変なタイトルですが、立命館大学に赴任してから、ほぼ毎月、FD(ファカリティーディベロプメント、Faculty Development)を受講しています。毎月のレポート提出...新任教員の研修会で、かなりのプレッシャーを感じましたが、あっという間に来月でほぼ修了となります。
伸先生と皆勤を目指して受講しています。実は、私は皆勤を目指していたわけではなく、当初、なんとなく義務だからなあ...という気持ちで、毎月のレポートを遅れたりしながらも提出していたら皆勤になっていました。伸先生は、きちんと計画を立てて、自身でも調べながら課題をこなしていらっしゃるので、レポートの遅延もなし!さすがです。本当に素晴らしいと感じます。
昨年、始まった時、忘れられないのは、伸先生が「私なんて、FDって言われたらフロッピーディスクにしか聞こえないですよ(笑)」と冗談をおっしゃっていましたが、私も同じ程度の認識でした。正直、負担だという気持ちが大きく、課題をやったり、ワークショップに参加していると、自身が学生に授業する時の振り返りの1つのきっかけとして勉強になっています。知らない言葉が出て来た時は、大変ですが、現在はとても便利で、ネットで調べればすぐに出てきます。自分が学生の頃は、図書館まで行ってたくさんの本の索引から言葉を引出し、調べたことを思い出しますが、今はとても便利です。
先週の土曜日、最後のワークショップが行われました。その際、スポーツ健康科学部担当の沖裕貴先生との個別面談がありました。TP:ティーチング・ポートフォリオ作成にあたっての演習でした。当初、義務だからなあ...という感覚で参加していましたが、こんな意識レベルの私にまで、時間を割いてアドバイスをくださり、本当に感謝の気持ちを感じています。多くの学生さんと接して来られて、経験豊富だからこそ、興味ない人に対して、どう接すれば良いか、どうすれば興味を持たせられるか、そういう対処を幾度も経験されていらしゃることでしょう。本当にベテランの先生とはこういう先生のことなのだろうなと感じました。
学生時代、興味ある授業は必死で聞いていたれど、興味がなくても必須科目は、仕方なく受けていたり、とても勝手な学生だったなあと振り返って反省した週末でした。沖先生が、なんとなく参加していた私の姿勢を見ていて、どう感じていらっしゃるか。。。と思うと本当に申し訳なく感じます。でも、自身の気持ちが変容していく様子を客観視できたことが進歩なのかな、という気もしています。
先週土曜日のプログラムは、1)鳥居朋子先生の心理学演習II「受容的に聴く力(犬・バラ法)」、犬やバラ、猫、雑草などの気持ちになり困っていることを題材に、「あいづち」「相手の言葉を繰り返す」技術を身につけ、相手の話の背景にある意見や気持ちを思い浮かべることができることが到達目標として掲げられていました。
2)林素子先生の心理学演習III「アサーション・トレーニング」、自分の指示や指導の仕方の特徴を知り、自分の気持ちも相手の気持ちも大切にした指示、指導ができる、というのが到達目標。。。先生役と学生役を決めて、ロールプレイ式での実習で、結構楽しかったです。即座に活用できるものではありませんが、今後、参考にしたいと思っています薬学部の藤田先生も受講されていて、同じグループで実習させていただきました。。(写真は演習風景です。自分の手が入ってしまいました。すみません!)
これまでのワークショップの内容も授業に直結した内容が多かったので、アレンジしてダンスの授業に取り入れてみたり、参考にできる部分は活用させて頂きました。
当初、フロッピーディスクにしか聞こえなかった「FD」もあと少し、TP(ティーチング・ポートフォリオ)を提出して修了を目指します!優秀な伸先生と刺激し合いながら?がんばりたいと思います。今日のブログは、いつもよりショートにまとめられた気がしています!いつも伸先生から、正直な感想や「長い!」とダイレクトにご指摘を頂くので、それもまたとても感謝しています(^^)香