ここ数週間の間に、アメリカのAthletic Training関係の来校がありました。1つめは、ニューメキシコ大学の学生と引率の先生が来校し、学内のセミナーハウス・エポック立命21を利用してもらい泊まってもらいました。本学部のGATプログラムの参加学生も泊まり込み、ホストしながら積極的に交流していました。
もう一つは、本学卒業生で、現在、アメリカの大学でHead Athletic Trainerとして勤務している松野ATCの来校がありました。オハイオ州のWilmington Collegeを卒業してATCの資格を取得し、その後、さらにGA(graduate assistant)をしながら、修士号を取得しました。その後はアメリカの大学で教員として勤務していました。今年の1月から、ケンタッキー州のSpalding UniversityにHead Athletic Trainerとして勤務しています。おそらく、本学出身者で、アメリカの大学で、Head Athletic Trainerとなった第1号です。
松野ATCは、本学のサービスマネジメントインスティチュート出身(スポーツ健康科学部ができる前に、スポーツ科学が学べたプログラム)で、バスケットボールのトレーナーとして活躍していました。在米は既に11年となっており、体格も「アメリカンサイズ」に近づいています。
今回の松野ATCの来校を、GATプログラムの学生に直前でしたがアナウンスしたところ、私の研究室に入りきれないほどの学生が集まってくれました。松野ATCに熱心な質問を繰り出し、彼の発言を食い入るように聞いていました。学びたい、国際舞台に立ちたい、アスリートをサポートしたい、ATCの活躍できるフィールドを広げたい、などATCを目指す学生たちの熱心な姿をみることができました。このような高いモチベーションの学生をさらに大きく伸ばすために、このようなネットワークをつくる機会を設定することは、教員としてサポートできる一つと強く実感しました。
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先日、愛知県東郷町へ行ってきました。立命館大学と順天堂大学が共同して進めている文科省COI stream「運動の生活カルチャー化により活力ある未来をつくるアクティブ・フォー・オール拠点」の社会実装検証実験に、鈴木大地スポーツ庁長官の視察がありました。詳しくは下記をご覧ください。