2017.05.01
[ 2025年07月 ] の記事一覧
2017.04.30
最初のプレゼンテーション
コペンハーゲンに住んでほぼ1ヶ月になりました。現在、お邪魔しているInstitute of Sports Medicine Copenhagen (コペンハーゲンスポーツ医学研究所;ISMC)はコペンハーゲン大学と提携するBispebjerg Hospital(ビスペビア病院)の中にあります。
(ISMCの研究棟)
コペンハーゲン市内と違って緑が多く、とても気持ちの良い気分にしてくれる敷地です。
病院と行っても一つの建物に全てがまとまっているわけではなく、それぞれの専門医療が別々の棟で提供されているそうです。しかし、冬は寒いデンマークだけあって、全ての建物同士が何と地下で繋がっていて、寒い外気に触れることなく敷地内を移動できます。
(Bispebjerg Hospitalの敷地)
今週は研究所のチームメンバーの前で、僕の研究について発表しました。
まだ研究所の皆さんと会話する機会が少なく、自分のデスクで黙々と仕事していることが多いので、自己紹介できる機会に恵まれたのはとても良かったです。
ただ、こちらに来て初めてのプレゼンテーションだったので、、久しぶりに緊張しました。
「少なくとも2回の笑いが取れるようにプレゼンしろ」、という忠先生の日頃の指示どおり、笑いをとる準備だけは怠らず、30分間のプレゼンでほとんど不発もなく5回は笑ってもらえたと思います。
プレゼンテーションでは自分のアメリカ留学での経験や、大学院・研究員生活について触れ、国ごとの教育・研究システムの違いなどを説明しました。もちろん、自分の研究についても時折触れながら、最後に立命館大学での取り組みと、今回の訪問で達成したいことを共有しました。
研究所の所長であるMichael Kajar先生にも”とても良かったよ!院生たちにも良い刺激になった” と褒めてもらえたので、先ずはほっとしました。
今後の大学間での協定にも是非協力したい、とのお言葉も。本当に感謝です。
ただ、緊張のあまり、写真を撮るのを忘れました。。
コペンハーゲンは今年は異例の寒さのようで、昨日も帰宅時に雹が降ってくるくらい。日中も10度を超えることがありません。
でも、、何故か桜が咲いています。
今年は日本の桜を見ることができませんでしたが、まさかデンマークで桜が見れるとは、ちょっと驚きです。
satoshi
2017.04.29
新歓コンパ=斯界の明日を担う若手研究者の集い!
先日(20日)大学院の新入生歓迎コンパが開かれ、教員を含め多くの上回生との交流がなされました。おそらく、大学院生活という、これまでとは違った専門性を極めることの楽しさと、その成果をなかなか形(論文)にすることのできないもどかしさ、苦しさといったある種の競争社会の厳しさについて、諸先輩から多くの教訓が語られたのではないかと思います。
人生は時間であると言われますが、大学院といった人生の中の限られた時間を如何に有効に使うかは、スポーツ同様、集中力との戦いであると言えるのではないでしょうか。集中すれば、時間はその密度を増すことができ、1日24時間を30時間にも40時間に相当するような使い方もできるように、短い時間を長く使うこともできます。さらに、友人や教員とともに協力し、行動すれば重層的にも使えます。
もう30年以上も前に、ある本の一節をメモしたものを手元に持っており、自身への励ましと戒めの言葉としているものがあります。それは「新しいことに専門家はいない」ということで、誰でもがあたらしいことに熱心に取り組むことによって新たな専門家になり得る。世に言う専門家は過去についての専門家であって、その人が将来にわたって専門家で有り続けるとは限らない。最新の諸科学のエッセンスを学んできた若い人ほど優秀であると思っています。活躍を期待しています。(老ブロガーはる)
2017.04.28
さすがスポ健ッ!
2017.04.27
先週土曜日の講習会
2017.04.26
紫式部と滋賀
さて、もう少し紫式部のことが知りたくなって、近場でゆかりのあるところを調べてみると、出てきたのは「石山寺」。
車を走らせること20分ちょっと(案の定、ナビを使っても、最初に到着したのは坂道に囲まれた住宅地・・・)。しばらく右往左往した後、無事に石山寺の東大門をくぐると、今の時期、そこは新緑いっぱいでした。
歩みを進めるほど、とにかく美しい境内に「おぉ~」と思わず声が漏れるほどでした。
花の寺と言われるだけあって、目も喜びそうなくらいいろいろな花がありますし、自然の中で過ごす時間は、気持ちもすっきり健康になる実感があります(休日の過ごし方は、その後の日の仕事パフォーマンスに影響するそうですよ: Fnitz & Sonnentag, 2005)。
2017.04.25
実ほど頭を垂れる稲穂かな
2017.04.24
1期生の来訪
2017.04.23
自転車通勤
2017.04.22
スポーツ経験が教えるもの
新年度を迎え、多くのクラブでリーグ戦が始まっています。
昨年のシーズンオフから春合宿での努力の成果を披露する絶好の機会であり、自分自身に、そしてチームにどれだけの力がついたのか、あるいは潜んでいるのかを確かめる機会と捉えてもらったらと思っています。
競技で成果をあげるには、どれだけ練習を積み重ね努力してきたか(克己)につきると思っています。
先週の日曜日に、桜が満開でまさに春爛漫といったなか、皇子山球場に応援に行ってきました。
初回早々に1点を取られ、それ以後は再三のピンチを迎えながらも投手自らの長打力を皮切りに反撃にで、3点を守り抜き、関西学院大学に勝利しました。
よく、“ピンチの後にチャンスあり”といいますが、ピンチの時は心理的に張りつめ、意外と集中力が高まっているものですし、危機に直面すると状況がかえってよく見えてくる場合もあります。何度か走者1、3塁の危機的な場面を迎えながらも、その都度チームお互いの励まし、ベンチに戻った時のねぎらいなど気持ちを一つにすることによって堪え忍び、得た勝利であったと思います。
全力を出し合う者同士が知る連帯感と挑む勇気か。スポーツを通して学ぶことできるものの大きさについては想像に難くないのではないでしょうか。