皆様いかがお過ごしですか。
今日は夏至 (Summer Solstice) でもあります。
ワシントン DC ではないのですが、
NY では、本日、夏至を祝うイベントとして、
Times Square で、大規模な ヨガ (Yoga) の無料イベントが開かれる予定です。
http://www.timessquarenyc.org/events/solstice-in-times-square/index.aspx#.VYL52aaB2uk
今回は、それにちなんで運動に関する話題を紹介したいと思います。
以前、この項でお伝えしたように、メリーランド州立大学カレッジパーク校は、
これまで所属していた ACC リーグ (the Atlantic Coast Conference) から、
今年から Big 10と呼ばれるリーグに移籍し、いきなり7つの競技で優勝するなど、
大活躍を見せました。また女子ラクロスは強豪で知られており、
全米大学トーナメント (NCAA) でも連覇を果たしています。
日本では、新聞が特定の大学のスポーツ状況について
取り上げるのはなかなか無いと思いますが、
ワシントンポスト紙が、メリーランド州立大学チームの
今年一年を振り返る 記事 を掲載していましたので、
紹介致したいと思います。
"University of Maryland’s teams post a big first year in the Big Ten conference"
http://www.washingtonpost.com/sports/colleges/for-maryland-athletics-a-big-first-year-in-the-big-ten/2015/06/12/20db2680-0f17-11e5-9726-49d6fa26a8c6_story.html
今回、Big 10に移籍したことで、観客動員が15%増加したようです。
アメリカでは、大学スポーツは、プロスポーツ並みの人気を
誇っていますので、日本とは規模が違い、収入も桁外れです。
スポーツ担当の Athletic Department によると、
今年のチケット収入だけで、1490万ドル!
(1$=124円で換算すると、約18億4700万円!)
もちろんこれにテレビ放映権やグッズの販売、試合での
飲食代などが加わりますので、一大ビジネスです。
私は日本の大学スポーツの収支状況に詳しくないのですが、
これほどの収入を得ている体育会部門は日本にはないだろうなと思います。
逆にこれぐらいの収入があるからこそ、オリンピックが開催できるような
施設が大学に存在できるのだと思います。
日本でも、もっと大学スポーツに注目が集まって欲しいものです。
それでは、また。失礼いたします。
良い休日を
敦
<<街でよく見かける英語表現#35>>
フットボールのホーム試合になると、毎回
写真のような Tシャツを何千枚と配布しています。
(下手すると1万枚以上配っているかもしれません)
左のシャツは、生命科学部の修平先生の母校である
ミシガン州立大学 (MSU: Michigan State University) と
対戦した時のものです。
"BLACKOUT SPARTY" 「スパルタの奴らを黙らせろ」とは、
MSU のチームの愛称 "SPARTANS (スパルタ人)" から来ています。