<RecOだより 137>
先週末、今季最後のJA全農WCBF少年野球教室開催のため、佐賀県佐賀市に行ってきました。
WCBF(World Children's Baseball Foundation )は
、王貞治(理事長)とハンク・アーロンの提唱により、野球を正しく全世界に普及、発展させ、世界の青少年に友情と親善の輪を広る趣旨から始めた、世界少年野球大会(第一回大会は1990年ロサンゼルス市で開催)を契機に設立された財団です。
毎年開催している世界大会にはおよそ15の国・地域から約150名の少年少女が参加。これまでに日本やアメリカ、カナダ、プエルトリコ、台湾で開催されています。
また財団では、この世界少年野球大会の他、全国各地で少年野球教室や指導者講習会を開催しており、JA全農共催の野球教室は今年で26年目とのこと。
私も世界大会期間中の指導者講習会や、このJA全農野球教室等に関わって、20年以上になります。
今まで、こんなふうに、かわいい球児達と記念撮影へは毎回参加しつつも、自分の写真を撮ったことはほとんどなく、今回初めてあいコアの掲載を相談したところ「どうぞ、どうぞ」と理事長からもご快諾いただき、紹介することにしました。
JA共催の野球教室では、毎回色々な地元の農畜産物の紹介があり、今回は佐賀牛の牛丼や佐賀みかんの試食ブースも出展。上の写真はその関係者の皆様です。
私が担当するのは、球児と一緒に来場した保護者の皆さんを対象に開催する栄養学講座。
「その土地で育った食べ物が、その土地の球児を育てる」
この意味を、栄養学の視点からじっくりご紹介するセミナーです。
お母様方にもJA全農よりお茶や卵のサンプリング提供があり、これ程、野球と食を身近に感じる事のできる野球教室は他にないと思います。
実は、先週ご紹介した「キャリアセミナー」でお世話になっている雪印メグミルクのG部長と最初にお会いしたのもこの野球教室でした。
スポ健ができるだいぶ前の出会いが、今のRecOに繋がっている事をとてもうれしくとてもありがたく思います。
今年6月末、この教室は滋賀県大津市でも開催されました。
こちらの様子は既に財団のHPに
レポートが掲載されていますので、是非ご覧下さい
。
<今週の別腹>
王理事長の誰に対しても丁寧、真摯なご対応、お人柄がにじみ出る立ち居振る舞いに、いつも魅了されています。
佐賀の幸、佐賀牛のために作られたワインを素敵な会話と共に皆さんといただきながら。
せいろの湯気のような、ふんわり温かいひととき、ごちそうさまでした。
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