[ 2015年12月 ] の記事一覧

2015.12.11

卒業論文

卒業論文の提出〆切りが来週に迫ってきました。今まさに追い込みに入っている4回生も多いのではないでしょうか。あと数日しんどい思いをする学生さんも多いと思いますが、頑張って良い論文を書き上げてください。

卒業後に「研究」とは異なる進路に進む学生さんが大多数な訳ですが、そもそも何のために卒業論文を書くのか?改めて考えてみましょう。学部のカリキュラム上はその意義を下記の様に定めており、シラバスにも記載しています。
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卒業論文は、4年間の学びの集大成として、研究成果を論文として作成する必須科目である。特に専門演習を通じて深めた問題意識を発展させ、新たな知見を得ることを目的とする。卒業論文を作成するためには、現在の研究の到達の状況を知るために参考文献にあたり、実験や実習を行うことで証拠を集め、これらの内容を考察した上で、文章として作成する必要がある。このような論文作成の過程で論理的思考力や客観的に物事を見る力、また継続・靭性力を高めていく。
===
これを読むと、大学院に進学する学生さんは勿論、社会に出て行く学生さんにとっても重要な能力を培うトレーニングを目指している事が解ると思います。社会人として仕事をするにあたっても、

・課題を明確化する
・課題の解法を考える
・既存の知識を取得する
・証拠・根拠となる情報を収集する
・得られた情報に基づいて考察する
・上記プロセスを文章等で表現する

といった仕事を日常的に行う事になります。それをトレーニングする事を目指しているのが「卒業論文」です。

この意義と到達目標を念頭にあと数日全力で頑張ってください。
スポーツのトレーニングと同じで、しんどい時間の後には超回復が起こります。超回復を繰り返して強くなりましょう。

(写真は私が指導してきた学生さんの学位論文の一部です。)

2015.12.10

スタンフォード大学にて打合せを行いました!@ただいま帰国中です

この度、アメリカ屈指の大学であるスタンフォード大学(カリフォルニア州パロアルト市)に訪問しました。

広大な敷地に、多数の学生や大学院生が学んでいます。
また、研究大学として22名のノーベル賞受賞者を輩出しています。 





It's me
が指差しているのは、
これまでのスタンフォード大学ノーベル賞の次はIt's meだとと夢見ていることをしまします。
一方、表紙の写真は、スタンフォード大学のこれまでのオリンピック出場選手のリスト、
これもその次はIt's meになればいいな思っているとことを夢見ていることを示しています。


立命館大学スポーツ健康科学部も研究の発展と競技力の向上を目指していますが、
スタンフォード大学は、本学部の目標の一つです。


スタンフォード大学訪問の目的は、
It's meを含む本学部とスタンフォード大学医学部との
共同研究の詳細打ち合わせでした。
内容は、世界中の最大酸素摂取量が非常に高い(男性では75ml/kg/min、女性では65ml/kg/minより高い)人
の遺伝子を網羅的に探索して、それらの方々の持つ遺伝子特性を明らかにするというものです。


これらの結果は競技力向上に役立つことは、明らかですが、
そのようなsuper athletesの持つ遺伝子は健康にもいいだろうということで
健康増進の研究にも有効だろうということも視野に入っています。

 
まさしく健康とスポーツを対象としている本学部の理念にあった共同研究です。

2015.12.09

「食とスポーツを育む会」第4回指導者セミナー。

<RecOだより 140>

 RecOを拠点に、滋賀県・京都府の中学高校運動部指導者が自主的に運営する「食とスポーツを育む会」が年一回主催する、若手を中心とした指導者に向けたセミナー。今年で4回目となりました。
 今年のテーマは
 「障害・故障と食の関係を探る」
 ー障害・故障を防ぐ食のあり方、障害・故障からの復帰を目指す食のあり方ー
と題し、会員皆さんからお声がけいただき34名が参集しました。今年は中高教諭、管理栄養士の他、社会人チーム指導者、チアリーディング指導者、医師、理学療法士、スポーツファーマニスト(薬剤師)等、多方面からの参加者の集いとなりました。

 第一部では「障害・故障と食の関係ー特に疲労骨折の予防と対処について」と題し、スポ健D院生kさん、Iさんから、事前行なったアンケートの結果報告、疲労骨折についての先行研究と食の関係についての発表、会員からの具体的な事例報告が行なわれ、これらについて参加者全員でディスカッションが行なわれました。



 第二部はこれらの発表、ディスカッションを受けてのグループワーク。疲労骨折を中心とした、障害・故障と食の関係のみならず、障害予防のための練習方法やトレーニング、早期発見のための指導者の工夫等々、各班それぞれ、白熱した議論が繰り広げられました。



 この結果も受けて、食とスポーツを育む会では、年明け、2月27日(土)14〜16時半、BKC(コラーニングC109)において、第4回食スポシンポジウムを開催します。
 今年のテーマは「食べて美しく。食べてたくましく。〜成長期アスリートの食を考える〜」。
中学・高校生アスリート、男女それぞれの食に関する課題について、ソフトボール、野球、シンクロ、競泳等、様々な事例から考えます。
 毎年、県内外のジュニアアスリートの保護者、指導者を中心に200名を超えるご参加をいただいているシンポジウム。今年もどうぞご期待下さい。

<今週の別腹>
 私の研究テーマである「地元の食材で地元のスポーツを育む」活動の一環で、草津市の農家、アグリケーションさんを訪問。
 築地の市場でも取引されている、自家製堆肥をベースに土作りをし、森のように微生物が活発に働く環境を整えて丹念に栽培した「養土育ねぎ」のアグリケーションが、次に手がけているのがこのさつまいも。
焼き芋にすると皮染み出た糖分が表面でカラメルの様に焦げとなり、ジューシーな甘さの中身と一緒に食べると絶品です。
「ぜひRの焼き印をつけて、生協で販売を!」 と考えてしまいました。



ごちそうさまでした。
ab

2015.12.08

女子ラクロスで得点王とベスト12に選出!

 スポーツ健康科学部4年生Motoゼミの梅田真理亜さんが2015年度関西学生ラクロスリーグ戦にて素晴らしい活躍を魅せ、「ベスト12」に選出! さらに、なんと、1部リーグで「得点王」にもなり、ダブル受賞となりました!


 関西学生ラクロスリーグ戦とは、3部リーグ15チーム、2部リーグ16チーム、1部リーグ8チーム、総勢400名程度の選手の中でベスト12に選出される快挙です!しかも梅田さんは2年連続の受賞で素晴らしい功績です。また、得点王はトップ1部リーグ7試合で14得点をあげ、得点王になりました。ラクロスは1試合50分間で1チーム12名で編成され、サッカーのラケット版みたいな感じです。写真のようにスティックに着いた網の中にボール入れ、相手ゴールに入れれば得点となり、その得点を争う競技です。ディフェンスはスティックでボール(ゴム製の硬いボール)を持っている選手のスティックをあててブロックするため、そのまま持ち込んだり、パスなどでコンタクトを避けながらプレーする激しいスポーツです。そんな中で14得点はすごいの一言です。勉強とスポーツの両立を行っているスポ健の学生のモデルの1人ですね。おめでとうございました!!


 話は変わりますが、11月の第三週目の木曜日は「ボジョレーヌーボーの解禁日」なのはご存知かと思います。Motoもその次の日に味わってみました。今年は非常にフルーティーで美味しかったです!


Moto

2015.12.07

卒業生来訪

先週のブログでは、22年ぶりの卒業との再会について書かせてもらいました。

今回は、卒業後11年目のゼミ生たちの来訪についてです。
それぞれにキャリアを積んで11年も経つと、いわば会社でも中核を占める位置になります。
会社の方針、方向性も理解し、自らのスキル、能力も磨かれてきて、まさに「働き盛り」です。
会社を通じて、社会への貢献も見えてきているのではと話していて感じました。



写真にあるように、かわいらしい子どもも連れてきてくれました。
彼らが15年ほどすれば受験生となります。そのときの志望校に本学がなるようにという思いと、
そのときの大学、日本はどのようになっているのか、という思いも想像してみました。
少子高齢化の中で、社会のありようは、教育のありようは、どのようになっているのでしょうか?
少なくとも、彼らのような可能性一杯のこどもたちにとって、
未来が夢一杯にひろがるような希望と機会に恵まれた世の中であるように、努めていく責務があります。その責務を果たす一員としてのスタンスをもち、これからも卒業生を送り出すという
素敵な職業に携わる大学人として働く、ということを思い起こさせてもらいました。

教員にとって、教え子の幸せな顔をみるのが一番の喜びです。
卒業生たちの幸せが、周りの幸せにつながり、社会全体の幸せを導くことを願っています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週の火曜日に大阪グランフロントで開催したCOIシンポジウムは、多数の来場者を迎えて盛況でした。
かつプログラム構成、成果発表についても、一定水準の評価を頂いたように感じております。
基調講演で、ワールドカップ日本代表のメンタルコーチ・荒木さん(兵庫県立大)から
「挑戦に上手く取り組む力、困難を乗り切る力(レジリエンス)」について、
分かりやすく解説してもらいました。
『チームスポ健』が、今後も果敢にチャレンジできるための基本も整理できました。
これからもチーム一丸となって、チャレンジして参ります。
【忠】

2015.12.06

TOEIC-IP テスト

あっという間に師走ですね。
寒さも本格的になってきましたが、皆様いかがお過ごしですか。

先週の12/2 (水) - 4(金) に、スポーツ健康科学部の1回生と2回生は
TOEIC-IP テストを受験しました。
私も、試験監督補助で、教室を巡回していたのですが、
学生達は、授業終了後の受験ですので、大変だったと思います。
本当にお疲れ様でした。



「グローバル化」という言葉が喧伝される今の日本では、
TOEIC のスコアが、就活や昇進に影響するという場面が
増えてきているようです。
ひょっとするとこのブログを読んで下さっている保護者や
関係者の方の中にも、TOEIC をご自身が受けられているという方も
いらっしゃるかもしれません。
今回のスコアは、クリスマス前後に届く予定ですので、
ご家族で、お互いのスコアについて、
話合われるのも一興かもしれませんね (笑)

また TOEIC は、大学や会社で行われている団体受験 (TOEIC-IP) と
公開テストの二種類があるのですが、2016年度5月29日実施の
公開テストから、出題形式が変更されます。
リスニングで、三人の会話問題や3パッセージの読解問題など
これまでに無かったタイプの問題が新しく出題されたりするようです。
http://www.toeic.or.jp/info/2015/i025/i025_01.html

難易度は変わらないと HP には書かれていますが、
以前の改訂では、問題形式が変わった際、スコアがかなり変動しました。
おそらく団体受験でも、2017年度からは、
新形式に移行すると思われますので、
TOEIC スコアが、就活に必要な学生は
早めに対策を取るようにして下さい。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を

2015.12.05

最近のスポ健の学生の取り組んでいること

さて、今日の写真は、貝の写真。
これは、何の貝かわかるでしょうか??

琵琶湖で淡水真珠を作るのに使われるイケチョウガイです。
先日、イケチョウガイに核を入れる作業をしているところに見学に行って、
池に戻す貝の写真を撮ってきました。

これから3年ぐらい育てて、貝を開けて、その時に真珠ができていれば・・・です。


そうそう、最近話題が少なくて困っています。
一週間の経つのが早いこと・・・
今週何をしたのか、の記憶があまりないのですが、
きっと年をとったからもありつつ、それだけではないはず。

で、ふと思った今日のネタは、原点に帰る、ということで、最近の学生話題。


学生も、この時期はいっぱいいっぱいの学生がウロウロしています。

まず修士の2回生は、1月末の修士論文の締切に向けて、最後に近い追い込み中。
あと、2カ月・・・もない状況です。

で、学部の4回生は、卒業論文の締切間際。
これは、締切が2週間ぐらい後にやってきます。

で、学部の1回生・2回生は、もう少しで、英語のPで、ファイナルプレゼンテーション。
そろそろ原稿作りをしているはずです。

で、学部の1回生は、ゼミナール大会に向けて、プレゼンの資料づくり。
今週の水曜日が締切でした。
初めての論文づくりも含めて、いっぱいいっぱいになっています。

というような状況で、なんとなく、「師走」という感じがします。

そういえば、私自身は、忘年会が、週2回、3週連続で入っている・・・と言う事に今気付きました。
スケジュールは、長期にわたって見るものではないかもしれません。
とりあえず、目の前の事を片付けなければ・・・

と言う事で、師走に入ったばかりの土曜日、でした。

ではでは。
みち
今月の飲み会、7回の予定です。現状ですが・・・これ以上増えたら、だいぶきついかもしれません。ん?違う・・・数え直して見ると8回。1回1万円使ったとして、8万円・・・ふむ・・・飲み過ぎか・・・

2015.12.04

ファインマン物理学

大学に入学して以来最も良く読んで来たテキストを紹介します。「ファインマン物理学」です。ファインマン博士は言わずと知れた物理学の大家で、1965年にシュインガー博士・朝永博士と共にノーベル物理学賞を受賞しました。このテキストはそもそもカリフォルニア工科大学の授業用に編まれたものですが、世界中で膨大な数の研究者や学生さんに読まれています。

物理学のテキストは世の中に数え切れない程ありますが、この「ファインマン物理学」は類書とは一線を画する素晴らしい著作だと思います。大学での科目やカリキュラムとしての物理学ではなく、自然を理解するための物の見方、或いは自然を説明するための言語としての物理学をテキストにしている様に思えます。そのため章立てからして一般的な教科書のそれとは異なります。例えば第一巻「力学」については、
1章 踊るアトム
2章 物理学の原理
3章 物理学と他の学問との関係
4章 エネルギーの保存
5章 時間と距離
(以下 25章 線形の系とまとめ まで計25章)
という章立てとなっています。

またテキスト中の記述は普通の言語でされている部分が多く、意外と数式が出てきません。恐らくは物理現象の意味を理解する事に非常に重きが置かれており、数式はそのためのツール・表現方法の一つという姿勢が徹底されているのだと思われます。じっくりじっくり読み進めることで、説明されている現象のイメージが形成されていくのを感じます。それが最終的に少数の数式で系統立てて説明されたときに学問としての「美しさ」を感じるわけです。

そもそも古典力学においては、殆ど全ての法則が Newton の力学の法則から導かれます。例えば運動量保存の法則についても、エネルギー保存の法則についてもこれはあてはまります。そのため単純に多くの法則を個別に理解するのみならず、どの法則に立脚して他の法則が導けるのかを系統的に理解する事が非常に重要です。この観点から、ものの考え方や考える道筋を示す著作として「ファインマン物理学」は素晴らしいテキストだと思います。

バイオメカニクスをより深く勉強したい学生さんは是非一度手にとってみてください。読み込むには時間も体力も必要です。読破したときには明瞭なレベルアップを感じられる事でしょう。



2015.12.03

卒論 佳境

 スポーツ健康科学部 4回生は、今、卒業論文の追い込みです。締め切りは12171700です。これに遅れたら、今までの苦労も水の泡、卒業もできません。

スポーツ健康科学部は、スポーツ健康科学部での学習の質保証として全学生に卒業論文執筆を必修としています。多くの卒論生が、卒論の執筆を機に、学習の満足度や自信が高まります。各研究室とも、最高の卒論を執筆できるようがんばっています(まだ 実験している4回生もいますが。がんばれ!)。

卒論で、本当に素晴らしい発見があることもうれしいことです。It’s meらの堅い頭で考えた机上の仮説では、考えられなかった結果が、卒論の結果として得られることがあります。その場合、それを証明するような次の実験室での研究を行い、新しい機序(仕組み)がわかることがあります。1期生のRisaさんの卒論や、Kimちゃん、末book君の卒論等は、すばらしい結果が得られました。 

本日 07:00のエネルギー代謝測定室の風景

 

思えば、It’s meの名前が有名になった論文(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8897392、 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8897392)は、当時屋体育大学の3期生であったWest Village君の卒論がものになっています。彼の卒論は2つの英文論文となりました。It's meも、それなりの数の論文を書きましたが、その中で最も、有名な論文の一つは彼の卒論からのデータです。そういう経験からでしょうか、It's meは卒論のデータをできる限り原著論文にまとめようと思っています。そうすると世界のデータベース(PubMedhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed等)に卒業生の名前が残ります。これらのデータベースは永遠に残るので、卒業生が大学生の子どもを持ったときん、自分の卒論をご子息に紹介することができるのです!。もちろん、卒論生だけでは、質の高い研究成果はできません。それを指導してくれる大学院生(It's me研究室では博士課程後期のTown君、Space君です)がいるから、論文にすることができる質の実験結果が得られます。WestVillage君の卒論は当時の大学院生の荻○君や、宮○君が指導したものです。本当に感謝です。

 本日 07:30の運動処方実験室の様子

その他の話題

 It’s me研究室のホームページが新しい秘書であるUsagiさんにより開設されました。http://www.tabatatraininglabo.com/

2015.12.02

2024滋賀県国体記念講演会。

<RecOだより 139>

 11月21日(土)大津市のびわ湖ホールにおいて滋賀県体育協会主催の2024滋賀県国体記念講演会が開催されました。
 昨年、一昨年に続き、今年で3回目となります。
 今回は、来る2024年滋賀国体の開催を控え「スポーツが持つ力」を見つめ直し、その力で地域を活性化するためには、いま何が必要なのかをテーマに、記念講演講師としてお迎えした、スポーツジャーナリストの二宮清純さんと共に考える講演会となりました。

 第一部はまず、札幌医科大学名誉教授、武田秀勝先生より「運動が心身に与える影響」と題し1)運動と健康づくりの関係 2)心地よい運動と脳の関係 3)笑いと免疫能の関係 4)楽しい食事と免疫能の関係 についてそれぞれの研究成果の報告があり、続いて記念講演として、二宮さんより「勝つリーダー・負けるリーダー」について、ラグビー日本代表のヘッドコーチを努めた、エディ・ジョーンズ氏や川淵三郎氏を例に、21世紀のレガシーを残すリーダーとしての3つの条件として、情熱(Passion)理念・使命( Mission)行動(Action)を掲げ、その重要性についての話がありました。

 私はその後のパネルディスカッションに参加させていただき、スポーツの力で地域を活性化するために何が必要か、をテーマに先生方と共に話をさせていただきました。
 想像以上に色々な発見があり、有意義な時間を過ごさせていただきました。
 この詳細につきましては、後日毎日新聞の紙面にて紹介される予定です。

 素敵な時間を、ごちそうさまでした。
 ab