも具体的になってきましたので,
今日はその中でもスポーツ健康科学部に関連する見どころの一部を紹介したいと思います.

その1「スポーツ健康科学部施設見学」

企画の一つとして,スポーツ健康科学部の施設見学会を開催します.
大学院生や学部生がスポーツ健康科学部の施設や設備を説明します.
スポーツ健康科学部では最先端のスポーツ健康科学関連研究施設・装置が揃っています.どのような機器があり,現在の科学技術でどんなことまでできるのか.スポーツ健康科学部はどんな研究をしているのか.そんなことも垣間見えると思います.


その2「スマートウェア」

様々な運動企画でインストラクターやスタッフがスポーツ健康科学部で開発したスマートウェアを着用する予定です.現在,どの企画で,というのは決まっておりませんが,決まり次第,このブログでお知らせします.実際のスマートウェアを見てみてください.


その他にも様々な企画が満載ですので,このブログでも紹介したいと思います.
イベントのチラシはこちら

皆さまのご来場を楽しみにしております.

naru

2016.10.05

卒業論文!という雰囲気漂うの巻

いよいよ、卒論・中間発表の時期がやって来ました。

中間発表の前日が内定式という学生もかなりおり、その日のうちに急いで戻ってきて、中間発表会にのぞんだようでした。

ippoのゼミは、3回生も一緒に参加し、4回生の発表に質問が挙がっていました。ドキッとした様子もみられましたが、なんとかド緊張の中、自分のやりたいテーマだけに、その想いの強さは伝えていたように思います。終わってみて、反省もあり、そしてこれからの不安もあるようでした。提出まであと2か月、いかに論理的に“卒業論文”に仕立て上げていくか…、一緒にがんばらねば!です。

<お互いで活発に質疑応答もしてくれていました>

これからの時期、インフルエンザも流行るかもしれません。知力も大切ですが、まずは気力と体力を維持してもらいたいものです。

表紙は「曼殊沙華(彼岸花)」。秋です。赤い曼殊沙華の花ことばのひとつに「情熱」があり、めでたいことが起こる兆しとされているそうです。4回生にも、この卒論の時期をとおして学生生活さいごの情熱を、仲間や研究内容に注いでほしいと願っています。

夏の名残…秋へのご挨拶も :)

今年は、朝顔がまだきれいに咲き誇ってくれています。芯の強さを感じる、このひと花の朝顔に毎朝勇気づけられています。

ippo

2016.10.04

BKCスポーツ健康コモンズを下見してきました。

10月とはいえ、接近中の台風のせいか、蒸し暑い日が続いております。
今回は、先月に竣工し、運用を始めたBKCスポーツ健康コモンズに遅ればせながら教場の下見にいってきたので、簡単に施設の紹介をしたいと思います。学生さんからも、どんな施設があって、どのように使えるのかについて、よく知らない方もいるとも聞いていますので、少しでも概要が伝わればと思います。


まずは正面エントランスの様子。大屋根を支える柱が印象的な外観です。
エントランス正面は芝生広場を整備中とのことで、こちらも楽しみです。


エントランスを入ると、受付があり、利用する場合はまずはこちらで手続きをすることになります。基本的には授業等で共用できない時限以外のオープン時間帯は、自由に利用できるとのことです(施設によっては事前に使用ガイダンスを受ける必要がある場合もあります)。この日の受付担当は、東大阪スタジアム(HOS)の山本浩二さん(ミスター赤ヘルと同姓同名のため、一度聞くと忘れられることはないそうです)。
業務準備中のところでしたが、素敵な笑顔で出迎えていただきました。



1階フロアの体育施設は、バスケットボールコート2面がとれるアリーナと、屋内プール(25M:7コース)、そして屋外プール(50M:4コース)があります。さらに、リハビリルーム、クリニック・カウンセリングルームも設置されています。この日は、まだ利用可能時間前でしたので、誰もいませんでしたが、オープン以来、すこしづつ利用者も増えつつあるようです。


アリーナ


屋内プール


屋外プール

2階フロアには、アクティブスペース、多目的スペース、トレーニングルームなどの体育施設と、ミーティングルーム、コーチ室、クラブ室などがあります。
アクティブスペース、多目的スペースでは、柔らかい床材が使われているとともに、鏡が設置されており、ヨガ、ストレッチ、エアロビスク等ができるようになっています。また、トレーニングルームもあり、おもに有酸素トレーニングができるように整備されています。

アクティブスペース&多目的スペース


トレーニングルーム

さらにBKCスポーツ健康コモンズには、体育施設だけではなく、1階に利用者がくつろげるスペースとして「リラックスコモンズ」が設置されています。このリラックスコモンズでは、畳張りのスペースや、テーブルと椅子が並べられており、自由に話をしながら、アリーナの様子を見たり、プロジェクターで映像を見たりできる場となっています。
学生、教職員、校友、さらには地域の方々が自由に交流できる拠点としてさまざまな活用がなされることと思います。




立命館大学は、スポーツの文化的意義・価値を重視し、スポーツをとおした全人教育を実践することを「立命館スポーツ宣言」として定めています。BKCスポーツ健康コモンズが、こうした宣言を推進するフラッグシップとして、船出をはじめています。学内の方々まずは、足を運んでみていただき、スポーツのある大学生活をスタートしてみてはいかがでしょうか?
また、学外の方々にも今後ご利用いただけるように検討中とのことですので、こちらも楽しみにしたいと思います。


BKCスポーツ健康コモンズ
営業時間
月〜土 8:40~21:10
日・祝 8:40~19:10



【ken】