2014.10.21
[ 2014年10月 ] の記事一覧
2014.10.20
スポーツ方法実習(バドミントン)
スポーツの秋、を感じる清々しい季節です。
立命館大学では、教養の科目として、「スポーツ方法実習」が開講されています。この科目のねらいは、「生涯を通してスポーツ実践するために必要な身体やスポーツ技術・集団に関する幅広い知識と分析能力を身につける。さらには実践を通してスポーツの科学的な知識・視点を学び、継続的な生涯スポーツのための基礎的な能力を養うことをめざす。」となっており、単に、スポーツ実践を通じて身体を動かすことだけが目的ではありません。
びわこくさつキャンパスには、理工系学部(理工、情報理工、生命科学、薬学)、社系学部(経済、経営)そしてスポーツ健康科学部がありますが、このスポーツ方法実習は、唯一の全学部、全回生を対象とした合併科目です。しかも、男女混合で行いますので、このキャンパスにいるすべてが参加可能です。
私もこのスポーツ方法実習のバドミントンを担当しています。今年の後期のクラスで、参加学生の学部を聞いてみると、上記の全ての学部から参加してくれていました。学部、回生がちがうとなかなか接点が持てないのですが、この授業を通じて他学部との交流を深めてもらうのも一つのねらいです。そのため、私の授業では、『全員の名前を覚えること』が単位取得の前提条件として課せられます。毎週、班のメンバーを入れ替えながら、名前の確認から授業をはじめます。今、3回目の授業を終えましたが、名前を覚えることで、参加学生のコミュニケーションが促進されているように感じます。その分、お互いの協力、サポートもスムーズにいっており、担当者としては嬉しい限りです。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
毎年、体育の日に国民の体力の動向が報告されます。中高年の体力は向上している一方で、子どもたちの体力、運動能力の低下が報告されています。運動の機会が減少しているからでしょうか? 是非、身の回りの老若男女を誘って、この清々しい秋空の下、身体を動かす楽しさをおぼえてもらえるようにしたいですね。
【忠】
2014.10.19
スポ健なひと (15)
今回、紹介する学生は、Yuuki さん (写真左端) です。
Yuuki さんは、現在学部3回生で、
昨年度、学部の留学プログラムである
「カリフォルニア大学デービス校『サイエンス&テクノロジー』プログラム」に
参加しました。
https://www.ritsumei.ac.jp/rs/category/r_na_hito/entry/?param=550
では、Yuuki さんにインタビューです。
Q: 「留学プログラムに参加してみて、どう感じましたか?」
A: 「デービスでは積極的に話す姿勢が求められます。
英語ができないからといって話さなくては何の意味もない1ヶ月になります。
デービスプログラムでは英語を使い積極的に行動するための授業が
組まれているため語学留学にはもってこいです。」
Q: 「現在、心掛けていることを教えて下さい。」
A: 「毎日を楽しむことに励んでいます。
もちろん勉強や将来のために営業をしたり社会勉強も大切ですが、
留学をきっかけに就職だけが目的ではないと思うようになりました。
いろんな人との関わりが増え、毎日が充実しています。」
Q: 「将来の目標を教えて下さい」
A: 「将来の業種は決まっていませんが、人と話したり何かを教えたり、
毎日同じルーティンにならない仕事がいいなと考えています。
留学を通じて様々な人と出会う中で、自分は人と話すことが好きなんだと
再確認することができました。」
Q: 「受験生やスポ健後輩へのメッセージをお願いします」
A: 「大学生活をバイトと遊びで費やしてるのは正直もったいないです。
今しか出来ないことの意味を考えるとやはり留学が1番だと思います。
社会人になって稼ぐことは出来ても留学にいく時間はありません。
時間に余裕のある内に自分が興味をもったことは全てやってみるべきです。
その中で自分にあった何かを見つけることができると思います。
高校生にとって大学のイメージは湧きにくいかもしれませんが、
今受験勉強で苦しんでいる経験は大学3回生になった今でも糧になっています。
あれほど辛い期間を乗り切ったのだから学生は何でも出来ると思います。
後輩のみなさんに言いたいのは 好奇心を持ち続ける ことです。」
2014.10.18
深化・進化・真価が問われるフィットネスクラブ
2014.10.17
チャレンジスポーツデー
2014.10.16
日本学術振興会・特別研究員
2014.10.15
外国語活動のシンポに参加してきました
こんにちは。
Ma34です。
台風が来て冷気が来て、風邪の季節がやってきました。何事もゆっくりマイペースの私ですが、風邪をひくのだけはいち早い動きを示しています。皆様も、お気を付けください。
さて、この土日月の(世間では)三連休の中日には、姫路城の目の前の会場で開かれた小学校英語関連のシンポジウムに参加してきました。J-SHINEという、小学校外国語活動で活躍する外部人材の登録、派遣をしている団体が主催で、文部科学省後援の会でした。
※写真は姫路城。改修工事で「白塗り」になりすぎたとのこと。(帰りの電車で隣に座ったおばあさまが教えてくださいました。)
シンポジウムでは、官房審議官の伯井美徳氏も登壇され、2020に向けた英語教育改革のなかでの小学校外国語活動の5,6年教科化の話、それを受けた3,4年生の外国語活動の展開についてのお話を伺うと、いよいよ改革が進みはじめたのだという実感を得ました。
ただ、問題は山積です。学校現場でも、行く地域によって様々、地域の中でもいわゆる「拠点校」とその他の学校での温度差は結構あります。大学院生の時にお世話になっていた先進校で得た学びや、研究で得て発信してきた知見(phonics, phonemic awarenessに関する指導)も、全ての現場で必要とされているわけではなく、まだまだ時期尚早であると感じることも多々あります。
けれども、その会場で、大学院生の時に大阪のとある自治体でお世話になっていた先生や、同じ「Whole Language」研究をされている先生、わたしの論文を初めて引用してくださった先生(今回初めてお会いできました)にお会いして議論をしていると、いよいよこれからが本番、発信すべき時であると応援していただきました。
また、地域間、学校間、教師間の隔たりが埋められ、現場の先生方の創造的なパワーが相乗効果を生み出していけるような関係性を構築するためには、そうした「つなぎ目」になる人が必要で、つながりが築かれた地域では、小中連携もうまく行っているようです。最近、学校現場を回る機会に恵まれ、それぞれの事情を踏まえた授業を参観させていただいていますが、そうした経験を踏まえて、私も微力ながら「つなぎ目」になれるよう、色々と学び取り、還元していきたいと思っています。
Ma34
2014.10.14
卒論中間報告その2
2014.10.13
卒業論文中間発表会
先週の火曜日もしくは木曜日の4回生専門演習(ゼミ)の時間は、卒業論文に向けた中間発表会でした。スポーツ健康科学部では、卒業論文が必修となっています。3,4回生のゼミを通じて、4年間の集大成である「卒業論文」をまとめます。
卒業論文までのプロセスは、夏休み前の「仮題目提出」、「研究計画の提出」「中間発表会」「題目提出」「本論文提出」そして、「卒業論文公聴会(口頭試問)」です。すべてのプロセスを踏まえた上で、卒業論文としての要件を満たさなければ合格となりません。
私のゼミは、中間発表会は、【AB】先生のゼミと合同で行われました。緊張の面持ちのゼミ生たちが一生懸命、発表を行っていました。普段のゼミでは聴けない発表も聴けて、スポーツ健康科学部の研究の幅広さを感じるとともに、ゼミ生たちの進捗も気になりました。この間の積み上げよく、夏休みも計画的に実験を積めたゼミ生は、データ解析を進めて結果が出始めて、研究の考察をはじめていました。一方で、思い惑いながら研究テーマがようやく決まったばかりのゼミ生は、これから実験、データ取得、解析、論文まとめ、と隙間のない厳しいスケジュールになっています。いずれにしても、卒業論文提出日は決まっていて、残り2ヶ月です。
進んでいるゼミ生も含めて、残りの2ヶ月は濃密な時間になります。ゼミ生に伝えたのは、「皆さんの実験、調査に協力してくれた方々を含めて、皆さんの研究成果を多くの方へフィードバックできるように、残りの期間をもがいてください。その厳しい期間を通じて、まとめ上げ、スポーツ健康科学部の学びの集大成をしてください。」 2ヶ月後、全員無事提出できることを今から願いながら、可能な限りの後押しと議論ができるのも残り2ヶ月です。ゼミ担当の先生方にとっても厳しい2ヶ月になりそうです。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週、皆既月食でした。月が欠けて赤銅色の月の陰は印象的でした。また、再度満ちてくるのも印象的でした。自然の不思議と魅力です。
【忠】
2014.10.12
スポ健な人 (14)
今週は、スポ健で頑張っている学生を紹介したいと思います。
今回、紹介する学生は、Ryoko さん です。
Ryoko さんは、現在学部3回生で、
橋本ゼミに所属しています。
では、Ryoko さんにインタビューです。
Q: 「現在取り組んでいることを教えて下さい。」
A: 「今は、細胞をさわる実験のための練習を行っています。
ウェスタンブロット法を用いたタンパク質の発現の練習などを行っています。」
Q: 「なぜ研究に関心を持ったのですか?」
A: 「昔から体の仕組みに興味がありました。なぜ脂肪が付くのか、
なぜ筋肉が大きくなるのかなど、そのメカニズムを解明したいです。」
Q: 「将来の夢について教えて下さい。」
A: 「まずは体のメカニズムについて様々な疑問を自分の言葉で
きちんと説明できるように勉強して、その知識を今後のキャリアに
活かしていきたいと考えています。」
Q: 「後輩・受験生へのメッセージをお願いします。」
A: 「学部名にスポーツという名称が付くので、運動が苦手な子は
不安に思うかもしれません。私も、高校時代はマネージャーで
自分で運動をバリバリやっていたという訳ではなくで、
入学する前は不安が大きかったです。でもオープンキャンパスに
参加して、先輩の話を聞いて、決してそんなことはないことが分かって
安心したのを覚えています。スポーツは苦手だけど、好きだという子や
スポーツはしていなけどプロスポーツが好きという子も多いと思います。
スポーツ健康科学部にはマネージメントコースを始め
様々なコースが用意されているので、スポーツや健康に関心のある学生に、
ぜひ安心して入学してもらいたいと考えています。」
Q: 「ありがとうございました。」
Ryoko さんが言っていたように、スポーツ健康科学部では、
四つのコースを設けて、スポーツや健康を様々な角度から
学ぶことが出来ます。四つのコースの説明は、
以下のページにありますので、ぜひチェックしてみて下さい。
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/education/course.html/
それでは、また。失礼致します。
良い休日を
敦