こんにちは、かわいです。
先週の木曜日、卒業論文の口頭試問がありました。
積み上がった卒業論文を読み、学生同様(以上に?)私も緊張して
臨みました。
5分という短い時間で取り組んできた研究を
「伝わるよう」かつ「価値が理解されるよう」発表する
ということは決して容易いことではなかったと思います。
他の先生が「自信にしてほしい」とおっしゃっていました。
私もそう思います。
発表を聴きながら学生たちのこれまでの挑戦と成長が
透けて見えて感激していたら、合間になんでそんなに
ニヤニヤしているんですかと学生に言われてしまいました。
それは誤解です。精一杯望んでいる姿に心動かされていました。
卒業論文・卒業研究というまとまりのある知識を編集して
自分で生み出していく作業は大きく学生の成長につながっている
と思います。
一人の学生が「自分はこれをやった」と言えるように取り組みたい
と口にしていました。その姿勢と成果を含め、一人の人として
知識を持って世界と対峙することを果たせたと思います。
大げさに聞こえるかもしれませんが、これから学校から仕事・社会
へと移行(トランジション)していく彼らにとって、必要かつ有意義な
通過儀礼となっていると思いました。
学業面での大学生活を一区切りになったかと思います。
学生の皆さんには是非時間をとって、大学生活をふりかえって
自分の大学生活がどうだったかを考えてみてほしいと思います。
できるなら、共に過ごした仲間とそのことについて話し合って
ほしいなと思います。
かわい