2018.09.20
[ 2018年09月 ] の記事一覧
2018.09.19
いざ仙台へ─ゼミ研修旅行
先週、ゼミのみんなで一泊二日、仙台に行ってきました。
「学びのコミュニティー奨励奨学金」の支援を受けた研修旅行です。
一日めは、楽天生命パーク宮城で行われた楽天vsソフトバンクの
ナイトゲームを観戦。
観戦といってもただの観戦ではありません。
スポーツビジネスを学ぶ学生たちの観戦です。
楽天生命パーク宮城は、旧態依然の県営宮城球場の運営権を楽天が取得し、
さまざまに工夫を凝らした席種のスタンドを増設したり、観覧車や
メリーゴーランドなどの遊具を備えたり、ゲームデーには地元の名店が
たくさん屋台を並べたり、球団オリジナルのビールを販売したり、
観戦中の観客の姿を捉えて大きなディスプレイに映し出したり…
エンターテインメントの要素をふんだんに取り入れて、ゲームに勝っても
負けても観客が楽しめるハードウェア、ソフトウェアを展開しています。
広島のマツダスタジアムも素晴らしい球場ですが、楽天生命パーク宮城は
球場外にも広がりをもって展開されているという点で、よりアメリカの
ボールパークに近いと思います。
しかもそれが、かなり老朽化の進んだ県営宮城球場のリニューアルである
ことがまた驚きです。
そんなゲームデーを観客として肌身に感じ、翌日の午前中は、スポーツ
健康科学部一期生で現在、楽天球団で働くゼミの卒業生、谷口健人君の案内で、
スタジアムツアーです。
普段見ることのできないスタジアムの各所を存分に見せてもらいました。
そこには、スタジアムへの来場者にゲームデーを楽しんでもらえる工夫が
満載です。
前夜の観戦チケットも谷口君が段取りしてくれました。
タニケン、今年もありがとう。
そして、午後は、仙台市長町にあるゼビオアリーナ仙台の施設を見学。
ゼビオアリーナ仙台は、まだ日本では数少ない複合型総合アリーナです。
床はコンクリート。床下には製氷装置が組み込まれています。
アリーナを利用する種目に応じて、それに適したフロアを敷き詰めます。
製氷装置はスケートリンクを作るためのもの。
これまで、羽生結弦選手や浅田真央選手のアイスショーも行われました。
もちろん、アイスホッケーもできますよ。
アーティストのライブにも利用されています。
日本のこれまでの体育館は「する人」のためのもの。
このアリーナには「みる人」が楽しく、見やすく、快適に観戦できる様々な
工夫が凝らされています。
舞台裏に回ると、選手たちが、またアーティストが観客の前で最高の
パフォーマンスを発揮できるように、ストレスや不便を感じず過ごせる施設が
整えられています。
これからの日本ではこうしたアリーナがますます増えることでしょう。
この夏、アメリカのスポーツビジネスを視察してきたゼミ生は、日本のスポーツ
がここまで進化してきたことに驚き、いよいよこれからの日本のスポーツを
支え、発展させるのは私たちなんだなぁ、と感想を述べていました。
このように私のゼミでは学んだことと社会での実際を結び付けて理解することを
重視しています。
来年2月には、沖縄へプロ野球春季キャンプを視察に行きますよ。
2月には沖縄への研修旅行の様子をご紹介できると思います。
Apollo
2018.09.18
2週間経っても
2018.09.17
ISBS2018@Auckland
2018.09.16
大学院生の世界大会への出場
2018.09.15
新任教員FDプログラム
9月に入ってからも、台風に地震と生活を脅かす災害が続いております。
被害にあわれた方々にお見舞いを申し上げるとともに、
一日も早い復旧と復興を心からお祈り申し上げます。
ご一緒にお仕事をさせていただく機会に恵まれました。
ライフラインが整わない中で、まだまだスポーツどころでなないという方々も少なくないかと思いますが、
今回の地震で球団で働く方々もまた困難な生活を強いられながら、
北海道日本ハムファイターズは、非常に早い段階で球団のスタッフ全員の無事を確認し、
道民やファンに対して力強いメッセージを発信し続けています。
プロ野球団として地域の人々の生活に寄り添うことを使命としている球団の姿から多くのことを学び、
その経験もまた、私の「今」に非常に強い影響を与えています。
今週は、朱雀キャンパスで2日間「新任教員FDプログラム」を受けてきました。
FDとは、Faculty Developmentの頭文字で、
ファカルティディベロップメントとは、
「教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取組の総称」(文部科学省HPより)です。
今回は日本語を母国語とされない先生や英語で講義をされている先生が複数参加されており、
一部日本語と英語で実施されました。
内容は、授業の設計や、模擬授業の実施や作成したシラバスの改善点の発見とディスカッション等盛りだくさんでした。
ゆ
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。
#来週は学部のFDです
#本ブログへの写真掲載の許可を得ましたが、
#FD中、撮影をする余裕などありませんでした
2018.09.14
留学先での先生との相性の話
また金曜日になりましたね。うむ。ネタがない。なので今日は留学中に困った話を一つしたいと思います。立命にも留学希望の学生さんがいるかもしれませんが、参考になればと思います。
留学すると新生活を迎える上で困ることは色々あるのですが、研究・勉強面で僕が最初に困ったのは指導教員のハンドライティングが読めないということでした。前に書いたブログでもお話ししましたが、僕はアメリカの大学院に行きました。University of Connecticut の Storrs 校というコネチカット州の州立大学の言語学科に入学したのですが、そこを選んだ理由は自分の専門の有名な先生がたくさんいたからでした。
そんな憧れの研究者に指導してもらえるということで、希望に胸をふくらませてアメリカに向かったのですが、いざ学期が始まると「読めない。。。」となったわけです。僕が最初に付いた先生はセルビア人の男性の方で、とにかくエネルギッシュでセルビア訛りの英語で高速で話すので話が半分くらいしか耳に入ってこないし、僕が書いた論文に手書きでコメントをつけてくれるのですが、殆ど読めない(下の写真参照)。
そもそも欧米では文字を綺麗に書くことに価値をおいていないので、綺麗に(少なくとも読める程度に丁寧に)文字を書く文化に慣れている我々にとって、これは大変です。もちろんわかりやすい文字を書く人もいますが、もし読めない文字を書く先生に指導を受けることになれば、コメントや質問にどう答えるかを考える以前に余計な仕事ができることになります。。。
僕は非常に短気だったので(今でもそうですが)、これは大きなイライラの原因になりました。コメントが読めないので無視することもあったのですが、「俺のコメントを無視するな」的なことを言われて怒られてしまいました。僕もまだまだ無知で傲慢だったので言い返したり意地になって自分の好きなようにやったり、まあ今考えば愚かでした。「PDF にコメントをつけてくれ」とも頼んだのですが、なぜがこのセルビア人の先生はハンドライティングにこだわるのです。まあ非常にいい先生でサポートをしてくれるんですが、ちょっとエネルギッシュ過ぎて僕にはサポートが過ぎるところもあって、結局最終的には指導教官の変更ということになったわけです。。。新しく付いた先生はカナダ人とオーストリア人で、夫婦の先生たちだったのですが、二人とも PDF でコメントを付けてくれたので良かったです(笑)さらに僕の短気な性格を理解していて上手くコントロールしくれました。僕のモチベーションを上げたり新しい研究の方向性を示してくれたりと、最終的には一緒に論文を書くほどに良好な師弟関係なりました。
というわけで、この二人の先生にはとても感謝しているのですが、こうやって振り返ってみるとハンドライティングがどうのこうのというよりは、そもそも最初の指導教員との相性が良くなかったわけです。教員も人間ですからいろんなキャラクターがあります。セルビア人の先生もとても有名で素晴らしい研究者なので、もうちょっとしっかりコミュニケーションをとっていれば良かったのかなとも思いますが、あの破局がなければ今の自分があるかどうかはわからないので、まあこれはこれで良かったんだと思います。
新しい二人の先生と上手くいった理由としては、まず興味の対象が似ていたことが大きかったと思います。そしてコミュニケーションをしっかりとってくれたこと。特にオーストリア人の先生は(スージーっていうんですが)、色々相談に乗ってくれてとても長い時間を僕と話すのに割いてくれました。最終的には論文雑誌の査読を任せてくれたりしたので信頼してくれていたんだと思います。信頼関係を構築することはどんな人間関係においても大事ですね。
(ちょっと前の写真ですが、先生と僕です。僕は結構酔っ払っています。。。)
というわけで、僕からのアドバイスですが、留学したら指導してくれる先生とはしっかり話してください。言葉の壁があるのでなかなか上手く伝わらないこともあるかも知れませんが、とにかく自分の考えや思っていることを伝える。意固地になってしまうと僕の留学初期のようになってしまいます。「しっかり話す」って当たり前にことかも知れませんが、これが結構むずかしい。
ちなみに同様のことが日本の大学でも言えるかも知れませんね。ちなみに噂によれば、僕はどうやら(控えめに言っても)「気難しい」と学生さんに思われているらしいですが、個人的に話をすると僕は優しいですよ(笑)後期に僕の授業を受ける皆さん、授業で困ったことがあれば相談に来てくださいね(笑)
では、また来週。
2018.09.13
かなり涼しくなりました。
2018.09.12
ボート競技、第45回インカレ!!
すっかり秋らしくなり、蜻蛉が空を気持ちよさそうに舞う姿を
見かけるようになりました。
しかし、秋学期が開講するまでにしなければならない仕事が
残っており、ちょっと焦りを感じています。
さて、先週、ボート競技の第45回全国大学選手権大会(インカレ)
が埼玉県の戸田オリンピックボートコースで行われました。
現在、ボート競技の全国規模の大会は、1964年の東京オリンピックで
使用された、このボートコースで行われます。
立命館大学ボート部からはこの大会に男女5クルーがエントリーし、
そのうち4クルーが最終日、9日の決勝に駒を進めました。
なかでも、女子の活躍は目覚ましく、女子ペアが準優勝、女子
舵手付きフォアが優勝を飾りました。
この女子舵手付きフォアは、16年ぶりにインカレに復活採用された
種目で、どの大学も力を入れてきた種目です。
女子ペアは先頭を走るクルーによく喰らいつき、女子舵手付きフォアは
序盤からのリードを最後まで守り抜きました。
本当によく頑張りました。
この準優勝、優勝メンバーに、スポーツ健康科学部の学生たちが
います。
女子ペアの福原ほのいさんは1回生。
大学生になって初めての成績発表の結果も順調で、積極的に今後、
深く学ぶ方向性を模索中です。
女子舵手付きフォアには、スポーツ健康科学部の学生が3人。
舵手の佐藤みずきさんは4回生、山浦ゼミで組織心理学を学んでいます。
舵手として、クルーをまとめ、勝利に導く重要な役割を果たすうえで
ゼミで学んだことが大きく生きています。
クルーの佐野ゆりなさんは海老ゼミでスポーツ栄養学を学ぶ4回生。
セミで学ぶ栄養の知識は、アスリートとしてのコンディション作りに
大いに役立っています。
そして、高野晃帆さんは3回生。
先のアジア大会の日本代表で、女子ペアで4位入賞を果たしました。
彼女は、学部でのスポーツ科学の学びを日々の活動に生かしています。
また、世界の舞台で学んださまざまなことを部に還元してみんなを
引っ張っています。
このように、スポーツ健康科学部での学びは、単なる机上の学び
ではなく、課外活動をはじめ、学生生活のさまざまなシーンで
生きています。
また、スポーツ健康科学部での学生生活は、大学を出た社会とも
つながりを持っています。
みなさんも、彼女たちのように、スポーツ健康科学部でのスケールの
大きな学びを通じた有意義な学生生活を送りませんか。
Apollo
2018.09.11