Hassyです。
昨日の研究入門でキャリアガイダンスがありました。
これは社会人の方をお招きし、学部2回生を対象に学生生活での学びがどのように実社会で活用されているのか、自分の興味・関心がどのように仕事に繋がるのかを話してもらう企画です。
今年は、スポ健の学部一期生が社会人1年目で頑張っておりますので、そのOB・OGも多忙な中、駆けつけて貴重な話をしてくれました。
私の担当クラスでは、素先生のゼミを卒業し、現在はミナト医科学株式会社に勤務されている庄司義人さんと、shine先生の指導で修士課程を修了され、現在は京都府立京都すばる高等学校に勤務されている西純平さんにお話いただきました。
庄司さんは、現在の大学生として身につけておくべきこととして、スポーツ健康科学に因んで「体力」を挙げられました。
「体力」を構成する要素に「持久力」「筋力」「柔軟性」があります。
「持久力」では、「関わった事項を粘り強く実践していく力」に置換し、
「筋力」は、「あることに強い関心・興味を持ち、熱中できる力」に、
「柔軟性」は、持久力・筋力を持ちつつも、「色々な幅広い興味を持ち、様々な局面で柔軟な思考を展開できる力」に置換して、そのために必要なことを話されました。
一期生がガイダンスに来るということで、元スポ健の職員さんである884さんも職場から駆けつけていまして、庄司さんの話に私たち2人して「うまい!!」と感心して聴いておりました。
また、西さんは、強く志望していた保健体育教員として、非常に多忙ではあるが、素晴らしい生徒に囲まれ、とても充実した毎日を過ごしていることを話されていました。
ご自身がずっと野球をやっていた関係で、(修士課程での研究も、バスター打法に関するものでした)、現在も高校の野球部部長として活動するなかでの経験や、生徒との関わりなど、卓越したトークで学生も聴き入っていました。
そんななかで、「あきらめる」の語源は、その事項を「明らか」にして「究める」ことにより、もうこれ以上その事項に取り組む必要が無い状態からきていることを述べ、何事にも簡単に「諦める」のではなく、「明らかに究める」学生生活を送って欲しいと語られました。
そのために、自己管理を徹底し、チャンスを掴みとって欲しいと強調されました。
チャンス・運を掴み取るためにはそれ相応の準備が必要であり、そのために必要な要素を話して頂きました。
お2人とも見事なトークでしたので、学生も魅入っておりました。
第2部では、Jin先生のorganizeで、今回お越しいただいたパネリストの方々との個別相談会が開催されました。
興味ある分野の方々に対して、学生も熱心に相談しておりました。
今回お越し頂きましたパネリストの方々、本当にありがとうございました。
さて、明日は1回生のゼミナール大会、そして明後日は卒論提出の締め切り日です。
Hassyゼミでは今日ようやく2人が製本まで到達しました。
残りの2日間、奮闘して欲しいと思います。