2014.12.24

ゼミナール大会 ファイナルステージ

おはようございます。ma34です。

今日は1、2時間目を使って、
一回生の基礎演習のゼミナール大会、ファイナルステージです。

会場の雰囲気はこちら。


ちなみに、写真のグループは我がAクラスのファイナリストです!

2限目が授業の関係で途中までしか見られなかったのが残念ですが、
どのグループも、実験やアンケートにおいては自分たちで出来る範囲ではあれども
面白いものが多かったと思います。

途中の講評で先生がたがお話されていたように、
5回目となる今年は、昨年度のレベルをさらに超えて、
どんどんと進化しているように感じました。

大きな舞台で発表する機会はそうそうありません。
1回生のときからこうした経験ができることは、今後の成長にとっても
大きな一歩となると思います。

さて。どのグループが優秀賞を手に入れるのでしょうか。
結果を楽しみに待ちたいと思います。

ma34.

2014.12.23

運動関連遺伝子?

Hassyです。

昨日は、教養科目「スポーツのサイエンス」で、招聘講師として本学部のMoto先生にご登壇いただき、ご講義頂きました。

Moto先生は循環器系の運動生理学分野のみならず、遺伝子解析をベースとしたスポーツ健康科学分野で大活躍されています。

周囲の人と比べて「太りやすい」「痩せにくい」「筋肉質である」「筋トレしてもなかなか筋肉がつかない」「小さいときから足が速かった」などなど自身の体質に関して色々と感じる人が多いのではないでしょうか?

2年前のロンドン五輪では、陸上長距離と短距離で、金メダル獲得者の人種差が顕著に出た五輪として有名だという紹介から始まり(長距離ではケニア・エチオピアのアフリカ勢、短距離ではジャマイカ・アメリカ)、金メダル遺伝子ってあるの?という、興味深い話をして頂きました。

運動において大切な骨格筋の特性や、肥満などの体組成に関連する遺伝子などは実際に存在し、その変異(遺伝子多型)が運動能力や運動による肥満解消効果などに少なからず影響しています。

じゃあ、全て遺伝によって決まっているの?というと、そうではなく、(そうだとするとハードな運動トレーニングなんて意味ないですし、我々の存在意義も・・・)やはり運動トレーニングや栄養、休養などの環境要因も重要で、身体特性を大きく変えてくれます。

ただ、その効果は、遺伝的な影響が少なからずあり、そうした自身の遺伝的特性を知ることによって、効果的なトレーニングメニューを組み立てる(オーダーメイド)ことが可能であるということです。

受講生も大変興味深く聴講しておりました。
Moto先生、ありがとうございました。

帰宅すると、息子の学期の成績が返ってきておりました。
注目の体力テストでは、嬉しいことにA判定を受けていました。
ただ、普段本人が力を入れている野球や陸上に関連したソフトボール投げや50m走とかではあまり得点が伸びず、他の上体起こしなどで得点を稼いでおりましたが・・・笑

夫婦揃って体組成や身体能力などの遺伝的背景は申し訳ない感じですので、息子にはやはり練習・トレーニングを頑張ってもらわないと!と感じました。

2014.12.22

出野さん ありがとうございました!

スポーツ健康科学部では、学部開設当初から、教授会のある火曜日の昼休みに、教職員による、最近の教学、研究のトピックスを話してもらい、情報共有しています。先週のラン智タイムセミナーが今年の最終回で、今回は特別編で、今週に退職される出野さんに20分間お話しいただきました。

 

そのタイトルは、「私と立命館」。これまでの立命館での職員人生28年と9ヶ月のキャリアを整理していただき、職員としての仕事、その想いを、この間の仕事の変遷も合わせながら、分かりやすくお話しいただきました。「大好きな立命館で、学生を育てる仕事ができたことに誇りを持ち、ともに支え合った皆さんに感謝します」という冒頭の挨拶から、あっという間の20分間でした。

 

最後のスライドの最後のメッセージが、『良心に基づいて行動し、あるべき世界に近づく』。学生の夢・目標を実現させるための学びを創造し、その営みのためには、権威や横やりやに負けず、「私心のない大きな心」で行動されてきた、というのが参加者の胸にズシンズシンと響きました。出野さんの想いを、後輩たちへ心の遺伝子として注入していただきました。

 

このブログで、伝えたいこと、伝えるべきこと、伝えなければならないことが沢山ありすぎて、書ききれないので、スポーツ健康科学部の職場について語っていただいたところを紹介します。スポーツ健康科学部が退職前の最後の職場となり、2年間お世話になりました。その間、出野さんが感じられた印象は、「本当に素晴らしい職場で、ここで『卒業』を迎えられることを神様に感謝したい!」とまで語っていただきました。職場としてのスポ健の魅力は、

 「よい環境がよい教育研究を産み出す」という環境と教職協働の文化がある。

 「それぞれの立場と役割を尊重しつつ、

教育を通して「世界をかえよう」とする仲間と夢を語り、

それを形にすること」ができる、前向きな教職員とその組織文化が根づいている。

 とありがたい言葉を頂きました。

 

最後に、教職員へのエールとメッセージとして、

『人は学ぶことで拓ける』

 とのことばで締めくくっていただきました。

 

会場(アカデミックラウンジ)には、スポ健の教職員以外の先生方、職員の方も参集していただき、万雷の拍手と感動の波動が会場を清涼で明るい空気で満たしてくれました。

 出野さん、本当にありがとうございました! 想いを受けついでさらによい学部、大学へと発展させていきます。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

卒論の提出が終わり、先生方もほっとされています。ただ、これから修論、公聴会などまだまだ年度末まで目白押しです。年末年始はゆっくり過ごされますように。

【忠】

 

2014.12.21

アメリカ便り (10): TED at UMD

日本でも寒い日が続いているようですが、
皆様いかがお過ごしですか。

先日の12/6 (土) に、メリーランド州立大学 College Park 校で、
TED のイベントが開催されました。
http://tedxumd.com/

TED とは、Technology Entertaiment Design の略で、
”Ideas worth spreading” を掲げ、
様々な人が講演やプレゼンを行うものです。
「スーパープレゼンテーション」というタイトルで、
日本のテレビ局で放送されていましたので、
ご覧になった方も多いと思います。

今回、その TED のイベントが、College Park で
開催されたので、覗きに行ってきました。
会場は、あいにく一杯でしたので、
サテライト教室からの中継を視聴しましたが、
朝の11時から夕方まで、様々なスピーカーが演台に立ち、
プレゼンテーションを行っていました。



元々こちらの学生はプレゼンテーションが上手な人が多いので、
聞いていて流石と思いながら聞いていましたが、
スポ健の学生のプロジェクト英語のプレゼンも
これぐらい上手に出来るようになると良いな〜と思いながら、
会場を後にしました。
いつか TED に出るような人間を
立命館スポーツ健康科学部から輩出したいですね!

それでは、また。失礼いたします。
良い休日を

<<街でよく見かける英語表現#10>>
メリーランド州立大学 College Park 校は、
"Fearless Ideas" (恐れを知らぬアイデア) を
モットーに掲げています。
学内にも、"Fearless idea Ignites Evolution" というような形で
学生に大胆な発想と行動を求める文が掲示されています。

2014.12.20

Leadership

“リーダーシップ(Leadership)”という言葉は、私たちの日常に満ちあふれています。この“リーダーシップ”は、スポーツ健康科学部が人材育成目標として掲げる大切な言葉の1つです。

そもそも“lead”という単語には、「先頭・首位」や、「導く、指揮する、指導する」といった意味があるように、私たちは、何となくリーダーシップに「グイグイと引っ張っていく」という印象を抱きがちですが、これまで、数多くのリーダーシップに関する研究が進められ、リーダーシップ像は多種多様です。例えば、リーダーと呼ばれるような立場の人が部下やメンバーを支えて、奉仕する、だからこそ、部下やメンバーたちはそのリーダーに寄り添いついていくという「サーバント・リーダーシップ」という考えもあります。

一般的に、「集団・組織の諸活動や諸関係を導き、形づくり、促進するように、ある人によって他の人々に対して意図的に影響力が行使される過程(からなっているという仮定)」というYukl(1998)の定義が用いられます。「影響力の一形態」というならば、「何もグイグイと引っ張っていく」ことがリーダーシップの全てではないことはおわかりのことでしょう。

スポーツ健康科学部の基盤科目に「リーダーシップ論」という科目があります。それを担当しているのは、このリーダーシップ論のスペシャリスト、ippo先生です。ippo先生は、特にリーダーとメンバーの関係性や壊れた組織の修復をテーマに研究されています。そのリーダーシップ論の授業で、「スポーツ健康科学部生が考える“LEADER”」というコンテストをされたようで、その投票結果が図に示したものです。



“LEADER”という言葉の頭文字を用い、6つの構成要素でリーダーに求められる資質を学生たちが考えたようです。もちろん、「育てる・教育する・引き出す」や「決断力・決定する」というこれまでリーダーに求められてきたような要素も含まれているのですが、「愛・愛情」、また「ワクワクさせる」や「勇気づける」といった要素も上げられています。

いつの時にも求められるリーダーシップの共通項や資質は、我々の中でぼんやりとはあるのかも知れませんが、「これをすれば…」というような普遍的なリーダーシップは基本的には存在しません。この授業を受講している学生のみならず、スポーツ健康科学部の全ての学生が、自らが身を置く集団や組織のみならず、「時代に求められる」リーダーシップを探究し、それを実社会で発揮してもらいたいと思います。

Jin


2014.12.19

自筆の文字

昨日、卒業論文の提出も終わり、提出予定の9人が無事提出しました。滑り込みもなく、ホッとしています。次は口頭試問に向けてしっかりと準備を進めてほしいと願います。
先日、両親の書斎を整理していたら、たくさんの段ボールの箱の中の2つから私の自筆のものがたくさん出てきました。その中に手書きの卒業論文が入っていました。原稿用紙一マスずつにぎっしりと文字が並びます。とても懐かしい思いで見入ってしまいました。そういえば、とても厳しい指導教員で、特に丁寧な文字を書くよう指導された記憶があります。清書の文字はボールペンでした。間違った箇所に修正液(あの当時は修正テープはありませんでした)を使用してはならず、一文字間違えたらまるまる一枚の書きなおしでした。緊張で手が震えたことをよく覚えています。

他には、段ボール一杯に近くの私から両親へ宛てた手紙がぎっしり。これもすべて手書き文字です。保育園の頃の「お父さん、お母さん、いつもありがとう」から始まり、つい2、3年前の「人は人として・・・」などという話しまで。一番多く書いているのは大学時代でした。いくつか読んでみましたが、ちょっと気恥ずかしくなるような内容も多くあり、また改めて読んでみようと思います。それにしても、たくさんの手紙を書いたものだと思います。

今は、レポートも時候の挨拶もほとんどがタイプ打ちになりました。年賀状も暑中見舞いもそのほとんどが印刷です。レポートは読みづらい字が解消された半面、誤字が多くなっています。また、文章に合わない言い回しも多くなっているように思います。30代半ばからは、それまで丁寧に文章も宛名も自筆書いていた年賀状も全て止めました。送られてくる葉書には私の知らない人の写真と印刷の文字。なんとなく寂しくなり、書くことをやめました。年に一度、年賀状でお互いの近況を知らせ合う友人や知人とはやり取りをしていますが、そういう状況でのやり取りは全て自筆の文字です。文字から伝わる近況にホッとし、葉書や手紙の意味を温かく感じることができます。

知り合いの障がいのある友人は、タイプ打ちの文字について、「タイプで変換される文字は、私の感情さえも一瞬に流してしまう。瞬時に変換された文字が出現した時点で、私の感情がどういう感情であったかさえ忘れさせる」と言います。独特な情緒的表現ですが、とてもよくわかる気もします。タイプや印刷の文字と自筆の文字、一長一短ですが、状況によっては使い分けたいものです。

段ボール箱から出てきたものの中にもう一つ、「筆正則心正」と毛筆の書が出てきました。縦長の大きな半紙がきちんと台紙に貼られ巻かれていました。小学校6年生の時に書いたものでした。なかなかしっかりした文字だなと自画自賛し、丁寧に巻きなおし、元の場所へ。

この他にも、多くのものが出てきました。こんなに大切に保管してくれていたのかと思うと感慨深いものがあります。

そういえば、中学校卒業までは、毎年、家族5人で1月2日に書き初めをしていました。両親の書斎から出てきた墨と硯、筆、文鎮、半紙。全て揃っているので、今年は懐かしい思いで書き初めをしてみようかと思います。文字はやはり思いでの「筆正則心正」かな。

皆さんも、すこ~し、自筆を楽しんでみませんか。


2014.12.18

卒論提出最終日

本日は卒論提出日、17時が提出締切でした。先週提出を済ませた4回生も多くいますが、提出期限ぎりぎりまで追い込まれた4回生も相当数いたようです。4回生の卒論執筆をサポートしている大学院生にとっても、特に、この数週間は大変だったと思います。昨日も夜遅くまで作業に取り組む4回生とサポートをする大学院生の姿がみられました。

今後は、1/13、1/15の両日に行われる「口頭試問」に向けての準備が始まります。あと一つハードルが残っていますが、無事提出を終えた4回生にはまず一息ついて、再始動するためのエネルギーを蓄えてもらえればと思います。数ヶ月にわたる卒業論文の執筆お疲れ様でした!

そして、明日は、博士課程後期課程(大学院)の博士学位取得のための本審査申請の締切です。学位審査用の100ページを超える分厚い論文をまとめる必要があり、こちらも期限ぎりぎりまで確認作業が続いています。あとひと頑張りです。

2014.12.17

卒論提出締切 一日前

多くの先生方が卒論に関する話題の今週。
今日は、4回生にとっては卒論提出締切日の前日。
もうすでに提出した人にとってはゆったりとした一日かもしれませんが、
追い込み中の学生にとっては、とても大事な一日かと思います。

私にとって、まったく他人事ではありません。
担当教員だからというよりも、
自分自身のこれまでの経験で苦い思い出があるからです。。。

一つ目はプリンターの故障。
コンピュータもプリンターも、研究室のを使わせてもらっていたのですが、
最後の最後でフル稼働をするプリンターがいよいよおかしくなってきたのです。
何度もとまり、とまっては動かし・・・の繰り返しで、
30枚ほど印刷するのに、予想外に一時間くらいかかったような気がします。

そうしてようやく書き上げ、なんとか提出した卒論。
しかし二つ目の問題として、
自分ではまったく気がつかなかった誤字脱字がやはりありました。
「文明開化」と書きたかったのに、「文明開花」と書いてしまったこと。
口頭試問が一人25分もありましたので、出だしでそれを突っ込まれ、
一気に頭が真っ白になってしまい、その後のやり取りが全然うまくいきませんでした。

未だに忘れられない思い出です。

提出時のドタバタは本当に避けたいものです・・・

みなさんが無事に提出できますように。

ma34

2014.12.16

キャリアガイダンス

Hassyです。

昨日の研究入門でキャリアガイダンスがありました。
これは社会人の方をお招きし、学部2回生を対象に学生生活での学びがどのように実社会で活用されているのか、自分の興味・関心がどのように仕事に繋がるのかを話してもらう企画です。

今年は、スポ健の学部一期生が社会人1年目で頑張っておりますので、そのOB・OGも多忙な中、駆けつけて貴重な話をしてくれました。

私の担当クラスでは、素先生のゼミを卒業し、現在はミナト医科学株式会社に勤務されている庄司義人さんと、shine先生の指導で修士課程を修了され、現在は京都府立京都すばる高等学校に勤務されている西純平さんにお話いただきました。

庄司さんは、現在の大学生として身につけておくべきこととして、スポーツ健康科学に因んで「体力」を挙げられました。
「体力」を構成する要素に「持久力」「筋力」「柔軟性」があります。
「持久力」では、「関わった事項を粘り強く実践していく力」に置換し、
「筋力」は、「あることに強い関心・興味を持ち、熱中できる力」に、
「柔軟性」は、持久力・筋力を持ちつつも、「色々な幅広い興味を持ち、様々な局面で柔軟な思考を展開できる力」に置換して、そのために必要なことを話されました。

一期生がガイダンスに来るということで、元スポ健の職員さんである884さんも職場から駆けつけていまして、庄司さんの話に私たち2人して「うまい!!」と感心して聴いておりました。


また、西さんは、強く志望していた保健体育教員として、非常に多忙ではあるが、素晴らしい生徒に囲まれ、とても充実した毎日を過ごしていることを話されていました。

ご自身がずっと野球をやっていた関係で、(修士課程での研究も、バスター打法に関するものでした)、現在も高校の野球部部長として活動するなかでの経験や、生徒との関わりなど、卓越したトークで学生も聴き入っていました。

そんななかで、「あきらめる」の語源は、その事項を「明らか」にして「究める」ことにより、もうこれ以上その事項に取り組む必要が無い状態からきていることを述べ、何事にも簡単に「諦める」のではなく、「明らかに究める」学生生活を送って欲しいと語られました。

そのために、自己管理を徹底し、チャンスを掴みとって欲しいと強調されました。
チャンス・運を掴み取るためにはそれ相応の準備が必要であり、そのために必要な要素を話して頂きました。

お2人とも見事なトークでしたので、学生も魅入っておりました。


第2部では、Jin先生のorganizeで、今回お越しいただいたパネリストの方々との個別相談会が開催されました。
興味ある分野の方々に対して、学生も熱心に相談しておりました。


今回お越し頂きましたパネリストの方々、本当にありがとうございました。

さて、明日は1回生のゼミナール大会、そして明後日は卒論提出の締め切り日です。
Hassyゼミでは今日ようやく2人が製本まで到達しました。

残りの2日間、奮闘して欲しいと思います。

2014.12.15

トレーニングと身体知

いよいよ卒論提出のラストウィークです。締め切り日当日よりも前倒しで出す余裕をもって提出して欲しいと願っています。既に全員提出を済ませたゼミもあるようです。日頃からの計画的な取り組みが効いてきます。ドタバタした時に良くあるのが、データが消える(ファイルのバックアップは要)、プリンターが壊れる、走り込んで転ぶ、などなどアクシデントを回避するには、まさに余裕が必要ですので、慌てていても心には余裕を!

 

さて、ここ2週間ほど、早朝の金曜日にテニスを行っています。膝を痛めて2年ほど遠ざかっていましたが、少しましになったので、スポ健事務室のTSJさん、理工事務室のHSKさんにコーチしてもらいながらボールを打っております。教えてくれる二人が非常に上手なおかげで、初めて取り組むバックハンドの両手打ちも相手コートにはいるようになり、さらにはフォアハンドストロークも、スムーズな振りで回転の良いボールが打てるようになりました。二人のコーチは、技術向上の段階で的確なアドバイスを与えてくれます。実践と体験を積み重ね、「身体知」をふやす機会となっています。

 

本学部の実習科目「スポーツ指導実習」はまさに、そのような身体知を理解、確認し、それを習い手に伝える術を学ぶ科目です。この科目の一つであるスポーツ指導実習(水泳)に参加して、HNM先生の指導の的確さと指導技術の高さにも感心しています。こちらでESを担当してくれている4回生のTNK君、MSTさんも配慮の行き届いた指導サポートで、受講生の泳力を確実に高めてくれています。

 

以上のように、トレーニングによって、技術、体力が高まる実感(身体知が高まる実感)によって、トレーニングに取り組む人(生徒・学生・一般の方)のモチベーションが高まり、より積極的にスポーツ参加が増え、広がるでしょう。その意味では、指導者の力量は極めて重要です。良質な指導者の社会へ送り出すことが、スポーツ参加の機会を増やし、スポーツならびに健康づくりに大きく貢献するのでしょう。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

FO石先生、O松先生のドアの写真です。火曜と木曜(9-16時)は、英語only となっています。留学経験の多い本学部の先生方が、「英語も使わないと忘れるので」ということで、この曜日に英語を使って、英語力を維持するための取り組みです。もちろん、院生、学生もwelcomeですので、積極的に活用してください。このドアを開ける一歩があるかどうかは、チャンスの扉をひらけるかどうかにつながるでしょう。

【忠】