[ 2013年01月 ] の記事一覧

2013.01.11

喫煙禁止と割れ窓理論?

水曜日は講義の関係でコラーニングに行きますが、外側階段での喫煙と階段に散らばっている吸い殻の多さがいつも気になり、注意をし、不快な思いをしています。一頃に比べ確かに減っており、キャンパス内に掲げてある喫煙キャンペーンの旗(標語)の効果が現れてきたものと思っています(寒さのせいで外へ出るのが嫌になったから?とは思いたくはありませんが・・・・)。

散乱している吸い殻を見る度に、割れ窓理論を想い出します。廃墟の一枚のガラス窓が壊れているのを放置していると他の窓もすべて割られてしまうということから、小さな犯罪や些細なモラルの欠如も見逃さず、厳しく取り締まる事の大切さをいったもので、1993年から2001年までニューヨーク市長を勤めたジュリアーニ氏の"ゼロ・トレランス(無秩序への)不寛容"の事例(軽犯罪も見逃さず徹底した取り締まりと厳罰化により、治安の劇的な回復)をご存じの方も多いと思います。確かに綺麗なキャンパスだと汚そうとする人も減るはずといったことは経験的にも納得できます。

世の中は自分のためにあるのではない以上、お互いの健康のためにも規範遵守で行きたいものです。(老ブロガー・ハル)

2013.01.10

運動と健康についてのエビデンス(証拠)その1

Hamaです。

 

新たな年明けに際して、運動(身体活動)の良さについて、最新のエビデンス(証拠)を元に紹介していきたいと思います。

 

運動はカラダに良いとされていますが、どんな運動をどのくらいすればいいのでしょうか?

 

 最新のエビデンスの紹介の前に、まず少しこれまでの研究の流れについて振り返っておきたいと思います。やはり、「歴史を知る者のみ、未来が観える」ですから。

 

 これまでの有名な研究としては、モーリス氏のロンドン2階建てバスの研究(1953年)があります。この研究では、バスの車掌さんと運転手さんの虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)の発生率と死亡率を比較しています。モーリス氏のもともとの発想(仮説)は、仕事中にずっと座っている運転手さんの方が動き回っている車掌さんよりも、心疾患になりやすいのではないかと考えたようです。

 調査してみると、予想通りに運転手さんの方が、心疾患の発症率と死亡率が高いことが分かったのです。

1950年ごろと言えば、日本では結核が死亡原因の1位だったわけですから、その頃にイギリスでは運動不足が体に悪いことを証明した人がいたとは驚きですね!!

もちろん運転手さんは、仕事中にストレスも多いでしょうから、この研究では運動不足だけが関係していたわけではないですが。。。

 

誤解のないように付け加えておきますね!

運転手さんが心疾患になりやすいわけではありません。あくまで、「運動不足が健康を害する」と言うことです!!

 

もう1つの有名な研究は、ハーバード大学の卒業生を対象とした研究がありますが、この研究はまた来週に紹介します。

 

寒いですので、体を動かすのもおっくうでしょうが、暖かくして無理のない運動を実施して下さい。

 

【参考文献】

MORRIS JNCoronary heart-disease and physical activity of work. Lancet. 1953 Nov 28;265(6796):1111-20.


【今週の1shot !!

とある日の散歩道にて・・・

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中央右寄りに写っているのは、ディズニーランドのシンデレラ城です。
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Hama







2013.01.09

一回生ゼミ大会振り返り

おはようございます。ma34です。

一月に入り、他の授業と同様、基礎演習も残すところ今日を入れてあと2回となりました。
一年の締めくくりに向かいながら、今日は12月に行われたゼミナール大会の振りかえりを
各グループの話し合い、発表を中心に行いました。

各グループに、ゼミナール大会の取り組み全般について
自己評価を行ってもらいました。
高得点(80点以上、100点も)をつける班もあれば、
50点、という厳しい評価もあり。

それぞれが楽しかった、成長したと感じることもある一方で、
ファイナルに行きたかった!と悔しさもあったようでした。
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グループワークでのワークシートのほかに、
「寄せ書き」風に、来年度の一回生に見せるためのコメントシートも作りました。

(1)ゼミ大を通して学んだこと・成長したこと
(2)もし、ゼミ大が始まるまえに戻れたら?(もっとこうすれば良かった!と思うこと)

の二種類です。

(1)には、計画を立てることの重要性、協力することの大切さ、達成感!という言葉が並んでいます。
 「頑張れば頑張るほど、楽しくなった!」、「強敵と戦うことの楽しさ」という言葉もあり、
 大変だったでしょうが、調べる・意見を戦わせる・まとめる・・・という過程で「楽しさ」も感じられたことは大きな成果だと思います。

(2)は、みんな本当に大変だったのね・・・と思わせる一言が目を引きました。
 「もう(ゼミ大会前には)戻りたくない。その一言に尽きる。」と。(笑)

「もっともっと練習して、ファイナルで優勝したかったー!」という思いもあります。
その悔しさを是非今後につなげていってくださいね!
研究入門、専門ゼミ・・・と機会はたくさんあります!

試行錯誤で進めてきた基礎演習。
準備になかなか本腰が入らない人、スタートは良かったけれど途中で少し疲れてしまった人、
甘く見ていて最後で大変な目にあった人。
いろいろでしたが、今回の経験を通して、一回り大きくなれたことと思います。

教員としては、論文にまとめる力、いや、そもそも文献蒐集のステップにおいてももう少し頑張ってほしかった・・・という思いもありますが、
(また基礎演習の内容・進め方にフィードバックさせないといけません)
螺旋形カリキュラムとして、2回生以降も繰り返し、少しずつ発展させながら身につけていってほしいと思います。

ma34。

2013.01.08

授業の再開

今年の年末年始の大学の休み期間は長かった。。。
というのがまず年始の感想でしょうか。

先日、大学生協の職員さんとも会いましたが、
その方も10日は休みとして長いなぁ、と言っていました。

それはさておき、もう少しで定期試験がやってきます。
定期試験になると、みんな緊張した面持ちで大学内を歩いています。

そういえば、新年を迎える中で、昨年に、昨年の人口動態が発表されていました。
2012年の推計値で、20万人の人口減少。
20万人と言ったら、大学のある草津市よりも大きい人数です。
人口減少が、よりはっきりしてきました。





ちなみに人口減少の原因は簡単で、
単純に生まれる人よりも死ぬ人が多いから、になります。

特に生まれた人が2012年は103万人ぐらいでしかありません。
2002年には115万人いましたから、この減少だけで、
草津市(くどいようですが、2011年人口が約12万人)の分ぐらい減っています。

この理由は、色々と言われますが、なぜ増えないのか、
全体として見てもはっきりとしたことがわかっていません。
ただ、社会を考えていく際には、人口動態は大きな意味を持ちます。

働く人が減れば税収も減りますし、社会への負担額も増えていきます。
つまり、働いている人にとって、働いてもむくわれない、という可能性が高い、
ということです。

そういえば、中国も人口減少がはっきりしてきた、という状況のようですし、
あちこち人口減少。

今、人口減少の中での社会の在り方が問われています。

そんなこんなで、新年っぽくはないですが、このあたりで。

PS:小さい字コーナーは、今週はお休み。
人気コーナー?ですが、たまにはお休みもいいでしょう。

2013.01.07

ホットヨガ

今年初めてのブログです。本日から大学は授業が再開されました。年末年始の休暇では、それぞれ思い思いの過ごし方があったようです。田舎への帰省、初詣、TV観戦、勉強など。皆さんは如何だったでしょうか?私の方は、TV観戦が多めの「動かない」かつよく食べ、よく飲み、よく寝ての健康的!?な過ごし方でした。その反省ならびに身体のメインテナンスがてら、近所にある大型銭湯で、ホットヨガと岩盤浴で最後の休日を過ごしました。

 ヨガ、と聞くと私と同世代以上の方は、"アクロバティックなポーズ"を思い描くようですが、最近は幅広い年齢層に対応できるようなスタイルですので、どなたでも無理なく初められるようになっています。どちらかといえばゆったりと身体を制御しながらのストレッチ、姿勢維持が多いのですが、室温は40度ぐらいの中で行うホットヨガのために全身汗びっしょり。おかげで、身体もほぐれ、血液循環、自律神経も大いに刺激されました。その後の岩盤浴でも体内まで暖まり、芯からリフレッシュできました。身体は、運動、環境の刺激を受けて常に適応するのを改めて感じました。

 今年も「からだ」について深く探求していきます。本年もどうぞご愛読のほどお願いします。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

  1月最初の週末に大学をのぞくと修論を前にした院生、そして先生方にも出会いました。3回生伊坂ゼミ生も集合して、最終打ち合わせをしておりました。いよいよ2013年も幕が開けて、それぞれの活動へ蠢きはじめた感じがします。

  年の初めに打ち立てた願いが叶う一年になりますように。

【忠】

 

 

 

2013.01.06

年頭に思う

皆さま、明けましておめでとうございます。今年もまた、よろしくお願いします。

初詣の帰り道、二駅京都よりの嵯峨嵐山駅の待合室においてのこと、隣に座ったOL風お嬢さんが携帯を取り出し、次のように発声しました。

「アケ、オメ~ッ.」 「マタ、ヨロ~ッ.」

突然のことで私もギョッとしました。「これが若者言葉で、省略語(文)なのか」とあらためて興味を抱きました。そして直に初めて聞いた割には余り抵抗なく、スッと理解することができました。毎年の事始めの行事に参加している時、冒頭行の一部分が含まれていれば、その「ことば」が意味合いを通じさせるよう十分に役割を果たしていることに感心しました。

 また同時に、常日頃若者代表の大学生に数多く接しているにもかかわらず、彼らの言葉の使い方に積極的な選択的注意を働かせていなかった自分自身を意識しました。その時、若者たちが言葉や文章をきちんと丁寧に用いない状況に、またその積極的推進層の大学生に、「マユを顰める」年配者の一人に自分もなっていたのだ、と私は気づきました。

 久しく忘れていましたが、私はかつて、「運動動作実行、試合中におけるプレイヤーの言語発生」について調査を行いました。その時、①運動動作の系列と並行して、数多くの言葉が各役割のプレイヤー達によって発せられていること、②その言葉の多くが省略語であること、③意味内容の伝達とともに、事態前方推進への調子付、ある対象物への注意喚起、強度調節のための叱咤激励等々の、いわゆるタクトを形成する「情動語」を多く含んでいること、等々の結果を私たちは得ていました。

 言葉だけを取り上げれば、それらは意味不明であったり文法的に誤りであったりします。けれども、運動動作の系列と関連付けたり、あるいは連携・戦術的行動の形成・習熟過程と関連付けたりして初めて、それらの機能が発揮されている状況が理解されました。

 研究課題上の問題を実践課題上の問題に移行して考えると次のようにも言えます。コミュニケーション形成・進行・習熟の過程と関連付けて大学生たちの「ことば」に一層関心を払うこと、これが年頭に思う私の重点かもしれません。今年初めてものを考えさせてくれた「ふたこと」に感謝です。

 

【善】

 

 

2013.01.05

2013年の始まり

明けましておめでとうございます。2013年が始まり、ブログも新年最初の担当となります。


新しい年が始まり、今年の目標を設定された方々も多いと思います。私もここ数年間は、毎年具体的な目標を設けるようにしています。ただし、昨年の目標の達成率は高いものではありませんでしたので、今年は少し抑え目の目標設定にしてみました。年々、目標設定が抑え目になっていっているような気がしなくもありませんが・・・


今年は、スポーツ健康科学部の学部1回生から4回生までがいよいよ勢揃いすることになります。学部だけで900人を超え、大学院を含めると1000人程度がインテグレーションコアを拠点として、スポーツ健康科学を専門的に学ぶことになります。後輩が増えること・・・実は上回生にとっても大きな刺激となっているようです。私の身近なところで言うと、ゼミ(専門演習)にも新たに12名が加わりますが、現3回生(12名)も新メンバーとの交流をとても楽しみにしています。3回生と4回生のゼミは別々の授業ではありますが、同じゼミ中で上回生が下回生に対して指導をする、あるいは見本をみせる・・・このことにより双方に対し大きな学習効果を期待することができます。ゼミが実際に始まるのは4月からですが、【新たな仕掛け】をいろいろと考えているところです。


それでは本年もどうぞよろしくお願いいたします。


GOTO

2013.01.04

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします

 お正月はどのようにお過ごしでしたでしょうか。比較的お天気にも恵まれ、神社仏閣にお参りに行かれた方も多いのではないでしょうか。健康、幸福、益々の発展等々を祈る心・姿には麗しく、また美しいと感じるものがあります。もちろん祈るだけでは願いが叶えられるわけではなく、ひたむきな努力と実践の中から現実のものとなっていくことは明らかです。プロチームを持っていない数少ない奈良県で、ただひたすらに粘り強く目標(プロチームの誕生)を目指して歩み続け、願いを現実のものとした本研究科の渡辺史子さんの実践例が、「力ときずな信じて 羽ばたけわがチーム」(1月1日付朝日新聞奈良版)に、スポーツ地参地翔(地域住民が参加し、地域が飛翔するの意)①が二面に渡り大きく紹介されました。年の初めに本研究科の院生が紹介され、一層誇らしく思われました。次に記事をご紹介いたします。なお、近鉄高の原駅前で「バンビシャス奈良のPRチラシを通行人に配る渡辺史子さん」の大きな写真も掲載されていました。(老ブロガー・ハル)

 

【朝日新聞 奈良北西】 2013年1月1日(火曜日)

<チーム誕生の瞬間に涙>

 昨年11月、橿原市の体育館。県内で初開催された男子プロバスケットボール・bJリーグの公式戦を見ようと、約1500人の観客が集まった。大阪エヴェッサと島根スサノオマジックの対戦前、今年から参入する「ナラプロ」(奈良市)の加藤真治代表がマイクを握った。

 「チーム名は『バンビシャス奈良』です!」。一瞬の静寂後、「ワァー」という歓声と拍手が館内を包んだ。

 コートにはチーム名を書いたプラカード。「奈」の文字を掲げた渡辺史子さんは涙がこみ上げた。「私たちのチームが奈良の人々に受け入れてもらえる」。プロスポーツチームが生まれる瞬間に立ち会える喜びをかみしめた。

 生駒市出身。立命館大大学院でスポーツマネジメントを学ぶ。高校でハンドボールにのめりこみ、大学でスポーツビジネスを研究。2009年、ナラプロの活動を知り、ボランティアの支援を申し出た。

 京都府体育協会で地域スポーツクラブの広報や教育との連携を図るアドバイザーをした経験を生かし、加藤さんらとクラブ運営について意見交換してきた。スポンサー企業との食事会にも参加、支援を呼びかける。現在はツイッター係を担当。「対話すること」をモットーに一つ一つの書き込みに丁寧に返信する。

 bJ参入は10月だが、来春に大学院を卒業する。バンビシャスに関わり続けるか、別のプロスポーツに携わる道を探すか。迷いはあるが、描く夢はひとつ。「ドイツのサッカークラブのように、スポーツが日常の一部になっている生活を日本でもつくりたい」

2013.01.03

年末年始のダイエット-運動下肢編-

 Hamaです。

明けましておめでとうございます!

今年も宜しくお願い致します。

 

 さて、新年3日目ともなりますと、食べ過ぎ・飲み過ぎ・運動不足になってますね。

 

 まず、前回同様に以下の体調チェックを行ってから運動しましょう!

しかしその前に・・・お正月で飲酒されてる方が多いと思いますが、飲酒されている場合は

危ないですので運動を行わないで下さい!!


  1. 飲酒はしていないか
  2. 熱はないか
  3. 体はだるくないか
  4. 昨夜の睡眠は十分か
  5. 食欲はあるか
  6. 下痢はしていないか
  7. 頭痛や胸痛はないか
  8. 関節の痛みはないか
  9. 過労はないか
  10. 前回の運動の疲れは残っていないか
  11. 上の運動への意欲は十分か
 

 上記をクリアされた方は、以下のウェブサイトに進んで、下肢の運動を行って下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=Ts0jC1399RA

昨年同様、この運動プログラムは【聡】先生監修の元、作成されています。


ぜひ、お楽しみ下さい!







2013.01.02

今年の目標は・・・まずやってみる!という姿勢

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年は初めての専門ゼミ(3回生)を担当することとなり、
わくわく、ドキドキしています。
4月から何を皆で作っていくのか、どんなことを試そうか、
色々と考えています。
私一人でやるのではなく、ゼミ生と一緒に何かをすることで
私も一緒に学び・成長することができたらと思います。

今年の目標は、
実はこれまでも心のなかでは思っていたことですが、

無理かなあと思うことでも、「無理です」と言うのではなく、
「それが出来るようになるためには、まず何を、どうしたら良いのか?」を考えてみる、
まず「やってみる!」という姿勢で行こうと思います。
(それには、「この人に聞いてみたらよいのかな?」というのも含みます。
 きっとこれも大事なこと。)

会いに行きたい人、行ってみたい所、学びたいこと、出来るようになりたいことも
盛り沢山。
今年こそは、色々と動きたいと思っています。

みなさんにとっても良い一年になりますように。
まずは1月、良いスタートの月にしていきたいですね。

ma34.