2019.07.21
[ 2019年07月 ] の記事一覧
2019.07.20
International Academic Exchange in Seoul
早稲田大学の松岡宏高教授が開催してくださったInternational Academic Exchangeに参加してきました。
日本からの参加者は松岡研究室の院生を含む学生さん、東洋大学の山下先生と学部生の方々など結果的に25人程になりました。
ホスト大学は、松岡教授とオハイオ州立大学で研究を共にされたDr. KwonがいらっしゃるCUHNG ANG UNIVERSITY(中央大学)です。
私は、皆さんのご厚意で参加させていただいたのですが、立命館大学のロゴも入れてお迎えくださいました。
その他の参加者として、韓国から、Sangmyung University(祥明大学)、Seoul National University(ソウル大学)、そして学位を韓国で取得された中国の研究者がHenan Universityからお越しになっていました。
日本から参加した修士課程の学生の国籍は韓国、ロシア、中国と多様で、日頃、英語で研究をしています。
英語には不自由はしていないはずですが、質問をしたあとに「緊張した!」なんて言っているところを見ると、「質問をしなくてはならない!」という義務感から一生懸命積極的になっていたようです。
一方、学部生はというと、何とか参加しないとという思いからか、ともかくスライドを必死に書き写している、という姿が見られました。
それはそれで素晴らしいことだと思います。
松岡教授とDr. Kwonは、オハイオ州立大学の院生時代から20年以上の交流になるとのことです。
スポーツマネジメント領域を先に歩んでこられた先生方のおかげで、日本はもとより、アジアにおけるスポーツマネジメント領域がワールドワイドで活動できる時代になりました。
今回の国際交流は、20年の時を経て、国を超えて、世代を超えてのネットワークが目に見える形で実現したプログラムでもありました。
研究者たちとは、今年の8月に日本で開催されるアジアスポーツマネジメント学会で再開する予定です。
また、スポーツ健康科学部に所属する1回生から3回生が6人参加します。
国際学会が、初めての学会参加という学生が大半です。
立命館大学スポーツ健康科学部の学生人とっても積極的な国際交流と機会となり、「理論と実践」を体感して欲しいと思っています。
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。
#来週はソウルのスポーツ施設をご紹介します
#お楽しみに
2019.07.19
冷やし足りない。。。
こんにちは、というかこんばんは、嶋村です。相変わらず走っています(今日の写真)。なんやかんやで忙しく、この時間になってしまいました。すみません。で、何か書くことがあるのかというと特にありません、いつも通り(笑)。
なので、今日は最近思ったことを書きます。皆さんは undercoolded という曲を知っていますか?かの有名な世界の Ryuichi Sakamoto (坂本龍一)が作った曲で、ギターには元 Flipper’s Guitar の小山田圭吾が参加してます。ってこれは Rock’in on Japan の記事かというツッコミもありそうですが、まあ文化系の邦楽好きにはウケる曲なんですね(多分)。undercooled は、ちょうどアメリカがあの大きなテロの後でその報復で戦争をしている時に出た曲で、その歌詞もそう言った背景を受けた内容でした。まあこのブログで政治の話をするのはあまり適切ではないので、これ以上は書きませんが、undercooled というのは「冷やし足りない」という意味だそうです。つまり「もっと冷静になろう」とか「クールダウンしよう」的な意味らしいです。
さて今日本はお隣の国とあまり仲がよろしくありません。僕自身もそういう歴史的問題に関しては評価できる立場にないので、よくわかりませんが、undercooled は実は韓国人のラッパーと中国の二胡という楽器を演奏する人が参加しています。なので、ある意味日韓中の合作です。別にだからどうというわけではないですし、歴史問題に関して日本は毅然とした立場をとるべきだと思いますが、我々一般的なレベルで考えればもう少し冷静なって欲しいなと思います。ちなみに来月出張で韓国に行くのですが、まあ韓国人の友達もいるし、僕はなんとも思ってないんですよね。
今の時代は極端な考え方をする人がいるし、そういう人が自由に匿名で自分の意見を発信できる時代になりました。ちょっと頭を冷やした方がいいようか気がしますが、こんなこと書いたらネットのコメント欄で**(自粛)な連中に叩かれますね(笑)。けど僕は冷静でフェアでいたいとは常に思っています。
ではまた。
2019.07.18
キャンプ実習 NO1
スポーツ教育学特殊講義において、7月13日(土曜日)~14日(日曜日)にキャンプ実習を実施しました。
学生らは4月から野外教育概論、野外教育の歴史的背景、野外教育の国内外の実態、研究動向、危機管理、評価法等の講義を受けた後、実習の準備をしてきました。
授業期間に実施しなければならないため、①テントでの宿泊、②コミュニケーション能力を高めるアクティビティー(一部・二部)、③食事づくりといったプログラムを1泊2日の中に詰め込んで実施しました。
キャンプ場を利用するのではなく、学内(BKC)のスポーツコモンズ前の芝広場で、道具を全てそろえて実施することを計画しました。
宿泊や食材や食事用品(飯盒や鍋)の準備を上田瑞乃さん(写真右 スポーツ健康科学部4回生)の協力を得ながら進めてきました。
上田さんは、これまで30名以上の食材準備等したことがなかったことから貴重な経験をしたようです。
また、梅雨時期の実施のため、雨対策も重要な課題でした。
朝は晴れていたのですが夜間に豪雨になるという予報が出されていたことから、学生らは不安な表情で集まってきました。
早速、雨対策用に準備していたプランに切り替え、テント張りとアクティビティ-プログラムはスポ-ツコモンズのアリ-ナでの実施に変更しました。
(スポ-ツコモンズ内で設営したテント)
食事作り(飯盒炊爨など)は、イベント用テントを建て実施することにしました。
学生らも、その素早い対応に驚き、不安も解消されたようでした。
21時ぐらいから横風の豪雨でしたので、屋外で実施しなくて良かったと思います。
雨の中、食事を調理する場所、火を炊く場所などの設営に全員で取り組みました。
村田有紀さん(写真左 スポ-ツ健康科学部4回生)は、上田さんを支え、女子学生らの不安を取り除いてくれました。
事前に寝袋もしくはタオルケットなどを持ってくるようにアナウンスをしていましたが、この時期は持ってこなくても大丈夫と判断した学生らが数名おり、寒くて寝られなかったというトラブルがありました。
彼らは、いい経験をしたようです。
上田さんや村田さんは、実習を通して多くの友人ができ、充実した授業だったと言ってくれました。
実習時期を2~3週早めて、グル-プで振り返り学習の時間を増やすと、仲間同士で夏休み期間中にキャンプをしようという意識がさらに高まるのではと提案してくれました。
来年は、授業の進め方を改善させて頂きますね~。
次回は、苦戦した食事作り(NO2)、次々回は盛り上がったアクティビティ-(NO3)を紹介します。
nao
2019.07.17
そこには健康長寿のヒントが!
立命館大学では、学園ビジョン「挑戦をもっと自由に」のスローガンのもと、未来社会を見据えて健康で豊かな生活の実現を目指し様々な研究・教育活動を実施しています。
今回、「健康長寿のヒントは宇宙にある」のテーマを掲げISSでの長期滞在ミッションから帰還された金井宇宙飛行士と、各キャンパスから集まった現役立命館大学院生(一部学部生も含む)との意見交換を通して、全ての人々が健康長寿で活躍する「未来型QOL」を考える機会が持てればいいな・・と思い、MOTの湊先生や地域連携課の多賀谷さんらと協議して、今回の企画に至った次第です。
金井氏の基調講演は、宇宙医学の現状と今後の課題が非常によくまとめられておりました。
小学生に負けじと、学生も積極的に質問です。
2019.07.16
立命館宇治高校WWL委員会
こんにちは、かわいです。
先週末、立命館宇治にて、WWL委員会会議に参加してきました。WWLでは、グローバルな共同経験学習とキャリア教育と探究型学習とが束ねられて進む可能性のある取り組みです。
授業では、自分の知らない自分を発見することを狙いとして進められていました。10クラスがこの形式のアクティブラーニングを安定的に運営しているところにこれまでの立命館宇治高校の先生方の取り組みの力強さが現われています。
この取り組みの柱となるコア探究では、生徒が疑問作りのトレーニングを積んできているとのことです。先生方が、ご自身の教える教科について、「なぜその教科を学ぶのか」を熱く語る、しかもそのための準備として先生同士でプレゼンしあっているというではないですか。とても意欲的な取り組みで、Challenge your mind Change our futureの精神が現われた取り組みだと思いました。
そして、そのような先生方の挑戦が生徒を揺さぶるのだと思います。自らを問い直し、変容に開かれてあることが、学習者の成長という変容を引き出す可能性のある唯一の道だと思います。
ここには、相互性の原理が横たわっています。授業でエリクソンの次のような言葉を紹介します。「家族の構成員は、乳児の存在に順応するように自らを新しく方向づけねばならないので、彼らは諸個人としてもグループとしても成長しなければならない。家族が乳児をコントロールし育てると言うことが正しいのと同様、乳児が家族をコントロールし育てると言うことも正しい。つまり、家族は、乳児に育てられることによってのみ、乳児を育てることができるのだ」(Erikson 1968: 96)
家族を教え手に、乳児を学び手に読み替えて、次のように言えるのではないでしょうか。
教え手は、学び手に育てられることによってのみ、学び手を育てることができるのだ
立命館宇治高校での続く挑戦に伴走していけるよう、私も問われていると痛感しています。
その会議の後、学生たちがBKCでキャンプ実習に取り組んでいたので、ひょっこり行ってきました。カレーができたタイミングで、美味しく楽しく過ごさせてもらいました。nao先生、Akiko先生、学生のみなさん、ありがとうございました。詳報は木曜日を待ってください!
かわい
2019.07.15
ヨット部艇庫竣工式
2019.07.14
健康運動指導士インターンシップの事前講義が行われました
2019.07.13
「挑戦を、この街の伝統に」ツエーゲン金沢
先日、スポーツマーケティング論の講師としてJ2に所属するクラブ、ツエーゲン金沢の灰さちさんをお招きしました。
灰田さんを通じて、ツエーゲン金沢やJリーグの取り組みを知ってほしいと思い、お声掛けをさせていただきました。
灰田さんは、私とはちょうど入れ替わりなのですが、同じ研究室で学んだ研究仲間です。
研究室に数々の逸話を残して修士課程を修了されました。
その後、一般企業を経て、大学院へ進学されたとのことです。
大学院の在学中にJ1クラブに所属することなり、2017年から生まれた金沢に戻られて、現在に至ります。
しかしながら、彼女の言動を見ていると、決断をするまでに、猛スピードで情報を集め、とことん考え抜いて出した結論であっただろうと簡単に想像できます。
私は常日頃から、考え抜いて出した結論に、正解も不正解もなく、正解は選んだ道の中で育むものであるととらえているのですが、灰田さんを見ていると、自分の考え方を肯定することができます。
また、以下の記す彼女のインタビュー記事の中では、Jクラブに働くことに際して、運とタイミングと述べていらっしゃいますが、彼女の姿からは、運とタイミングというのは、その準備ができている人のとこのに訪れるように思えるのです。
いえいえ、いざマイクを持ってお話をし始められると、いつも通りの灰田さちさんでした。
灰田さんによると、Jリーグの取り組みが地域貢献という一方向から、
各ホームタウンで、ステークホルダーとの関係性を構築し、彼らとともに地域における“共通価値”を創造することへ重点が移行しているとのことでした。
灰田さんは、事業企画部次長 兼 ホームタウン推進室室長として、
Jリーグとツエーゲン金沢の理念を実現すべく、たくさんの種をまいていらっしゃいます。
ぜひ、灰田さんの挑戦とツエーゲン金沢のこれからに注目してください。
灰田さちさんの紹介はこちらから https://azrena.com/post/10258/
ツエーゲン金沢についてはこちらから http://www.zweigen-kanazawa.jp/
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。
#ツエーゲン金沢
#灰田さち
#サチえもん
2019.07.12
P の発表が終わりました。
こんにちは、嶋村です。なんか最近は微妙な天気が多いですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
先週のブログに関して何人かの人から「相変わらず舌鋒鋭いね」的なことを言われたので、やっぱり結構キツめに書いちゃったかなって反省してます(笑)。まあこのスタイルを変える気はありませんが。
さて今週で P の発表が終わりました(一部残っていますが)。まあ頑張っている人は頑張っていたし、そうではない人はイマイチな発表をしていました。こういった感想を書くときは大体以前に書いたものと同じになってしまうので、あまり細かくは書きませんが、結局のところ英語云々の話をする以前に、論理的な思考ができるか、客観的に自分の議論を構築できるかどうかだと思います。もちろんこういった力を学生が身に付けられるようにするのが教員の仕事の一部ではありますが、学生自身に関しても、これまでどれだけ本を読んできたか、どれだけしっかり勉強してきたか等の要因によって素養が違ってきます。まあ授業中でも夏休みに読んで欲しい本や英語の参考書を紹介したので、それらをうまく活用して勉強し、前期上手くいかなかった人は後期に挽回して欲しいですね。
まあしかし僕自身も前期は自分のことで忙しく、学生さんの面倒を丁寧に見てあげることができなかったこともあったので、後期はもう少し時間を取ってあげれたらと思っています。後期も学会や論文なんかはいろいろあるんですけど。。。
とりあえず、試験にレポートと学生も採点する教員もこれから夏休みに向けてラストスパートですね。お互い頑張りましょう。ではまた来週。