2018.10.21
[ 2018年10月 ] の記事一覧
2018.10.20
ラグビーワールドカッププレイベントin 別府市
来年9月20日から日本でラグビーワールドカップ(2019RWC)が開催されます。
今、全国の開催都市やキャンプ地で、
2019RWCに向けて一年前のイベントが実施されているようです。
先日、別府市の一年前イベントに参加してきました。
イベントは少し汗ばむほどのお天気に恵まれならが、
別府市駅前にて、ラグビーボールの形をした
砂時計のモニュメントの除幕式から始まりました。
除幕式のほかに、ニュージーランドの伝統的な「ハカ」や
別府市で合宿を行っているサンウルブズの関係者、
「スクール☆ウォーズ」のあの人によるトークショーなど
盛りだくさんの内容で、とても良い時間を過ごせました。
どこかのプレイベントに参加したいと思いつつ、
FacebooKといったSNSをしない私は、
イベントが終わってからイベントの情報を知ることが何度かありました。
SNSは能動的に情報を得る手段だとしたら、
新聞やテレビは、受動的に情報を得る手段です。
日常生活で2019RWCに関するイベントの情報を
受動的なメディアを通じて見聞きすることが非常に少ないわけですから、
開催地以外における2019RWCに対する認知や関心はまだまだ低いのかもしれません。
別府市に滞在中、複数の関係者の方々が何度も
「来年の今頃は・・・」「来年の今頃は・・・」
「来年の今頃は・・・」と繰り返しおっしゃっていたことが大変印象的でした。
別府市ではラグビー大国のチームがキャンプを行います。
大分県では、ニュージーランドやオーストラリアの代表の試合もあります。
関係者の方々には、すでに「スポーツツーリズム」で
にぎわう街の様子が見えていらっしゃるのでしょう。
砂時計が、2019RWC以降も時を刻み続けることを願います。
写真はモニュメントの除幕式と大分空港
撮影:ゆ&サンウルブズのメンバー
写真の無断転載はご遠慮ください。
#砂時計は2か月に一度反転
#熊八さんもバージョンアップ
#関係者の皆様、ありがとうございました。
#Beyond 2019
2018.10.19
専門英語の話
みなさん、こんにちは。またまた金曜日になってしまいました。嶋村です。
後期が始まり、毎年後期に僕は専門英語を担当しています。専門英語というのは、スポ健の専門分野に関する英語論文を読んで英語でディスカッションしたり、自分の研究に関して英語で発表したりする授業です。まあそういう内容なんで、僕一人では頼りないので、専門の先生がもう一人ついて下さり、後期はいつも僕と T 先生という布陣になっております。T 先生もアメリカで学位を取られたということで、英語も流暢だし、僕がいる必要があるのかよくわかりませんが、とりあえず素人なりに一生懸命付いて行こうとしている次第であります。
今週水曜日は学生さんによる論文レビューの発表がありました。ハンドアウトやスライドなどがしっかり用意されていてとても頑張っていました。質疑応答も英語なんですが、ちょっとした海外の大学院の授業みたいなって、僕はとりあえず英語だけは話せるのでしょうもない質問をして迷惑をかけただけかもしれません。
さて、今回発表したお二人は三回生でしたが、とても感心させられました。僕が三回生の時は、まだ経済学部にいた時で、ひどい学生でした。。。 まあ結局経済学部は 6 年かけて卒業して言語学にスイッチするのですが、専門英語の受講生のみなさんのように早い段階で自分のやりたいことが見えているのは正直羨ましいですね。
僕が経済学部で得たのは、自分にとっては役に立たない経済学部の卒業証書としょうもない音楽と気取った小説から得た影響によるこのちょっと感じの悪い(笑)冷めた性格だけのような気がします。
僕としては、自分の失敗を通して今の大学生のみなさんに、特にいろいろ悩んでる人には自分の将来に自分の経験を伝えることで何かしらの希望をもてるようになってもらいたいと思ってます。トルーマン・カポーティは、「失敗は、成功を引き立たせるための調味料だ」と言ったらしいですが、まあそれは程度にもよりますね(笑)
2018.10.18
涼しくなりました。
2018.10.17
第23回全日本女子相撲選手権大会
この間の日曜日、堺市の大浜公園相撲場で「第23回全日本女子相撲選手権大会」が
開催されました。
立命館大学相撲部に在籍する女子部員は三名。
スポーツ健康科学部4回生で山浦ゼミの野崎舞夏星さん。
国際関係学部3回生で先の世界選手権に出場し準優勝した今日和さん。
そして、スポーツ健康科学部1回生で篠原先生のクラスの松本渚さん。
今回の全日本選手権は、野崎舞夏星さんの公式戦としての最終戦。
彼女は今大会で現役選手を引退します。
結果は、なんとも形容しがたい気持ちになる…悔しくもあり、残念でもあり…
思いもしなかった1回戦負けでした。
しかし…
対戦の相手も勝とうと必死です。
勝負は勝つ時もあれば、負けもあります。
彼女は来春から社会人ですが、社会に出たら自分の思うようにいかないことは
山ほどあります。
人生、そういうものです。
だから、彼女には、この現役最後の負けから、たくさんのことを学び、今後の
覚悟を決めていただきたいと思います。
ところで、この野崎さんの引退となる大会に、ゼミの友人たちが彼女の応援に
駆けつけてくれました。
学生アスリートが、クラスやゼミのみんなから応援されて頑張る…
そんな関係でなければいけないと思います。
ゼミのみんなから愛されている野崎さんは素晴らしい。
それから、もう一つ。
体育会で活動する学生たちは、自分たちの活動に忙しく、なかなか他のクラブの
頑張る姿を見ることができません。
けれど、他のクラブの頑張る姿を見ることは、いろんなことを感じ、たくさん
学べる、とても大切なことです。
昨日の大会、ボート部の柴田監督と4人のマネージャーさんが応援に来てくれ
ました。
そして、「応援に来てよかった」と。
それにしても、団体戦、鳥取県の大将として出場した松本渚さんは強かった。
目の覚めるような素晴らしい相撲で、チームを準優勝に導きました。
立命館大学の体育会の学生たちは、「立命館スポーツ憲章」を胸に、学業と
スポーツ活動との両立に努め、全学を励まし、地域や社会に貢献することを
目指す、スマートなアスリートです。
彼女たちの頑張りに励まされた素晴らしい一日でした。
2018.10.16
学び続ける
2018.10.15
同窓会
2018.10.14
オープンゼミDAY
2018.10.13
スポーツツーリズム×Vissel神戸
Vissel神戸の試合観戦に行ってきました。
ご一緒したのは、ケルン体育大学のDr.Uと
彼の研究室に在籍する博士課程のAくんとです。
彼らはこの一か月間、ケルン体育大学の提携先である日本の大学に滞在され、
Dr.Uは院生に対するスポンサーシップの授業を行い、
院生のA君は、研究を行っています。
彼らが来日した理由は、大学のカリキュラムのためですが、
先週末神戸にやってきた理由は、Vissel神戸の試合観戦です。
ケルン体育大学は、ブンデスリーガのサッカークラブ、
あの「ハンパない」選手も在籍していた
FCケルンのホームスタジアムに隣接しています。
Dr.UとA君はFCケルンで活躍していた
ポドルスキ選手を目当てに神戸にやってきました。
彼らが来日する前からメールで、日程を調整し、
今回もまたVissel神戸の方々に大変お世話になりました。
19時キックオフの試合に対し、彼らは朝早くから神戸に入り
中華街や布引ハーブ園にも足を運びました。
しかしながら、彼らが神戸を訪れたのは「スポーツ観戦」のためです。
このようなスポーツ観戦を主たるの目的とした旅行は
「スポーツツーリズム」と呼ばれ、
旅人である彼らは「スポーツツーリスト」と呼ばれます。
今回の事例がぴったり当てはまるように、神戸市にとっては、
サッカーがきっかけで「観光客」が増えているわけです。
ですので、スポーツツーリズムは、「スポーツによって人が動く」、
「スポーツによる地域振興」といった点で
スポーツマーケティング領域において最も関心の高い分野の一つです。
スポーツ観戦だけではありません。
ホノルルマラソンに参加すること、
オリンピック・パラリンピックのボランティアとして東京に行くこと、
ラグビーチームが合宿のために、菅平にいくこと、
沖縄でプロ野球のキャンプをすること、
これらはすべて、「スポーツによって人が動くこと」であり、
「スポーツによる地域振興」への貢献が期待できます。
このような事象を捉え人々の心や行動、社会や経済に及ぼす影響の検討は
スポーツツーリズムの研究として捉えることができます。
来年よりメガスポーツイベントを控え、国内でのスポーツツーリズムに関する研究は
「旬」となっており、院生の学位論文のテーマとしても増えてきました。
日本で開催されるスポーツイベントに関わるスポーツツーリズムの研究は
ここ数年で多く発表されることでしょう。
最後に、話題になっているあの人の選手の写真も貼っておきます。
ゆ
写真は
撮影:ゆ&ケルン体育大学のA君
写真の無断転載はご遠慮ください。
#Vissel神戸
#ホームチームを初観戦
#サポーターが予想以上に熱かった
2018.10.12
学生インタビュー(その2)
こんばんは、金曜日担当の嶋村です。新学期が始まって忙しくしているわけですが、まあこれといってネタもないので、前回予告したように今日は学生インタビュー2回目ということで、4回生の佐藤美月さんのインタビューを載せたいと思います。彼女の学年は僕が2年前に立命館大学に来た時に初めて受け持った学年で、今でも何人かの学生さんとは交流があります。彼女もしばしば僕の研究室に来て、いろいろ楽しい話をしてくれるのですが、今回はブログのためにインタビューを受けてくれました。
1. 簡単な自己紹介(スポ健に来た経緯など)
スポーツ健康科学部4回生の佐藤美月です。体育会ボート部に所属しています。立命館大学のスポーツ健康科学部に入った理由は、高校からボート競技をやっていて大学でも競技を続けたいと考えていたのですが、自分は舵手をやっていてチームのリーダーとしての役割も果たしているので、リーダーシップに興味があり集団心理などリーダーシップに関する研究していらっしゃる先生がいるこの学部に入って学びたいと思ったからです。
また、立命館大学のボート部に入部してみんなと一緒に日本一を目指したいと思いました。
2. クラブをやっていて良かったこと
日本一の目標を達成できたことです。また、ボート部は寮生活なので、様々な考え方・価値観を持った人と毎日一緒に生活することになります。その中で最初は苦労したのですが、自分も次第に成長できて、今では相手のことを理解しようとするし、協調性も身についたと思います。こういった成長ができたことがよかったと思います。
3. 勉強とクラブの両立に関して
高校ではあまり勉強が得意ではなかったんですが、諦めずに友達や先生に積極的に質問して勉強したので、単位を取るのがそんなに苦ではありませんでした。また希望していたリーダーシップの勉強ができたので、競技にも繋がっていると思います。
4. 英語 P に関して
P はとても大変な授業でしたが、みんなの前でプレゼンする力を身につけることができたし、苦手な英語を克服するために先生も含めて周りの人に働きかけて教えてもらうことができたので良かったと思います。
5. 卒業後の展望
私は広告の制作会社に就職することが決まっているのですが、スポーツのメーカーとも仕事をすることになるので、スポーツ健康科学部で学んだことを活かしていきたいと思います。
6. スポ健を受験しようと考えている人たちへ、
基礎演習などの小規模クラスがあり友達もできやすく、先生もみんな話しやすいので、楽しく学ぶことができます。スポーツ推薦で入って勉強はあまり得意ではない人も、自分でしっかり周りに働きかけていけば大丈夫だと思います。
ということだそうです。彼女は、確かに英語は得意ではなかったのですが、何回も僕のところに質問にしに来て一生懸命勉強していたように思います。大学入学の経緯は人さまざまですが、自分の足りない部分を補うように努力することは大切です。特に大学は勉強するところですから、勉強しないと卒業できません。けど勉強が得意だ・できるというのが大事なのではなく、どのような経緯であれ大学に入学したんだから入学した以上は、卒業できるように努力するというのが大事です。
では、また。